2016/07/05 09:50

わたしには付き合って1年になる彼女がいます。

ただ、この1年間彼女にはずっと「躁うつ病」のことやこれまでの生活環境について話せずに過ごしていました。

自分の過去を話すことで嫌われたらどうしようかとビビってたんですよね。

わたしが5月末で退職し、6月からは1ヶ月間プログラミングの勉強に専念すると伝えた時、彼女からは「次の仕事が決まるまで会わないよ」と言われました。

そりゃそうですよね。次の仕事も決めずに、そして急に退職することを告げたわけですから。

そんなわけで、わたしは6月は本当に誰にも会わず、プログラミングの勉強に専念しました。プログラミングスキルを早くマスターし、エンジニアの仕事に就いて、彼女を安心させたかったので。

しかし、現実はなかなか厳しくて、わたしのプログラミング習熟度では就ける仕事がほぼ皆無でした。エンジニア職の経験年数もないし、ましてや中途採用。

条件を下げまくると仕事は見つかったかもしれませんが、それだと持病の悪化に繋がるかもしれない。わたしの中では何よりも持病への配慮が必要なため、エンジニア職での就職を一旦、諦めました。

これからの人生どうしようかと思案していた時、以前から野望として掲げていた「福岡のシェアハウスに移住したい!」という強い思いが湧き上がってきました。

それと同時に「そうか、できないことに目を向けるんじゃなくて、やりたいことやればいいんだ!」と気持ちを切り替え、クラウドファンディングに自分を賭けてみようと思い立ったのです。

6月17日にクラウドファンディング企画「うしらくの人生で遊びませんか?リアル人生ゲームはじめました」をスタートさせ、6月18日にプログラミングの勉強を修了。

クラウドファンディングを始めて以降はこの活動に集中したいため「就職するという道」を自分の人生から除外しました。せっかくスタートさせたからには、とことんまでやりつくしたい。

そして、6月18日の夜に彼女と会い、自分の思いの丈を全て話しました。

・躁うつ病にかかったこと

・これまでの家庭環境や職歴のこと

・持病の関係でフルタイム雇用で働くことが難しいこと

・今の自分のプログラミングスキルでは就職が厳しいこと

・ライター兼ブロガーとして文章を書くのが好きなこと

・執筆を生かした仕事をしていきたいこと

・クラウドファンディングを使って自分の生きる道を変えること

話し始める前は「嫌われたらどうしよう」と悩んでいましたが、それでも今の自分がやりたいと思っていることを伝えたかったので、全てを包み隠さず話しました。

すると、意外にも彼女はすんなりと聞き入れてくれ、しかもプロジェクト案の練り直しまで協力してくれることになったのです。

この瞬間、わたしはとても幸せな気持ちになりました。

自分のこれまでのことも、これからのことも受け入れてくれた。ただただ、ありがたい気持ちでいっぱいです。

そして今。

わたし一人で立ち上げたこのプロジェクトは、パトロンの皆さまを始めとし、多くの方たちから支えられて成り立っています。

もう自分だけのことではありません。

クラウドファンディングを絶対にサクセスさせるため、現在プロジェクト内容を大幅にリライト中です。

まず、今の時点だと「このプロジェクトでやりたいことは何か、サクセス後にどんなメリット(リターン)があるのか」が客観的に見てかなり分かりづらいです。

なので、この2つの点を一言で言い表せるよう、シンプルなものにします(7月10日までに)。

「うしらくのリアル人生ゲーム」に関わってくれる全ての人に楽しんでもらえることを念頭に置いて。