2021/12/23 20:01

『ドラクルオーガン』では、新たにカテゴリークラス3個、スタイルクラス4個、種族クラス6個が追加されます。
今回から3回に分けて、それらの追加クラスの概要や特徴をお伝えします。


■追加カテゴリークラス

●エーテリアル
オラクルとは似て非なる生体魔力、エーテル。五龍皇国において、ドラクルの支配下にある全ての生命は、ドラクルにエーテルを献上するための存在に過ぎません。五龍皇国には「民」はおらず、全ては「資源」なのです。
このエーテルに関する技術と知識をノイン王国で研究した結果、己の自我や生命を犠牲にすることなく、比較的安全にエーテルを操って戦闘に利用する方法が確立されました。敵たる五龍皇国の技術をもって堕落獣を討つ、それがエーテリアルウェポンです。

エーテリアルウェポンの持ち主は、自分が振るダイスを常にチェックし、「攻撃のダメージロール以外で6の目が出た時」に【霊気値】を獲得します。これがエーテルを溜めている状態です。
溜めた【霊気値】は、一部のエーテリアルパーツの使用時に支払うことで、強力な効果を発揮します。


●アストラル
ノイン王国では長らく、夜空は死の国の光景である、と信じられていました。それは紛うことなき事実であり、死の国は広大なるノインという世界を内部に包み隠すように存在する領域だったのです。そして死の国は、広大なるノインが異世界との繋がりを持ちすぎないように封鎖する防壁でもあったのです。
堕落獣との戦いが始まって16年の時が経ち、ついに神々は死の国の「防壁」を緩めることを決断しました。それは五龍皇国との全面戦争の始まりであると同時に、夜空に輝く数多の異世界との繋がりを得ることでもあります。世界と世界の間にある「アストラル界」を経由して、広大なるノインに流れ込む膨大な情報の中には、いくつもの「世界の終わりに立ち向かう力」があります。どの世界でも変わらずに存在する、世界の終わりに立ち向かうための武器。共通認識の産物。それがアストラルウェポンです。

アストラルウェポンの持ち主は、自分が振ったダイスを[極星ダイス]として保存しておくことができます。違う出目の極星ダイスが集まるほどに、アストラル界に浮かぶ星々、すなわち異世界との繋がりは強くなります。このことは、アストラルパーツの性能を決める【極星値】の増加として表現されます。


●ボルタイト
ノイン王国において幅広く利用されているエネルギー源、ボルタイト。それは宝石のような見た目をした、内部にエネルギーを溜め込むことのできる結晶です。
ある工匠は、このボルタイトに限界以上にエネルギーを注ぎ込むと、極めて強力なエネルギーの放出を起こすことを突き止め、この現象を「力晶石激発現象」と名付けました。このボルタイトが生み出す力の奔流をオラクルウェポンに転用したのが、ボルタイトウェポンです。

ボルタイトパーツの中には[激発値]が設定されているものがあります。攻撃を行う際、自分が攻撃に使ったパーツの[激発値]がプラスの値なら、エネルギーの奔流が発生し、敵に強力な一撃を叩き込むことができます。ただし、[激発値]が設定されていないパーツは、ボルタイトにエネルギーを伝えるためには邪魔になるため[激発値]が-1扱いされます。パーツを配置する時点で、ちゃんと激発が起きるように設計しなければならないのです。