2022/07/23 00:25

みなさんこんばんは!
東京は今日、少しの雨と雷ののち、青空ときれいな夕焼けの夏らしいお天気でした。夏風邪から病み上がりの娘とお散歩をして、近所のお花屋さんでひまわりの鉢植えを買ってしまいました!
みなさまがお元気でいらっしゃるといいなぁと思います。

今日は前回に続き、アルバムのレコーディングに参加してくださる素敵なバンドメンバーの紹介をさせてください!

本日ご紹介するのは、ドラム&パーカッションの中山健太郎さんです!
健太郎さんとは2015年に、わたしが仲間と主催していたジャムセッションで出会いました。
昔から舞台の制作のお手伝いをしていたご縁でタップダンサーの仲間が多いわたしが、これまたご縁があって曙橋にある素敵なサロンスペースをお借りして、毎週月曜日の夜にタップダンスとジャズミュージックのための"Mondays"というジャムセッションを開いておりました。(現在はコロナ禍の影響もあり長期のお休み中ですが、またいつかみんなとMondaysがやりたいなと思います。)

Mondaysに来てくれるとみんなが心から喜ぶ、みんなが大好きな健太郎さん。 Mondaysの初回ホストミュージシャンとして来てくれていた、ピアニストの大谷愛(めぐみ)ちゃんのご紹介で健太郎さんと出会うことができました。めぐちゃん、ご縁を繋いでくれてありがとう!

おふたりはピアノとドラムでデュオのユニットを組んでおり、当時はまだ名前のうしろに(仮)とついていたデュオユニット「めぐたろう(仮)」、現在は(仮)も外れて正式名称「めぐたろう」として精力的に活躍されています。
ピアノとドラムのデュオと聞くと少し珍しいかと思いますが、プロフィールにもある通り、ジャズを基調にしつつオリジナル曲を中心に色彩豊かな優しい音楽を生み出す独自のアンサンブルを追求しているとっても素敵なデュオです。本当にふたりしか演奏していないの?と思うほど迫力もあり、色とりどりの世界でどこか”自然”を感じる音楽です。

この記事を書いている今も、彼らのファーストアルバム「Arise」を聴いています。
(歌詞のある音楽は、どうしても歌詞を聴いてしまうので文章を書きながら聴くのが難しいのですが、インストゥルメンタルの楽曲は読書をしながらも聴けるので大変良いですね。)
このアルバムでわたしのお気に入りは北海道の小麦畑を思いださせてくれる”Golden Fields”と、静かで安心な海の中にいる気持ちになれる”夜を泳ぐ Serene night”です。どちらも少しだけノスタルジックな気持ちになるのですが、それはこのアルバムを聴くのがいつも夜中だからかもしれません。一日が終わって、子どもが寝た後に色々とやり残したことをしたり、本を読みながらおやつを食べたりするときに聴いていることが多いからかな。(今度は昼間に聴いてみます!)
そして、セカンドアルバムの「Newselves(ニューセルブス)」は実はわたしが子守歌のアルバムを作ろうと思い立ったちょうど同じころにリリースされました。

”コンセプトは『髪を切りたい時に聴く音楽』新しい自分に生まれ変わりたい時や、何か新しい事に挑戦する勇気や元気が欲しい時にオススメのアルバムです。「古い自分を脱ぎ捨て新しい自分を着る。チャレンジするのに遅すぎる事はない。未来の自分の為に精一杯今を生きる」というメッセージが込められています。”

という文章を読んで、ちょっと泣いちゃうくらい勝手に自分のチャレンジにも勇気をもらいました。健太郎さんにも愛ちゃんにも言えていないけれど、このめぐたろうのセカンドアルバムは、わたしの中で思い出深いものなのです。好きな曲は上げたらきりがないけれど、今でも聴いてはあの二年前のことを思い出して、ちょっと泣いちゃう”Everlasting”と”In Thoughtful”です。
今、自分が歌っているうたを、大事にしていこう。子どもの未来に優しいうたを残したい、と思った二年前の6月は、一生忘れられません。
ほかの曲ももちろん素敵なので、ぜひこちらからチェックしてみてください。今年の春にリリースされた「旅をする」がテーマのサードアルバムもぜひ! 

