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【こんなデンマークが知りたかった】移住先日本から、ふるさとの探訪記を出版したい!

出版物の事前予約 ※カバー写真撮影協力:Scandinavian living 神戸

現在の支援総額

488,000

81%

目標金額は600,000円

支援者数

47

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/05に募集を開始し、 47人の支援により 488,000円の資金を集め、 2024/09/11に募集を終了しました

【こんなデンマークが知りたかった】移住先日本から、ふるさとの探訪記を出版したい!

現在の支援総額

488,000

81%達成

終了

目標金額600,000

支援者数47

このプロジェクトは、2024/08/05に募集を開始し、 47人の支援により 488,000円の資金を集め、 2024/09/11に募集を終了しました

出版物の事前予約 ※カバー写真撮影協力:Scandinavian living 神戸

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Esben Grøndal(エスベン グロンデル)
Synean株式会社代表取締役
Linkedinhttps://www.linkedin.com/in/esbengroendal/

1988年生まれ、デンマーク コペンハーゲン市出身
2013年Aarhus University 美学学部(現 美学コミュニケーション学部)/文化学部(現 文化社会学部)卒業
2016年Aalborg Universityサービスシステムデザイン修士卒業

(写真:デンマークの空港にて)

初めて日本に来たのはアテネ五輪のあった2004年、いまから20年前のことです。

きっかけは高校時代の交換留学で、11ヶ月間を和歌山県で過ごしたことでした。
それからは日本とデンマークを行き来しながら、二国間の文化や特徴の比較と分析をしてきました。

(写真:2014年 広島のアンデルセンベーカリー勤務時代)

大学在籍中は、広島県に本社を置くアンデルセンベーカリーという日本全国に店舗展開している日本のパン屋さんのデンマーク法人にて販売員としてアルバイトをしていました。

日本人の仕事ぶりを間近でみれる大変貴重な機会を得ることができたことはその後の人生に多大な影響を与えました。

(写真:街中をよく目にするデンマークの国旗)

大学を卒業後は、アンデルセンの広島本店と青山本店、それぞれの店舗で半年間働き、商品企画から販売までの一連の活動に携わらせていただきました。

(写真:テラス席で食事を楽しむ人々)

デンマークでサービスシステムデザイン修士課程修了後は、日本企業に就職しUXリサーチ・デザイン(UX=ユーザーエクスペリエンス(顧客体験))を通じて、様々な業界での顧客理解の支援や製品・サービス戦略策定に従事しました。

(写真:母校であるAalborg University)

私がサービスデザインを専門とする修士課程に進学した2014年当時、世界的にもサービスデザインは珍しい領域でした。

2024年現在も、日本では未だに、サービスデザインを専門的に学べる大学は多くはありません。

(写真:コペンハーゲン中央図書館)

2019年3月には、デンマークでヘルスケア領域のイノベーション事業と公的機関のサービス向上を事業内容とするコンサルティング会社の日本法人立ち上げに、コンサルタントとして参画しました。

そこでは、北欧のウェルビーイング、福祉、ヘルスケアに関する知識や経験を伝える活動を行いました。
デンマークの社会構造やライフスタイル、働き方とイノベーションの関係性、などの考察をお伝えする機会を多く頂きました。

(写真:Service Blueprint作成のイメージ)

そして今は、2022年7月にSynean株式会社を創業し、サービスデザインのアプローチを用いた、日本の行政・民間企業の働き方改革・DX支援に取り組んでいます。


デンマーク人として日本で起業し「デザイン」というアプローチを使って、日本とデンマーク両国の強みを抽出し形にしています。

長めの自己紹介となりましたが、ご覧いただいた皆さま、ありがとうございます。

改めまして、この度CAMPFIREでプロジェクトを立ち上げた経緯をご説明いたします。

(写真:本社を構える兵庫県 神戸市の風景)

私はデンマークに生まれ、日本滞在は8年目となります。

これまで、数多くの日本から来た視察団の方々や、日本の民間企業や行政機関のクライアントから、デンマークについて数多くの質問をいただきました。


特に多く挙がったのが、世界幸福度ランキングや世界デジタル政府ランキング・世界競争力ランキングで上位に位置するデンマークの働き方や社会システムに関連する事でした。

(出典)上から
UN Sustainable Development Solutions Network, World Happiness Report2024 
IMD World Competitiveness Ranking
SDSN, Sustainable Development Report2024
早稲田大学総合研究機構電子政府・自治体研究所, 第18回早稲田大学世界デジタル政府ランキング2023


