プロジェクトの実行者について
皆さま、はじめまして!
私たちは、京都の二条駅周辺で、10年以上にわたり、絵本の読み語り会や、子ども食堂などの子育て支援をはじめとする地域活動を続けている任意団体「二条駅かいわいまちづくり実行委員会」のメンバーです。
2023年11月『夢みる小学校』の自主上映会を開催
右端が「二条駅かいわいまちづくり実行委員会」委員長の小林敬子さん
最近では、不登校の子どもたちがこの地域においても増えてきました。でも学区内には、このような子どもたちが日中安心して過ごせる居場所や社会参加できる場がありません。そのような現状から、私たちは不登校となった子どもたちが安心して過ごせる場が必要であると感じ、「カンガルーハウス」の設立を目指すこととしました。
「カンガルーハウス」とは、不登校児のためのフリースクールです。
「カンガルーハウスをつくろう会」を2023年7月に立ち上げました。
2024年4月オープンを目指して、今まさにその準備真っ最中です。
「カンガルーハウス」にこめた想い
「カンガルーになりたい。だって、カンガルーやったら、ぴょんぴょん自由に飛び跳ねられて、不安になったらお母さんのポケットに入れるから…」
ある日、小学2年生の不登校児のTさんが、そうつぶやきました。
これが「カンガルーハウス」と名づけるきっかけです。
カンガルーのお母さんのポケットのような、まちの保健室、作業療法室のような、心身のエネルギーを充電できる、何よりも、子どもを安心して包み込める居場所。
それが「カンガルーハウス」にこめる私たちの「想い」です。
カンガルーハウスでエネルギーを蓄えて、「大丈夫!」って思えたら、在籍校に戻れるように。
しんどくなったら、いつでもカンガルーハウスに戻って、心身の充電ができるように。
保護者の方にとっても、想いを分かち合える、心の重荷を降ろせる場にしていこうと思っています。
カンガルーハウスの強み&目指す姿
私たちの強みと、目指す姿は以下の通りです。
学校に行きづらさを感じている子どもたちの支援を一番に行いますが、保護者の方が、お茶を飲みながら語り合い、エンパワメントし合えるような「保護者カフェ」、学校の先生たちが、学校の垣根を越えてお茶を飲みながらより良い教育について語り合い、情報交換しあえるような「せんせいカフェ」の開催も考えています。
(安全に「カフェ」が開催できるように、スタッフの一人が食品衛生責任者の資格を取得しました)
また、日本全国どこからでも参加できるように、教育について、健康について、作業療法について、絵本について学べるオンライン講座やサロンを開催し、カンガルーハウスが学び合いの「場」、元気になれる「場」になればと考えています。繋がれば力になる。より良い未来に繋がる。そう信じています。
プロジェクト立ち上げの背景
〜Tさんの不登校の悩み〜
私たちのメンバーの中に、実際に不登校状態となっている子ども(前述のTさん)を持つ保護者がいます。
「この先一体、この子はどうなるのだろうか……」
不登校初期、その方は、先の見えない不安に押しつぶされそうになり、Tさんは精神科医に処方された抗不安薬を服用し、何とか母子登校、保健室登校をしている状態でした。
ますます精神症状が悪化するTさん……。
Tさんの保護者は、もうどうしていいのかわからず途方に暮れ、仕事を辞めるようなことも考えていました。
そんな、不安な日々の中、仲間として一緒に地域活動をしてきた元小学校教員の小林敬子さんが、こうおっしゃったのです。
「うち、二条駅周辺に学校をつくろうと思ってんねん」
「その言葉には本当に驚きました。私たちにとっては、一筋の希望の光が見えたような気持ちになり、涙があふれました」
Tさんの保護者はそう言いました。
その後、Tさんは、学区外にある不登校児の居場所の活動に親子で参加したり、同じ学校の不登校のお子さんや、理解のある優しいクラスメートと遊んだり、作業療法士のサポートを受けたりする中で、少しずつ元気を取り戻されました。
そのような子どもの姿を見て、私たち自身も、
「子どもは適切な環境、支援があれば、元気になれる、きちんと学び合っていくんだ!」
そう確信しました。
教科型学習でなくても、好きなことに楽しく取り組むことで学習になる、と実感しています。
〜私たちの決意、そして挑戦〜
「今日は学校お休み?」
時として、声をかけられる何気ない言葉。そのような言葉にも子どもも保護者も傷つくことがあります。
他の不登校児さんに出会えていなかった時期は、「うちだけがこんなことになってしまった……」
とTさんの保護者はずっと落ち込んでいました。
孤独感と絶望感で保護者も抑うつ状態にもなり、育て方を間違えたのかと自分を責めてしまう日々……。
でも、こうした不登校のつらさ、苦しみを経験しているからこそ、できる支援がある、スタッフが教育、医療、福祉の専門家だからできることがある、と私たちは信じています。
我が子が不登校になり、親としてどうしていいかわからない時の、相談先、子どもと保護者が安心して利用できる社会資源になりたい!
