はじめに・ご挨拶

この大会を主催する一般社団法人フォースタート理事長の大内秀之です。

私は障害者のスポーツクライミング「パラクライミング」をやっております。

以下、戦績になります。

国内大会

☆2017年日本選手権 優勝

☆2018年日本選手権 優勝

☆2019年日本選手権 コロナにより中止

☆2020年ジャパンシリーズ第1戦 優勝

☆2020年ジャパンシリーズ第2戦 優勝

☆2021年ジャパンシリーズ第1戦 優勝

☆2021年ジャパンシリーズ第2戦 準優勝

☆2022年ジャパンシリーズ第1戦 優勝


国外大会

☆IFSC PARACLIMBING WORLD CHAMPIONSHIPS(世界選手権) - INNSBRUCK (AUT) 2018 11th

☆IFSC PARACLIMBING WORLD CHAMPIONSHIPS(世界選手権) - BRIANÇON (FRA) 2019 2nd

☆IFSC PARACLIMBING WORLD CUP (ワールドカップ) - SALT LAKE CITY (USA) 2022 3rd

☆IFSC PARACLIMBING WORLD CUP (ワールドカップ) - INNSBRUCK (AUT) 2022 4th

☆IFSC PARACLIMBING WORLD CUP (ワールドカップ) - VILLARS (SUI) 2022 4th


そんな大内が、2021年の1月から3年連続となる「第3回キャンパ・パラクライミング・バトル(通称:キャンパラバトル)」を開催することになりました。キャンパラバトルは、両足の使えないクライマー達が初心者や経験者、それぞれに合ったハンディキャップを用いて戦います。いつも切磋琢磨している車いすクライマーの真剣勝負が繰り広げられ、YouTubeの視聴者がエキサイティングするイベントとなります。



このプロジェクトで挑戦したいこと

日本国内でも世界の舞台でも、まだまだ車いすクライマーは少ないです。

両足が使えない障害者がクライミングをすることは、多くの方からすると想像することが難しいと思います。

それでも、普段から鍛え上げた上半身だけで、どんどん登っていくことができるんです。

経験が無くても一手一手、腕力だけで登っていける可能性があるんです。

そんなクライマーが一堂に集まって、観てくれているヒトの想像を遥かに超えていきます。

そして、観戦してくれるヒトに感動を届けたいんです!

誰でも「できない」と決めつけることはあります。

でも、本当に「できない」のかな? 「興味」があっても自然と諦めてしまっていることはあるんじゃないのかな?このイベントを見ていただいたら感じてもらえると思います。「できるかどうかじゃない、やるかやらないか!!」ってね。


私がこのスポーツを始めたきっかけ

ボクがこのスポーツに出会ったキッカケは、あるイベントを企画したからです。

視覚障害のパラクライミング世界1位の小林幸一郎(NPO法人モンキーマジック)を招待して、小学生にアイマスクをしてもらいクライミングするイベントを企画しました。その時、小林さんに「足が動かないボクも体験できますか?」と尋ねた時、「もちろんできるよ!」と言っていただき、少し登れたことがキッカケではじめました。

この最初の経験があったからこそ、世界で戦うことを経験し、今でもより世界の大舞台での高みをめざしていきたいとモチベーション高く活動しています。


これまでの歩み・軌跡

2016年の11月に小林さんから「2017年1月に開催するパラクライミング日本選手権に車いすの部門ができるから出場してみなよ。」と誘われました。

そこから2ヶ月間、猛練習した甲斐もあり2017年のパラクライミング日本選手権で優勝することができました。人生で初めて日本一になった時、普段からお世話になっているヒト達に大変喜んでいただきました。自分一人の夢ではなく、みんなの夢になっていたことを痛感できた瞬間でした。

それから、2018年に初めて日本代表としてオーストリア・インスブルックで開催されたパラクライミング世界選手権に出場させていただきました。そこでは車いすクライマーの選手が少なかったため、両手両足を多少使える部門での出場となり予選敗退となりました。それでも現地まで応援に来てくれた家族をはじめ、日本から多大なる声援を送り続けてくれる方々は、順位に関係なく応援し続けてくれているコトに感銘を受けました。

