自己紹介
日本スポーツ再興会議を主宰する作家・スポーツライターの小林信也です。実父が広島で原爆に被災、私は被爆二世です。幸い健康被害はありません。戦争被災者が少なくなる今、戦後生まれの私たちが戦争の悲惨さを語り継がねばならないと感じます。とくに若い人たち、子どもたちに目を向けてもらいたい。ひとりひとりにできる平和への希求を自覚してもらいたい。スポーツ・文化・芸術で国際交流を重ねることは、平和の礎を築く重要な活動です。そこで仲間たちと《日本スポーツ再興会議》を設立しました。競争・対立・勝利至上主義の価値観でなく、自らと向き合い、互いに切磋琢磨し《調和のスポーツ文化》を醸成する。スポーツ・音楽・絵画・写真・文学など、広く表現者たちと思いを共有し、平和の礎を築くのが日本スポーツ再興会議の目的です。
このプロジェクトで実現したいこと
戦後80年目を迎える2025年8月に向け、報道写真家・大石芳野さんの《平和祈念写真展 in 長岡》を企画しました。大石さんはほぼ半世紀、広島、長崎、沖縄はもとより、ベトナム、アフガニスタン、カンボジア、ソビエト、ポーランド、コソボなどを訪ね、戦禍に遭ったお年寄りや子どもたちを中心に写真を撮って来られた国際的な報道写真家です。偶然同じ武蔵野市に住んでいるご縁で交流が始まり、「B29が日本を爆撃した背景が許せない。彼らは自分たちの都合で罪のない多くの日本人の命を奪った。改めてB29がたどった道、被災した生存者たちの証言を聞き、撮影したい」との希望に触れました。「次は長岡で撮影したい」と聞かされ、故郷・長岡でのお手伝いを志願しました。さらに長岡での写真展とトークライブ開催のご快諾をいただきました。長岡大空襲の研究家に取材すると、いままで知らなかった事実にたくさん出会います。戦後生まれの私たちがいかにきちんと戦争の歴史的事実を教えられず、知らずに生きてきたか、愕然としました。なぜ戦争が起こったのか、なぜ戦争を止められなかったか、そして日本は被害者の立場だけでなくアジア・太平洋諸国において加害者の立場でもあったことを学ぶ必要がある。そして大石さんが言うように「戦争は終わっても終わらない」。被災者の心に深く刻まれた傷は戦後何十年経っても癒えることがない。戦争の悲惨さを直視し、共有しなければならないと痛感します。日本が再び戦争の道を選ばないように、世界が平和の方向に流れを変えるよう一石を投じたい。平和のムーブメントを起こす強い決意を新たにしています。長岡でのイベント開催はその最初の一歩です。
現在の準備状況
すでに長岡市で、いまもご健在の空襲体験者の取材・撮影を大石さんが進めています。2024年8月1日から3日まで開催された長岡祭(平和祈年祭)も取材し、鎮魂と慰霊の花火《白菊》の撮影も行いました。写真展は今夏7月26日から8月1日まで、長岡市との共催で開催が決まりました。会場は長岡駅前のアオーレ長岡(市庁舎)内の展示スペースです。展示する約80~100点の写真の最終選定を進めている段階です。
リターンについて
◇5000円のご支援に対して
写真展会場でのお名前の掲載(匿名ご希望の方は掲載しません)
備考欄に希望するお名前を明記してください。
◇1万円のご支援に対して
写真展会場でのお名前の掲載(匿名ご希望の方は掲載しません)
備考欄に希望するお名前を明記してください。
大石芳野撮影の絵葉書にサインを添えてお礼状を送ります。
◇20万円のご支援に対して
【講演会の講師を務めます】
大石芳野と小林信也が支援者の主催する講演会の講師を引き受けます。
・講演テーマ:本件に関連したテーマでご相談ください。
・時期:2025年10月から2026年3月の間でご相談ください。
・注意事項:講演会場までの往復交通費(両名分)は別途ご用意ください。
【お名前の掲載】
写真展の会場にお名前を掲載します。備考欄に希望するお名前を明記してください。
スケジュール
2025年4月 クラウドファンディング開始
引き続き、大石芳野さんによる取材・撮影。および開催準備。
広報活動の展開。
5月末 クラウドファンディング終了。
長岡市の小中学校の平和学習との連動を交渉(大石芳野さん講演など)
7月 地元季刊誌にて「大石芳野・小林信也対談」掲載(予定)
開催準備および広報(長岡市内の学校、団体、スポーツ関連団体など)
7月26日~8月1日 写真展開催
9月~10月 リターン発送
最後に
長岡での写真展&トークライブ開催をきっかけに、全国各地で同様のムーブメントの開催を予定しています。戦禍にあった世界の子どもたち、大人たち、アウシュビッツからの生存者にも直接インタビューした経験を持つ大石芳野さんの写真とメッセージをひとりでも多くの人に届けたい。スポーツに打ち込む若者たち、少年たちが、単に「金メダル」や「スターになること」ばかりを目指すのでなく、スポーツを通じて国際親善を図る大切さに目覚め、平和を求める意識を高めてくれるよう願います。
スポーツ、文化・芸術等による民間交流は平和への大切な礎です。私たちは平和への意思を強く持ち、スポーツ人、文化人、芸術家としての使命を感じ、創造的な発信を続けます。どうぞ同じ思いを持つ方々にご支援いただきますよう、ご賛同をお願いします。






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