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さつま町にある楠木神社、再起動! 楠公さんから続く歴史を後世に繋ぎたい!

さつま町にある楠木神社のご神体は、水戸光圀公(黄門さま)が奉納された楠木正成公(楠公さん)の木像で御年330歳になります。建物の老朽化によりご神体の保全が難しくなりしかも参拝客も激減しています。この歴史ある神社を復興させ後世にしっかり繋いて行きたく、ご支援のほどお願い申し上げます。

現在の支援総額

941,750

47%

目標金額は2,000,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/02/08に募集を開始し、 102人の支援により 941,750円の資金を集め、 2023/04/18に募集を終了しました

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さつま町にある楠木神社、再起動! 楠公さんから続く歴史を後世に繋ぎたい!

現在の支援総額

941,750

47%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数102

このプロジェクトは、2023/02/08に募集を開始し、 102人の支援により 941,750円の資金を集め、 2023/04/18に募集を終了しました

さつま町にある楠木神社のご神体は、水戸光圀公(黄門さま)が奉納された楠木正成公(楠公さん)の木像で御年330歳になります。建物の老朽化によりご神体の保全が難しくなりしかも参拝客も激減しています。この歴史ある神社を復興させ後世にしっかり繋いて行きたく、ご支援のほどお願い申し上げます。

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はじめに・ご挨拶

さつま町の有志で結成された 楠木神社を守る会(楠木会)で会長をしております神薗と申します。

鹿児島のさつま町になぜ楠木神社があるの? と思われる方も多いことでしょう。

そこには楠木正成公(楠公さん)から水戸光圀公(黄門さま)、そして西郷隆盛公(西郷さん)につづく楠木神社ご神体の歴史がございます。

その歴史ある楠木神社にて、楠木会はボランティアの組織として、氏子をサポートしさつま町文化財ボランティアガイドやさつま町郷土史研究会の方々と一緒に、例大祭の執行、六月灯の開催や、神社境内の清掃作業等を通して楠木神社を維持、そしてより多くの方に知っていただくために神社の歴史をホームページやSNSなどで発信してきました。

楠木神社を再起動! を行うために神社内の建物の改修を目的にご支援を頂きたく、本サイトをご活用させていただきます。


さつま町郷土史研究会 三浦会長による さつま町歴史講座 楠木神社編になります!


このプロジェクトで実現したいこと

楠木神社の現在ある社殿が建立されてから半世紀以上(53年)経過しました。月日が経ち老朽化による本殿、拝殿、社務所の木材の腐食で立ち入ると危険な場所があり、ご神体には一旦安全な場所に遷座して頂いております。よって、現在は参拝者が少なく、ひっそりと街の片隅に存在されているだけの状態になっています。

本プロジェクトにて、まずは文化財としてもとても貴重なご神体に戻っていただくために必要な修繕と誰でも気軽に参拝していただける環境の整備を行い、その結果として以前あった子供たちの剣道の練習や試合が行われたり、初詣にて長い行列ができるなど地元に人々に愛される神社に復興したいと考えております。


① 本殿と拝殿の改修

本殿内側の床及び壁の木材が、経年劣化や白アリの影響で腐食して陥没しており張替えが必要です。また、写真にあるように拝殿天井の木材も白アリにやられており、危険なため剥がしています。


② 手水舎と案内板の改修

手水舎は屋根が朽ちて骨組みだけになっています。

神社の鳥居横にある説明板の屋根がなくなり文字も消えつつあります。この説明文は内容も書き直したいところがあります。


③ 旧社務所の解体と倒木の撤去

旧社務所になり何年も使われていません。屋根が落ちてきて危険な状態であるため解体撤去したいです。

拝殿左側にある巨木が台風で倒れてきていたり、拝殿屋根まで伸びてきている枝など伐採します。


楠木神社のご神体

楠公さんは、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて幾多の戦いで勝利を収めた軍事的天才であり、最期まで後醍醐天皇への忠君を貫いた名将として知られており、神戸の楠公さんを祀る総本山である湊川神社、そして皇居外苑にある勇壮たる銅像はとても有名です。



