2020/02/20 12:00

こんにちは、監督の亀山です。
追加のリターンが先日解禁し、いよいよクラウドファンディングも後半戦突入!
解禁直後に多大なるご支援・応援を賜り、おかげさまで現在目標金額の67%まで達成という巻き返しを見せております!
本当に本当に、お力を重ねてくださりありがとうございます!!

そして昨日、3/6(金)の応援イベント第2弾(19:30より高円寺シアターバッカスにて開催)についても発表となりました。
(コロナは怖いので全面ウイルス武装で実施予定です)
今後も立て続けに嬉しいニュースをお届けしていく予定です。
引き続き、活動報告や公式Twitter、Facebookページなどでご注目いただけましたら幸いです。


ということで、本日は前回に引き続き本作サブキャストズのご紹介&インタビュー!
今回は主人公キョウカの友人・サキ役の今井蘭さんにお話を伺いました。
私が、今井さんと初めてお会いしたのは本作のオーディションだったのですが、実は…!笑
ぜひ最後までお読みください。



▼ 【サキ役】今井蘭|いまいらん

5月29日生まれ。
映画「過ぐる日のやまねこ」 (2015年・鶴岡慧子監督/マジックアワー)、「アイズ」(2015年・福田陽平監督)、「JKエレジー」 (2018年・松上元太監督)などに出演。
お芝居を軸に、ドラマ・舞台・CMなどマルチに活躍中。



ーーどのように本作の参加されましたか?

女性の監督さんのワークショップや作品に参加してみたいなという気持ちがありました。
ストーリーを見て、海外だとロボット(AI)と人間という題材の作品はよく見るんですが、日本だとまだ新しいのかなと思い、自分に役(募集当時はキョウカ役)が合うかは分からなかったんですけど、とりあえずオーディションを受けてみたいなと思ったのがきっかけです。
で、オーディションの後に監督から「サキ役どうですか?」と言われて、実は本当のところ「友達役」がやりたかったので、とても嬉しかったです。


ーーそう、それを私(監督)は全く知らず偶然今井さんにオファーしたっていう(笑)

オーディション中に(友達役がやりたいと)言おうか迷ったんですけどね(笑)
サキはやりやすいというか、普段の明るい部分の自分に近いキャラクターだなと思います。
女性の監督さんだと、女性キャラクターの見方というか、そういう感性も男性の監督さんよりも近いのかなと感じました。


ーー男性の監督よりも女性の監督の方が「こういう子ってこういうキャラだよね」っていうのがスって合致しやすいよね。

それもあって、嬉しかったです。


ーーほかにも、ミヨリっていうキャラクターと、ナナミってキャラクターがいて、それぞれ誰がいいかなっていうのは結構悩んで。でもサキはすぐ私のなかで決まったんですよ(笑)

え、嬉しい(笑)


ーーせっかくだから、オーディションに来てくださった方の中から一緒にやってほしいなっていう気持ちもあったので。「こういう友達たちを作りたいんだけど」って考えたときに、「あ、今井さん、いるなあ」って(笑)でもキョウカとしてのオーディションに来てくれた方だから、友人役としてお願いするのも申し訳ないなぁ…って。

メールの文章もすごい申し訳なさそうに書いてるんだろうなぁって文面で、でも私としてはすごい嬉しかったから、ありがとうございますって気持ちでした(笑)

ーーところで、テクノロジーに対する関心度って、作品に関わる前と後とで何か変わりましたか?

役的にはそんなに(カイと)深く関わることはないんですよね、まだ。
台本でキョウカとカイの関係性が進んでることはなんとなく聞いてて、結末も決まってる、みたいな話は聞くんですけど、今どうなってるのかは頭の隅で毎日気になってます。
この間ちょうど『ロマンスドール』を見て、それも「人間と人間じゃないもの」のお話も含まれるから、似たものがテーマなのかなと思って気になっていました。


ーー似てるものを見かけると気になっちゃうよね。

過去にも海外だと、AIものの作品は結構ありますよね。そういうのはよく見ていて、興味はありました。気になり度がどんどん上がっていっていますね。


ーーもともとAIとかテクノロジー系の情報に詳しかったですか?

詳しいってことはないですけど、サスペンスやミステリーが好きで、それによくテックなものが登場するので、面白いなって思って興味を持ちつつ見ていました。


ーー現場とかで俳優部さんたちとはどんな感じですか?

全員初めましてではあったんですけど、事務所のつながりのつながり、みたいなのがあって全く知らない人だらけ、ということはなかったです。
12月のリハの帰りに他の出演者とご飯行ったりしましたね。


ーー『12ヶ月のカイ』のストーリーについてどう思いました?

好きなジャンルやテーマではあったので、興味深いなと思っていました。
ふたりの「人間とヒューマノイド」っていう関係性について、女性は普通の恋愛よりも気になってしまうところが多いんじゃないかなという気がします。
ヒューマノイドに心はないじゃないですか、人間とは違う。
女性は男性よりも心の動きを敏感に気にする、「本当に私のこと好きなんだろうか」とか、付き合っても気にしてしまうので、女性目線で物語を見ると特に楽しめるんじゃないかなと思います。
男性目線だったら、「ヒューマノイド」や「機械」という面で楽しめそうですよね。


ーーメインキャラクターの二人(中垣内さんと工藤さん)の組み合わせはどう思いましたか?

ふたりとも最初のシーンが一番大変そうで、リハでもずっと「ここどうする?」って話し込んでいましたね。


ーー彼らにとっては初めての体験が多い現場だと思いますね(笑)

中垣内さんは、普段話している時は普通に可愛い女の子なのに、特報の映像を見たら全く違くて驚きました!(笑)
一番大変な最初のシーンを撮り終えて壁を超えたからこそ、なのかな?
12月の撮影の時は、ふたりはもう「キョウカ」と「カイ」にしか見えなくなってました。


ーー人間とヒューマノイドという関係性は、現実にもあり得ると思います?

オーディションの時もこの質問されていたんですけど、すでにAIだったらSiriとかアイボとかいるじゃないですか。あとはペンギンの形をしたロボットで、話しかけると癒しワードで返事をしてくれる子とか。
私も若干欲しくなるくらい進化が止まらなくてリアルですよね。
この間見た『ロマンスドール』でも、映画の話の中で顔はまだ人間に近くなかったんですが、質感や肌触りのクオリティが高いドールが登場していて、


ーー多分できるんだとは思うんですよね。ただあまり人間に寄せてしまうと問題があるんだろうな、という。

法律的な…。
でもアメリカは作ってそうな気もしますよね。


ーーアメリカとか中国とかはもう作ってそうだよね(笑)
ーーそんなところで、本作を支援くださる方へメッセージを!

私はもうキョウカに幸せになってもらいたい!
女子4人のシーンもあるし、友達としてどこまでキョウカのことを思いやれるか、4人の中での雰囲気とか月を経るごとに変わっていく関係性とかで伝えられたらいいなと思いますね。
キョウカとカイのことを友人たち3人も考えながら演じてるよ!っていうことも、見てもらえたら嬉しいです。


ーーありがとうございます!ハピエンには…なるかな〜…??(笑)