おじいちゃんやおばあちゃんにも、昔のことを思い出して心が動く歌があります。
特に、介護施設を利用されているお年寄りの方々にとって、昔を懐かしむこと以外にも音楽はいろいろな力を生み出してくれるのです♪
はじめまして!株式会社 Living Proof 代表の鈴木はるみと申します。身近な終活の情報を発信しながら、これから先の人生をより良く生きるためのサポートをしております。
約15年前に、当時63歳だった母が突然脳梗塞で倒れたことをきっかけに介護職に就き、高齢者施設でたくさんのお年寄りのケアやお手伝いをさせていただきました。今もさまざまな施設にスポットで勤務しています(^^)/
高齢者介護施設の現状
施設では、食事やお風呂、オムツ交換や起き上がりなど入居されている方々が日常生活を送る上であらゆる介助が必要とされています。特に老健(介護老人保健施設)や特養(特別養護老人ホーム)は要介護度の高い方が多く、おひとりおひとりに全面的な身体介助が必要となり、スタッフの業務の負担は大きいと思います。入居されているお年寄りの皆さんの『楽しみ』の時間を提供するのも介護士の仕事のひとつなのですが、毎日レクリエーションを行うのは正直難しいのが現状でした。
ただでさえ、人手が足りない介護現場。入浴や排泄、食事などの介助に加えて、シーツ交換や掃除洗濯、目の離せない利用者さまの見守りなどで、スタッフみんな手一杯です。
ひまを持て余してイライラされるおじいちゃんや、毎日ボーッとしっぱなしで無感情になられているおばあちゃんの様子をみていて、とても心苦しく「なんとかしたい!」と思いながらも、目の前の業務に追われてしまう日々でした。
10分だけレクリエーションをやってみた!
ある日「ほんの10分でもレクの時間を作ってみよう!」と他のスタッフと相談してフロアにあったキーボードを弾きながら昭和歌謡を歌ってみました。そうしたら、イライラしていたおじいちゃんも、ボーッとしていたおばあちゃんも楽しそうに一緒に歌ってくださって♪♪♪我々スタッフにとっても、とても嬉しく心温まる10分間でした。
実は私、音大卒。以前はホテルや結婚式場でピアノやシンセサイザーを演奏していたんです。その経験が介護の仕事でも活かすことができ、皆さんに喜んでいただけたことが本当に嬉しくて、以降、毎日ではないものの音楽レクリエーションを行ってきました。
そして私は、この音楽レクリエーションをとおして、お年寄りの心が動いた瞬間を幾度となく目の当たりにしてきました。その中でも特に印象的だったエピソードをひとつご紹介させてください。
以前、私が勤めていた介護施設でのことです。
脳疾患の後遺症で、ほぼ全身が麻痺状態にあるおじいちゃんが入所されていました。脳の損傷によって、認知機能の低下や感情のコントロールが難しくなってしまう症状などがあり、食事の介助中に突然大きな声で「何すんだよー!」と怒ったり、オムツの交換中に目を見開いて「おまえは何者だ!」と言われたり…(笑)
ちょっと介助が大変なところはあったものの、ふいにユーモアのあることをおっしゃったり、急に「ありがと」と言ってくださったりするので、スタッフみんな、そのおじいちゃんのことが好きでした。
そんなある日、おじいちゃんの身体に異変が起こり救急搬送。二度目の脳梗塞でした。
元々の疾患や、年齢的・体力的なことも考えると「もう治らないかもしれない」「施設には戻れないかも」と予測され、私たちスタッフは、辛く寂しい思いでいっぱいでしたし、ご家族の気持ちを想うと胸が締め付けられました。
が、おじいちゃんは数ヶ月後、施設に戻ってこられたんです。
驚きと安堵の中、久しぶりにお会いしたおじいちゃんは、以前よりもだいぶ痩せられていました。そして、声をかけても、体に触れても眠ったままでした。
自発呼吸はできるようになられたものの、意識は回復していなかったのです。
入院される前のおじいちゃんを知っているだけに、「お顔拭きますよ~」と話しかけてもオムツや体位の交換で身体に触れても、まったく反応なさらないことがとても切なく、前みたいに「何すんだよ!」と怒ってほしいよ…とスタッフみんなで話していました。