めぐたろうの音楽への愛は語り始めると溢れてしまうのでこの辺で、話を戻しまして…
2015年にジャムセッションで出会った健太郎さんには、2016年のわたしのソロライブ「ひまわりの日」にも出演していただきました。(大谷愛ちゃんにもピアノで出演してもらっていたので、めぐたろうと共演していたことになりますね!)
18歳から始めたソロライブ、年に一度、夏の終わりに開催していて、2016年は記念すべき10回目のソロライブでした。それまでのひまわりの日は、ピアノとデュオ、ピアノとベース、という編成が多かったのですが、10周年はドーンとバンドでやりたいぞ!ということでドラム&パーカッションを健太郎さんにお願いしました。

Mondaysでも演奏は聴いていたし、お話もたくさんしていたので、そのお人柄も含めて絶対の信頼を寄せ安心していたのですが、実際にリハーサル、そして本番と健太郎さんの音に包まれて歌をうたったときの安心感は今まで経験したことのない幸福な気持ちでした。不安なことはなにもない、何かあっても大丈夫!という大きなキャッチャーがいてくれるような感じです。

ひとつひとつの音が、繊細でいつでも”寄り添う”音でした。それは真ん中で歌をうたうわたしに、とてもありがたい音です。聴いていて嬉しくなるような音もありました。それはこのソロライブでいつも歌う大事な”ひまわり”という曲の時でした。今もよく思い出せます。ひと夏の思い出に残るようなドラマティックな楽曲になったのも、健太郎さんが細やかに入れてくれたパーカッションの音だったり、ダイナミックに叩いてくれるドラムスのおかげだと思っています。
ドラムの中でそんなに音が違うの?と思われた方は、ぜひ、今回の子守唄のアルバムをよ~く聴いてみてください。今回の子守唄のアルバムではドラムもパーカッションもそれぞれ魅力的なシーンのある楽曲がたくさんあります!レコーディングはこれからですが、わたしも、今から健太郎さんのアプローチがとても楽しみです!


健太郎さんはきっとこれまで様々な経験をされてきて、海外でも長く生活をされていたからか、色んなことを受け止める心の向きが、とてもすてきです。受け止め方、というのでしょうか。感じ方、というのでしょうか。それから言葉のチョイスがわたしは大好きです。
わたしは幼少期にオーストラリアで育って、日本に戻ってきてからは中学校で少し学校になじめなかったり、大好きなうたを歌えない合唱祭があったり、まあ色々と色々とあったのですが、(高校時代はバンドもやって理解のある先生方のおかげで自由気ままに楽しく過ごしていました!)健太郎さんが学生時代の友だちにいてくれたらなあ!と思ったくらい、優しくて、理解のある大きな心の持ち主なのであります!(わたしは何様!と思われそう。)
それは彼の音楽そのものに表れているようなこともあると思っています。

もちろん人間は、皆それぞれいろんな側面があるので、わたしが知っている健太郎さんはごく一部のことかもしれません。ネガティブな気持ちになる日だってあると思うけれど、わたしを含めて、周りのみんなにはいつもポジティブな言葉とパワーをくれる、ドラマーとしてはもちろん、人としても素晴らしい貴重な友人です。そう、友人。わたしのこの子守唄のアルバムについても、演奏は演奏、プロジェクト自体は友達として嬉しいし、応援している!と応援してくれました。わたしが今、また音楽をはじめる時に、こんなに心強い応援はありません。こんなに安心するレコーディングはありません。健太郎さん、ありがとう!


大好きな人たちの音に包まれて、安心して歌がうたえること、本当に心から嬉しく思います。
言葉では伝えられないほどに感謝しています。
いよいよ8月にはレコーディングがはじまります。一カ月切った今、ドキドキとワクワクのはざまにおりますが、体調管理には気をつけて、最後まで練習に励みたいと思います。
素敵なアレンジをほどこしてもらい、素晴らしいミュージシャンのみなさんに演奏してもらうのだから、わたしも世界一素敵な声で歌いたい!
大好きな歌がうたえる喜びを享受して、これからの日々を過ごしていきたいと思います。

今夜は、めぐたろうのお二人とベースの林勇太朗くんに演奏してもらった2016年のソロライブ「ひまわりの日 Vol.10」から、”夏の光 - Ray of Summer-”をおすそ分けします。
(記事公開時はfacebookページを埋め込んでおりましたが、表示できていないため慌てて昔のYouTubeチャンネルを使ってアップしてみました。Only for 活動報告のために!縦の動画ですが、音楽を聴いてもらえたら嬉しいです。)

友達が隠し撮りしていた貴重な動画です。舞ちゃん隠し撮りしててくれてありがとう!
トップ画はお客さんの小宮さん撮影。懐かしい写真と動画に胸がいっぱいです!

本日も読んでくださりありがとうございました!どうかみなさん、元気でいてください。


(動画の埋め込みに手こずっていたらまた、遅い時間の更新になってしまいました。通知音がなる人がいたら、本当にごめんなさい。次回こそは良い時間に更新!したいです。)