2013/06/05 15:25

iNDIGO BLUE です。いよいよ東北復興プロジェクトの日が近づいて
まいりました。明日から現地入りし、活動準備を進めてまいります。

東北出発を前に、フォトブック制作チームのカメラマン2名を紹介させて
いただきます。

[小池 菜摘:メインカメラマン(写真右)]

初めまして、人物写真家の小池菜摘と申します。私は震災のその瞬間、東京のオフィスビルにいました。倒れてくる本やPCを押さえながら、仕事をこなし、落ち着いた頃には帰宅困難者になっていました。当時自分のことで精一杯で、東北に行くこともできず、ただ募金箱に小銭を入れ続ける日々でした。

震災の半年後、私は新婚旅行のためにバイクで北海道から大阪まで縦断しました。東北の各県を回り、生々しい被害の状況を目の当たりにしました。それでもやっぱり、募金箱に小銭を入れ続けることしかしなかった。できなかった。私一人が何かしても、誰か一人の役すら立てないと、無力であると決めつけていました。

今回、私はこのプロジェクトにチームの一員として参加する機会を与えられ、感謝しました。私ひとりでは何も出来なかった。でもこのチームであれば、痛みを知る方々の今の心を写真に残すことができると信じています。全力で撮りますので、見て頂けたら嬉しいです。応援をよろしくお願いいたします。

[前沢 芽:サブカメラマン&インタビュアー(写真左)]

はじめまして。前沢芽と申します。今回、iNDIGO BLUEにとって3年目となる東北復興プロジェクト“Piece”の同行カメラマンとしてこのフォトブックの制作に携わらせていただくことになりました。感謝の気持ちとともに、より一層気が引き締まる思いです。

iNDIGO BLUEは今まで多くの笑顔を被災地に届けてきました。私は、笑顔ほどダイレクトに人を幸せにするものはないと思っています。被災地を中心により多くの人に笑顔が伝播し、日本中に笑顔の輪が広まったら、こんな素敵なことはないと思いませんか。そんなフォトブックになるよう、1枚1枚全身全霊でシャッターを切って参ります。

また、インタビュアーとして、iNDIGO BLUE メンバーの心境や、石巻の皆さんのお声を、このプロジェクトを応援してくださる皆様にもお届けできればと思っています。どうぞ応援よろしくお願いいたします。