それから1ヶ月くらい経った頃でしょうか。午後のレクリエーションで、私がキーボードで伴奏しながら利用者の皆さんと歌を歌っているところに、他のスタッフが眠ったままのおじいちゃんを車椅子に乗せてフロアに連れてきてくれました。
「私たちの歌はおじいちゃんにも聞こえるはず!」と皆さんに呼びかけたら、歌が大好きなおばあちゃん(M子さん)が「そうよ!ビックリして起きちゃうくらい大きな声で歌いましょう!」と、皆さんにハッパをかけてくださいました。
このM子さん、実は倒れる前のおじいちゃんとは犬猿の仲。おじいちゃんの大声が病気の後遺症によるものだと分からず、「あんた!いつもうるさいわよ!」と面と向かって言ってしまうので、おじいちゃんも「なんだよ!」と受けて立ち、よくケンカされていました(^_^; …そんなM子さんも、おじいちゃんが昏睡状態で戻ってこられたことに心を痛めておられたのかもしれません。
おじいちゃんのために…と、皆さんと一緒に歌ったのは『ふるさと』。それはそれは大きな声で歌ってくださいました。もう私はその歌声だけで胸がいっぱいになったくらいです(T_T)
1コーラス歌い終わる頃、『この歌声、届いてるかな?』とおじいちゃんを見たら、お顔が真っ赤になっていて、明らかに口の周りが動いているのが分かりました。
「ん?」と思った瞬間、おじいちゃんの目がパチッと開き、「うわぁぁぁ~」と大きな声をあげて泣き出されたのです!
「えぇ~~~!?」と、私もつい大声を上げてしまったほどビックリ。M子さんはポロポロポロポロ涙をこぼしていました。
思いがけないおじいちゃんの覚醒に、本当に驚き感激しました。もちろん偶然かもしれませんが、そこにいたみんなが『歌声が起こした奇跡だ!』と強く感じたのです。
「ご家族に知らせよう!」と事務室に向かおうとしたら、図らずもこのタイミングで面会にみえ、歌が終わっても「おぉ~おぉ~」と泣き続けていらっしゃるおじいちゃんとご対面。「もう目を覚ましてくれないと諦めていたんだよ!本当に良かった!」と声を詰まらせながら、そう話しかけるご家族の想いは言葉では言い表せません。
利用者の皆さんも我々スタッフも、心の底から感激した奇跡のシーン。今、こうして思い出すだけでも涙が出ます。
そして、音楽には『生きるエネルギーを呼び覚ます力』があること、『人の心を動かす力』があることを身をもって感じました。
昏睡状態にある誰しもが、音楽を聴けば必ず覚醒するわけではないですし、病が完治するわけではありません。
でも、これまで色んな施設で音楽レクリエーションを行ってきて、音楽にはさまざまな大きな力があると実感しました。どんな力(効果)があったのか、実例を交えてご紹介します。
♪昔を懐かしみ心が癒やされる
音楽レクが始まると「歌なんてくだらない!そんな子供じみたことできるか!」と、その場を離れていた怒りんぼのおじいちゃん。翌月には「この歌、懐かしいなぁ」「心が安らぐなぁ」と笑顔で一緒に歌われるようになりました。
♪ストレスが軽減され穏やかな気持ちになる
認知症による不穏の症状が強く、四六時中フロア内を車イスで行ったり来たりと落ち着かず、急に興奮して攻撃的になることもあるおばあちゃん。音楽レクの時は一番前に来られて、とても嬉しそうに歌っておられました。レクの間はまったくその場を離れなかったことが印象に残っています。
♪脳や心が刺激され自分を取り戻すことに繋がる
ほとんど話すこともなく、一日中お部屋でうたた寝されていた認知症のおばあちゃん。キーボードの伴奏が聞こえるなり、ピョコーンと起きてフロアに出てこられ、大きな声で歌い始めました。その歌声の素晴らしいこと!歌詞をほとんど覚えていらっしゃることにも驚きました。後日、娘さんから「母は昔から歌が好きでカラオケスナックに通っていたんですよ」とお聞きしました。
♪身体の機能の改善や維持に繋がる