そして、2019年にフランス・ブリアンソンで開催されたパラクライミング世界選手権に日本代表として出場させていただき、世界各国から車いすクライマーが出揃い、車いすクライマーだけのカテゴリーで戦いました。チームジャパン・日本から応援してくれてる方々、現地の方々の声援のおかげで一手一手登っていくことができ、準優勝することができ銀メダルを獲得しました。

2020年、新型コロナウイルスの影響でパラクライミング日本選手権がなくなりました。


世界での戦いの場もなくなりました。

同年11月7日に、神奈川県秦野市でパラクライミング・ジャパンシリーズ第1戦が開催され、久々に国内大会が行われました。

ですが、車いすクライマーの出場は少なくとても寂しかったんです。

そこで思い立ったのが、第1回目の「キャンパラバトル」です。国内大会経験者2名(大内含め)初心者2名の合計4名で戦いました。

世界2位の実績を持つ大内が初心者に負ける!という結果となりました。

その経験から、キャンパラバトルで優勝した平井選手はそれから国内大会にも参加するようになり、メキメキと状態して正式な大会でも大内に勝とうと日々トレーニングをしております。



第2回「キャンパラバトル」は、選手5名の参加となりました。

さらに、次世代の若手クライマー3名のデモンストレーションを行いました。

大事なのは後世に何を残していくか。

自分たちだけで盛り上がる大会は、誰でもできますが、次世代の人間にどうやってバトンを渡すか。それに真剣になることが重要だと思い、子ども達のクライミングを披露してもらいました。


また、パラクライミング日本代表選手たちのデモンストレーションもありました。


車いすクライマーの大会としては、大内が初優勝することができました。

結果だけじゃなく、参加した選手やデモンストレーションに出てくれた皆さんの絆が深くなり、これからも互いを励まし合いながら各々の壁を登っていくことを応援したい!そんな希望が満ち溢れた大会となりました。

また、今回の大会には、女子の車いすクライマーもデモンストレーションで登っていただきます。よりハードでより一生懸命に挑戦するヒロインたちの姿にも期待しててください。


大事なのは、誰にでも共通している「キッカケ」じゃないでしょうか。

夢を描くとき、守りたい人ができたとき、情熱を傾けたい何かに出会ったとき、必ず「キッカケ」があります。

このキャンパラバトルが、選手やそのご家族、ご視聴いただく皆様の「キッカケ」になれば幸いです。


ボク達選手は、限界を超えるためにトレーニングに汗を流して、一手でも上に駆け登っていくことを一生懸命していきます。

その姿を是非ご覧ください!!




※キャンパとは、腕だけで登るクライミングスキルのことです。



車いすクライマーが一人でも増えればと思って、車いすクライマー達に一人でもファンが増えればと願っております!!

「一手でも上に登っていきたい!この理由に足が動くかどうかなんて関係ない!」

「できるかどうかなじゃい、一手一手登っていく!!」

こんな想いを胸に抱き、車いすクライマーの挑戦が始まります!!


会場は、クライミングジム バム横浜店(神奈川県横浜市都筑区中川中央1丁目25−1ノースポートモール B1F)です。


資金の使い道・実施スケジュール

支援金は、会場貸切、人材確保、通信運搬、業務委託、旅費、消耗品、クラウドファンディング手数料、その他運営にかかわる必要経費に使わせていただきます。

〇1月8日(日)

11:00〜選手・スタッフ集合

13:00~オープニング・あいさつ(趣旨説明)・ルール説明・選手宣誓(平井)

13:15~オブザベーション

13:30~ファースト・バトル

14:00~デモンストレーション①     次世代パラクライマーのクライミング(3名)

14:30~セカンド・バトル

15:00~デモンストレーション②   女子車いすクライマーのクライミング(3名)

15:30~ファイナル・バトル

16:00~クロージング・成績発表・表彰・あいさつ(次回告知)

【ルール】

①ルール

  全選手3回登る。すべてトップロープ。

  会場に入ってから自由にオブザベーションは可能。ホールドには触らない。

  すべてフラッシュ。(全選手が全選手の登りを観戦でき応援できる。)

     マットに座った状態もしくは車いすに座った状態で手の届くホールドから開始。

②使用できるホールド(突起物)

