注目のリターン
もっと見る10,000円
【応援!10,000円コース 感謝Mail】 ●感謝のMail ●活動報告 ※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金のすべてを活動内容に充当させていただきます。 ※このリターンは(3,000/10,000/30,000/50,000/100,000円ともに同じ内容<感謝のMailと活動報告>になります。
支援者:26人
お届け予定:2024年11月
3,000円
【応援!3000円コース 感謝Mail】 ●感謝のMail ●活動報告 ※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金のすべてを活動内容に充当させていただきます。 ※このリターンは(3,000/10,000/30,000/50,000/100,000円ともに同じ内容<感謝のMailと活動報告>になります。
支援者:19人
お届け予定:2024年11月
8,000円
残り42【グッズ】 当院をデザインしたエコバッグを1点 提供します。(画像はイメージです。新たなデザインをご用意します。) ※不要な場合は不要と入力してください ●感謝のMail ●活動報告
支援者:8人
お届け予定:2024年12月
みなさま こんにちは!
私は医療法人聖育会 clinic WIZ のぼりと・ゆうえん小児科 院長、医療型短期入所 HARMONIOUS 施設長の加久翔太朗と申します。
この度当院が運営している医療的ケア児のための日中ショートステイ「HARMONIOUS for Special healthcare needs」で利用者様を送迎に用いる為の福祉車両の購入を実現したく、クラウドファンディングを企画させていただきました。
clinic WIZ のぼりと・ゆうえん小児科 と 「HARMONIOUS for Special healthcare needs」について
clinic WIZ のぼりと・ゆうえん小児科は、どのような状態のどのような症状のお子さんも診る、をコンセプトとした小児総合診療を目指したクリニックです。
当院は小児科、小児救急科、新生児内科、アレルギー科、脳神経小児科、児童精神科、小児心療内科を標榜し、新生児から思春期まで、こころの問題から救急診療まで、分け隔てなく、専門診療・訪問診療も含めて提供しています。
その中にはもちろん医療的ケアがおありのお子さんの診療も含まれています。その診療の一環として、日中ショートステイ施設である医療型短期入所「HARMONIOUS for Special healthcare needs」を併設いたしました。
医療型短期入所、とはあまり聞きなれないかもしれません。気管切開や、胃管や胃ろうでの栄養、人工呼吸器などの医療的ケアのお持ちのお子さんは、通常の保育園や幼稚園に通うことには大きなハードルがあります。
2021年に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が制定されて以来、徐々に医療的ケアをお持ちのお子さんへの支援の輪は広がりつつありますが、未だ十分とは言えません。
医療型短期入所とは障害福祉サービスのひとつであり、医療的ケアが必要なお子さんが入所して、必要な医療ケアや介護を受けることができる施設サービスを指します。
当院の「HARMONIOUS for Special healthcare needs」は、日中のお預かりを担う医療型特定短期入所施設です。医療従事者が常駐している『医療型』の強みを生かし、他の施設では対応が難しいような、人工呼吸器管理などの重度の医療的ケアがおありのお子さまを率先して受け入れています。
医療の面からの医療型短期入所への想い
医療的ケアが必要なお子さんの診療では、お子さんの体調の把握、そして保護者との信頼関係も重要です。これまで病院の専門外来や、クリニックでの訪問診療を行って取り組んできましたが、診療時間の制約や多職種での対応が難しいことなどの限界がありました。
入院時には多職種が関わる機会が増えますが、疾患の治療が主な目的になってしまいます。レスパイト入院(保護者の休息のための入院)中も本来の日常生活とは異なる環境になってしまいますし、他の患者さんのケアが優先されてしまうなどの問題があります。
そうした中で、医療的ケアが必要なお子さんの体調の把握と、保護者の方との十分な時間の確保のためには、やはり日常に近い環境でお子さんをケアすることができる施設が、身近な小児科クリニックに併設されている必要がある、と強く感じ、「HARMONIOUS for Special healthcare needs」は誕生しました。
福祉の面からの医療型短期入所の必要性
福祉サービスとしての日中の預かりの場としては、児童発達支援事業所や放課後デイサービス、福祉型短期入所施設などの選択肢がありますが、預かれる時間に限りがあったり、医療従事者の常駐が難しかったりする現状があります。
また、重症度が高いお子さん、医療的ケアが高度なお子さん、年齢や月齢が低いお子さんこそ、こうしたサービスが必要ですが、そのようなお子さんには、受け入れる側のマンパワーや体制によって、医療的ケアの重さによって制約も存在します。
そうしたお子さんへ福祉サービス単独で理想的な体制を作ることには、安全面でも、経済的にも大きなハードルがあります。私たちは小児専門医療施設の強みを生かして、障害福祉サービスにおける困難を補完する役割を担いたいと考えています。
送迎のニーズと実際
医療型短期入所施設を利用する家庭にとって、施設への送迎は大きな課題です。調査によると、利用者の43.1%が「送迎がない」ことを不便に感じている一方で、送迎を実施している施設はわずか16.7%に過ぎず、83.3%の施設は送迎サービスを提供できていません。