病気の後遺症で発語が難しく、コミュニケーションは「うん(うなずく)」「うううん(首を横に振る)」のみだったおじいちゃん。みんなの歌声につられるように大きく口を開け、歌に合わせて「お~あ~♪」と満面の笑みで大きな声を出していらっしゃいました。その様子を見ていた言語聴覚士の先生が「僕のリハビリの時には思うように口を開けられなかったのに、レクでは自然と口が開いて、こんなに大きな声で歌えるなんてスゴイ!」と感嘆の声をあげられていました。
♪楽しさ・喜びの感情が湧く
これはもう言うまでもありませんね(笑) みんなで一緒に歌うと、とっても楽しくなる!ということです(^o^)
「耳の遠いお年寄りの人には効果ないんじゃない?」と思ったあなた。そう思うのは当然です(^^)b
…でもですね、こんなこともあったんです。
耳が遠くて、あまり会話が成立しない認知症のおばあちゃんが(確か当時91歳)音楽レクリエーションの途中から参加されました。周りで歌っているおじいちゃんおばあちゃんの様子をまじまじと眺められること数分。。。急に、この上ない笑顔を見せられ、大きな声で歌い始められたのです!音程は合っていないどころか、全く別の歌を歌っておられましたが…(^_^;
1曲終わると、おばあちゃんは周りにいる方々に向けて「良かったよぅ~」と拍手をされていて…。
その日の夜勤者から、翌日こんな報告がありました。
「○○さん、昨日のレクがよっぽど楽しかったみたい。夕食の時に『今日はみんなで輪になって歌ったんだよ!』って、ずっと嬉しそうに話してくれたよ!」と…。
病気の後遺症で声が出なくても、耳が遠くても、認知症でも、『みんなと一緒に歌う』ことは楽しくて、思わず声が出て、記憶にも残るんだ!と心底感じました。音楽の力はやっぱりスゴイ♪♪♪
お年寄りに『生きる力』をもたらすレクリエーションコンサートを生演奏で届けたい!
リモートが当たり前になっている昨今。こういったコンサートはオンラインで中継することもできますし、録画を撮ってモニター画面で鑑賞していただくこともできます。「カラオケでもできるじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれません。…もちろん、オンラインでもカラオケでも喜んでいただけると思います。
が、生の歌声、生の演奏は、音の伝わり方も空気感も一体感も、画面越しに見るものとは全然違うのです。
好きなアーティストの歌をYouTubeやDVDで聴いていても、「やっぱりライブって最高!」と感じるのと同じように。目の前で奏でられる音楽は、目で見て耳で聞くだけではないんですよね。「音楽を楽しんでほしい♪」という演奏者の純粋な想いも、施設のお年寄りの皆さんの心に響くはず!その場の雰囲気や皆さんの表情、反応、身体の様子に合わせることができるのも、生演奏ならではです。
私が生演奏にこだわるのは、もうひとつ理由があります。
それは『若いミュージシャンが演奏できる場を作りたい』ということ。音楽大学を卒業しても、バンドを組んでも、すぐにコンサートができるわけではありません。…さらにコロナの影響で、人前で演奏する機会がますます減ってしまいました。著名なミュージシャンでもライブの開催が制限されていたのですから、若手なら尚のことです。
「誰かのために演奏したい」「音楽の力で心を動かしてほしい」「楽しく一緒に歌ってほしい」そういう想いを持って日々頑張っているミュージシャンの方々に、おじいちゃんおばあちゃんの前でぜひ演奏していただきたいと思っています(^o^)
このレクリエーションコンサートは、介護施設にプロのミュージシャンが直接訪問し、入居されている方々の目の前で行います。どこかの音楽ホールでたくさんの方にお越しいただくコンサートでは、介護施設のお年寄りにとっては参加することが難しいからです。お年寄りの心身の状態はもちろん、施設のスタッフさんにとっても外出のサポートは厳しい…ということも、一介護福祉士として痛いほど理解しています。入居されている方々に「楽しみの時間を提供したい!」と思いつつ、スタッフの人手が足りず、それをなかなか叶えることができない施設、さらにこういったレクリエーションにあてる予算が少ないという施設にお伺いしたいと考えています。
今年の秋から来年の春にかけて、まずは5ヶ所!!!
