2018/03/10 19:54
最後に心を震わせたのは、いつですか?

心震える感動なんて、忙しい毎日だとやっぱり後回しにしてしまう。広報でありながら、私もその一人だ。

そして大人に近づけば近づくほど、きっとその忙しなさは強くなっていって、

「明日も頑張らなきゃ」
「今日を生きることで精一杯だな」
「休みってなると午後まで寝ちゃうな」

そんな風にして、なんとか毎日を頑張っている人も少なくないと思う。自分の頑張りが、いつかの自分に繋がると信じて、頑張り続ける、とても素晴らしいことだと思う。けれど、そんなあなたでもきっと

「あれ?私なんのために頑張ってるんだっけ?」

と、立ち止まってしまう時があると思う。頑張り続けることが当たり前のはずがないから。

気持ちと体力とのギャップや、人との関係、ふと生まれたうまくいかないことが、さっきまで走り続けていたはずの足を、なんだか急に重く、固くして、どうしても前に進めなくなってしまう時があると思う。

 

そんな時、忙しい日々を忘れて思いきり感動してみることを、選択肢に加えてみて欲しい。きっとその感動で、あなたは色んなことを思い出したり、新しく何かに気づいたりして、誰にも邪魔されずにその時間を満喫できる。

その先にあるのは、「明日からまたちょっと頑張ってみるか」かもしれないし「ちょっと最近頑張りすぎていたかもしれないな」かもしれない。日々の決まりごとから解放されて感動した時、きっとあなたは自分の「こうあるべき」からも解放されて、自分の本当の気持ちを少し知ることができると思う。感動にはそんな力がある。

 

そしてそんな感動の中でも、とりわけ演劇は可能性に満ち溢れている。あなただけの楽しみ方が、自由自在にできるから。

そんな話を、今回はさせて欲しいです。 

まずは、こちらを見てみて下さい。