2018/03/20 16:26

下川さんから、ご支援を下さったみな様へ、お手紙が届きましたので、掲載します。

文字で起こしたものも掲載します。誤字はそのままにしてあります。

ご支援を下さった皆様へ
全く顔も知らずに会ったことがないのに沢山のご支援をいただいて本当に有り難うございました。この本を持つこと四年長かったです。本当に色々なことがありました。高次機能障害の特有の自己抑制を効かないことがありました。本当に悩んだことがあります。でもいつかは、理解してくれると信じていました。少し遠回りをしていたと思います。こんなにいい先生をついてもらえて本当に僕は恵れていると思います。先生たちも必死に努力をしていただいて より多くの支援者の人は心を動かされたと思います。普通ならただの障害者ならこれだけご支援の人は集まっていないと思います。これだけは絶対忘れません。常に感謝の気持ちを持ち続けてこの喜びを忘れません。そしてこれだけの支援をいただいたならまた次に恩返しを必ずします。これだけは約束します。本当にご理解して頂いて有り難うございました。まだ高次機能障害を治っていないので次の恩反しはもう少し誤字脱字は治していきたいと思っています。また新らたな夢を持ちそれを必ず実現したいと思っています。本当に沢山の支援を有り難うございました。これは僕の一生の宝物です。

 

今、本の編集をしていまして、2年前ぐらいの原稿と比べ、かなりの進歩があることに、驚かされます。

例えば、これが2年前ぐらいの原稿です。

下川さんは左半分を無視する障害もあり、視野の左側がよく見えません。その辺りについても出版する本で解説をしています。なので、こんなふうになってしまっていたのですが、今ではまっすぐ書けます。

そして、今日、押し入れから6年前の原稿が出てきたと、下川さんのお母様からご連絡がありました。その原稿につきましては、言語聴覚士の西村がチェックし、内容に問題がなければ、今からですが、なんとか本に入れたいと思っています。高次脳機能障害者の初期の手記は、医学的にも価値があると思われますし、私たちも理解の助けになったら良いと考えております。

このクラウドファンディングはあと11日で終了です。本の編集も急ピッチで進めています。みなさんに、下川さんをはじめ、高次脳機能障害者の方と、家族の方の気持ちが届きますように。