介護度の重い方が多く入居されている特別養護老人ホーム・介護老人保健施設を中心に無償でコンサートを開催いたします。
(こちらのプロジェクトでのコンサートは東京都内もしくは近隣の関東圏にある介護施設に伺う予定です。今後、資金がさらに集まりましたら、より多くの施設でコンサートを開催してまいりたいと考えています。)
コンサート1回あたり:¥66,000
ミュージシャンの出演料・交通費
動画撮影
手配・交渉・諸手続費
×5回公演 =¥330,000
楽曲アレンジ料・調律費・動画編集費など:¥120,000
予備費:¥50,000
クラウドファンディング手数料:約¥50,000
合計:¥550,000
9月15日 クラウドファンディング終了
9月下旬 訪問先の介護施設募集
10月前半 介護施設とのお打ち合わせ
10月中旬
~11月中旬 演奏者・開催日程の調整→決定
コンサート内容の打ち合わせ
11月後半 第一回レクリエーションコンサート開催
~R6年3月頃 ツアー開催
R6年2月下旬 リターン発送
『形あるモノ』ではなく、一人でも多くのお年寄りに音楽を届ける『行動』でお返しさせていただきたいと思っております。
介護が必要なおじいちゃんおばあちゃん達の心を動かす原動力となっていただいた証として、心ばかりですがこちらのリターンをお届けいたします。サポーター・スポンサーとして応援・ご支援くださいますようお願いいたします!
◆ファーストサポーター 3,000円
心を込めてお礼のメールをお送りします。(随時)
◆スーパーサポーター 5,000円
コンサートの写真とともに、心を込めてお礼のメールをお送りします(初回コンサート開催の翌月)
◆ロイヤルサポーター 10,000円
直筆のお礼状ご送付。初回コンサートの写真入りレポート(PDF)をメールでお送りします(初回コンサート開催の翌月)。
◆プレミアムサポーター 30,000円
直筆のお礼状ご送付。初回コンサートのオムニバス動画(3分程度)の視聴用URLをメールでお送りします(初回コンサート開催の翌月)。
また、その後のコンサートツアーの活動報告(コンサートの内容、お客様の様子やご感想、出演者のインタビューなどのレポートをPDFにて)をR6年2月と4月にメールでお送りします。
◆スペシャルサポーター 50,000円
直筆のお礼状ご送付。初回コンサートのオムニバス動画(3分程度)の視聴用URLをメールでお送りします(初回コンサート開催の翌月)。また、その後のコンサートツアーの活動報告(コンサートの内容、お客様の様子やご感想、出演者のインタビューなどのレポートをPDFにて)をR6年2月と4月にメールでお送りします。(本プロジェクトにご支援くださった方以外に無断で公開することはお控えくださいませ。)
※活動報告レポートにスペシャルサポーターとしてお名前を掲載(文字のみ)させていただきますので、会社名や屋号、ハンドルネームをご希望の方は備考欄にご入力くださいませ。また、掲載を希望されない方は、お手数ですが備考欄に「掲載希望なし」とご入力くださいませ。
◆プレシャススポンサー 100,000円
直筆のお礼状を郵便でご送付。コンサートツアーの活動報告(※コンサートの内容、お客様の様子やご感想、出演者のインタビューなどのレポートをPDFにて)と、コンサートの演奏シーンや会場の様子などを収めた編集動画(30分程度)の視聴用のURLをR6年2月と4月にメールでお送りします。(本プロジェクトにご支援くださった方以外に無断で公開することはお控えくださいませ。)
※活動報告レポートと編集動画のクレジット、弊社ホームページにプレシャススポンサーとしてお名前を掲載(文字のみ・掲載期間:1年間)させていただきますので、会社名や屋号、ハンドルネームをご希望の方は備考欄にご入力くださいませ。また、掲載を希望されない方は、お手数ですが備考欄に「掲載希望なし」とご入力くださいませ。
◆グレイトフルスポンサー 200,000円