つらい思いをする子ども、保護者を増やしたくない!
そのような想いでカンガルーハウスの設立を決意しました。
小林さんの「学校をつくろうと思ってる」の発言から約半年後、小林さんが子ども食堂などの活動をしている「ハイ・どうぞ」の2軒隣の古い京町家が賃貸物件となったことから、借りることを決心し、2023年11月に賃貸契約を結びました。
当初はスタッフの貯金を切り崩しての改修工事、運営を考えていました。ですが、周りの応援者の「クラウドファンディングをすべき!その活動自体が社会への発信になり、みんなでカンガルーハウスを創っていくことになるから!」の声に後押しされ、こうしてクラウドファンディングに挑戦することにしました。
リターンについて
プロジェクトへのご支援に対して、私たちは感謝の気持ちを込めてさまざまなリターンをご用意しています。詳しい内容につきましては、リターン一覧をご覧ください。
《リターン内容》
◆ お礼のメール
◆ カンガルーハウスのロゴ入り缶バッジ
◆ ポストカード
◆ イベント・セミナー招待
◆ 絵本セレクト
◆ スタッフによる講演会講師依頼権
◆ 個人・企業スポンサー(施設内ポスターとホームページにお名前掲載)
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
見学や、個別相談はご支援の有無に関わらず、お気軽にご連絡頂けましたら幸いです。私たちが何かお力になれることがありましたら、ご連絡ください。
資金の使い道&スケジュール
カンガルーハウスとなる物件は、築年数不詳の2階建ての古い京町家です。しばらく空き家となっていたため、床が抜けていたり、階段が壊れたりしていました。耐震性や電気配線についても、安全性を向上させる工事が必要であることが判明しました。
子どもたちが安全に快適に過ごせるように、次のような改修にとりかかっています。
【主な改修内容】
【改修費用等】
・家屋改修工事費:430万円(正確な見積金額は上記工事で、4,306,555円です。快適できれいな環境にするために手を入れたい箇所はまだまだありますが、まずは「安全性向上」を第一に改修します。2階の畳の入れ替えは、これから見積もりを取ります。)
・備品費:120万円(エアコン、照明器具、冷蔵庫などの家電製品、机、椅子、棚、パソコン、学習用品、調理器具など)
以上の予算状況から、スタートアップの資金を約550万円と考えておりますが、ファーストゴールを200万円として挑戦いたします。
不登校児のいる家庭はただでさえ精神的負担が大きいので、利用されるご家庭の経済的ご負担をできるだけ少なくしたいと思っております。皆さんからご支援頂くことで、メンバーの持ち出しを少しでも減らし、長期的に運営し、子どもたちの笑顔に貢献したいと思っています。
550万円の最終目標金額を達成しても公開終了まで活動は続けてまいります。ご支援頂きました資金で、タブレット端末、書籍、教材購入など、学びの環境のさらなる充実を図ります。子どもたちの校外体験学習(遠足や宿泊学習など)、特別学習(ゲスト講師を招いての学習)など、豊かな経験、学びにも還元させていただきます。家賃や光熱費にも充当させて頂けると、とても有難いです。(今のところ、スタッフはボランティアで支援させて頂く予定です)
【スケジュール】
2023年12月~2024年2月末: 改修工事
2024年3月: 備品購入、カンガルーハウス プレオープン
2024年3月31日: クラウドファンディング終了
