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誰もが人生の船長だ!「くるーず」=「周遊」という名のフリースクールをつくりたい!

子どもたちがやってみたいことにとことんチャレンジできるフリースクールをつくりたい!「不登校」とされる子どもたちも地域でのびのびと遊び、学び、育つことができるまちをつくりたい!その拠点となる古民家の改修と環境整備にご協力ください!

現在の支援総額

1,363,600

68%

目標金額は2,000,000円

支援者数

100

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/08/01に募集を開始し、 100人の支援により 1,363,600円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,363,600

68%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数100

このプロジェクトは、2023/08/01に募集を開始し、 100人の支援により 1,363,600円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

子どもたちがやってみたいことにとことんチャレンジできるフリースクールをつくりたい!「不登校」とされる子どもたちも地域でのびのびと遊び、学び、育つことができるまちをつくりたい!その拠点となる古民家の改修と環境整備にご協力ください!

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はじめに・ご挨拶

はじめまして!このプロジェクトの発起人の佐藤美和と申します。
私が代表をつとめる「特定非営利活動法人たねの会」では、この度、活動地域であるさいたま市内にフリースクールを開設することにいたしました。このクラウドファンディングのプロジェクトを通して、ぜひみなさまに私たちの思いを知っていただき、ご支援をお願いしたく、このチャレンジを決意いたしました。

少し長くなりますが、遊び場づくりを長くやってきた私たちが、なぜ今回、フリースクールをつくりたいと思ったのか、どんな場を目指したいのか、お読みいただけたら幸いです。

私たち、たねの会は2003年に発足し、今年20周年の節目を迎えます。
現在は、2018年にオープンした「さいたま市子ども家庭総合センター(通称:あいぱれっと)」の中の「冒険はらっぱ」という常設のプレイパークを、さいたま市からの業務委託で運営させていただいています。

詳しくはこちらをご覧ください https://boukenharappa.jimdofree.com/この「冒険はらっぱプレイパーク」では、私自身は運営だけではなく、「プレイワーカー」というスタッフとして現場に立たせていただき、子どもたちと関わってきました。



冒険遊び場(=プレイパーク)」は以下のように定義されます。
※冒険遊び場は「プレイパーク」とも「プレーパーク」とも言われ、同義です。

「冒険遊び場は、すべての子どもが自由に遊ぶことを保障する場所であり、子どもは遊ぶことで自ら育つという認識のもと、子どもと地域と共につくり続けていく、屋外の遊び場である」(2021年3月 特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会 https://bouken-asobiba.org/

「子どもは遊ぶことで自ら育つ」
私たちは長く、子どもの遊ぶ場に関わってきて、そのことを強く実感してきました。
ここで少し、プレイパークでの子どもたちの様子を紹介させてください。

遊具をつくったり

こんなものをつくったり

基地づくりも盛んです

お花で色水をつくっていたり

おいしそうなフランクフルト(フェルト生地)も

イベントの企画や司会も子どもたちで

七夕の笹がなかった時には書いてくれたり

サンタになったり

門松だって神社だってつくっちゃいます

新春の書初め遊び

異年齢での健康麻雀も

なければつくる

暑い日差しの時

分解してまた組み立てて

畑でとれた野菜でお料理も

火も自分たちでつけます

かまども子どもたちの手づくりです

居合わせた子ではじまる鬼ごっこ

小さい子も大きい子も遊びながら育ちあっています

現在、冒険遊び場は全国で400ヶ所以上に広がっており、普段、公園では禁止されてしまうような、穴掘り、木登り、水遊びなども極力できるように、地域の方や行政の方と協力しながら、市民自らが運営しているところがほとんどです。子どもたちの冒険や発見を大切に、やってみたいことができるようサポートするのが、私たちプレイワーカーの仕事です。

遊び場の中で、子どもたちは日ごろ心に抱えていることもたくさん話してくれます。
答えのないことでも、ただ分からない時を一緒に過ごし、子ども自身が決めて進んでいくことを大切にしています。
自分のままで過ごせる、そんな居場所であることを大事にしてきました。 