直筆のお礼状を郵便でご送付。コンサートツアーの活動報告(※コンサートの内容、お客様の様子やご感想、出演者のインタビューなどのレポートをPDFにて)と、コンサートの演奏シーンや会場の様子、施設の方々のご感想(顔出しなし。可能な範囲で)や出演者のコメントなどを収めた編集動画(60分程度)の視聴用のURLを、R6年2月と4月にメールでお送りします。(本プロジェクトにご支援くださった方以外に無断で公開することはお控えくださいませ。)
※活動報告レポートと編集動画のクレジット、弊社ホームページにグレイトフルスポンサーとしてお名前を掲載(文字のみ・掲載期間:1年間)させていただきますので、会社名や屋号、ハンドルネームをご希望の方は備考欄にご入力くださいませ。また、掲載を希望されない方は、お手数ですが備考欄に「掲載希望なし」とご入力くださいませ。
※本プロジェクトの支援金の《領収書》が必要な方がいらっしゃいましたら、備考欄に「領収書希望」とご入力くださいませ。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けいたします。
株式会社STUDIO RICE 代表取締役
吉田 知也様
はるみさんは、介護士として介護施設の現場で働くかたわら、終活のためのアドバイスやサポートをされています。 この終活支援、士業の先生やお役所の方などといった、正直言えば少しとっつきにくいタイプの方も多いのが現状です。そんな中はるみさんは、ご自身が日々現場に立って一人一人のお年寄りやそのご家族に寄り添いながら、親身になったアドバイスやサポートをしていらっしゃいます。
さて、上のストーリー、もうお読みになりましたよね? ぼくも初めて聴いた時は、胸が強く打たれてしまいました。このプロジェクトには、ただのコンサートという枠を超えた、本当に大きな力があると信じています。
そして、これを成功させられるのは介護の現場をよく知り、お年寄りの気持ちに寄り添う力があり、なおかつ音楽にも精通していらっしゃるはるみさんをおいて、他にはいないと思います。
きっとはるみさんならプロジェクトを成功させて、多くのお年寄りやご家族を元気づけてくれることでしょう。
どうぞ、あなたのお力を貸してください。よろしくお願いいたします。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
株式会社あおい不動産アドバイザーズ 代表取締役
西川 英貴様
鈴木さんには当社が開催するオンラインセミナーのお手伝いをしていただいています。
お手伝いどころか、セミナーで使用するスライドをこちらが用意する原案に沿って何枚も何枚も作成していただいたり、当日はモデレーターとして私の相方を勤めていただいたりもしています。
当社のセミナーは仕事柄、主に「相続」に関するお話が中心なのですが、鈴木さんの本業である介護や終活のお仕事とは親和性があるのではないかと感じています。しかしながら「相続」のお話はそれにまつわる法律や実務などの難しいことがたくさんあります。鈴木さんはこういった理解しづらく、自分でもよく知らない分野のことを実によく勉強して、こちらが求めているものをお客様の目線できっちり用意していただいていました。感謝の念に堪えません。
その鈴木さんから新たな挑戦のお話をお聴きして、先ずは驚きました。だってそうでなくともお忙しい方だから。
介護のお仕事、終活のお仕事の傍らこのようなことを考えていたなんて! 目をキラキラさせながら説明する鈴木さんのお話に聞き入ってしまいました。
実は私の妻がご年配の方を対象にハンドベルを教えていることもあって、音楽に力があることはなんとなくですが分かっていました。その力をはっきりと感じたのは、先日、老人ホームで暮らす私の母の元へ夫婦で訪ねた時のこと。妻が鍵盤ハーモニカを持参し、母が好きな八代亜紀の名曲を演奏して母を元気づけてくれたのです。
鈴木さんのこのプロジェクトは、始動したらきっと上手くいくと信じています。
ご年配の方々が喜ぶ姿が目に浮かびます。そして私の母にも聴かせたい。
私は応援します!皆さんもぜひ応援してください。どうぞよろしくお願い致し ます。
あなたのご支援で、介護施設のお年寄りの人生に豊かさと活力を!