2024年4月: カンガルーハウス オープン!準備の整ったリターンより実施してまいります
おおよそこのようなスケジュールで進めていく予定ですが、変更が生じる場合もありますので、ご了承ください。
【2023年11月 改修工事前の状況】
不登校児の現状・不登校児支援の現状
文部科学省による「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は約30万人となっており、前年に比べて5万人以上の増加となっています。また、不登校児の約4割が学校内外の専門機関に相談しておらず、孤立しています。京都府内には不登校により長期欠席している小中学生が5,627名(令和4年度データ)いるとのことです。
学校に行けなくなると、本来は学校で得られる、教育(学び)の機会、友達との楽しい遊びの機会、遠足や運動会などの行事への参加の機会も奪われます。さらに不登校児の保護者は、子どもが不登校になってしまった不安、焦りなど、先の見えないトンネルに入ったような苦しみを感じることになります。低学年の不登校児の場合は、家で一人過ごさせるわけにもいかず、退職を強いられる保護者も少なくありません。
学校に行きづらさを感じる子どもは居場所がなく、他者との交流ができず、役割がなく、次第に孤独感をつのらせていきます。そのような状況では、自己肯定感が低下し、心を病むリスクが上昇します。
しかし、一人ひとりを理解しようとする支援者が、適切に本人をサポートし、安心できる環境であれば、子どもは持てる力を発揮することができます。周囲の理解があり、一人ひとりが尊重され、自分らしく過ごすことができる場があれば、QOL(Quality of Life:生活の質)の高い生活を送ることができることを、私たちはそれぞれの専門の立場で実感してきました。
現在、私たちが暮らす地域(京都市)においては、低学年の不登校児や、心身の調子に波のある児童の居場所はほとんどありません。その結果、そういった子どもたちは、引きこもってしまい、ますます心身の調子を崩してしまうという悪循環に陥ってしまいます。
※:京都市内で不登校児が公的に通える施設は、小学4年生からしか利用することができず、低学年の不登校児への支援がありません。
◆ 子どもたちが日中に安心して通える居場所が学区内にある
◆ 学校に行きづらさを感じている、同じような境遇の子どもたちが集う
◆ 苦しみを分かち合い、励まし合い、そして体験学習を通じて学び、成長し合う
こうして心のエネルギーを蓄え、自分らしく過ごせる場があれば、子どもたち、保護者の方たちも希望をいだくことができ、毎日を安心して楽しく過ごすことができます。
それが、私たちが目指す「カンガルーハウス」の姿です。
最後に
これまで私たちは、任意団体としての活動をしてきましたが、NPO法人化を目指して申請します。
法人名は「みらいのとびら」。
今、どんなにつらく、先の見えない状況であっても、きっと明るい素敵な未来が待っています。その扉を一緒に探し、一緒に開くお手伝いができるように……。
法人名には、そんな「想い」を込めています。
カンガルーハウス開設という、私たちにとっての、大きな重い扉も、皆さまのご支援なくては開くことができません。これから出会う子どもたちのために、私たちカンガルーハウスのスタッフが大きな一歩を踏み出せるように、皆さまからの温かいご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします!!