黄門さまは一般的にはドラマで有名ですが、大日本史という歴史書を編纂された常陸国水戸藩主で、楠公さんの墓碑を今の湊川神社にある地に佐々介三郎宗淳こと助さんに命じて建てました。その時にご遺像として広厳寺(楠寺として知られている)に木像を3体奉納されており、さつま町楠木神社にあるご神体はその内の1体になります。(現在の広厳寺住職からお聞きしたところ、残り2体は先の大戦の空襲で焼失されたとのことです)

諸説あるようですが、約300年前に薩摩国伊集院に伝わったとか、幕末に勤王の志士として知られる有馬新七(薩摩藩士同士で切りあった寺田屋騒動で亡くなった)が広厳寺の許可を得て一番色彩の良いものを持ち帰ったとかで、伊集院石谷に楠公社を建立しお祀りされました。維新後、西郷さんが鹿児島城下に皇軍神社を創建した際に楠公社もそこに移され、祭神第三位として私学校の守護神になりました。その後、当時宮之城区長であった辺見十郎太が宮之城(現さつま町)の精神的中心として仰ごうとこの地に楠公木像をお移しされたということです。

御神像が宮之城入りする時の永山喜内翁の話は今でも言い伝えられています。

「当日の装束を見れば、男子は甲冑、甲冑のないものは、小手、脛当て、小手脛当てのない者は、脛、腕に棕櫚の皮を着け、頭にも被り、胴には俵を着けて(関ケ原の戦いでも薩摩の者はこの様子だったそうな)出迎えに行った。。。。御神像を拝見するときは息のかからぬように耳から口鼻を被って見られたそうで、当時幼かった翁は、黙って黙ってと言われても「楠木正成はどいよ(どれですか?)」と尋ねた。一人が指さして「あのにんぎょどんや(あの人形さん?)」と言ったこともいまだ忘れぬと大笑いされた」

明治18年(1875年)に今の焼肉一福さんのある場所に湊川神社が完成し、昭和20年(1945) 終戦間際に今の地に遷座され、昭和44年(1969)に楠木神社社殿が完成し今に至ります。

S45.5.16 新聞にて、ご遺像は「本物だろう」とのこと!

余談ですが、神社境内には勝海舟が西郷さんを想い揮毫した「惆悵旧歓如夢」の石碑があり、その隣には中村正直による協力で完成した「悵旧碑」という西南の役戦死者の慰霊碑もあったりと見どころも多く、多くに方に来ていただきたいと思います。


これまでの活動

楠木会の目的は、楠木神社にまつわる600年もの歴史を知っていただき、多くの方に参拝に来ていただけるよう、宮司さんと氏子さんをサポートすることで神社を復興することです。

そのため神社改修前に、寂しい状態の楠木神社ですが「神社を知ってもらおう!」を目的にいろんな取り組みをしてきました。

楠木会で最初に行ったことは、神社の歴史を知っていただくために鹿児島の夏の風物詩である六月灯をピクマ(ピクニックマーケット)の外囿さんのご協力で令和元年7月14日に実施したことです。久しぶりの開催になり多くの方にお越しいただき、さつまガイドさんによる神社ガイドツアーや町内外の有名ミュージシャンによるライブなどを楽しんでもらいました。

令和2、3年は新型コロナ感染症のため活動があまりできなかったのですが、アマビエ様にご降臨頂き疫病退散をしていただきました。

令和4年はコロナの影響が残る中ではありましたが、7月17日にこじんまりと実施できました。

また、残り少ない資金から改修前に白アリ駆除を行い、定期的な草刈り清掃活動を行っており、毎年4月に行われる例大祭の実施のサポートも行ってきました。

昨年からはご神体の文化財登録に向けて有川町会議員の協力で取り組んでいます。

活動の詳細はホームページにてご確認ください。


資金の使い道

全体で必要な資金2,000,000円をクラウドファンディングで皆様からのご支援を賜り、以下3点の改修工事を実現させて頂きたいと考えております。

① 本殿と拝殿の改修   45万円 
本殿と拝殿内部の床と壁の木材の交換修復を行い、ご神体の保全対策を施します。

② 手水舎の改修     30万円
  案内板の改修     10万円
手水舎の屋根を作り直します。また、神社の鳥居右側にある説明板の屋根を張替え文字を書き直します。

