2018/09/24 12:34

お待たせしました。いよいよ今週からリターンの発送を開始させていただきます。

クラウドファンディングを立ち上げてから早や9ヵ月、ついにこの報告を上げられる日がやってきました。これまでプラキットの到着を心待ちにしてくださったパトロンの皆さん、本当にお待たせしました。今週中には、皆さんのお手元に全く新しいジャンルのプラキットが届くことになります。ここまで辛抱強く応援し続けてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そして最後までお時間をいただいていた「解説本」の方も、おかげさまで満足の行く内容に仕上がりました。

そしてこの解説本にはもちろん「Kampf Riesen Mars 1941」のストーリーも掲載されております。

 

こちらはある意味予想を裏切る展開が待っておりますので、是非楽しみにしていてください。

でも、肝心なのはやはりプラキットの方です。これに関しては度々この活動報告でも取り上げて来た通り、相当自信のあるものに仕上がりました。でもこのプロジェクトを始めた最初の頃は、実のところここまでの物を作るつもりはありませんでした。「オリジナルのプラキットを出すこと」自体に意義があるので、出来栄えの方はそれなりでも十分でしょう、などと考えていたのです。しかし金型メーカーの担当者と打ち合わせを重ねた結果、

「そんな中途半端なものを出しても将来的な発展は見込めない」

と言う事になり、大幅な改修を加えることになりました。そして2回、3回と調整を重ねた結果、最終的にはそのまま一般販売しても恥ずかしくないプロダクトに仕上げることが出来ました。それはタイトルにも上げた下の写真を見てくだされば分かると思います。

向かって左が最初に出力した3Dサンプル、右が最終製品版です。製品版は最初の出力サンプルと比べるとプロポーションがよりガッシリしたものに変更されていることが分かります。個人がイベントで販売するプラキットであれば左の出力サンプルのプロポーションでも十分だと思いますが、店頭で一般販売することを考えると正直ちょっと心もとないのも事実です。実は原型モデルに近いのは左側の方でもあるのですが、より多くの人に支持されるのは右側の方だろうと言うことになり、最終的にはこちらで行くことにしました。

そして以前の活動報告でも上げましたが、デカールもポリパーツも全て専用設計です。こちらも最初は市販品を仕入れて同梱するつもりでしたが、やはりそれでは「素人臭い」と言うことで、最終的にはデザインを新規に起こすことにしました。

終わってみれば、全てが普通に売っているプラキットと遜色の無いものになりました。(まあ、実際に販売もするのですが…)

そして、もう一方のメインである解説本の方も普通に書店で売っていてもおかしく無いものになりました。A4変形サイズ、104ページフルカラーはこのまま本屋に並んでいても全く違和感のない仕上がりです。

今のところこちらの解説本に関しては一般販売の予定はないので、ある意味相当な「レア本」でもあります。なにせ全世界325冊限定生産ですから!

と、少し長くなりましたが、あらためて今月中には皆さんのお手元にプラキットが届くことになると思いますので、是非楽しみにしていてください。

それではこれからも「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」プロジェクトをどうぞよろしくお願いします!