2022/02/08 07:33

わたしがだいだい(ビターオレンジ)に出会ったのは、
2015年ごろだったと思います。


そのころは、NPOのスタッフとして、あたみマルシェというクラフト&ファーマーズマーケットを立ち上げて、運営していました。


2か月に一度のマルシェを運営しながら、出店者さんたちが商品を作って、売り買いがされている様子を目の当たりにして、商品をつくって、気に入ってもらって、買ってもらうのって、いいなーと思っていました。(裏方だから、場をつくるだけで直接モノは売ってはなかったけど)

「自分も、人生のどっかのタイミングでモノづくりして、自分で売ってみたい」と思ったのは、マルシェの経験が大きかったです。


フツウにOLしてたときもあるので。
その時の感覚では「自分でモノをつくって、お客さんに売って、代金をもらう」ってあんまり経験しないし、そんなとんでもないこと、できっこないと思ったりしてたから。


OLでやれるのは、一部分だけで、一気通貫してやるのは、だれかエライ人が決めるんでしょって思ってたので。昔は。


それを変えたのが、マルシェとだいだいとの出会い

マルシェのつながりで知り合った農家さんに「だいだいはさー、捨ててる人もいるんだよね。お金にあんまりならないし」って聞いて。


え?!私だったら、なにかカタチにできるかも。

(私、NPOスタッフしながら化粧品の広告とか商品つくる仕事してるし。そのツテやコネとかつかったらなにかできるかも!)

と思って。はじまりは単純だったんです。


でも、ここからまた私のメンタルダウンの話になるというか。

やろうと思っても、そんなすぐにアレコレ形になるわけがないし、
熱海は観光地だし、お土産ものかな~と思っていたけど、いい香りだよー-で、たくさん売れるようになるとはとても思えなかった。

もはや負のループです。

どうしよどうしよと思っていたら、あれよあれよという間に寝れなくなって


ダメ元で夜にアロマミスト使ってみたら、違った。

最初は何が起きているのかよくわからなくて。??と思っていたけど、香りがいいのかなと思って、アロマテラピーの本を買ってきて、読むところからはじまりました。


アロマテラピーの本で、なんとなし香りがいいのはわかったけれど、メカニズムとか裏打ちはよくわからなくて、アロマの学校の門をたたきました。


心にあったのは、役に立つものにしたいってこと。
今あまり光があたっていないものは、なにかしら理由があって、そのままだと不便だったり、今の世にはまらなくて、どんどん使われなくなっているんだろうなと思っていて。


だったら、今の世にはまる形に編集できないか。
もしかしたら、香りにすごい力があるから、私がよる気持ちよく休めているのかも?
これなら役に立つかも??

そんな思いで模索しはじめたのが2016年~2017年ごろでした。