2018/03/11 22:20

こんにちは、仲倉です。
今日の仲倉は捕獲班でした。

二人で行って、14:00~17:30まで奮闘。
3匹捕獲です。

本日の1匹目 NO.74
通称「ルイちゃん」。
グレー白の男の子です。
大規模TNRが始まった当初から、私たちの行くところ行くところに監視?ストーカー?していた彼。
何度も捕獲を試みましたが、絶対入らない・・・
『ルイちゃんはラスボスかもしれない・・・』
そんなことをボラの中で話していました。

しかし、今日出会ったルイちゃんはいつもとなんか違う。

真冬の時期でもむっちりしていたルイちゃんが、汚れてほっそりしている・・・。
遠目から見ても、右前脚と右耳の付け根に怪我をしているのが確認できました。

発情の時期。
未去勢のオス。
縄張り争い・メスをめぐっての争いが激しさを増す時期です。

ルイちゃんも激しい戦いをしたのかもしれません。
・・・去勢をしていれば、避けられた戦いだったかもしれません。

ルイちゃんの状態から察するに、

激しい戦いで負傷

傷の回復を待つため、ねぐらにこもる

やっと動けるようになるが、かなり衰弱

私たちに出会う

メシくれ・・・

捕獲

あれだけ捕獲に苦戦していたルイちゃんがこんなにすんなり捕まるなんて・・・。
嬉しさよりも、オス猫の厳しい現実・変わり果てたルイちゃんの姿に悲しくなってしまいました。

これからは激しい戦いから解放され、穏やかに暮らしてくれることを願います。

ルイちゃんは明日の手術の際に怪我の状態も確認してもらう予定です。

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本日の2匹目 NO.75
パステル三毛の女の子。

そして、本日の3匹目 NO.76
三毛の女の子。

もうこれからの時期は妊娠している前提で考えています。

前回の活動報告に書いた「堕胎」。

そして、この時期、もう一つ嫌なのが
『既に生まれている場合』。

生まれたての子猫は特にデリケートです。
目も耳の開いておらず、体温調節も、排泄も、自力でできない弱い存在。
たった一晩でも母猫がいなくなれば、高確率で死んでしまうでしょう。

どこで子育てをしているか分からない子達。
これからの時期はそのリスクも高くなります・・・。

授乳している母猫であれば、おっぱいが大きく目立つようになるので、一応確認します。
この子達はまだ、目立つおっぱいではありませんでした。


「まだ生まれていない子」「既に生まれている子」

どこで線引きをするのか・・・その線引きであっているのか・・・。

悩みながら、1匹1匹と向き合っています。