コロナによって、外出どころかご家族に会うことも制限され、ますます心が動きにくくなってしまった介護施設のおじいちゃんおばあちゃん。「私のことも忘れてしまうんじゃないか」と心配されるご家族。「なんとかして差し上げたい」と思いながらも、人手が足りず業務に追われっぱなしの施設のスタッフさん。人前で演奏する機会が減ってしまったミュージシャン。
このレクリエーションコンサートは、介護施設のお年寄りやそのご家族、スタッフの方々、ミュージシャンが、音楽を通してお互いハッピーになることができる好機だと強く思っています。
私は演奏と介護、両方の仕事を経験して、今の終活事業『Living Proof®』を立ち上げたのですが、立ち上げ当初から「いつか色々な施設で生演奏のボランティアを行いたい!」と考えていました。ミュージシャンの方々からは「喜んで無償で演奏するよ♪」と嬉しいお言葉の数々をいただいていますが、無償での協力だとコンサートを継続して行うことは難しいと思いました。
このレクリエーションコンサートは「どこかの施設で一度やってみたい!」ではなく「色々な施設でやり続けたい!」のです。
継続して行うために、ミュージシャンの方々には少額でも演奏料や交通費をお渡ししたい。でも現時点では、情けないことに私の事業ですべての費用をもつことはできません。「もっと稼げるようになってから、いつか社会貢献として開催しよう。あと何年かかるかな…。夢のまた夢かな…。」
そんな私の想いと、この企画の内容を周りの人に話したところ、
「それ、とても素晴らしい企画だと思う!」「夢のまた夢なんて言わず是非叶えてほしい!」という共感とともに、「多くはないけど出資するよ!」「わたしも協力したい!」「一人でできないことは、みんなで叶えようよ!」というお声をいただいたのです。
私一人の力は本当に小さく、出来ることや実現する時期も限られてしまいます。が、このプロジェクトに賛同し、応援してくださる皆様のお力が集まれば「いつかやろう」が「今できる!」になり、心を動かす機会が必要な沢山のお年寄りに素晴らしい音楽を届けることができると確信しました。
皆様のご支援が、介護施設にいるおじいちゃんおばあちゃんの心を動かし、生きる力になります!
どうかあなたのお力を貸してください。応援、ご支援よろしくお願い申しあげます。
株式会社 Living Proof
代表 鈴木治美
最新の活動報告
もっと見るレクリエーションコンサート@前橋
2024/07/23 17:36こんにちは!株式会社リビングプルーフの鈴木はるみです(^^)/ご報告が大変遅くなってしまいましたが、先月6月19日に第3回目のレクリエーションコンサートを開催してまいりました!今回お伺いした介護施設は、群馬県前橋市にある 特別養護老人ホーム 上毛の里♪ 前回4月にコンサートを開催させていただいた 特別養護老人ホーム 花ざかり と同じ法人(社会福祉法人光塩会)です。花ざかりの施設長様に「ぜひ前橋の施設でもコンサートを!」とお声をいただき、群馬県へ行ってまいりました(^o^)到着してビックリしたのが、「メッチャ広~~~い!」ってこと(°0°)!広すぎて全景を撮れませんでした(^_^;これまで沢山の介護施設に行きましたが(介護士としてのお仕事で)、平屋建ての施設を見たのは初めてでした。(都内の施設は3階建てとか5階建ての所が多いように思います。ちなみに9階建ての老健に勤めていたこともあります。)こちらの写真は特養施設の建物で、駐車場をはさんだ同じ敷地内にはデイサービスやグループホームなど様々な介護施設(同法人)がありました。介護支援センターやホームヘルプサービス事業所も入っているので、介護に関するあらゆる相談を受けられ、お一人お一人に合わせた介護サービスを提供されています。今回のレクリエーションコンサートは特養の建物内にある、こちら↓のホール(食堂?)で行いました。利用者様誘導中のショット。この後さらに利用者様が続々とお集まりくださいました!とにかく広くてビックリ~(°0°)!特別養護老人ホーム 上毛の里は、今年開設33周年とのこと。その記念のコンサートともなり、スタッフの皆様がステージを華やかに装飾してくださいました(*^^*)始まる直前のショット。皆様、今か今かとお待ちくださっている様子。プロミュージシャンは、前回の特養花ざかりの時に素晴らしい演奏と歌を届けてくださったギター流し歌手のパリ中山さんと、アコーディオン奏者のまさるさん。ユニット名東京ノスタルジゴロ(このプロジェクトのために付けた名前です(笑))!