ランキングの通り、デンマークは世界的に高い労働生産性を実現しており、国民の幸福度が高い国です。

SDGsを通じた社会課題への取り組みも世界トップクラスに進んでいます。

ご質問いただく背景には、純粋に興味があるということもあるかとは思いますが、先述したデンマークの特長を日本社会や個人に持ち込みたいと考える方もいらっしゃると思います。

(写真:デンマークのカラフルな街並み)

私としても、デンマークに関する質問に対し繰り返し説明をしていくなかで、質問者に「新たな気付きやアイデアを得られた」とおっしゃっていただけることは、嬉しい限りです。

こういった機会を増やすと同時に、より多くの方に届けたいという想いから、書籍出版への挑戦を決意しました。

(写真:街中のカフェにて)

本書を制作するにあたり、はじめは出版社との共同を考えていましたが、より読者の皆さまに寄り添ってお届けできる方法を考えた結果、自費出版という形をとることに至りました。

自費出版にあたってクラウドファンディングに挑戦する理由はとしては、下記があります。

・本書内容に皆様が興味があるのかを確かめたい

・CAMPFIREのコメント機能でいただいたフィードバックを基に執筆内容を調整していきたい

デンマークのライフスタイルをテーマにしたものや、デンマークを社会学的見地から分析した書籍はいくつもあります。

執筆するにあたって「私だから伝えられることは何か」と自問自答を繰り返して辿りついた答えが、

「日本とデンマークで暮らしてきた経験とデザインの知見を基に、これまでに体験してきたデンマークの社会制度のリアルや、今後デンマークを深訪することによって得られる気付きを、旅行記・エッセイ形式でお伝えする」

でした。

デンマーク企業の日本法人、日本企業のデンマーク法人での就業経験があり、デンマークらしい働き方・価値観を広める会社を日本で創業した私だからこそ、皆さまにお伝えできることがあるのではないかと考えます。

(写真:22,600㎥の貯水池を持つ CLIMATE PARK「Enghave公園」)

そこで今年2024年8月・9月に8年ぶりにちょっと長めに帰郷し、自治体への出向・友人や家族との再会を重ねることを通して、母国と私自身のアイデンティティを再発見する過程を執筆のメインにしたいと思っています。
本書は、主に次に当てはまる方を想定して執筆していきます。

・デンマークや北欧に少しでも興味のある方

・ディープな旅行をしたような気分になりたい方

・日本社会のあたらしい姿のヒントを探している方

・デンマーク流の働き方やデジタルとの付き合い方を知りたい方

・働き方改革や組織作りの参考にしたい行政機関、民間企業にお勤めの方
(写真:海辺に設置されたフリージム)

「本書でお伝えしたいこと」は抽象的でわかりにくいかと思うので、現段階での執筆内容のイメージを2つの事例を用いてお伝えします。

事例1:「大学院修士課程までの学費が無料」

(写真:広場で集う人々とIT University of Copenhagen学生寮)

ご存知の方も多いと思いますが、デンマークは付加価値税(消費税に相当)が25%、所得税の平均が45%と、世界的に見ても各種税率が高いことで有名な一方、医療費と教育費が無料である高福祉高税の国です。

本事例では、教育に焦点を当て、実際にデンマークで大学院まで教育を受けた私の学生時代の体験とそれらが今にどう関係しているかをお伝えします。

デンマークでは大学の学費が無料なだけでなく、学生は政府から補助金がもらえます。私が大学生のときは、毎月手取りで12万円ほどもらっていました。この補助金は1人暮らしの学生のみならず実家に住む学生も受給できます。補助金の趣旨は「学生が勉強に集中できるようにする」「平等に教育を受けるチャンスを提供する」といったものが挙げられます。

しかし、大学生の約7割はアルバイトをしています。その理由は、生活費や遊ぶためのお金を稼ぐだけはなく、アルバイトを通じて「本当にやりたいことはなにか」を探り向き合うためでもあります。

こうした学生たちの動きの背景には、多くのデンマーク企業が採用する雇用システムが存在します。デンマークでは、近年日本でも広がりつつあるジョブ型雇用(日本では依然メンバーシップ型雇用がメイン)を採用しており、企業は役割に適した人材を募集し、新卒の学生には学生時代に習得した専門分野の知識や経験を活かすことが期待されています。

