2016/04/16 15:43

   ※写真提供 連川裕隆さまより

 

昨日4月16日1時25分に発生した本震となる地震により被害が拡大する中、皆様からの多大なご支援誠にありがとうございます。ご支援いただきました寄付金に関しては、募集期間内でしても随時支援団体に寄付支援していきます。

寄付支援先・収支については活動報告でさせていただきますが、既に動かれていて現地から活動報告をしていただける方々を中心に、自治体・NPOなど信頼のおける複数の支援団体に寄付させていただきます。

 

この度、1つ目の支援金受け入れ団体が決定致しましたのでご報告させていただきます。

 

【1】0円キャンプスクールhttp://0camp.sunnyday.jp
2011年3月11日に起きた原発事故の影響を受けている福島の子どもたちに、自然豊かな熊本でのびのびと過ごしてもらうことで心身ともにリフレッシュしてもらう保養キャンプ等を実施しているグループです。

・実績
震災後にこれまで計10回、福島の子供たちの無料受入(保養)ツアーを実施。計300名の子供たちを受け入れ保養させました。

・過去支援(寄付)先
ユニセフ、LUSH、日産プレジデント基金 他

・メンバー
プロジェクトリーダー:池田親生
事務局長:東しのぶ

 

以下、0円キャンプスクール様より。

4月14日21時26分に熊本を襲った熊本地震ですが、当初比較的局所的な被害だったものが、4月16日1時25分に本震となる地震により熊本県、そして九州全域にまで被害が広がりました。


※写真提供 連川裕隆さまより

特に熊本においては電気、水、ガスなどのライフラインが止まっている世帯が多く、コンビニやスーパーから食料品が消えている状況です。

また、国道の崩壊や停電による信号の不点灯、そして余震の影響もあり物流網が混乱していて、県外からの支援物資は”熊本宛”と伝えると発送を断られてしまう状況です。県内には食材はない、県外からも入ってこないということで皆がひもじい思いをしています。

特に震源地となった熊本県益城町においては、車高が30cm以上ないと移動が厳しいほど道が隆起し、移動もままなりません。高齢者はじめ、ボランティアに加わる若者ですら移動が困難な状態です。


※写真提供 連川裕隆さまより

今晩から熊本県全域で雨の予報になっています。瓦や壁が剥がれている世帯などはブルーシートで覆うなど応急処置を施していますが、現状、そのブルーシートも足りていない状態です。

また、避難所生活が長くなる中で、衛生対策も深刻化しています。歯ブラシや、生理用品が無い。あってもサイズが合わ無い状態で、避難者のストレスも高まっています。

今回、CAMPFIRE様から支援金を受け取った「0円キャンプスクール」としては、まず、震源地付近の「益城町」そして「御船町」を中心に上記のような避難所や各家庭に訪問し、被災者のニーズ調査を行いました。

上記を踏まえ、県内、そして隣接している福岡県等にて食料、建築資材(雨対策)を調達しました。

また、その調達した物資を集める拠点として、美容室のD-Boy健軍店をお借りすることになり、その拠点整備を行いました。今夜には東北や岡山、山口など県外からの物資が届く予定になっています。届きしだい、段階的に各避難先、または個人宅にその物資を配送していきます。

一刻も早く困っている被災者に物資を届けられるよう、ボランティアメンバー一同自分のできることをとにかく頑張っていきます。