 










このプロジェクトで実現したいこと

そんな私たちですが、この度、新たにフリースクールの開設にチャレンジすることにいたしました。私たちは、埼玉県さいたま市岩槻区に「くるーず」という名のフリースクールをつくります。

「クルーズ」は英語で「cruise」=周遊という意味があります。そして「クルー」には「乗組員」「操縦士」という意味もあります。    

私はこう感じています。
「遊ぶ」とは、やってみたいことをやってみること。「学ぶ」とは、遊ぶ中で起こるもの、と。

自分の興味関心や好奇心で生きている子どもたちは、遊びながら学んでいるのです。

何がしたいか、どうしたいか。
どんなところにいきたいか、どんなペースで進みたいか。
それはひとりひとり違います。

決められた目的に向かって何かをこなすことだけでなく、停泊したり寄り道したり休憩したり、その時間にこそ、自らが見つけ出す、人生の楽しみや発見がつまっているかもしれないのです。

外側の基準ややらなければいけないことにあわせてばかりで、自分の本当の気持ちを置き去りにしなければいけない中では、子ども達は安全であっても、安心して自分を生きることができないのではないでしょうか。

私たちはこう考えます。
ひとりひとりが人生の主人公であり、その人生の船長であるならば、
その船の舵をにぎっているのは子ども自身であり、子ども本人であるべきだと。

ひとりひとりが主人公。そんな「クルー」がたくさんの「クルーズ」。同じ船にのっている仲間=「クルー」として、お互いを尊重し応援しあいながらみんなで進んでいける、そんなフリースクールを目指します。

「フリースクールくるーず」は略すと「くるくる」。まちをくるくる周遊しながら、世界を舞台に学んでいける場所にします。その理念のもと、子どもたちが何をしたいか、その対話から生まれる活動、学びを大切にした場づくりを行っていきます。

そして、子どもたちがまちの人に見守られ、のびのびと育っていくことができるような環境を、みなさまとつくっていきたいと考えています。


あらためて、このプロジェクトをやろうと思った理由

(1)これまでの活動の中で明らかになった課題

プレイパークは誰でも来られる遊び場です。

その中には、いわゆる「不登校」とされる子どもたちや行き渋りのある子もおり、言葉にできない生きづらさを抱え、自らを否定的にみている子どもたちが多くいました。そして、その親御さんたちの日々葛藤している様子にもふれてきました。

そんな子どもたちも、のんびりと過ごし遊ぶ中で、元気を取り戻し、光り輝く姿も見せてくれました。自分の好きなことに熱中したり、独自のアイデアで周囲や大人を驚かせたり、素敵な作品を創ったり。

評価や比較から解き放たれた遊びの場だからこそ、見せてくれるありのままの姿がありました。誰にも話せなかった本音をきかせてくれることもありました。このような子どもたちの気持ちや姿を、もっともっと私たちは知らなければならないと思うのです。


(2)課題に取り組むことの必要性

 「不登校」とされるの子どもの数(小中学生)は、2021年度(2022年10月文科省発表)で約24万5千人に達し、8年連続で増加しており、埼玉県内、さいたま市内の人数を見ても、過去最多になっています。
 ※令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果概要 
 https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_2.pdf

2016年に施行された「普通教育機会確保法」では、不登校は問題行動ではないことや、学校復帰が目的ではなく、社会的自立を目的とした支援についての見解が出され、公民連携による学校制度外の居場所・学び場との連携もうたわれています。
※「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(平成28年法律第105号)」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1380960.htm


 

また、2023年3月には、文部科学省から「誰一人取り残されない学びの保障にむけた不登校対策」も出されていますが、まだその学びの選択肢となりうる場所は地域に少なく、多くの不登校の子どもたちが、在宅で過ごさざるを得ないという状況があります。(在宅が悪いわけではありません)

    

「COCOLOプラン」概要 https://www.mext.go.jp/content/20230418-mxt_jidou02-000028870-bb.pdf

