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【火災からの復活】しぇろくまサウナの世界観をもう一度創りたい!@長野県信濃町

2023年8月に起きた火災によってサウナ棟を焼失した「しぇろくまサウナ」。既存の小屋をサウナに改修して、営業再開したい。改修工事費用の一部をクラウドファンディングにてご支援いただきたいです。

現在の支援総額

2,350,055

117%

目標金額は2,000,000円

支援者数

147

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/14に募集を開始し、 147人の支援により 2,350,055円の資金を集め、 2023/10/20に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,350,055

117%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数147

このプロジェクトは、2023/09/14に募集を開始し、 147人の支援により 2,350,055円の資金を集め、 2023/10/20に募集を終了しました

2023年8月に起きた火災によってサウナ棟を焼失した「しぇろくまサウナ」。既存の小屋をサウナに改修して、営業再開したい。改修工事費用の一部をクラウドファンディングにてご支援いただきたいです。

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焼失した、しぇろくまサウナのサウナ棟「KIMOSABEE」

2022年4月、Sherokuma Sauna & Cafe (以下しぇろくまサウナ)のサウナ棟 KIMOSABEE (キモサベ) がオープンしました。長野県信濃町黒姫山麓にて四季折々の自然と一体化できる貸切のアウトドアサウナとして、たくさんの人に愛され、リピーターも多く、お客様それぞれの楽しみ方を満喫していただける場所となっていました。オープン以来、稼働率7割を超えるサウナ施設として多くのお客様にご利用いただいておりました。

信濃町産の杉の木を使ったログハウス。ヒノキのベンチや手摺り。フィンランド産サウナストーンをふんだんに積んだMOKI製作所の薪ストーブ。地下水を利用した水風呂。そして妙高山を一望できる外気浴ウッドデッキ。この上ないシチュエーションが揃いました。そして、この空間全てを2時間半、貸切できる!という贅沢な時間が人気の理由でした。


「季節で全く違う世界になるんです」

避暑地として県外から多くの方が訪れる夏。信濃町の最高気温はおおよそ30℃で他の地域と比べると過ごしやすいです。ほとんどの方が「帰りたくない」とおっしゃるのはおそらく信濃町と比較すると約10℃の気温差があるからでしょう。


そんな、しぇろくまサウナがある「長野県信濃町」は豪雪地帯として知られており、冬の積雪量は約2メートル程になります。冬が過酷な分、四季折々の自然の変化とともに楽しみかたも変化するサウナです。

しぇろくまサウナのマスコットは外気浴を歩いているところ。

植物たちの生命力が高まる春から夏にかけては地元の白樺を束ねたヴィヒタや、庭に生えているハーブ(ミント、タイム、ラベンダー、クロモジ、などなど)沢山の植物を使ったロウリュ やウィスキング。スタッフやお客さんのアイディアを取り入れたサウナ室や外気浴中の過ごし方を日々楽しんでいました。そして秋の紅葉シーズン。サウナ室で温めておいた落ち葉に埋もれる”ミノ蒸し”サービスもありました。冬はもちろん雪ダイブです。春先も水風呂はシングルを楽しめます。梅雨時期は雨音を聴きながら、幻想的な霧サウナ。視覚に触覚に聴覚に嗅覚に、繊細な自然を感じられるアウトドアサウナならではの体験がしぇろくまサウナにありました。


サウナ後に宿泊→翌朝森の中で目覚めて朝サウナ、というコースができるよう、1棟貸しのログハウス しぇろくま's DEN(巣穴) があります。外気浴中にウッドデッキで しぇろくまCafe の食事をしたり、サウナ前後でBBQ、焚き火、といったアウトドアピクニックが気軽に楽しめます。

スタッフが作る手作りサウナハット や、アーティストである店長が描く壁画、植物好きなオーナーによるワイルドな庭づくりなど、遊びごころが随所に、、、というより遊びごごろの塊なのです。

