2022/10/24 17:59

こんにちは。
プロジェクトリーダーのImproveKnit_Hiromiです。

今日は、【and.e(アンデ)】の基となる
工業ニットアートな編地はどうやって作られるのか・・・
について、お話したいと思います。


皆さまが支援にお選びいただいたリターン品の編地を含む
【and.e】は南大阪の方にあるちっちゃな(失礼(;^ω^))
まち工場から生み出されています。


こちらがそのニット工場のY社長さん↓

きっかけは当社HPのお問合せフォームからでした。
それからかれこれ…10年近いお付き合いになるのかな。。。
2019年にこれまた縁あって当社が買い取ることになった中古の自動編機を
こちらに置いてもらって新しく始めたサービスが【10ピースニットファクトリー】。
通常、200着程度の発注量がないと作ってもらうのが困難な工業ニット業界で
常識を大きく打ち破る10着までの工業ニット生産を請け負うサービスです。

ニット製品の製作で皆さんがイメージされる洋服と大きく違うところが、
布地にあたるものをつくる所から手掛けられないとモノにならないところ。
1着ごとにパターンにあたるプログラムを組み上げ、そのデータを編機に掛けて実際の糸で
試編みをして、編みキズや穴あきが発生しない絶妙の機械スピードや糸の送りテンション
などの組み合わせを見つけて生地から作り上げます。

つまり…結構な手間暇がかかるのです^^;
かなりの専門技術も要します^^;

…なので、10着なんて一般常識ではありえないのです。
…それを大きーく覆し、
【and.e(アンデ)】ではたった1点物の商品に編んでいくのですから、
当然通常の工場では請けてもらえるはずもなく。。

こちらの工場さんとの長年のお付き合いの中で、当社の仕事への姿勢やニット業界
の未来に危惧することなど、仕事を通して培ってきた信頼と10ピースニットファクトリーの
土台があってこそ、実現することが出来たのです!

↑こちらが、その編機の最大の編巾を使って編み下がってくる様子を記録した動画です。
この編地の幅が70㎝なので、機械全体の大きさも想像していただけるかと思いますが、
結構な大きさの機械です。
自動編機といって、コンピューター制御で動きますが、
当社の創業よりもう少し年長さんの古ーい編機で当時は一生を風靡しましたが、
工業ニット業界の衰退とともにこの機種も最早廃盤となっています。。

けれど、こちらの工場さんが丁寧に扱って生かせ続けてくれていますので、
当社の2台の子(編機)も、今もこうして活躍することができています♪

今回のリターン品のひとつにある「ジンベエザメ」マルチケースの土台の編地も
もちろんこちらの工場さんから生み出されています。

https://youtube.com/shorts/mfbGQIx0KVk

このように、and.e(アンデ)は当社1社だけではなく、
様々な方の得意な分野を総動員させて、国内生産でひとつひとつ丁寧に
おつくりしています。
先にご紹介した縫製を担ってくれているB型の事業所さんもそのうちの1社。
今回のご支援へのリターン品のひとつひとつも
「得意な分野の方」の「得意な仕事」をしてもらって
お届けいたしますので、楽しみにお待ちくださいね。

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【and.e(アンデ)】のチャレンジも残り7日となりました。
支援ご検討くださっているみなさま、and.eファンのみなさま
このチャンスをお見逃しなく~(^^)/

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今回チャレンジ以外の商品など、
and.eのHPはこちらから ↓↓
https://ande.gift/

オーダーから製品のお届けまでの詳しい流れも
ご紹介しています。
編み機が実際に動いている動画もございます。(^^♪