今回も会場の後方より、歌いながら登場していただきました(^^)/ 登場曲は、どの年代の方もよ~く知っている憧れのハワイ航路♪パリ中山さんの本職の『流し』さながら、会場を練り歩きながら、皆様と目線を合わせながら歌ってくださいました!2番はステージに上がっての歌唱\(^o^)/今回もスクリーンで歌詞をアップ♪今回は、スタッフさんが利用者様から事前にリクエストを受けていただき、ほぼほぼリクエスト曲で演目を構成しました。(…と言っても、1回目や2回目のコンサートで披露した曲目もけっこう入っていたのですが(^_^;)当日の演奏曲はこちら↓『高原列車は行く』『東京ラプソディ』『ここに幸あり』『ふじの山(童謡)』『リンゴの唄』『2億6千万の瞳』(←こちらもリクエスト曲!)『高校三年生』『上を向いて歩こう』『星影のワルツ』『青い山脈』『ふるさと』『また逢う日まで』歌詞当て・タイトル当てなどのレクリエーションを行いながらの全13曲♪東京ノスタルジゴロさんの演奏と歌をじっくり聴いていただいたり、リズムを取っていただいたり、全員で一緒に声を合わせて歌ったり・・・。ちなみに私は司会進行とともに、曲に合わせて指揮をしたり跳ねたり踊ったり(?笑)で、前半から汗びっしょり(^_^;13曲すべての曲を歌い終わったのが、コンサートがスタートしてからピッタリ1時間後でした。進行もだいぶ板に付いてきたのかもしれません(*^o^*) 閉会の挨拶をしたところ、スタッフの皆様から「アンコール!アンコール!」のかけ声と手拍子をいただいたのは予想外でした!「アンコール曲、用意してない(^^;)」「何にする?」とパリ中山さんに振ったら、すかさず「では皆さんがお好きな『憧れのハワイ航路』をもう一度歌いましょう!」と!(^^)/ もう、さすがでございます!こうして、お年寄りの皆様やスタッフの方々の笑顔と歌声に包まれながら、第3回目のレクリエーションコンサートを無事に終えることができました。帰り際、たくさんのおじいちゃんおばあちゃんから『ありがとうね~!』『嬉しかったよ!』『本当に楽しかった♪』『また来てよ~(^^)/』とお声をかけていただき、私達もとても嬉しかったです!これもご支援くださった皆様のおかげです。いただいたご支援は確実にお年寄りの皆様の心に届いています。本当にありがとうございます。このプロジェクトはまだまだ継続してまいります。今後も長い目でお見守りくださいませ。よろしくお願いいたします。 もっと見る
第2回目コンサートのご報告(前回の続き)
2024/04/09 21:30こんにちは!株式会社リビングプルーフの鈴木はるみです(^^)/4月2日に開催させていただいた、足立区の特別養護老人ホーム花ざかりでのレクリエーションコンサートのご報告、第2弾です(^o^)v今回のコンサートは、ギター流し歌手のパリなかやまさんと、アコーディオン奏者の北園まさるさんのお二人『東京ノスタルジゴロ』(←即席ユニット名ですW)に、生の音楽を届けていただきました♪「利用者の皆様に喜んでいただきたい!」という想い溢れるスタッフの方々総出でのご協力のもと、1部2大盛況で…ということを前回の投稿でお伝えいたしました^^お読みくださった支援者の方々より、「報告ありがとうございます」「投稿を読んで幸せな気持ちになれました」「コンサートの様子が、その場にいたかのように伝わりました」などのお言葉をいただき、本当に嬉しかったです!ありがとうございます!今日は、前回の投稿で言いかけた(笑)、『出演ミュージシャンが1人増えてるんじゃね?』の件の続きからご報告させていただきます♪前回もアップしたこちらの写真(^^)↑の写真の中央でギターを弾きながら熱唱されている男性…。実はこちらの特養花ざかりに勤務されている介護士の方なのです!日頃から、忙しい介護業務の合間にギターの弾き語りを披露されているとのことで、今回のコンサートで飛び入り参加をお願いしました(^^)/ 普段から知っている職員さんのご登場は、入居されているお年寄りの皆様にとっても嬉しいはず!と、事前打ち合わせの時に無理を承知でお願いしたところ…………即答で「是非!」と(笑)当日コンサート開催の前、業務の合間をぬって東京ノスタルジゴロのお二人とリハーサルしていただき、いざ本番! コンサートの後半、お名前を全員で呼びかけて登場された介護士さんは、いつものユニフォームではなく、蝶ネクタイの正装!!! ご利用者様も(私もw)ビックリしつつ、ますます盛り上がって…♪第1部では『高校三年生』第2部では『上を向いて歩こう』を、プロのミュージシャンとセッションしていただきました。