はじめまして。よさこいチーム『濱長 花神楽』代表の濱口実佐子と申します。
『濱長 花神楽』は、2010年の結成から15年間、県内外の皆様、踊り子の皆様に支えられながら高知を中心に日本各地のよさこい祭りで活動しております。
チームの運営母体の料亭濱長では、日々、土佐芸妓や舞妓が三味線の音と日本舞踊で県内外のお客様におもてなしをしています。そんな背景もあり、濱長花神楽は日本舞踊を取り入れた振付が特徴となっていて、指先までこだわった繊細な踊りは観客の皆様から多くの賞賛の声をいただいております。
よさこい祭りは参加チーム180超、踊り子人数17,000人超と多くの方々が参加される祭りですが、我々濱長 花神楽は毎年賞をいただいており、昨年の2024年では銀賞を獲得することができました。
今年も、高知を代表するチームとして、その名に恥じない演舞を完成させるためには、とにかく毎日の鍛錬・練習が必要となります。
しかし、よさこいシーズンは練習会場確保も大激戦。少しでも良い条件で練習ができる環境を考えれば、照明設備が整った室内練習場を選ぶのが最善ですが、使用目的が「よさこい」となると使用料も跳ね上がる為、屋外での練習になってしまいます。 さらに、踊り子さんの仕事や学校・クラブ活動との兼ね合いで、練習を行えるのは夜間となり、照明機器が必須となります。そのほかにも、練習会場費用、屋外で使用する音響機器のレンタル費用に加えて、よさこい祭りを彩る華やかな衣装や装飾品、地方車、そして各地のイベントに参加するための遠征バス等、様々な費用がかかり、その額は踊り子さんたちからいただいている参加費用だけで賄いきれない状態です。運営母体からも出来る限りの支援金を捻出しておりますが、経営状況が厳しく、運営のための資金は依然として不足している状態が続いています。そのため、少しでも皆様のお力をお借りできればと、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げました。
現在では、日本全国で様々なよさこい祭りが催されておりますが、その原点となった高知のよさこい祭りの創設には私の祖父が深く関わっておりました。
『よさこいを通じて高知を、日本を元気にしたい。』
そんな祖父の熱い想いと高知の伝統を後世に伝える、という大きな使命を背負い、『料亭 濱長、よさこいチーム濱長 花神楽』は共に手を取り合って今後も頑張っていきたいと存じます。
何卒ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
「よさこい」の魅力
よさこい祭りの魅力は何といっても、自由度の高さだと思っています。
いくつかのルールを守っていれば、曲も振付も衣装も自由です。 多種多様な曲に合わせて、老若男女問わず沢山の人々が色鮮やかな衣装とチーム毎に特色ある踊りで高知の街中を活気づけます。 各チームの踊り子さんは夏の期間は休みや空き時間をすべてよさこいに捧げるほどの「熱意」を以って臨んでいます。
その熱意と厳しい練習を経て形成されたチームの連帯感は、観客の皆さんにも伝染し、毎年熱狂とも言える活気を生み出します。
■濱長 花神楽 「喜悦祝舞」2023 (第70回よさこい祭り)
■濱長 花神楽 「洒々落々」2024(第71回よさこい祭り)
よさこい参加者の声
私は濱長 花神楽で踊り子さん達に踊りを指導する『アシスタント』をつとめています。アシスタントは複数名いますが、私たちアシスタントに共通しているのは「濱長 花神楽」というチームが心から大好きということです。
「濱長花神楽」は、数あるよさこいチームの中でも唯一無二の存在だと思っています。
芸妓さん、舞妓さんをイメージした華やかな衣装に身を包み、鳴子をしっかりと鳴らして前進するという高知のよさこいの伝統を重んじつつも、日本舞踊を取り入れた、どこか新しい、観る人を魅了する魅力的で華やかな踊りが特徴です。そんな濱長 花神楽では、毎年100人以上の踊り子さんが1つの作品を作り上げるために切磋琢磨しています。よさこいは個人の力では完成しない、皆の力で作る“群舞“であるため、踊りを揃えることが難しく、上手くいかないことがたくさんあり、辛く悔しい思いをすることもたくさんあります。そんな中、何があっても諦めずに頑張っていけるのは、ただただ濱長 花神楽が大好きという想いがあるからです。そんな濱長 花神楽を通して、よさこいを見に来てくださる皆さんに笑顔と幸せを届けたい!よさこいには、濱長 花神楽の演舞にはその力があると信じています。そして、今年は私を成長させてくれた、幸せにしてくれた、チームとその踊り子さん、そしてファンの皆様のためにも“よさこい大賞“という大輪の花を咲かせて、皆に恩返しがしたいと思っています。温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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