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演劇に情熱を注ぐ高校生に、本物の文化ホールで上演する機会を提供してあげたい。

学生・未成年である高校生が、自力で市民文化ホールを貸りて、舞台公演を開くことは容易ではありません。通常は学校の体育館や空き教室を使っての自主公演が精いっぱい。演劇好きの若者が、本物の舞台に立ち、プロと同様の機材を使って上演できるよう、貴方のご支援をお願いします。高校生に、ほんまもんの経験を!

現在の支援総額

19,000

3%

目標金額は500,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/01/17に募集を開始し、 7人の支援により 19,000円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

19,000

3%達成

終了

目標金額500,000

支援者数7

このプロジェクトは、2024/01/17に募集を開始し、 7人の支援により 19,000円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

学生・未成年である高校生が、自力で市民文化ホールを貸りて、舞台公演を開くことは容易ではありません。通常は学校の体育館や空き教室を使っての自主公演が精いっぱい。演劇好きの若者が、本物の舞台に立ち、プロと同様の機材を使って上演できるよう、貴方のご支援をお願いします。高校生に、ほんまもんの経験を!

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ごあいさつ

NPO法人北摂こども文化協会と申します。当NPO法人は1998年の設立以来20余年にわたり、子ども・若者のための地域文化環境の向上に努める市民公益活動団体です。

「あるがままのあなたでいいよ、子どもも大人も自己実現」をキャッチフレーズに、子どもが主役の活動に取り組んで参りました。どの子も、地域社会の中で居場所をもち、文化・芸術に触れ、心豊かに育っていくことを願って活動を続けています。

大阪高校生演劇フェスティバルの取り組みも、その一環で実施するものです。

(第23回公演詳細は、下部に記載しています。)


「大阪高校生演劇フェスティバル」 3つの目的

1)大会場で発表する機会の少ない高校生にチャンスを提供する。

2)子どもの権利条約第13条(表現の自由)および第31条(文化的・芸術的生活への参加)を保障する。

3)広く一般、地域の人、若い人にも観てもらい、演劇の魅力、作品に込めた高校生の想い(若者世代の社会へのメッセージ)を伝える。


「大阪高校生演劇フェスティバル」とは

2001年より毎年欠かさず、大阪府池田市立市民文化会館小ホールにて行ってきた高校生のための演劇祭です。大阪府下の高等学校(公立、私立問わず)から出場を募集し、独自の基準で選出した5校の演劇部による公演を行います。

コロナ禍により、発表・出演の機会が失われた学校も多い中、演劇に情熱を燃やす若者達に舞台で上演する機会を提供し続けてきました。


高校生演劇の現状

最近では高校演劇のイベントも増えてきているものの、高校生ではまだまだ発表出来る機会が少なく、部員減によって存続自体が危ぶまれるケースさえあります。また、自校で機材が揃っていない学校も多く、取り巻く環境は決して良くありません。

運動部なら、本番さながらの練習試合が年に何回も出来ます。それとは違い、演劇部は文化祭などで年1回ほど、自校の体育館で発表するケースがほとんどです。また部員の数が少なくて役者がいても裏方が揃わず、自校公演や演劇大会出場を断念せざる得ない高校生が多いのが現状です。

そして何よりも、昨今ではコロナ禍により出演機会そのものが失われるという状況が…


「大阪高校生演劇フェスティバル」の特徴
選考方法

大阪府内の高等学校演劇部に参加を募り、応募校の中から台本や公演に対する想いを充分に考慮した上で選考を行い、出演校5校を選出しています。

演劇大会やコンクールのような勝ち抜きではなく、 自分ならどう表現するか、脚本の世界をどう受け止めるか。上手・下手の評価だけではなく、それらを加味しつつも第一に、高校生世代の悩みや葛藤、社会に対する物の見方などが表れているか、「高校生の自己表現」に着目しています。高校生が演じることの意義を感じられる作品を高く評価します。

<過去のアンケートより抜粋>

「大会という訳ではなかったので、賞が欲しいではなくこれをやってみたい、他の学校のリハを見たいと思いました。とても勉強になりました!」

「コロナ禍の中、貴重な舞台の場をいただけて良かったです。コンクールでは制限されることも多い中するのとは違い、やりたいことやできることが多い演フェスは、演劇をすごく楽しむことができるので勉強にもなるし参加してよかったです。」


実践技術交流会(プロによる実施指導)

プロの技術とノウハウを肌で実感出来る。それが本フェスティバルの大きな特長です。

活動の場が限られている高校生たちが、ホールを利用することにより、プロの現場を体験出来ます。開催前の事前打ち合わせ、ホール打合わせで専門機材に触れ、プロからの指導を得られる貴重な機会を設け、表現活動の充実をフォローしています。

