2022/08/31 08:00

とうとう最終日となりました!

果てしない時間にも思えたような、あっという間だったような、そんな初めてのクラウドファンディング挑戦の日々が今日で終わりを迎えます。
昨晩ついに500万円を突破しましたが、強気で臨んだNEXT GOAL600万円の達成は、難しいかもしれません。
それでも、最後まで諦めず、皆さまの応援、ご支援があり、ここまで来ることができました。
改めて、御礼を申し上げます。

ご支援受付終了となる8月31日23時59分まで、残り16時間あまり。

命がけで日本に逃れた元留学生とそのご家族のアフガニスタンでの日常、母国を離れるその時の想い、そして来日してからも続く不安的な生活と、その中で抱く未来への希望、、、
そういったものを思い浮かべると、クラウドファンディングを始めた時の不安や、目標達成に向けての焦りは、ちっぽけなものだと思わざるを得ません。

元留学生とその家族の命とその未来のために、最後のご支援のお願いを申し上げる次第です。

留学当時の風景(雑草のサンプリング調査)

チームメンバーからの最後のメッセージ

皆さまの温かいご支援とメッセージをありがとうございます。心より感謝申し上げます。
私は母国の発展のためを思って日本へ留学してきた彼を受け入れ、その思いを果たしてもらうためにいろいろと指導して帰国させたはずでした。しかし、それが実行できなくなり、逆に迫害を受けるようになって助けを求めてきた彼を、今度は守る必要があると思い、支援することを決めました。
日本への退避から現在までにいろいろと支えてきましたが、これから日本で彼らが自立して生活するためにはまだまだ多くの支援が必要です。
彼らの“母国への思い”と“ご縁”を絶やさせないようにするために、是非ともさらなるご支援とご協力をお願いしたいと思っております。松尾光弘(宮崎大学農学部)

皆様の暖かなご支援、本当に感謝しております。今回のご支援を活用させていただき、退避者の支援を続けて参ります。
先週も、タリバンに拘束されたがなんとか留置場から脱走して助けを求める元留学生から連絡があり、目下現地からの避難支援を行なっております。来日後には、生活基盤の確立のための就職活動支援を進めますが、なかなか容易ではありません。引き続き、皆様のご支援を賜れますと幸甚です。何卒よろしくお願いいたします。増永二之(島根大学) 

たくさんのご支援に感謝申し上げます。
宮崎大学農学部では、アフガニスタンから5名の元留学生を研究員として受け入れ、この8月でご家族まで入れると26名となりました。キャンパスの中でもちょっとしたコミュニティができ、子供さんたちが散歩している姿を見かけるとうれしくなります。先日、3つの小学校に子供たちが元気に通学しているとの報告を受け、少しずつ宮崎の生活に溶け込んでくれていることを感じました。違う文化を子供なりに受け入れてくれて、楽しい学校生活ができることを祈るばかりです。チャパンの裏地の模様
最近、アフガニスタンのカルザイ初代大統領も羽織っていたあの民族衣装「チャパン」の裏地の模様が気に入っています。何を意味しているか想像もつきませんが、アフガニスタンに古くから伝わるよき文化を感じています。このような我々の活動は必ずしも地域の方々まで浸透していません。これからも特徴ある活動を行いながら、少しずつ支援の輪を広げていきたいと思います。國武久登(宮崎大学農学部長)

応援、支援、寄附をいただいた皆様、どうもありがとうございます。募金もさることながら、このクラウドファンディングを通してアフガニスタンの問題を広くアピールできたことも成果です。このクラウドファンディングは最終日を迎えましたが、これが終わりではなく新たな支援の始まりだと捉えて今後も退避者が抱える課題に向き合い、解決の道を探っていきたいと考えています。大澤健司(宮崎大学農学部)

皆様の温かいご支援をほんとうに感謝しております。昨年アフガニスタンで政権が崩壊した日と、我が国の終戦の日が同じ8月15日でした。当時の日本人が置かれた困難な状況に、現在のアフガニスタン人が置かれているのではないかと思います。あらためて他人事ではないなと感じつつ、引き続きできる限りの支援を続けていきたいと考えております。今後ともアフガニスタンの状況に関心をお持ちいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。氏家清和(筑波大学)

皆様の心からのご支援、大変ありがとうございます。アフガニスタン元留学生と家族のために、私たちに何ができるのかを考えながら、手探りの状態で活動を続けております。このクラウドファンディングを通して、多くの方々に応援いただけたことにより、この活動を続けていくための勇気をもらえました。今後も退避者や退避を希望するアフガニスタンの人々のために頑張っていきたいと思います。上野誠(島根大学)

みなさま、たくさんの暖かいご支援をいただき本当にありがとうございました。昨年8月は元留学生らからの連絡を受けて、どうすればよいか分からず、ただただ孤独にもがいていました。それが、1年後の今年、支援の輪がここまで広がったことに深く感謝しています。元留学生は「留学中は日本を第2の故郷と思っていたけれど、第1の故郷がなくなってしまった今、日本が第1の故郷だ」と言います。退避してきた方々が日本社会の中で自分たちの居場所を見出すことが出来るよう、引き続き見守っていただければ大変幸いです。小川玲子(千葉大学)

皆様の温かいご支援、本当にどうもありがとうございます。深謝申し上げます。
元留学生の退避支援に関しては、各大学とも金銭的にも人的リソース的にも制限が大変多い状況です。
本学では、学長が元留学生の受け入れを決断してから約1年、いよいよ元留学生が到着することになりました。
皆様からの温かいご支援とともに、元留学生と家族が心身ともに健やかに暮らせるよう、本学も尽力して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。福田彩(東京外国語大学)

留学当時の実験風景(畑への種子の播種作業)