     壁についているすべてのホールドを使用することができる。    

③カテゴリー

  初 心 者=ビギナー(B)    初出場もしくは経験が浅い選手

  国内最高峰=エキスパート(E)    平井・片岡

  国内経験者=ワールドワイド(W)畠山・大内

④ゴール

  壁に3つの高度でついている鈴を鳴らす。    W高度  E中度  B低度

⑤ポイント

  掴んで体重を乗せたホールドは1点(クライムダウンはノーカウント)

  W:1個目の鈴50点、2個目の鈴30点、3個目の鈴20点

  E:1個目の鈴50点、2個目の鈴50点、3個目の鈴20点

  B: 1個目の鈴100点、2個目の鈴20点、3個目の鈴20点

    ※ノイズポイント:クライミング中に手を振って会場を盛り上げたら追加50点(1トライに1回限り)


リターンのご紹介

1,500円:オンライン配信チケットのみ。

2,500円:オンライン配信チケット+フォースタートステッカー+感謝のお手紙

一般社団法人フォースタートのステッカー4種類の中からランダムに1枚お届けします。

3,500円:オンライン配信チケット+HikariARTステッカー+感謝のお手紙

HikariARTとは、一般社団法人フォースタートが契約している障害のある方がデザインしたステッカーとなります。4種類の中からランダムに1枚お届けします。

6,500円:オンライン配信チケット+大内秀之と一緒にクライミング体験

大阪か京都の普段大内が通っているクライミング施設で、一緒にクライミング体験しませんか。

※日程は調整させていただきます。

※場所によっては交通費が発生する可能性がございます。

7,000円:オンライン配信チケット+SAKAIsunsオフィシTシャツ+感謝のお手紙

7,000円:オンライン配信チケット+フォースタート・クライミングTシャツ+感謝のお手紙

8,000円:オンライン配信チケット+force+startロングTシャツ+感謝のお手紙

15,000円:オンライン配信チケット+VIPシート

5組10名限定で会場での観戦シートです。選手の息遣いが聞こえてくる距離でご観戦できます。

会場で解説なども一緒に楽しんでいただけるようオンライン配信チケットもついております。

20,000円:フランス料理 ユニバーサルレストラン「ルクロ・ド・マリアージュ」にてキャンパラバトル報告会

30,000円:オンライン配信チケット+オンライン相談会「聞いてよ大内さん」

一般社団法人フォースタート理事長の大内秀之が皆さんのお悩みを約1時間オンラインでお聞かせいただきます。オンライン会議システムZoomを使ってあなただけの相談会を開催します。

※限定5人

※日程は調整させていただきます。

100,000円:オンライン配信チケット+講演会「すべての経験が価値になる!」

一般社団法人フォースタート理事長の大内秀之を講演会に呼べる権。

講演内容は、40年以上障害のある人間として生きてきて、「大事にしている継続力」「前向きな考え方」「持続的健康法」「助けてもらうプロになるために」などの多様性をキッカケに出来上がった在り方のお話になります。

※日程は調整させていただきます。

※現地へ大内がお邪魔させていただく場合、別途交通費をいただきます。

※担当者との打ち合わせを重視しています。


※すべてのリターンにオンライン配信チケットがついています。

※生配信が視聴できない方はアーカイブでご覧いただけます。

※メールアドレスにYouTubeのURLを送信させていただきます。


最後に

一般社団法人フォースタートは、「障害のある方もない方も一緒に笑い合える場づくり」を提供していきます。そのためにも障害のある方の活躍を見てもらうことが重要です。

障害者は支援されるだけの存在ではありません。障害者も誰かを応援したいんです。

その想いに触れてほしいです。

ボク達車いすクライマーは、観てくれているヒト達を応援するためにも感動を届けたい!!

1月8日の当日に向けて、12月4日は事前合宿を行います。

それぞれが自分の限界を超えるために精一杯の努力をして挑戦していきますので、ぜひご声援いただきましょうお願いいたします。『できるかどうかじゃない。やるかやらないか!やると決めたら、やり抜くだけ!!』

このイベントを観終わった時、心にポジティブな感情がめざめることでしょう。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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