③ 旧社務所の解体撤去  45万円
  倒木などの撤去    10万円 
使われなくなった社務所が廃墟となっておりその解体撤去を行います。また境内左側にある倒木や拝殿まで伸びてきた木枝の伐採を行います。

リターンとその送料: 30万円程度

キャンプファイヤー手数料:約38万円

今回の改修工事は、だれでも安全に参拝していただけるようにを目的として最小限必要なのものになります。もしも余剰金が出た場合は、鉄筋爆裂の補修とか拝殿の天井の修繕など、今後計画予定の改修案件に活用させていただきます。 


実施スケジュール

本クラウドファンディングを約3ヶ月間実施させて頂き、改修工事を行い、本殿と拝殿の改修にてご神体にご遷座いただくことを計画しております。そのご遷座は7月上旬に計画している六月灯に間に合うようなスケジュールを立てております。

2023年 2月~4月  クラウドファンディング実施期間   

2023年 6月     改修工事              

2023年 7月16日   六月灯開催にてご神体のご遷座予定    


<<応援メッセージをいただきました!!>>

さつま町文化財ボランティアガイド(さつまガイド)会長 四位勝義 様

楠木正成さんの御神体が戻り、広く知れ渡る迄応援します。境内にある石碑もとても見ものです。ガイドのお問い合わせもお待ちしますよ。



 一般社団法人テンラボ 代表理事 伊達あすみ 様

平成31年度に始まった「さつま町観光未来研究室」を通じて、本プロジェクトリーダーである神薗さん、そして楠木神社に出会いました。 研究室では、さつま町内の行政職員や会社員、観光に携わる人全員、"オールさつま"でPRに取り組むため対話の場を重ねてきました。 その頃から楠木神社の歴史と魅力について、目を輝かせながら話す神薗さんがとても印象的で、周囲を巻き込みながら保全・活用に継続的に取り組んでいらっしゃいます。 歴史を未来に紡いでいく、そのためにはたくさんの労力とお金も必要です。 今回クラウドファンディングという形で、さつま町のこと、楠木神社のこと、その大切な歴史を守ろうと活動する楠木会の皆さんの周知も含め、本プロジェクトへたくさんの方のご支援が集まることを願っています。 ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


ハローさつま 古田昌也 様

六月灯のイベントには何かしらお手伝いさせていただきました。神社を復興させさつま町を盛り上げようとする取り組みに、心から応援しています。がんばってください!


リターンのご紹介

ご支援いただいた方には、楠木神社のお守り、御朱印、さつま町が誇る特産品をセットにしたリターン(返礼品)を御礼状とともにお送りさせていただきます。(組み合わせの詳細は「リターン」のところをご参照ください。)

その1 お守り

さつま町はかぐや姫の里ともよばれ竹林の町として有名です。地元の竹を使い地元の鍋田竹材さんが制作した楠木神社お守りで、軍事的天才であった楠公さんの「勝運神」のお祈りが込められています。


その2 御朱印

さつま町には鬼滅の刃などに使われる毛筆フォントの製作販売で超有名な昭和書体さんがいらっしゃいます。昭和書体さんのご協力による力強い書体による御朱印を小色紙にてご提供いたします。


その3 焼酎カレー

全国的にも有名なさつま町の加工食品を製造販売されているハローさつまさん。地域ブランド「薩摩のさつま」にも選ばれているとても美味しいユニークなカレー!黒毛和牛、たけのこ、地元の焼酎が入ったレトルトカレーをご提供いたします。(パッケージデザインは異なりますが中身は同じです)

名称:カレー、サイズ:20cm x 14cm x 2.5cm 、重量:200g
保存方法:直射日光を避け常温で保存、賞味期限:製造から1年
原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。