プロジェクトメンバー(NPOの理事8名)紹介
年齢も性別も仕事も様々な仲間。学校に行きづらさを感じている子どもが安心して過ごせるフリースクールをつくりたい。そんな「想い」で集結した仲間です。下記のメンバー以外にも、元小学校教師や保育士などがスタッフとして運営に参画します。
1月1日に北陸で大きな地震が起こり、自分たちがこのクラウドファンディングを行うことに迷いも生じましたが、カンガルーハウスで支援を長く続けていくためにも、可能な範囲で、皆さまのご支援を賜れましたら幸いです。私たちは、私たちにできることを、ひとつひとつ、誠実に、真摯に、丁寧に行っていきます。
いま、困難な状況にある方が、少しでも心穏やかな時間が持てますように…。心身の健康が護られますように…。
貴重な時間を割いて頂き、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
メールアドレス kangaroo.nijo@gmail.com
カンガルーハウスの利用を検討したい、支援の仕方がわからない…など、何かございましたらお気軽にご連絡ください。
カンガルーハウスHP
https://kangaroo-house.jimdosite.com/
X(旧Twitter)
https://twitter.com/kangaroo_house
Instagram
www.instagram.com/kangaroo.nijo/
最新の活動報告
もっと見る【29】今年もよろしくお願いいたします
2025/01/03 09:00あけましておめでとうございます。2024年は、チームカンガルーの皆さまに大変お世話になり、ありがとうございました。年末にクラウドファンディングでご支援下さった皆様のお名前を見返し、多くの方がお心を寄せて下さった奇跡に改めて感謝感激しておりました。前回の活動報告で、Amazonのご寄付希望リストを公開させて頂きましたが、多くの方がサンタクロースさんになって下さり、全ての品物を受け取らせて頂きました。リストを見て類似品を下さった方もおられたので、取り下げた物もありますが、全ての品物をご寄付頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。ご寄付頂いたハンドベルで、『ジングルベル』を子どもたちが演奏しました。カンガルーハウスのYoutubeチャンネルにアップしましたので、ご覧ください♪https://youtube.com/shorts/tQTufsqy_AI?si=gfPfk8Ptf78c6v0d大晦日にはハンドベルの楽譜がAmazonから届きました。ありがとうございました!贈り主がどなたか書かれておらず…。贈って下さった方にお礼のメールを送らせて頂きたいので、この活動報告を見られましたら、kangaroo.nijo@gmail.com にご連絡頂けると嬉しいです。12月、音楽以外にも様々な活動をしました。京都新聞社さんに社会科見学に行かせて頂いたり、ご近所のカフェ(雨林舎さん)でホットケーキを焼かせて頂いたり…。公園での木登りもブームでした。山形から修学旅行の高校生6名が探求学習としてカンガルーハウスに見学に来られ、子どもたちがカンガルーハウスの特色を説明してくれました。「ここは一人一人を大事にしてくれる。話を聞いてくれる。安心できる。楽しい。」と言ってくれて感激しました…(涙)クリスマス会も楽しみました。ご寄付を下さった方がおられましたので、子どもたちのリクエストでスーパーでチキンなどを購入させて頂き、ケーキを手作りし、楽しい時間を過ごすことができました。↓セルフレジで、1年生にピっ!とさせてあげている上級生。優しいです。色んな力が育まれています。カンガルーハウスの子どもたちは、カンガルーハウスでの活動日を在籍校の出席日として認定して頂いています。カンガルーハウスでの活動の中で見られる一人一人の素敵な姿を学期ごとに報告書として在籍校に提出しています。2学期の終業式前に、子どもたちの担任の先生とお電話でお話しさせて頂きました。先生方からは嬉しいお言葉を頂き、これからも在籍校の先生方と連携して子どもたちをサポートしていきたい!と改めて思いました。まずは子どもたちの心の健康を護ることを一番に…。先日、息子と『はたらく細胞』という映画を見てきました。