2021/12/26 22:28

こんばんは!めいです。

いつも、ありがとうございます。


そして、連日連夜お騒がせしてきました、クラウドファンディングが、

昨夜をもって募集期間の終了となりました。


最終的に、(200+α)人の方から1,258,802円のご支援をいただきました。

そして、この金額以上に、本当に本当にたくさんの方に支えていただきました。

改めて、応援してくださった全ての人たちに伝えたい、ありがとう。

何度言っても言い足りません。


***


どうしてクラファンを始めたの?
どうして本を書こうと思ったの?


そんな質問を、たくさんの方にもらいました。


なんでだったんだろう。


今年の3月に初めて長野県・塩尻市を訪れてから、

リモート授業を利用して、大学生をしながら塩尻に飛び込んで。

いろんな人に出会って。

いろんな人との対話を重ねて。

いろんな素敵な地域と出会って。

いろんな自分の心の変化を感じて。


noteというブログサイトで、自分の気づきや思いを文章にして発信を始めたのは、今年の8月のことでした。

自分は、思っている以上に文章を書くことが好きなのかもしれない。

自分から何かを発信することに、思った以上に影響力があるのかもしれない。

発信することで、新しく得られる出会いがたくさんあるのかもしれない。

そんなことに気づいたのがこの時期です。


同時に、塩尻を中心にして出会ってきた数々の人・空間・地域の魅力、

そこにいる人たちが本気で考えていること、素敵な感性、熱い想いがもっている

とてつもなく大きな価値を、どうにかたくさんの人に伝えたい。

そんな思いが芽生えた時期でもあります。


夏休みが終わって、塩尻での暮らしに一段落がつけようと思っていたのですが、

そのタイミングで何かの形でこの経験を残したいという思いが日に日に強まっていきました。


そんなとき、誰と話していたときだろう。

「めいちゃん、本書こうよ!」

なんてことを話して。

初めはノリと勢いだったかもしれない。

でも、冷静になって考えて、気づいたのは、

「本を書きたい」

という自分の正直な気持ちでした。


そこから、「本を書きたい!」と発信して、

紹介してもらった印刷会社さんの元へ足を運んで、

クラファンの経験がある人に連絡をとって、

「CAMP FIREで費用を集めて、自分の文章と自分のデザインを入稿して、藤原印刷さんに印刷・製本をお願いする」

という、今回のプロジェクトが徐々に始まっていったんです。


***


一歩ずつ、自分の「やりたい」という嗅覚に任せて踏み出してきただけ。

本当にそれだけなんです。

世間的に、大学生に求められている「やりたいこと」は、私にはないような気がします。

でも、単純に「やりたいこと」ならあるんです。

それが、今自分がいるところから、少しだけ遠くにあるから。

私は、それに近づくための一歩を踏み出してきた。


塩尻に来たいと思ったから来たし、

何回も帰ってきたいと思ったから、何回も帰ってきたし、

文章を書きたいと思ったから、文章を書いてきたし、

本を作りたいと思ったから、本を書きたいと発信をしてきたし、

そのための費用が必要だったからクラファンで集めようとした。


その先に待っている、私の「やりたいこと」はなんだろうか。

そう考えて、考えて、考えて、悩んで、苦しむ時もあります。

もしかしたら、それをずっと見つけられないのかもしれない。

この一歩を積み重ねた先にあるのは、底なしの暗闇かもしれない。

それまでの一歩の積み重ねは、全くの無意味に終わるのかもしれない。


そうやって、苦しいときだってたくさんあります。


でも、

その「意味」とはなんですか。

暗闇には、永遠に光は入ってこないものですか。

光のない世界は、無意味ですか。


クラウドファンディングに挑戦してきたこの1ヶ月間、

本当にたくさんの人の暖かさを感じて、

たくさんの人の愛に触れて、

たくさんの人と初めましてをして、

たくさんの人の笑顔を見てきました。


この一歩が、無意味な訳がない。

この先に待っているのが暗闇だったとして、なんだっていうんだ。

もしそうだとしたって、いいじゃないか。


そう言い切れる自分が、今ここにいる。


なんて幸せなことだろうと思います。

なんて恵まれているんだろうと思います。


***


この世界に溢れているありったけの

ありがとう

を、みんなに伝えたい。


ありがとう。


これからもこうして一歩ずつ、進んでいきたい。

後ろに進むときも、迷子になるときも、右折左折を繰り返すときも、

たくさんあるのかもしれない。


でも、私にできるのは、今を生きている自分の気持ちに向き合い続けるだけ。

肩肘張らないで、目の前にいる相手と向き合いつづけるだけ。

そして、自分の「やりたい」に向かって一歩踏み出すだけ。


そんな私を応援してくれる人が少しでもいるならば、とても嬉しい。

ありきたりな言葉しか紡げないけれど、ただただ、嬉しい。


***


いつも、ありがとう。

めい