また、まだまだ「学校に行けないことは問題である」という社会通念が強いことから、そのような家庭が地域に行き場をなくし、孤立していく傾向があり、地域にその理解と支援を広げ、学びの場をつくっていくことは急務であると考えました。


(3)事業の目的

学校生活になじめず、困難にぶつかった子どもであっても、その子の持つ個性や可能性、教育を受ける権利は決して否定されるべきものではありません。自分のペースで安心して過ごし、学べる場をつくり、まちの人たちに見守られながら豊かに育っていける環境をつくることは社会の責務でもあると考えます。

本事業は、フリースクールという場をつくるだけではなく、「誰一人取り残されない」を地域で保障することを目的に、全ての子どもたちの「やってみたい」を支えるまちづくり、子どもたちを受け止め育むことのできる地域社会づくりを広げていくためのチャレンジにもしたいと思っています。


(4) どのようにしていくか

今回、このような思いでフリースクールをつくろうと決め、自分でも様々な学びの場に出かけたり、本を読んだり、フリースクールに訪れ、その中身と開設場所について検討してきました。その結果選んだのが、私の住むまちでもある「埼玉県さいたま市岩槻区」」です。  

さいたま市岩槻区は埼玉県の県庁所在地さいたま市の中で一番の面積を誇る緑豊かな地区で、江戸時代には岩槻城の城下町・宿場町として栄えた歴史があり、「人形のまち」として有名です。様々な路線のホームとなる大宮駅から岩槻駅までは12分、また、東武線の乗り換えに便利な春日部駅からも9分で来られます。

今回のフリースクールは6~15歳の子を対象としますが、自分の足で通ってこられるためには、駅が近いこと、どこからでも通いやすいことが必要でした。         東武野田線(アーバンパークライン)岩槻駅

また、岩槻は自然や文化遺産も多く、地下鉄の延伸も計画されており、これからの変化も含め、ワクワクがある楽しい街です。日光御成街道沿いには名所がたくさん

藩校「遷喬館」時の鐘

商店街では、各商店が自分のお店でワークショップや講座を開く「岩槻まちゼミ」や、「リノベーションスクール@岩槻」から生まれた事業活動も盛んで、みちをつかったマルシェなどもたくさん行われています。   

  第3回岩槻まちゼミは32ものお店がプログラムを展開しています

岩槻家守舎主催の商店街を使ったプチマルシェの様子私自身も現在、岩槻区内で、リノベーションの事業の立ち上げに関わっていたり、「まちづくりユニット まち・あわせ」という団体で活動もしているため、様々な地域の活動と連携していけるのではないかということも、この地を選んだ理由の大きな1つです。

岩槻駅前でのみちあそび

植物販売の温室をお借りしての遊び場

リノベーションスクール「部活商店」

そして今回、このような思いで具体的な物件を探していたところ、最高のオーナーさんに巡り合うことができました。岩槻駅から徒歩約8分、駅前通りからすぐ1本南を通る市宿通りの商店街で書店業とカフェを営んでいらっしゃる「水野書店&Cafe mao-mao https://mizuno-bk.com/」の水野さんです。

水野書店は明治5年(1872年)に営業を開始し、創業150年を迎える老舗書店です。もともとは岩槻城に紙や筆、墨を卸す仕事をしていたという長い歴史をお持ちです。明治維新後には、小学校に教科書を卸すように依頼され、書店業を開始されたという、長く長く地域に貢献してこられた書店さんです。

2019年からは書店スペースの半分を改築してカフェスペースとして「Cafe mao-mao」もオープンし、美味しいご飯も提供されながら、ワークショップや絵本の読み聞かせ、スマホ教室など、地域の方による地域の方向けの様々な活動ができるコミュニティスペースになっています。
Cafe mao-maoの素敵なカフェスペース        

書店には遊びスペースも

「地域の発展と子どもたちの成長に寄与する」という企業理念のもと、かつては学習塾も経営されており、今回、物件を探している旨をお話したところ、その学習塾で使っていた古民家をフリースクールの場所として使わせていただけることになりました。  