エンディングの主題歌の『50%』(Official髭男dism)という曲が心に響きました。*****後悔のないように 誰かに誇れるように 生きてみようだなんて 奮い立つのは良いけどストレスがあっても 耐え抜く事こそが美学だなんて言うなら ここで一息つこう競争の義務はない リングもコースもない だからこそ手にする幸せもあるんだろう*****白血球も赤血球もNK細胞も、それぞれの役割を担っています。「人はそれぞれちがう」得意なことも、好きなことも、苦手なことも、ストレス耐性も、感じ方も、表出の仕方も、一人一人違う。一人一人を理解し、やりたいことに取り組む中で色んな力が育まれるように、「できた!」「やりたい!」の好循環が起きるように、大人になることを楽しみにできるように、生きることを楽しめるように、色んな方と連携しながら子どもたちをサポートしていきたいと思います。そして、多様な学びをする子どもたちを理解して下さる大人が増えるように、ソーシャルアクションも行っていきたいです。加賀市は、「そろえる教育からのばす教育」への転換に本気で取り組んでおられます。https://www.city.kaga.ishikawa.jp/ed/10105.html加賀市教育長の島谷先生の講演会(2月2日開催)では、なぜそうする必要があるのか、どうされているのかを伺えると思います。昨年、姫路で開催された、島谷先生の講演会に参加し、「子ども観」「教育観」が変われば、学校は安心できる楽しい場になる!、日本の教育も必ず変わっていける!と確信しました。ぜひ多くの方に、島谷先生のご講演を聞いて頂きたいです。ぜひ、ぜひご参加ください!!お申し込みはこちらから↓https://peatix.com/event/41732622025年もよろしくお願いいたします! もっと見る【28】今年もあと1か月になりました
2024/12/01 19:19少しご無沙汰しています。急に寒くなりましたが、皆さまお元気ですか。カンガルーハウスがオープンして、もうすぐ8か月…。今年もあと1か月となりました。登録者さんは10名となり、そのうち1名は今のところ完全に学校復帰され、2名も学校メインで、たまに充電のためにカンガルーハウスに来られるという状況です。色んな気持ちの日、体調の日があるため、当日朝も利用申し込みOKにしています。そのため、日によって利用者数に増減があり、子ども2~7名+スタッフ2~3名で活動しています。子ども7名になると、カンガルーハウスの人口密度が高くなり、ちょっとしんどいお子さんもおられて…。運営面を考えるとたくさん来て頂いた方がいいのですが、当初考えていた上限10名というのはちょっと多いかもしれないと考え始めています…。(そうなると、ますます赤字で…)活動内容やメンバーにもよりますが、子どもが安心して快適に過ごせる人数を考え、どのように人数調整をするか…考えたいと思います。そして、外に出るエネルギーのない不登校のお子さんもおられると思いますので、いつかはアウトリーチの不登校児支援もできれば…と夢みています。◆大文字山登山遠足11月10日には、佛教大学歴史学部教授の八木透先生が繋いで下さったご縁で、京都中ローターアクトクラブとロータリークラブの皆さんと合同で、大文字山登山に行ってきました。銀閣寺~火床(五山の送り火の「大」のところです)~山頂~南禅寺、という長距離コースでしたが、みんな頑張って歩きました。山頂からは、大阪のあべのハルカスや淡路島まで見えました。大文字山の山頂でローターアクト&ロータリークラブの皆さんはとても優しくて、いろんなお話をしながら…。色んな大人がいる、色んなお仕事があるということを知り、そして大人って楽しそう!色んな知識があると生きることが楽しくなる!豊かになる!と思えることは、とても大きな学びになりました。子どもたちは在籍校の遠足には行けなくても、カンガルーハウスのみんなで登山ができて、思い出に残る素敵な一日になりました。◆いばしょクリスマス会12月8日(日)に、中京区社会福祉協議会さん主催で、佛教大学二条キャンパスで「いばしょクリスマス会」を行います。できるだけハードルを低くして、多くのお子さん、保護者さんに、区内の子どもの居場所に繋がって頂こうという企画です。このチラシは中京区内の全ての小学校の全児童に配布されました。色んな居場所があるんだよ、ということがお子さん、保護者さんに伝わるといいなと思います。