ちょっと緊張されていたものの、皆さんの熱気とプロミュージシャンならではの合わせ(「さすが!」と思いました)により、この場にいる全員が一体となって歌い上げました(^^)/第1部の『高校三年生』の歌唱シーン私も主催者ということを忘れるくらい((^_^;)、歌いっぱなし笑いっぱなし感動しっぱなしの、素晴らしいコンサートでした♪♪♪開設3周年という記念のイベントに、このプロジェクトを組み込んでくださった花ざかりの施設長様、スタッフの皆様に改めて感謝申し上げます。村上施設長様のご挨拶特にお世話になった実行委員のスタッフの皆さんご支援者の皆様へのお礼コメントもいただきました!コンサート終了後にスタッフの皆さんと記念撮影!コンサートが終わった後、スタッフさん達から「利用者の皆さんが心から楽しんでくださっていて、私たちも嬉しかった」「普段感情を表されない利用者さんが歌を聴きながら涙を流されていた」「音楽の力をまじまじと感じた」「支援してくださった方々にお礼を伝えたい」などのお言葉をいただき、本当に嬉しかったです!この活動報告をお読みくださっているご支援者の皆様のおかげで、今回もたくさんのお年寄りの方々の心を動かすことができました。あらためて感謝申し上げます。次の開催まで、またもう少しお時間をいただきますが、継続開催してまいりますので温かくお見守りいただけましたら幸いです。 もっと見る
第2回目のコンサートを開催しました!
2024/04/03 19:51こんにちは!株式会社リビングプルーフの鈴木はるみです(^^)/昨日4月2日、東京都足立区にある特別養護老人ホーム花ざかりにて、2回目となるレクリエーションコンサートを開催させていただきました♪施設のオープン3周年記念(コロナ真っ只中の2021年4月1日に開設)という貴重なイベントに合わせてのコンサートです!気合いが入りまくりました(^^)bスタッフの皆様が忙しい業務の中で作ってくださいましたこちらの施設の入居者様は約100名。以前スタッフさんとの打ち合わせで、会場となるロビーには入りきらないので30分ずつの2部制にすることになりました。スタッフの皆様の「入居されている全員の方に聴いてほしい!」という想いを強く感じ、胸を打たれました~(T_T)その想いにお応えするべく、今回ご出演いただくミュージシャン、ギター流しの パリなかやまさんとの打ち合わせで、1部2部での演奏曲目を決めました!また、その打ち合わせの中で「ギターと他の楽器のセッションができたらイイですね~」なんて話していたら、その後パリさんが音楽仲間のピアノ・アコーディオン奏者の北園優さんにアコーディオンの演奏をオファーしてくださったんです(^o^) 私もますます当日が楽しみになりました。昨日の演奏曲目は【第1部】①オーソレ・ミオ(カンツォーネ)②高原列車は行く(昭和29年/岡本敦郎)③憧れのハワイ航路(昭和28年/岡晴夫)④蘇州夜曲(昭和15年/李香蘭)⑤リンゴの唄(昭和20年/並木路子)⑥高校三年生(昭和38年/舟木一夫)⑦ふるさと【第2部】①サン・トワ・マミー(シャンソン)②高原列車は行く③北国の春(昭和52年/千昌夫)④花(滝廉太郎)⑤伊勢佐木町ブルース(昭和43年/青江三奈)⑥ふるさと⑦上を向いて歩こう(昭和36年/坂本九)⑧また逢う日まで(昭和46年/尾崎紀世彦)でした(^^)/第1部、第2部とも①の曲は演奏しながらのご登場♪皆様からのお呼びかけでのご登場!今回も演奏の合間合間に歌詞の穴埋めクイズや、歌の題名や「誰が歌っていましたか?」と歌手を当てたりするレクリエーションを組み込み、お年寄りの皆様に心も頭も動かしていただきました(^^)クイズの時も歌っている時も、スタッフの方々が常にご入居の皆様に言葉をかけたりお身体に触れながら寄り添っていらっしゃるご様子がとても印象的で…。お耳が遠くて私からの質問が聞こえづらい方の側に行って質問を伝えてくださったり、大きな声を出せないお年寄りの方が、クイズに答えてくださっていることを知らせていただいたり…(T_T)スタッフさんの眼差しの温かさが伝わります(T_T)ちなみに↑の写真、出演ミュージシャンが増えていると思いませんか?(笑)…こちらについては、また後日あらためてご報告させてくださいませ(^^)/ もっと見る
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