(左)ログラフ代表・松田重信 (中)ログスペック代表・松田美津子、しぇろくま店長・CHIKA  (右)スタッフ・YUUNA

施設全体の施工は長年ログハウスを手掛けてきた株式会社ログラフが担当しています。このしぇろくまサウナはもともと自宅兼事務所であり、ログハウスが敷地内に増殖し、ログハウス群となりました。カフェの建物が一番古く、築35年です。運営を行う株式会社ログスペックは妻である松田美津子が代表。娘である店長のCHIKAはニュージーランドとアリゾナにてアートを学んできた立体造形(スカルプチャー)を制作するアーティストでもあります。サウナ愛を生きるスタッフのYUUNAを4月に迎え、ウィスキングなどのサービスや接客も日々アップデートされています。そんな人々の家族や友人たちとの生活の場でもある為、コツコツと、花を植え、絵を描き、オブジェを作り、橋やテラスを作り、小屋ができ、サウナをつくる、という日々の中から世界観が創られてきました。

お店でもあり、自宅でもあるため、ホームステイのような雰囲気で、ゆったりとした時間の流れる場所です。

しぇろくまサウナ&カフェがオープンして約1年半、お越しいただいたすべてのお客様に感謝致します。本当にありがとうございました。

「火災について」

ところが、2023.8.17の火災によりサウナ棟 キモサベ は全焼してしまいました。火元の原因となったのはサウナ室内で灯りとりとして使用していたキャンドルだと推測されています。お客様・スタッフ全員に怪我がなかったことが不幸中の幸いです。しかし、私たちにとっては キモサベ が、サウナを通してたくさんの方と繋がれる場所であり、かけがえのない、とても大切な場所となっていました。ご利用いただいたお客様の中にも、思い出の場所であった方は少なからずいらっしゃると思います。このサウナを失った悲しみは計り知れません。

「火災を経て私たちは・・・」

(左)店長・CHIKA  (右)スタッフ・YUUNA

私たちはこの火災を経験し、サウナ施設を運営する者として大きな責任があることを痛感しました。本当に悔しい想いでいっぱいですが、もう起きてしまったことを変えることはできません。それよりも、これからしぇろくまサウナをどうしていきたいかを考える方が重要だと考え、スタッフ全員で時間をかけて話し合いました。
また、お店に直接足を運んでくれた方や、SNSを通してたくさんの温かいお言葉をいただきました。キモサベの焼失を悲しむ声や、スタッフのことを気遣っていただいたメッセージを本当にたくさんいただきました。メッセージをいただく度に、しぇろくまサウナが多くの方に愛されていたんだと気付かされました。

そして、私たちは多くの方に愛されてきたしぇろくまサウナという唯一無二の空間を無くしたくない、これまで以上にしぇろくまサウナを盛り上げていきたい、そう強く思いました。私たちが「しぇろくまサウナを復活させたい、できる」と思えたのは応援してくださる方がいたからです。キモサベ規模の大きなサウナはすぐには作れないけれど、もう一度、しぇろくまサウナが多くの方から愛される空間となるよう、努めてまいります。

「まずはできることから」

これまでスモーク小屋として利用していた既存の建物を改装し、新たにサウナを作ります。

その名も「SAUUU(サウー)」

どういう意味?

もともとこの小屋に描かれていた壁画から命名しました。そもそもこの壁画は何?と思われる方もいらっしゃると思うので解説します。

古代ギリシャや古代インドには万物の根源は火土風水という四大元素である、という考えがありました。そのうちの火を司る精霊がサラマンダー。トカゲや山椒魚です。私(店長)はウーパールーパーを飼っていたことがあり、近縁かな、ということで2匹のウーパールーパーの絵を描き、それぞれに言葉を話させたのですが、なんせ両生類の舌足らず(という設定)のおかげで語尾が発音漏れしてSAUNAと言えずにSAUUUとなりました。

というのがこの壁画のストーリーです。



そのほかにもこの小屋の扉の周りにはクジラの頸椎が飾られています。何かのおまじない?と思われた方、正解です。古民家の囲炉裏の鍋の上には魚の飾り物がありますよね。あれは、火が上にいかないように、というお守りとして水棲の生き物を飾っているようです。それにならって、うちはクジラの骨だ!と、なぜか持っていたミンククジラの頸椎を飾っているのです。

そもそも、なぜ焦げてる?