◆おとなもいい場所 クリスマスだGO!こちら↓は、12月22日(日)に、カンガルーハウスのある長屋の並び3軒で行うイベントの仮チラシです。子どもだけでなく、年齢問わず大人も楽しめるイベントになれば…と、社協さんと一緒に企画中です。ぜひ遊びにいらして下さい♪◆子どもにとっての幸せな教育を考える研修会(2月2日)2025年2月2日(日)に、私たちのNPO法人みらいのとびら、二条駅かいわいまちづくり実行委員会、京都府作業療法士会の共催で、加賀市教育長の島谷千春さんをお招きして研修会を開催します。加賀市は「BE THE PLAYER」をスローガンとして、そろえる教育からのばす教育へ、そんな教育を本気で目指しておられます。本日より広報&申込スタートとなりましたので、ぜひご参加頂けると嬉しいです!◆カンガルーハウスでの日常カンガルーハウスでは、料理、工作、動画撮影、楽器演奏、サッカー、ドッジボールなど…、主体的に「やりたい」ことをやりながら、一人一人のペースで成長し、元気を取り戻しています。徒歩1分の公園でドッジボールバンドを組んでクリスマスソングを練習中「カンガルーハウスに行き始めてから、子どもが元気になってきました」と保護者さんに言われると、とても嬉しいです。カンガルーハウスが、子どもたちにとって「行きたい!」と思える場所になっていることが嬉しいです。「学校に行きづらさを感じている」という同じ想いを持つ仲間が集うこと自体がピアカウンセリングになっています。そして、安心できる環境で好きな作業活動を行うことのチカラ、効果を実感しています。◆おねがいもうすぐクリスマス。もし、カンガルーハウスまで行けないけれど、カンガルーハウスの子どもたちへのサンタさんになろうかな…と思って下さる方がおられましたら、こちらのAmazon欲しいものリストを眺めて頂けると嬉しいです。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1INS21KC1RY9P?ref_=wl_shareマンスリーサポーターや単発ご寄付もご検討頂けると、とても有難いです。金額は自由に設定して頂けます。継続or単発寄付をお選び頂き、クレジットカードで決済して頂けます。https://syncable.biz/associate/miraino-tobira/donateご無理のない範囲で、ご検討よろしくお願いいたします。それから…子どもたちから、「お泊り会をしたい!」という声もあがっています。カンガルーハウスを利用されるお子さんは男子が多いのですが、ボランティアで一緒に銭湯に行ったり、カンガルーハウスに泊まってもいいよ!という男性の方、ご連絡頂けると嬉しいです。ボランティアで、動画編集(カットしたり繋いだり、字幕を入れたり…)を一緒にして下さる方、サッカーを教えて下さる方、宇宙の話、サル(動物)、哲学のお話をして下さる方もご連絡頂けると嬉しいです。単発で構いません。その他、「○○だったらできるよ~。話すよ~」というご連絡もお待ちしています!いつも活動報告を読んで頂き、カンガルーハウスにお心を寄せて頂き、ありがとうございます。今年もあと1か月となりましたが、皆さまお身体にお気をつけて、お過ごし下さい。 もっと見る【27】開設6か月を迎えました
2024/10/10 22:474月10日にカンガルーハウスがスタートし、本日10月10日でちょうど半年になりました。あっという間の6か月でした。現在登録者さんは7名になり、それぞれのペースで日々過ごしています。9月29日に開催した、岸見一郎先生のオンラインセミナーは、約40名の方にご参加頂きました。とても勇気づけられるセミナーでした。岸見先生に再度お力添え頂けることになりましたので、また企画させて頂きます。楽しみにお待ちくださいね!◆「栂尾公園ふれあいまつり」 ご報告10月6日(日)に、「栂尾公園ふれあいまつり」を開催しました。晴天に恵まれ、たくさんの方が来場されました。カンガルーハウスは、コイン落としとポストカード販売として出店しました。3人の子どもたちが、準備や接客を頑張ってくれました。コイン落としのルールを説明して、お金を受け取ったら「ありがとうございます」と伝え、お釣りの計算、受け渡しもしっかりとできて、コインがお皿に入ったら拍手をしたり鈴を鳴らして一緒に喜んで…。子どもたちの潜在能力の高さをすごく感じました。