  
高校生の交流の場の提供

スタッフの不足を他出場校からの応援で乗り切った高校、スタッフとしてだけ参加する高校、本フェスティバルの出演はあえて見送り、受付などの運営スタッフとして協力する高校など、高校生同士の交流や助け合いが、積極的に行なわれています。

参加校同士が協力し合いながらフェスティバルを創り上げ、その結果他校との交流が生まれ、モチベ―ションの高揚につながっています。

部員数の減少により先輩から後輩への技術の継承が難しい学校が多くある中、演フェスでは他校との交流により、学校を超えた技術の伝承が生まれ、次の世代の体制にも無理なく技術が受け継がれていく下地が生み出され、大きく高校生演劇の発展に寄与しています。


フィナーレ

フィナーレも、演フェスならではの取り組みで大切にしているプログラムです。上演校の演劇部員全員が舞台にあがります。役者も裏方も、上級生も下級生も、部員誰しもが区別なくステージに立ち、ライトを浴びて、マイクを持ち、熱気冷めやらぬ終わったばかりの演フェスを振り返り、一言メッセージ。それぞれの立場から、共に創り上げた「この演フェス」の体験を言葉にしてくれます。

---「ただ劇を見て『よかったなあ』で終わらせるのではなく、これを見た私たちだからこそできる事を考えるのが大切だと思いました」
---初めて参加した演フェスでした。地区大会とはまた違う空気感で、良い経験になりました。参加して良かったです。楽しかったです。

(過去開催のアンケートより抜粋)


コロナ禍を経て再確認した大人の役割

世界196か国が必要と定めた子どもの健やかな成長発達に不可欠な権利の一つに「余暇・文化・芸術の権利」があります。ライフライン-食・住にかかわることでないために、二の次、ないがしろにされがちですが、文化国家ドイツの首相や文化大臣が発したように人類にとって「文化は生命維持に不可欠」なものと、私たちも考えます。


実施スケジュール

2023年9月-11月 上演校(上演作品)募集

2023年12月 上演作品選考会。パンフレット広告協賛の依頼活動。

2024年1月 実践技術研究会。ホール打合せ。

 パンフレット制作。石橋商店街に横断幕と幟を設置。

 石橋商店街の一角にて上演各校に事前インタビュー実施(公開収録、後日配信)

2024年1月26日(金)リハーサル

2024年1月27日(土)大阪高校生演劇フェスティバル開催

2024年2月 振り返り会。開催報告の公開(来場者アンケートの声、上演高校生の感想等)

2024年2月末日  プロジェクト終了


皆様からの援助が必要な理由

23回目の開催を迎えましたが、毎回経済的な負担は大きく、私達だけの力で続けるには限界があり、皆様からのお力添えを必要としています。大きくは会場費。実践技術研究会、事前のホール打ち合わせ、前日リハーサル、本番、、、会場費だけでも40万円近くかかります。

更に、演出の為の機材を使用するにも一つひとつに費用がかかります。単価、数千円から数万円まで。たとえば、舞台上の役者に光を当てるピンライト、霧を表現するためのスモークマシンなど。そのどれもが演出に不可欠な機材ですが、お金がなければ当然使用できません。現状、十分とは言えない限られた予算の中で運営しているため、残念ながら一校だけのために一つの機材を借りることは”贅沢なこと”と諦めざるを得えない状況です。

高校生のやってみたい意欲、挑戦してみたい好奇心。意欲・好奇心、どちらも人の成長の根源となる大切な要素だと思いますが、当協会の資金力では、その高校生たちの自然な”想い”の多くに応じてあげることができないのが事実です。

若者の成長を助け、支えるために。高校生が感性豊かに想像力を発揮して思い描いた世界を、脚本の世界を、舞台上に再現するチャンスを与えてあげたい。

チャンスを得た高校生たちは、彼ら彼女らなりに試行錯誤しながら、どうすれば専用の機材を用いて表現したい世界を具現化することができるか、実体験を通じて学びとっていくことでしょう。実体験に勝る学びはありません。

そして、これらの学びを支えてくださる専門家をお招きするための費用も必要です。音響・照明の専門家、舞台監督、映像制作のプロなど。本フェスでは各種専門家の皆様が、ありがたいことに、若き演劇人を支えたい!という当協会の情熱に共鳴してくださり、破格で応じてくださっていますが、本来であれば本職であり専門技術者。お気持ちに感謝しつつ、少しでも正当に近いお支払いができるように努めたいと考えております。

支援金の使途

皆様にご支援いただきました資金は、会場費・設備費・人件費など第23回大阪高校生演劇フェスティバルの準備、及び実践技術研究会・舞台打合せ・リハーサル・本番の運営費用パンフレット制作、次回に向けての広報宣伝費として、大切に使わせていただきます。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

