2018/05/24 19:09

 5月21日から23日にかけて、千唐流の宗家先生と共に沖縄を尋ねました。

 初代の資料発掘といろいろな方とお会いし、情報を得、また千唐流を理解していただくための活動を意図したものです。

 上の写真は「守礼の門」の前で撮影したものですが、誰もいない早朝に撮りました。22日の話ですが、この日は終日動きっぱなしでした。

 その分、いろいろな収穫があり、前日に見つかった写真を手に空手道史研究の第一人者の先生にお目にかかり、資料から分かることについてお尋ねしたり、こちらから情報を提供したりと、互いに良い交流ができました。

 その先生は空手家としても著名で、海外で指導されることも多いそうです。

 近々、医者の方との共著で、身体の仕組みと武術の関係を記した技術解説書をドイツで出版されるそうですが、そのテーマこそ、今回のクラウドファンディングのプロジェクトと同じジャンルの話です。

 先生にお話を伺うと、私が感じていたことと同じことをおっしゃいます。

 スポーツ競技を意識したものではなく、身体の仕組みを意識した、空手道本来が持っている姿にスポットを当てたことへの関心は海外でも大変高く、セミナーでは大人気ということです。

 まさしくわが意を得たり、という感じであり、歴史のことだけでなく、そちらの方面でも収穫がありました。

 私自身、空手道はいろいろな学問分野を含むものである、という認識を持っており、その中には歴史もありますが、身体の仕組みに関連することもその一つです。

 同様の意識で世界を舞台に活躍されている先生がいらっしゃり、いろいろお話を伺えたことに、ますますこのプロジェクトの成功を果たさなければならない、という責任感を感じました。

 皆様の熱いご支援、並びに情報の拡散を心からお願い申し上げます。