以前の子どもの姿を知っている方からは「すごく変わられましたね!表情が全然違う!」と言って頂きました。心のエネルギーがしっかりと充電されてきているのを感じます。環境の力、仲間の力、作業の力を感じます。時々店番を休憩してステージ発表を楽しむ、学校も学年も違う二人の後ろ姿に、じーんとしました。お祭りを終えて、子どもたちが「色んな人に喜んでもらえてよかった」「毎日お店をしている人は大変やなぁって思った」「同年代の子が苦手やったけど、楽しいから忘れてた」との感想を…。12月22日にはカンガルーハウスで、子どもも大人も楽しめるイベントを企画中です。そこでまた子どもたちに活躍してもらえたらと考えています。◆英語を楽しむ時間が始まりました9月から、カンガルーハウスでは週に1回の「英語を楽しむ時間」が始まりました。きっかけは、小2の女の子の「いつかハリーポッターに会いにイギリスに行きたいから、お小遣い貯めてるねん。英語がんばりたいねん」という言葉。アメリカ在住の友人(私の元同僚の作業療法士、S先生)に相談したところ、現地生まれで、英語、日本語、フランス語のトリリンガルの高校生の息子さん(D先生)がオンラインで先生をして下さることになりました。英語の絵本を読んでもらったり、「○○は英語でなんて言うの?」と尋ねて教えてもらったり、アメリカのドル札を見せてもらって、なんという大統領なのか教えてもらったり、楽しい時間を過ごしています。D先生のお母様のS先生がさりげなくサポートして下さり、子どもの呟きをうまくキャッチして楽しい時間になるように工夫し、次を楽しみにできるような関わりをして下さいます。小3男子くんは、「D先生に日本の歴史を知ってもらいたいから、大坂冬の陣についてプレゼンしてみる」と意気込み、パワーポイントで資料作成中です。教科ありきでの学びではなく、「○○したいから、○○する」ということで、色んなことを吸収している子どもたち。裁縫に興味を持ち、ミシンやってみたいと、ミシンにチャレンジする姿も…。◆おねがい前回の活動報告で、マンスリーサポーターをお願いさせて頂いたところ、新たに10名の方がマンスリーサポーターになって下さいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。毎回お願いさせて頂くのも心苦しいのですが、NPOの理事会で話し合い、カンガルーハウスを続けていくために、何度でもお願いさせて頂こう、ということに…。(本当は早く、国や京都市にフリースクールへの補助金を出して頂きたいのですが…)毎月のご支援がとても、とても有難いです。単発のご寄付も、とても、とても有難いです。こちらが、マンスリーサポーター申込のサイトになります。金額は自由に設定して頂けます。https://syncable.biz/associate/miraino-tobira/donate継続or単発寄付をお選び頂き、クレジットカードで決済して頂けます。Amazonでは「欲しいものリスト」を公開させて頂きました。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1INS21KC1RY9P?ref_=wl_shareご無理のない範囲で、ご検討よろしくお願いいたします。今日は、料理の材料を買いにスーパーに行った後、新選組が好きな小3男子くんの提案で、壬生寺に寄り道を…。小4男子くんが「『カンガルーハウスで、たくさんのいい出会いがありますように』ってお願いしたよ」と(涙)カンガルーハウスを開設したからこそ、今利用されているお子さんたちに出会えました。カンガルーハウスには、色んな方が見学に来て下さったり、立ち寄って下さったり…。きっとこれからも、カンガルーハウスの子どもたちに、たくさんのいい出会いがあると思います。チームカンガルーの皆さま、ぜひ京都に来られた際には、カンガルーハウスにお立ち寄り頂けると嬉しいです。課題は色々ありますが、「場が安定するまで3年は必要」という、恩師の山根寛先生のお言葉を胸に、かけがえのない日々を積み重ねていきたいと思います。これからも、子どもたちのために頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!! もっと見る
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