このため、学生は大学で専門的に学習したこと活かせるアルバイト先を選び、実際の業務を通じて向き・不向きの検討や自己分析を行っています。こうした自分のやりたいことと向き合い、どうしたら上手くできるかという考え方は将来の仕事にも役立つはずです。

(写真:デンマーク街中の風景)


事例2:「自転車王国デンマーク」

(写真:自転車が身近なデンマーク)

デンマークは自転車王国と呼ばれています。コロナ禍直前の調査によると、首都コペンハーゲンにおける通勤・通学の42%以上で自転車が使用されていました。自転車専用道路が整備されており、子供のころから自転車の利用を推奨されています。また、駐輪ルールはありません。

自転車の利用が傷病日数の減少、メンタルヘルスの改善、環境の保護等に繋がるとして、デンマーク産業連盟(日本でいう経団連)は、自転車通勤・通学を推奨しています。「自転車手当」を支給する企業もあります。

私も大学まで10kmの距離を毎日自転車で通学していました。自転車専用道路が整備されているため、安心してスピードを出して快適に走ることができ、目的地までプラン通り走行できます。

私の両親も、周りの家庭も大半が車を購入できる経済的な余裕はありましたが、あえて車を買わなかったのです。このため、家族旅行では自転車をフェリーや電車に乗せて、デンマークの離島やスェーデンの田舎を回ってました。

アメリカでは、車が自由の象徴の一つと捉えられているようですが、上記のような経験から私にとっては車ではなく自転車が自由の証です。

自転車自体はどこの国に行っても同じですが、社会インフラや健康に対する意識によって、自転車との関係性は変化します。なので、その関係性の理解と構築ができれば私が感じる自由は誰にでも手に入れることができるのです。
【今後のスケジュール】
2024年8月〜9月 デンマーク帰国。自治体に出向し、1ヶ月半暮らす。
2024年9月末まで Campfireでのクラウドファンディング終了
2024年10月〜  オンラインサイトにて、事前予約の受付スタート
2025年4月     ご予約いただいた方へ順次発送

(写真:コペンハーゲンにある旧市街のストリートパーティー)

【Podcastでの配信】
「Denmark Podcast」にて、本に関連する内容についても発信いたします。
下記のリンクより、過去のエピソードもご視聴いただけます。


【Instagramでの発信】
「Denmark Life(デンマークライフ)」について、
建築・オフィス・デザイン・インテリア・食器など幅広い内容で発信しています。 
https://www.instagram.com/denmark__jp/

皆様により良い本をお届けするため、編集やグラフィックなど細部までこだわります。

本という「情報」だけではなく、今回のCAMPFIREを機に、デンマークと日本の相愛を表すデザイン入りのグッズを開発できました。

手にとって、気分が上がるしおりや、ちらっと見てインスピレーションを得るハガキなど、思いを込めて情報とその形を楽しくお届けしたいと考えています。

<リターンの一覧>


・本とオリジナルグッズのセット
・オンラインのセミナー
・出版イベント
・個人もしくは企業サポーター
 など

今回のプロジェクトを通してご支援いただいた資金は、「リターンの使い道」の通りに大事に活用させていただきます。

(写真:ベーカリーからの景色)

本書が、皆さまの新しい気付きやアイデア発見の一助となることを強く願っています。

(写真:コペンハーゲンにあるコミュニティダイニング「ABSALON」)

長文となりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 本の制作にかかる費用(交通費、滞在費、校閲費、インタビュー等) 送料

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 皆さま、こんにちは。エスベンです。このたび、Campfire でこのプロジェクトを支援してくださった皆さまへお送りするための初回分の書籍を、ようやく発注することができました。印刷所からの発送は11月25日の予定ですので、皆さまへの発送はおそらく26日か27日になるかと思います。お手元に届くのは、11月末から12月第1週頃になる見込みです。お届けまで大変時間がかかってしまい、本当に申し訳ありません。そして、長くお待ちいただいたことに心から感謝しています。小さな一冊ですが、皆さまのご感想を伺えるのを楽しみにしております。 もっと見る
  • 体験を書くことについて

    2025/02/13 14:49
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • 活動報告-001

    2025/02/04 10:02
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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