また、ご支援いただきました皆様のお名前を記帳しまして、ご神体のご帰還時に奉納させていただきます。


最後に

 さつま町は、人口約2万人で自然豊かで農畜産業が盛んなところです。また、美人の湯で有名な宮之城温泉、神の湯の紫尾温泉があり、霊峰紫尾山や川内川などの自然に恵まれた北薩の地にあります。明治維新以降、楠公さんのご神体が遷座されてきて守り神として大切に受け継いできました。これからも後世にしっかり繋ぎたいという思いでこのクラウドファンディングに掲載しました。

 計画通りに修繕が行えればご神体を本殿にご遷座いただき、いつでもご参拝いただける状態に戻すことができます。人生の節目節目でお参りでき、参拝者に気持ちよくお越しいただけるような以前の神社に復興させ、受け継いできたこの歴史と文化を後世にしっかり引き継ぎたいと思っています。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。







<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 令和六年四月十四日午後三時より令和六年の例祭が執り行われ、ご神体には改修された本殿に一時的でしたがお戻りいただきました。昨年2月に本クラウドファンディングにて神社改修のための募金を開始して数多くの方のご支援を得て、当初の目標であった改修工事が完了しましたのでそのご報告及びご支援者名簿の奉納もさせていただきました。この度のご支援、誠に有難うございました。前回の活動報告で申し上げましたように、ご神体に本格的にご遷座いただくための防犯対策はこれから検討してまいります。お近くに来られましたらご参拝ください。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。 もっと見る

  • 直前のご案内となり申し訳ございませんが、楠木神社の例祭を四月十四日(日)15時より行います。本例祭では、今回の改修工事にご協力いただきました方々のご支援者名簿のご奉納を行います。ご神体にお戻りいただくご遷座については、残念ながら本殿扉の改修を行ったもののまだ防犯対策が不十分との判断から今回は行わない事となりました。例祭当日は改修後の本殿に一時的にお入り頂く予定です。お越しいただける方はどなたでも、ご参列ください。それから、今年に入ってからこれまでの改修工事などの活動報告を行います。3月13日に地元の事業者さんに左側から社殿に向かって伸びていた垂れ枝の伐採を行っていただきました。景観を損ねないような伐採となると難しいのですが、いい感じで上手く切ってもらいました。3月16日には、竹林の伐採を弊会メンバーで行いました。最後に残っていた鳥居右側にある案内板の改修も行われました。さつま町文化財ボランティアガイドの方々に以前あった内容の編集をお願いし、楠公さんご神体の挿絵と弊会のQRコード入りとなりました。とても立派なものが出来上がったと思います。画像キャプションまた、本日は明日の例祭に向けて、さつま町文化財ボランティアガイドの方々と弊会のメンバーで草刈り清掃を行いました。明日に向けた準備ができたことにご協力いただいた方々に感謝申し上げます。これで今回計画した改修工事を全て行うことができました。この改修工事にご支援いただいた方々、実際に工事を請け負っていただいた方々、いつもご協力していただくさつま町文化財ボランティアガイドの皆様、弊会のメンバーに心より感謝申し上げます。誠に有難うございました。 もっと見る

  • 11月中旬より始まった本殿の改修工事は無事終了しました。工事の主な内容は、白アリによる床と壁の木部腐食の改修になり、床下の構造部分からすべて張り替えをしました。その工事の際、内部にあった神棚も白アリの影響を受けておりその部分もできる範囲で修復しております。また、本殿の扉の欠けの補修と防犯対策としての鍵の追加もできました。それと、本殿と拝殿の屋根の銅板が剥がれているところが幾つかあったので、そこの補修と疑わしいところへのコーキング対処も行うことができ雨漏り対策も実施できました。残りは案内板の改修です。こちらは年明けに行うことになります。本殿の改修も終わり、12月24日に楠木会の有志により年末の神社清掃を行いました。しめ縄も張替え新年を迎える準備がほぼできました。ご協力ありがとうございます。皆様、良い年をお迎えください。 もっと見る

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