はじめまして。 添田恵亮と申します。
突然ですが、皆さんは「夢」を諦めたことはありませんか?
「もう年齢的に無理だ」
「今さら転身なんて」
「周りの目が気になって...」
そんな声に押しつぶされそうになったことは?
私は今、そんな「常識」に挑戦しています。
現在、夜はビストロの料理長として働きながら、プロボクサーとして世界チャンピオンを目指しています。
この挑戦は、19歳の時に抱いた「人が育つ世の中を作りたい」という思いから始まりました。
三國清三シェフの下で修行していた時期、挫折を経験し、自分の置かれている環境を客観的に見つめ直す機会がありました。
そこで気づいたのです。
料理を「嫌い」だから辞める人はほとんどいない。
本質とは違う理由で、自分の可能性を閉ざしてしまう人が多いということに。
この経験が、私の人生を大きく変えることになります。
「なぜ、シェフとボクサー?」
よくそう聞かれます。
答えは明確です。
どちらも「極める」ことで人々に感動を与えられる世界だからです。
一流の料理が人々を魅了するように、 ボクシングもまた、見る人の心を揺さぶり、勇気を与えることができる。
ボクシングとの出会いは調理師専門学校時代にさかのぼります。
趣味程度で始めたボクシング。 周りの仲間は次々と辞めていきましたが、私は何かに引き寄せられるように続けていました。
現在の私の生活は、朝早く起き、料理の仕込みを終えた後で
朝6時半から練習を開始します。
シャドーボクシング、ロードワーク、筋力トレーニング。
朝の練習だけで3時間以上。
その後に仕事の準備を始め、 夜は23時まで料理長として働き、 帰宅するのは日付が変わってからです。
ハードなスケジュールですが、 私を支えてくれる方々のおかげで続けられています。
現在働くビストロのオーナーもボクサーのご家族がいらっしゃり「練習が終わってからお店を開けてくれればいい」と、 温かく見守ってくださっています。
このような理解と支援があったからこそ、 二つの道を極め続けることができています。
私のキャリアは、常に「世界」を見つめてきました。
2015年:オテルドゥミクニでの修行開始。フランス料理の基礎と魂を学ぶ。
2017年:東京オリンピック馬術競技日本代表の専属シェフに推薦。
2018年:ドイツ・デュッセルドルフの二つ星レストランへ。
2019年:メキシコシティでボクシングアマチュアデビュー。
2020年:東京オリンピック予選に出場。
2022年:渡米、さらなる研鑽を積み、新しい料理の可能性を追求。
この世界各地での経験が、私の「何事にも挑戦する勇気」を育ててくれました。
同時に、日本の素晴らしさを再認識するきっかけにもなりました。
メキシコと日本での修行は、私のボクシング人生の転機となりました。
古川久俊師匠との出会いは、運命的なものでした。
師匠自身、メキシコでプロボクサーと20年間の修行を経験された方。
その経験に基づいた指導は、技術面だけでなく、精神面でも大きな影響を与えてくれました。
アマチュアチームに所属していた当時、チームに溶け込むのは簡単ではありませんでした。
生活の変化、心身へのストレス、そして何より練習の厳しさ。
朝5時半までに走り終え、その後も丁寧に体に技術を染み込ませていく。
そんな日々が、私の中に大きな変化をもたらしました。
「人を受け入れる幅が広がった」
「優しくなれた」
「思いやりの心が育った」
以前の私は臆病でした。
形のないものに不安を感じ、確実な道を選ぼうとしていました。
でも今は違います。
その思いが、新しい挑戦への原動力となっています。
ボクシングには様々なスタイルがあります。
私が目標とするのは、アルゼンチンのセルヒオ・マルチネスや、 ドミニカのホアン・グズマンのような、 柔軟な動きと巧みなボディワークを活かしたスタイル。
最初は教科書通りの「綺麗なボクシング」を目指していましたが、 次第に窮屈さを感じるようになりました。
今は、世界チャンピオン寺司拳四郎選手のように、 ワイドに構えるスタイルを研究しています。
何より大切なのは、見る人を魅了する試合ができること。
井上尚弥選手のように、 多くの人に勇気と感動を与えられる選手になりたいと日々練習に励んでいます。
私は、具体的な目標とスケジュールを立てています。
2026年:地域タイトル獲得 日本チャンピオンを目指し、アジアでのタイトル獲得へ
2027年:世界ランキング入り 世界トップ15位以内を目指す
2028年:世界王者獲得 同時に会社を設立し、新たな挑戦も開始
2029年:2階級制覇 ボクシング界に新たな歴史を刻む
これは決して夢物語ではありません。
日本のボクシング界では、井上尚弥選手、井岡一翔選手、八重樫東選手など、 数々の世界チャンピオンが誕生しています。
私も、その系譜に名を連ねる存在となる。
そのための準備を、着実に進めています。
現在、特に注目しているのがイギリスでの修行です。
伝説のボクサー、ナジーム・ハメド氏が練習していたジムがあり、 そこでの修行を通じて、世界レベルの技術を身につけたいと考えています。
日本国内では、アマチュア連盟やプロ連盟に所属し、 マネージャーがついて試合をセットしてもらうのが一般的です。
しかし海外では、ボクサーは個人事業主のような立場。 全ての準備を自分で行う必要があります。
全ての行動に責任をもつ経験こそが、私の糧となるはず。
「どこで練習したか」「誰に習ったか」 そういった経験の積み重ねが、ボクサーとしての真の実力となっていくと信じています。
私の挑戦は、プロボクサーとして活躍することだけではありません。
19歳の時に抱いたこの夢は、 年を重ねるごとに、より具体的な形となってきました。
ボクシングを通じて、私は数えきれないほどの大切なことを学びました。
挑戦することの価値、そして決して諦めない心の大切さ。
仲間との深い絆、そして師弟関係を通じて育まれる信頼関係。
自分の限界に挑戦し、それを超えていく喜び。
これらはリングの上でしか得られない貴重な経験でした。
同様に、料理人としての道も私に多くのことを教えてくれました。
日々の鍛錬で技術を磨くことの大切さ、そして一皿の料理に創造性を込めること。
お客様の笑顔に触れる幸せ、受け継がれてきた文化や伝統の重み。
そして、キッチンで培われる強固なチームワークの力。
これらの経験全てが、私という人間を形作っています。
これらの貴重な経験を、次の世代に伝えていきたい。
「達成されない夢はない」
ただし、その道のりは人それぞれです。
飛行機で行くか、歩いていくか。 3年かかるか、5年かかるか。
大切なのは、一歩を踏み出す勇気と、継続する力です。
この世界で得た経験を、これから夢を追いかける人たちへ還元していくこと。
それが私の使命だと考えています。
しかし、この夢を実現するためには、まず私自身が結果を出さなければなりません。
世界の舞台で戦い、勝ち上がっていく。
その姿を見せることで、「夢は叶う」ということを証明したい。
皆様のご支援が、この挑戦をより確かなものにしてくれると信じています。
私の夢への挑戦を、どうか応援をよろしくお願いします。
2025年1月20日 クラウドファンディング開始
2025年2月28日 クラウドファンディング終了
2025年3月頃 リターン発送
ボクシングの活動費に充てさせていただきます。
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