築100年近くになるというこのスペース。立派な梁と開放的な窓のある空間で、すぐに子どもたちと楽しく過ごす日々が想像できました。カフェの裏手、奥まった敷地内にあるため、秘密基地感もあり、車の往来もなく安全な場所です。

歩いて1分もしないところには、岩槻本町公民館と岩槻図書館があり、3分程のところには「裏小路公園」や「39広場」、15~20分ほど歩けば「岩槻温水プール」や「岩槻城址公園」「岩槻児童センター」などもあります。

  公民館と図書館まではダッシュすれば20秒

39広場は歩いて2分!

味のあるオブジェがたくさんの裏小路公園までは徒歩3分

少し行けば農家さんも多い土地柄です。室内だけでなく「周遊」「探検」をしたいフリースクールとしては最適な立地でした。この場所でオープンさせていただけることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいで、私自身ワクワクがとまりません!   


プロジェクトの内容

では、実際にどのようなフリースクールにしていくか、少し紹介させてください。

フリースクール「くるーず」は、6歳~15歳の子どもたちが対象です。
市から委託をいただいているプレイパークとは違って、会費をいただいての運営になります。
これまで「誰でも遊べる」を大事にしてきた私たちにとっては、ここはとても葛藤したところでした。

そこで、他の自治体を調べたところ、先に紹介した教育機会確保法を根拠に、民間との連携を進め、ご家庭への補助が始まっているところもありました。また、フリースクールによっては、ご寄付により減免制度を設けているところもありました。私たちも、まずはしっかりと運営させていただき、このような連携やご協力のお願いもしていきたいと考えています。


開室時間は、月水金曜日の9~15時。
子どもたちのサポート役であるスタッフがいます(常勤2名:佐藤美和・佐藤信一。ボランティアさんもお願いしていく予定です)。

【基本となる1日の流れ】
以下の流れが基本になりますが、子どもの気持ちや体調、ペースにあわせていつ来ていつ帰ってもOKとしています。活動も子どもたちと一緒に変えていくかもしれません。

<9~10時> おはようタイム 
まずは安心して1日のスタートを切れるように、ひとりひとりを迎え、それぞれが好きなことをして過ごせる時間にします。好きな本を読んだり、絵を描いたり、何かをつくったり、ゲームをしたり。テキスト学習、オンライン学習等を進めたい子のサポートもおこないます。スタッフはそれぞれの子の状態を把握しながら、ひとりひとりが安心して過ごせるよう環境を整えたり、つないだり、やりたいことができるよう必要な手助けをします。  

<10時~>ミーティング
この後どんなことをしたいか、それぞれやりたいことや、みんなでやってみたいことなどをおしゃべりします。
おはようたいむの続きの活動をする子もいれば、午前のうちに何かみんなでやってみよう、となるかもしれません。

<12時頃> ランチタイム
 基本は持参ですが、ミニキッチンも備えることで、いただいたりそろえた材料で料理ができるようにしたいとも考えています。どこかに遠足をしてランチ、という日もあるかもしれません。

<13時位~> 探究・探検
 午前ミーティングで話したこと、考えたことをやってみる時間です。室内での活動もあれば、どこかにお出かけして何かをしてみよう、ということもあると思います。今日はのんびり、何も決めずに過ごす、も子どもにとっては必要な時間です。

<14時30分頃> お茶たいむ
 今日やってみたことの感想や自分の気持ちなどについておしゃべりして共有します。疑問に思ったことや次にやってみたいことなども出し合って、子どもたちが次の活動の楽しみをつくっていけるようサポートします。

<15時> 解散

子どもたち自身がやりたいことを決める、学び方を決める、スタッフはそのサポート役をつとめます。大事にしたいのはミーティングの時間です。お互いの「やってみたい」を実現するためにはどうしたらよいか、みんなで何かをやる時や困ったことがあった時も、対話を重ね、どうしたらよいかを考えやってみる、ということを大切にします。

行事やイベント、遠足なども、子どもたちの発案のもと、できる時にできるだけ行っていけるようにしたいと考えています!


