2018/10/11 17:30

活動報告読んでるよ!って感想いただいたりして、ありがたいなぁとしみじみ(最近しみじみしてばっかりだなぁ。笑)しております。

コノビー編集部のみたむらです。

久しぶりに『本当の頑張らない育児』の連載第1話をみてみたら、いつのまにか36万PVを超えていました。(すごい!)

今日は8月18日に紀伊國屋書店新宿本店さんで開催させていただいた、やまもとりえさんと大豆生田先生のトークイベントのレポートをご紹介します!

 

今回のレポートのライターは、コノビー編集部のメンバーで保育士でもあるひかちゃん。

連載中、私が毎回公開ギリギリまで悩みつくしてこだわっていたのは各話のタイトルだったのですが、タイトルに悩んだときにいつも壁打ちに付き合ってくれていたのもひかちゃんでした。

 

『本当の頑張らない育児』という漫画連載を、NHKすくすく子育てのコメンテーターでもあり、子育て支援の専門家、玉川大学の大豆生田先生がご自身の子育て体験も踏まえながら解説してくれたトークイベント。

本当の頑張らない育児を、またすこしちがった視点から楽しめる記事になっています。
ぜひ読んでみてくださいね!

ご感想もお待ちしてます!(ぜひ#本当の頑張らない育児のハッシュタグをつけてツイートしてください^^)

 

前編:「子育ては甘くなかった」やまもとりえさんと大豆生田先生が振り返る『産後のリアル』

後編:「イクメンの次はこれかも」大豆生田先生がやまもとりえさんと語る『夫婦のカタチ』

 

前編のテキストのみバージョンを掲載させていただきますね。ぜひお読みください^^

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500万PVを越える大人気連載となった「本当の頑張らない育児」。

8月18日に、書籍出版記念イベントとして紀伊国屋新宿本店にて、著者のやまもとりえさんと、玉川大学教育学部・教授である 大豆生田啓友さんのトークイベントを開催しました。

ご自身の育児エピソードもお話いただきなかがら「本当の頑張らない育児」を読み解いていただいた贅沢な時間を、レポートにしてお届けします!

 

大豆生田先生(以下:大豆生田):僕、今日授業をしてから来たんですけど、うちの学生に「やまもとりえさんとお会いするんだ」と言ったら、「えー、すごーい!」って言われて、ちょっと鼻高々でした(笑)。


やまもとさん(以下:やまもと):え、ありがとうございます。


大豆生田:「本当の頑張らない育児」も読ませてもらいましたが、言語化しずらいことをよくここまで描かれましたよね。

電車のなかで読みながらポストイット貼っていったら、ほら、こんなにたくさん貼れちゃって。

普段なかなかこういうイベントはお受けしないんだけど、今回もうこれは是非、やまもとさんにお会いしたいと思ってきました。

やまもと:こちらこそ大豆生田先生にお会いできるなんて。本当にありがとうございます。


大豆生田:この物語は、主人公の“私”が妊娠中に子育てをしている友人と会うところからお話がスタートしますよね。


やまもと:そうですね、はい。


大豆生田:その中で“私”が、「仕事もちゃんとやってきたし、夫婦仲もいいし、うちはそんな大変なことにならないと思う。たかが子育てでしょう?」みたいに考えるところから事が展開するのが、まず面白いなあと。

これはやまもとさん自身の体験なんですか?


やまもと:そうですね。私もだし、多分周りもそうだろうなって思いながら書きました。

私の母親が結構ズボラなんですけど、そんな母ですら子育て出来てきたんだから、私にも出来るでしょうーみたいに思ってましたし、連載中も「子育てなんて、みんなやってきたことなんだから出来るでしょ?」みたいな反応もありました。

でも、子育ての現実は甘くなくって。

私も主人公と同じように、あんなに眠れないなんて当時は思ってもみなかったなあ。

 

大豆生田:やまもとさんは、何が一番大変でした?最初、生まれて。


やまもと:私の場合、2日間陣痛が続いて長男が生まれたんですけど、やっと生まれたと思ったら、その日から次は眠れない日々が続いて。なにこれ、トライアスロン?みたいな(笑)。

次から次へとやってくる新しい困難に、寝不足のなかで戦うっていうのが、はあ、こんなに体力使うんだと思ってびっくりしました。


大豆生田:うんうん。今日もさ、赤ちゃん連れで来てくださっている方多いですよね。

よく「広場とか、こういうイベントに来れてる人は大丈夫だよね」って言われますけど、いやいや、大丈夫じゃないからって。

みんな大丈夫じゃない。心も体も、すーごくすり減ってるんです。

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ちょっと長くなってしまったので、よかったら続きはこちらからどうぞ!