近しい福祉サービスである放課後等デイサービスでは、下記のように84.5%の事業者が送迎を実施していることとは対照的です。放課後等デイサービスは、多くが神経発達症(発達障害)の児を対象としていますが、医療的ケア児のためのような特別な仕様の車両や、医療従事者の同乗の必要がなく、一度に多くの児を運ぶことが可能であることから、多くの事業者が取り組めていると考えられます。
大きなニーズがありながら、短期入所の事業者が送迎に踏み切れない理由には経済的な問題があります。
事業者が利用者の送迎を行うと片道186単位(1単位は約10円)の加算が認められていますが、これは川崎市内で通常のタクシーで3.5km程度、15分ほどの利用金額です。この加算額で医療的ケア児に対応できる特別な仕様の福祉車両を購入し、維持・管理することには高いハードルがあります。
また、送迎においては保護者は同乗しません。高度な医療的ケアを必要とする児の安全な送迎のためには、運転手とは別に同乗する医療従事者も必要です。人材確保と人件費の面も含め、現行の送迎加算では送迎サービスが行われづらい現状があります。
以上のような理由から、医療型短期入所施設における送迎サービスの提供は非常に困難な状況にあります。
準備する福祉車両
医療的ケア児を安全に送迎するためには、車いす固定装置やスロープなどを備えるとともに、医療従事者が視認性のよい場所に同乗でき、また複数の児にも対応できる福祉車両が望ましいと考えました。中古車両も当たってみましたが、福祉仕様の車両はもともとの台数が少なく、安全で適切な車両を確保することは困難でした。
今回調達予定の新しい福祉車両(ホンダ ステップワゴン)は、2台の車いす固定装置やスロープなどを備えています。また、外からの見た目は、他のステップワゴンと変わりなく、「障害児者のための運送車両」といった印象もなく、日常の一部としての送迎にふさわしい車両となっています。
現在の準備状況
福祉車両の購入申し込みを済ませ、送迎のための人材確保を進めております。
リターンについて
リターン項目をご参照下さい。
◾️支援金の使い道◾️
車両総予算:500万円
(車両本体購入費: 350万円 車両改装費(福祉仕様): 100万円 初期保険料および登録費用: 30万円 人件費等: 20万円)
HARMONIOUSをご利用頂く医療的ケア児は、今回の福祉車両購入以外にも様々な支援を必要としています。そのため今回の挑戦では、資金調達だけでなく、より多くの方々に医療的ケア児の現状と、当院の活動を知っていただけるよう、クラウドファンディングという多くの人たちに私たちの思いを届けることができる手段を選びました。
今回HARMONIOUSのページを開いていただいたご縁に、SNSのフォローと今後の活動も応援いただけると幸いです。
●clinicWIZのぼりと・ゆうえん小児科 Instagram:https://www.instagram.com/clinic.wiz/
高度な医療的ケアを必要とする児の安全な送迎のためには、多くのハードルがあります。
正直に、包み隠さず申し上げれば、経済的な課題は大きく横たわっていますため、福祉車両が購入できても、その後の車両の維持・管理および人件費を含めた困難は、存在することも事実です。
しかし、社会が医療的ケア児を受け入れることができなければ、お母さんやお父さんが「おうち看護師」にならざるを得ません。私たちは、お母さんやお父さんが「おうち看護師」になることなく、できるだけお母さんやお父さんのままでいていただきたいと思っています。そのために『施設の事情』から可能な範囲で受け入れるのではなく、『何が必要か』から施設の受け入れ体制を構築していくことを目指しています。
医療的ケア児に対応できる施設や、医療機関はまだまだ不足しています。私たちは、ハードルがあるから、とあきらめることなく、医療的ケア児への支援を軌道に乗せ、広めることで、こうした取り組みが、他の地域の小児科にも波及していくように努力していきたいと思っています。そして地域の「小児科」がこんなことも可能なんだ!ということを、知っていただければ幸いです。
私たちの施設に通う子供たちは、毎日たくさんの困難と向き合っていますが、その笑顔と前向きな姿勢に、私たちもいつも大きな勇気をもらっています。
どうか、みなさんにも、医療的ケア児の支援に関心を持っていただき、その支援の輪に加わっていただけたらうれしいです。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。
最新の活動報告
もっと見る青葉区医師会 訪問看護ステーションの岩間慶子様より応援メッセージをいただきました!
2024/10/02 19:1920%に達する支援を頂戴いたしました!みなさまのご支援にこころより感謝申し上げます。横浜市青葉区の『青葉区医師会 訪問看護ステーション』にポスターとチラシを設置いただきました。『青葉区医師会 訪問看護ステーション』では、横浜市における在宅医療連携拠点でもあり、訪問看護ステーションだけでなく、『療養通所介護事業所カトレア』『放課後等デイサービスなのはな』『相談支援事業所ひまわり』を併設し、医療的ケアが必要な子どもから成人まで、幅広く支援され、私たちとしても目標とする取り組みをなさっていらっしゃいます。送迎についても、私たちと同様に困難をお持ちですが、青葉区のみならず、隣接した都筑区、港北区や緑区まで実施されています。管理者の岩間慶子様は横浜市の医療的ケア児・者等コーディネーターとして活躍されており、以前より当院の加久も連携して障害児支援に取り組ませていただいています。『送迎問題は当事業所も抱えている問題です。先生の事業所からの問題発信で多くの理解者が増えることを望みます!』と応援のメッセージを頂戴しました。『青葉区医師会 訪問看護ステーション』様、管理者の岩間慶子様、ありがとうございました!引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます! もっと見る
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