子どもたちの学びは、いわゆる教科学習からだけではありません。興味や関心から始まり、体験や探究を通して、知的な世界も体験的な学びも、生きている喜びも、広がっていくものだと考えています。何より、安心して、自分を生きられること。自分を知り、他者を知ること。そのことが、この先続く子どもたちの人生における土台となっていくと考えています。

※フリースクール入会に関する詳細をお知りになりたい方は、「フリースクールくるーず」のインスタ・FBをご覧いただく他、freeschool.cruise@gmail.comまでメールでお問合せください。


子どもたちの「学び」の現在

現在、文部科学省でも『「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」を実現する』とうたっています。(詳しくはこちら→https://www.mext.go.jp/content/210330-mxt_kyoiku01-000013731_09.pdf

これからの時代に重要とされている「非認知能力」も「アクティブラーニング」も、子どもたちの遊びの世界を見ていると、自然と行われている、身についていると思うこともたくさんです。

私たちスタッフも、どのようなサポートがベストなのか、現在の教育の流れもふまえつつ、子どもたちから学び、子どもたちとともに、私たちのフリースクールをつくっていきたいと考えています。

また、令和5年4月には、こども家庭庁が新設され、こども施策を社会全体で総合的かつ強力に推進していくための包括的な基本法として、「こども基本法」も施行されました。https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-kihon/

 基本理念を書き出します。
 1.すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
 2.すべてのこどもは、大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
 3.  年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
 4.すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最もよいことが優先して考えられること。
 5.子育ては家庭を基本としながら、そのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが厳しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
 6.家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。

素晴らしい理念だと感じると同時に、書いていて心苦しい気持ちにもなりました。本当に、これらのことを実現していきたい。私たちも、精一杯がんばっていきたいと思います。


子どもだけでなく、大人こそ、遊び、学びあう時間を

また、私たちは、フリースクールに通う子どもたちだけでなく、様々な方と出会い、学び合える時間をつくっていきたいと考えています。

〇保護者の会(会員保護者対象)
各学期に1回、保護者会を開催する予定です。保護者会では、ふだんのお子さんの様子や相談したいこと、子どもの活動やくるーずの運営などについて、スタッフも含め保護者の皆さんとともに話し合える時間をつくります。また、お子さんを通してつながったご縁を大事に、保護者の方同士がつながり、楽しみあえるような機会も創っていきたいと思います。

〇不登校を考える親の会(どなたでも)
不登校(行き渋り)のお子さんがいる保護者の方はどなたでもご参加できます。お子さんに関しての心配や悩みを分かち合い、心が少し楽になって帰っていただける場を目指します。

〇大人のフリースクール「おとなる」

 月・水・金以外の時間も使い、大人も好きなことをして過ごしたり学んだりできる時間をつくっていきます。趣味の会や学習会、ワークショップなども企画していきます。

〇プロボノ講師陣による授業・ワークショップ
「くるーず」では、ご自身のお仕事や趣味のご経験を、子どもや大人向けに楽しくシェアしてくださる「プロボノ講師」を、様々な分野の方にお願いしています。様々な生き方に出会い、自分たちをとりまく世界に広く目を向けるきっかけ、好きなことを見つけるきっかけにしてもらえたらと思っています。

※今回、以下のプロボノ講師のみなさまにご快諾いただき、講座を受けられるリターンもご用意させていただきました。詳しくはリターンのページをご覧ください。(おススメです!!)