●リターンについて

リターンについて補足いたします。ポストカードにつきまして、公演当日のシーンから出演校ごとに1枚作成しております。3000円のご支援で、そのうちから任意の1枚を選んでいただけます。5000円以上のご支援で複数枚お選びいただけますが、その際は例えば「○○高校さんのポストカードを3枚」などのように備考欄にてご指示ください。その他、一種類を5枚とはせずに全種一枚ずつというような指定も可能です。特にご指示のない場合はこちらで選んだものをお送りします。

3000円以上のご支援へのお返しに含まれる、スタッフロールへのお名前記載につきましては、ハンドルネーム、ペンネームの使用が可能です。また、お名前の記載を望まれない場合はその旨を備考欄にお書き添えください。

記入例:〇〇高校のポストカードを3枚 スタッフロールへ記載する際の名前「フェスだいすき!」


上演情報

第23回大阪高校生演劇フェスティバル

日時:2024年1月27日(土)10時~17時(開場:9時30分、開会:9時45分)

会場:大阪府池田市民文化会館小ホール

鑑賞方法:無料、予約不要・当日先着順。席に限りがございます。1作品からご鑑賞いただけます。

出演校と上演作品

東海大学付属大阪仰星高等学校「 風よ、海よ、空よ! 」

大阪府立信太高等学校「あしたのわたしのつくりかた」

大阪府立池田高等学校「学園戦隊SSSB~不服従の姫君~」

大阪府立淀川工科高等学校「壁の上」

大阪府立豊島高等学校「わたしたちはうそつき」

主催:NPO法人北摂こども文化協会

共催:大阪府高校演劇連盟企画

企画:大阪高校生演劇フェスティバル実行委員会

後援:池田市 池田市教育委員会

協力:株式会社アイ・エス・エス 石橋商店会


最新の活動報告

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  • 搬入の様子です。演フェスの場合、一日で5作品上演するため・・・各校の上演作品の小道具・大道具は、会場となるホールの裏口につけた搬入車からホールに運び入れるのですが、すぐには舞台内部に入れず、いったん、廊下に仮置きします。上演順にホールに搬入しやすいよう、そして通行の邪魔にならないよう、配慮して、工夫して、どんどん置いていきます。高校生でもこんな舞台を作り上げられるのかと手の込んだ作品世界に感動したり、箱だけ使ったりなどシンプルな舞台美術で演出によりうまく作品の世界に引き込んでいく表現に感動したり。大道具・小道具に力を入れている上演校もあれば、シンプルな舞台設営の上演校もあります。いずれも、高校生自身の望み通りの挑戦であれば、良いのですが、もし、もしも、シンプルな演出が、部費・予算の無さによる、あきらめによって生じているのならば、、、もちろんこの世は有限の世界。制約のある中で、工夫するのも面白いし、必要なことだけれど、一度は?! かかる経費は、私たち大人が工面して、経済によって断念しないといけないという状況に陥らせることなく、高校生たちが思い描く演出に思う存分挑戦できる機会も保障してあげたい!もっと文化・芸術を子ども時代に!!本クラファンは、残すところあと、一日。皆様のあたたかな応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • 舞台裏をチラリ

    2024/02/28 17:04

    通常の公演なら、普通、お見せしない舞台裏。「仕込み」と言ったりしますが、演フェスでは、高校生たちが声を掛け合いながら、丁々発止で、どんどんと大道具・小道具を運び入れ、音響照明のチェックをしていきます。初めてその様子を垣間見た私たち(主催者スタッフ)は、その手際の良さ、熱意に感動。まるで体育会系!こうやって舞台が作られていく様子も、ぜひ観客に観てもらいたい・観せてあげたい・観てもらいたい、と思い、演フェスでは、仕込みの様子も公開することにしたのです。演劇に精通していない観客の皆さんに、やはり好評。こんな風に、舞台って創られていくんだ、創り上げられていくんだと、感心されます。本クラファン、残すことろあと1日。最後の応援、ぜひよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • グリーンアートさんからご寄贈いただきました、会場を盛り上げる、演フェスオリジナル段屏風。今年も会場ロビーに設置しました。ご来場くださった皆様や上演した高校生たちが、楽しそうにロビー交流をしながら、段屏風の前でも記念にパシャリ。ご来賓の皆様と、パシャリ!演フェス主催団体が指定管理運営する水月児童文化センターの特別事業・劇団「ぽこあぽこ」の団員の皆さんと指導者の操先生も記念に、パシャリ!司会を務めてくれた・演フェスOGの安部さんと、パシャリ!雰囲気を大いに盛り上げてくれた段屏風、そしてグリーンアート様に改めてお礼申しあげます。本クラウドファンディング、残すところあと1日。皆様の応援をご期待申しあげます。 もっと見る

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