スモーク小屋として使われていた為、煤で黒くなっています。

◆ プランについて

導入するストーブは未定です。サウナ室の定員は5人までとなる予定で、貸切の想定です。水風呂の位置は現在検討中。全体的にウッドデッキを広く作り足し、妙高山が見渡せるデッキはそのまま修復します。

リターンについて

完成したら現地に足を運んでいただけるよう、貸切サウナ SAUUU 利用券やグッズなど取り揃えました。

しぇろくまサウナのオリジナルマグカップやサウナハットの他に火災後の写真をモチーフにしたTシャツ黒・白、トートバックを限定作成しました。

今回の火災後の教訓をサウナ室の写真に添え、この日のことを忘れない為の決意を背中にプリントしました。
"We learned a lesson in the tough way." (私たちは厳しい方法で教訓を学んだ)
これは火災後に現実を受け入れる中で浮かんできたフレーズです。
以下、背面に印刷された文章

火事跡が、不謹慎にも美しく、写真に残しました。サウナや生火を扱うことはとても楽しいし、人類にとって重要なスキルです。怖いから、危ないから、と遠ざけられたくない。大火を目の当たりにすると恐怖もありますが、それをコントロールする術を身につけ、ますます面白いことを楽しめる人類でありたい。この願いに共感いただける方たちに一緒に着て欲しいTシャツです。

◆ スケジュール

9月13日 クラウドファンディング開始・サウナ小屋工事開始

9月20日 水風呂工事

9月30日 ウッドデッキ工事

10月中旬 試運転開始

10月下旬 ミニサウナ「SAUUU(サウー)」オープン

◆ 資金の使い道

ミニサウナ建築費の一部:約90万円
外気浴デッキ施工費:46万円
水風呂工事費:約20万円
備品購入費(リクライニングチェアなど):約10万円
CAMPFIRE 手数料(17%+税):約34万円


最後に

火災後、サウナに刻まれた文字が黒く浮き立っていました。"KIMOSABEE" とは "信頼のおける友人" というアメリカン・インディアンの語。気を許せる仲間たちとの楽しい時間を過ごせる場になって欲しいという想いを込めてつけられたものです。火災が起こる前までは、言葉の通りの場となっていました。
しかし火災が起きた後も、この場と人々の繋がりが切れることはありませんでした。多くの方たちからの励ましの言葉や、失われたことを悲しむ声が届きました。

皆さんの心強い期待に押されて、ミニサウナ SAUUU での営業再開に向け、動き出しました。
この出来事を乗り越え、さらに面白く、ユニークな、しぇろくまサウナの世界観をもう一度創りたい!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • メープルの植樹

    2023/12/17 15:58

    この度のクラウドファンディングでのリターン最終は、サトウカエデ(メープル)幼木の植樹です。6人の方からのご支援により、6本のサトウカエデの木が、しぇろくまサウナの敷地内に植樹されました。20年後にメープルシロップの採取できるまで、大事に育てていきます。今年は12月前半で早めの雪が積もり、寒い日が続いていたのですが、中旬になり、なんだか暖かくなってきました。雪も解け、植樹にはちょうど良かった!穴掘り、赤玉と腐葉土を混ぜて、いざ。植樹後も暖かい日が多く、雨も降ってくれて、木にとっては良かったのではないでしょうか。添え木されて、冬を超える準備万端。しぇろくまサウナの庭がメープルの森になる日まで、末長くよろしくお願いいたします! もっと見る

  • KIMOSABEE その後

    2023/12/03 11:16

    床はコンクリートを打ち、雨や雪の日に屋根の下で外気浴できるようになりました。薪置き場としても利用しています。納屋の雰囲気。触ると炭化した表面が崩れるためフェンスで囲いました。これからのシーズン、雪で辺りが真っ白になった時、黒いログが映えるだろうな、と楽しみにしています。 もっと見る

  • ついに、営業再開の日を迎えることができました!!!紅葉の美しい、秋晴れの日に、再スタートを切れたことが本当に嬉しいです。皆さま、本当にありがとうございました(涙)この後も、まだまだ手を加えながら、楽しい世界を創っていきます!水風呂サウナ室KIMOSABEEに比べて室内はコンパクトですが、90kgのサウナストーンのロウリュを満喫できる良いサイズ感です。温度は70~80℃とマイルドで、ゆっくり入れる、と好評です。外気浴デッキ秋の冷たい空気の外気浴は気持ちが良いです。 もっと見る

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