①「オープンストリートマップで自分だけの地図づくり」 講師:桑原静(シビックテックさいたま)
②「議会って何をするところ?」 講師:冨田かおり(元さいたま市市議会議員)
③「写真の楽しさって?」 講師:toshi.tajima(フォトアーティスト)
④「海外の教育制度から知る日本の不登校とは」 講師:朝倉景樹(特定非営利活動法人 TDU・雫穿大学代表/教育社会学者)
⑤「大事にしよう、自分のバウンダリー(境界線)」 講師:藤井良隆(臨床心理士)
⑥「『不登校の子どもの権利宣言』を通して、語ろう!私たちにとって『学ぶ』って何だろう!?」講師:佐藤信一(くるーず)
⑦「初めての健康麻雀」 講師:秋本創(NPO法人埼玉情報センター/くるーず)
⑧「Canvaでチラシをつくろう」 講師:佐藤美和(NPO法人たねの会/くるーず)
⑨「不登校から音楽と出会うまで」 講師:ぶらんどん(英会話講師・ピザ職人・シンガーソングライター)
⑩「自主制作絵本『まめちゃんがっこういかないの?』の朗読と おえかきであそぼう」 講師:ひこた くるみ(ものづくりアーティスト)
⑪「オリジナルトートバックをつくろう」 講師:甲斐美枝(美芳園)

 

資金の使い道
今回の目標金額200万円の使いみちは以下のようになっています。

【物件の修繕費用】
〇床・壁の張替え
〇キッチンの設置
〇エアコンの設置
〇トイレの修繕
〇安全対策
〇配管工事


【子どもたちのための環境づくり】
〇通信環境整備・パソコン・タブレットの購入
〇教材・本・マンガ等の購入
〇消耗品の購入

【フリースクールを始める際の費用】
〇広報費・印刷代
〇ボランティアへの謝礼・交通費
〇研修費
〇保険代

【その他】
〇手数料(0.9%)
〇リターン費用

実施スケジュール

オープン(体験の開始)は、不登校の数が増えるとされる、9月を目指しています。

2023年7月 物件の改修スタート

    8月   クラウドファンディング開始                                               

    9月 見学・体験開始

      クラウドファンディング終了

   10月 本格オープン

      

リターン

アイデアをしぼり、9種類のリターンを設けさせていただきました(詳しくはリターンのページをご覧ください)。みなさまのご支援・ご参加を、どうぞよろしくお願いいたします。


最後に

ここまでお読みくださりありがとうございました!
最後に、運命の出会いを果たした、ともに「くるーず」を航海していくスタッフの紹介をさせてください。

はじめまして!

今回、佐藤美和とフリースクールを共に立ち上げる仲間の佐藤信一です(※佐藤美和とは、偶然の「佐藤」つながりで、パートナーではありません(笑))

私は、大学生時代から国内外の子どもたちの権利保障に向けたNGO・NPO活動に長く関わってきました。

特にこの15年は、学校制度外の子ども・若者の居場所・学び場であるフリースクールのスタッフとして、数多くの不登校の子ども・若者・保護者の方々に出会い、共に生き、様々な活動をしてきました。

フリースクールは、子どもたちが主役の場です。それぞれの想いやペースを大事にしながら、自分のことは自分で決め、みんなのことはみんなで決めながら、日々が創られていきます。スタッフもその場を構成するメンバーとして、対等な人間の一人として参加します。

私は、子どもや保護者との対話・関わりを通して、それまでは深く考えたことのなかった様々な「問い」に出会い、それまで自分が培ってきた価値観を振り返り、掘り下げ、再構築していく作業を積み重ねてきました。それらの「問い」とは、「学びとは何か?」「自由とは何か?」「尊厳とは何か?」「生きるとは何か?」「対等とは何か?」など、決して一つの答えのない「問い」です。でもどの「問い」も、私たちが幸せに、豊かに、自分が自分の人生の主人公となって、他者と共に生きていく上で、欠かすことの出来ない「問い」だと思います。

フリースクールという場が、安心して、無理せず過ごせる場であることによって、子どもたちは、能動的に、主体的に、自分の世界を自分の力で拡げていくことができると思います。そして、自分自身で、時には仲間と、楽しく、わくわくするような活動をつくることによって、自分を知り、他者を知り、世界を知っていくのだと思います。そこに拡がる可能性は無限大です。

