2018/02/12 16:56

シェアハウスオープン企画、葛加工&鍋会を終了しました。

「本気の葛加工ってタイトルになってたけど、ほんとに本気ですね?!」

と、参加者一同びっくりの葛会になりました。

まず、集合してすぐ山へ。

Mr. プラントハンターこと、地元の薬草名人の案内で葛の根を探しに行きます。
名前をだしてほしくないとのことなのでここではMr.プラントハンターと呼びます。
道中のこれまでのハント話など、もう、めちゃくちゃおもしろいのです。

夏は堤防や土手を覆い尽くすように茂っている葛ですが、冬場は地上の蔓が目印になります。

 

この蔓と鞘を目印に根元が太く育った葛を探します。

 

プロの葛の根掘りさんはこれの数倍の太さの葛根を掘られますが素人集団なのであしからず・・!さて、でんぷんはどのくらいとれるのでしょうか?

葛の根を切りわけ、洗ってから精製します。

繊維を細かくして、臼と杵でつきます。

まるで餅つきのようでした。

人力でもみだします。
晒で濾し、上澄みを捨てては沈殿させる作業を5 回~6 回繰り返します。

沈殿を待つ間、推古天皇が薬狩りをする時に身を清めたという「薬の井」のご神水を汲みに宇陀水分神社へ。この御神水を使って葛湯を作るという全て本気のストーリー。

 

くずもちもつくりました。
粗い葛の根の繊維がまじった茶色い葛餅もなかなか味わい深いものです。

 

こちらは、黒川本家さんの本葛で作った葛もちに地元の青豆きな粉をトッピング。

 

そして、夕方の鍋会では、いれかわりたちかわり、いろんな人がお手伝いにきてくださり、いっしょに鍋を楽しみました。

自作のポン酢も差し入れいただきました!

この2日間で、地元の方やお手伝いで来ていただいた方を含め、約50名の方にオープンハウスにご参加いただきました。自治会長も応援してくれています。

たくさんの方々の応援のお気持ちありがとうございます!

宿泊体験やその他の産品をご選択いただいたサポーターのみなさまには、これから順次、お礼状と特産品をお送りしたいと思います。

今回ご参加いただけなかった方も、これからもいろんなイベントを企画していく予定ですので、ぜひあそびにきてください!!