2021/11/23 17:17

こんにちは!

皆さまいかがお過ごしでしょうか?



今回はアイセントを使った『香りのあそび』を紹介いたします!



アイセントの香料は全部で12種類あるので、組み合わせると無限大の香りを作成できます。

その特徴を活かして、日本の伝統でもある香道の組香で遊んでみました!


今回挑戦したのは・・


「菊合香」です。


※香道について→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E9%81%93

※組香について→ https://wa-gokoro.jp/accomplishments/Kodo/491/


※出典元 Wikipedia , WEBサイト : ワゴコロ




菊合香


菊合香では2つの香りを用意します。


1つ目は秋風、2つ目は白菊です。

1つ目の秋風の香りを先にムエットにつけて子に確認してもらい、

親が2つの香りを3つずつムエットに付け、2つ抜き、合計4つのムエットを子に再度確認してもらいます。

秋風が3つのときは「波」、

2つのときは「菊」、

一つのときは「花」と紙に書いて答え合わせをします。


香道で実際には香木を使用しますが、現代版のアレンジとして

オリジナル香料で香りを作って楽しみます!



まずは秋風を調香します。


調香師は代表の清水。組香にちなんで、リクエストは「香木を彷彿させる香り」、そして

「秋をイメージできる香り」です。


次に白菊。リクエストは「香木を彷彿させる香り」、そして「菊をイメージさせる香り」です。



香りが移り変わって行くので、初めに嗅いだ香りと少し表情が変わります。




香りに携わっている自分でも、すぐには回答できないようなゲーム性もありましたが、

慣れてくるとシンプルな菊合香は楽しむことができました!


その後実際に入っていた香りの構成をスタッフで当てようと必死な戦いが始まりました!


我こそはとプライドをかけて挑みましたが半分以上わかりませんでした!



今回の香りもまた、シンプルキットで再現することが可能です。

4種類の香料を混ぜるだけでもたくさんの香りのパターンを作成できます。


アイセントを楽しむ方法は人それぞれで、このようにゲームにして楽しんだり、

またオンラインで同じキットを持てば香りを嗅ぎ合うことができます。


源氏物語では、好きな人のことを思いデートの前日に、夜な夜な練り香水を作っていたようです!もちろんオリジナル調香でしょうね!

源氏物語「梅枝」について

参照 https://hiyori.hida-ch.com/e974798.html


私たちは日本の伝統を大切にしています。


香りを通じて、この心が伝わると良いと思っています!


これからも香りを一人一人が楽しめる世の中へなりますように。

それでは!

「人が馨る世の中へ。」