そんなフリースクールという場を、もっともっと増やしていきたい!子どもが育ち、学ぶ場の選択肢は多様であっていい!という想いを強くしていく中で、私の二人の子ども(小学生)もまた学校外の選択肢を求めるようになり、たねの会が運営しているプレイパークとの出会いがありました。そして、同じくフリースクールを立ち上げたいという情熱を持ち続けていた佐藤美和との出会いがあり、想いが一致し、今に至っています。

私が好きな言葉の一つに「一期一会」という言葉があります。私にこの言葉を教えてくださった方は、「一期一会」とは、「その瞬間瞬間の出会いを大事にすることだよ」と説明してくださいました。フリースクールは、まさに、毎日が新しく、刺激的で、ドラマチックで、出会いの連続のような場です。そんな場を、岩槻という歴史ある、チャレンジの機会に満ちたコミュニティで、子どもたちを中心にして、保護者の方々、地域の方々、その他の応援してくださる方々と共に、その瞬間瞬間を大事にしながら、フリースクールを楽しく、わいわいと創っていきたいと思います。どうぞ皆さまのご支援、ご協力をよろしく御願い致します!

はじめまして。今回のくるーずで広報・企画担当として一緒に活動する秋本創と申します。

 私は大学院在学中からまちづくりにかんする仕事をしてきて、現在はフリーランスとしてさまざまな地域のまちづくりにかかわっています。 私自身は教育にかかわる活動をしてきたわけではありませんが、子どもと一緒に遊ぶのは好きで、子どものアート活動のお手伝いをしたり、地域のコミュニティスペースで多世代でできる健康麻雀を企画するなどの企画もやってきました。

私はおふたりと違いずっとフリースクールにいるわけではありませんが、少し違った立場のおとなとして、運営や企画、そして地域との連携などの面でかかわりながら、たまにくるーずにいって一緒に遊びたいなと考えています。また、昔から本を読むことが好きなので、おすすめの本なんかもフリースクールに並べちゃおうかなとも思っております。 皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。


また、このプロジェクトを行うにあたって、たくさんのみなさまから応援コメントを頂戴しました。


みなさまからの温かく心強い応援を心に刻み、がんばっていきたいと思います!また、今回のプロジェクトの写真撮影に多大なるご協力をいただきました、フォトアーティストのtoshi.tajimaさま、本当にありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
私たちは今、とてもワクワクしています。
フリースクールという、制度外の学びの場をつくる上では、さまざまな課題に直面することにもなると思いますが、民間だからこそできることを、みなさまとともに行っていけたら幸いです。

最後に

どんな子どもたちにもその子にあった安心の学びの場があり、選択できるだけの多様な場があることが望ましいと考えています。くるーずじゃなくてもいい。どうか身の周りの子どもたちひとりひとりを、どんな場にいても温かく見守り、応援してあげられる地域を一緒につくっていきましょう。

くるーずは、子どもたちが学ぶ場である以上に、私たち大人が子どもたちから学ぶ場にもしていきたいです。ぜひ、今後のくるーずの活動にも注目していただき、ご参加・ご協力いただけましたら幸いです。

今後の活動についてはこちらで発信してまいりますので、ぜひフォローしてください!
くるーずInstagram https://www.instagram.com/freeschool.cruise/
くるーずFace book https://www.facebook.com/profile.php?id=100093032329048

今後とも末永く、どうぞよろしくお願い申し上げます。

まだまだ暑さが続きますが、みなさまお体ご自愛ください。

ありがとうございました。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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※ご案内※

8~9月までの活動予定です。
ご興味のあるものがございましたら、ぜひ✉freeschool.cruise@gmail.comまでお問合せください!
【ボランティア説明会】お申込みはこちらから→https://forms.gle/i8M3jy3nNia63yX36

【室内プレイパーク&おしゃべり会】お申込みはこちらから→https://forms.gle/pd87QGKaHonS739w6


【映画「ゆめパのじかん」】お申込みはこちらから→https://forms.gle/BrQnPxwMqvoK7jRx7
プレーパークと公設民営のフリースペースが一体となった「川崎市子ども夢パーク」で過ごす子どもたちの時間を撮ったドキュメンタリー映画です。




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