本プロジェクトでみなさまからいただいた資金は、大分県にある別府湾と西大分に賑わいをもたらしてくれた絵本作家 荒井良二さんの作品をリニューアルして存続させる活動と、新たに荒井良二さんに作品を制作していただくことで、西大分港に新たな魅力となるシンボルと観光資源を生み出す活動の支えとさせていただきます。
荒井良二さんは、『たいようオルガン』(JBBY賞受賞)、『あさになったので まどをあけますよ』(産経児童出版文化賞・大賞受賞)、『きょうはそらにまるいつき』(日本絵本賞大賞受賞)など、数々の魅力的な絵本を出している作家さんです。2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ていらっしゃいます。絵本以外にも、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当したほか、音楽、舞台美術など幅広い分野で活躍されています。
※上記費用には、クラウドファンディングの手数料、返礼品の準備・発送費用などを含みます。
※新作「カナウモン」の制作可否は、クラウドファンディングの支援状況などを考慮して決定します。クラウドファンディング終了後に活動報告などで、制作可否をお知らせします。
たくさんのプロジェクトの中から当ページをご覧いただきまして、ありがとうございます!
はじめまして、特定非営利活動法人大分ウォーターフロント研究会と申します。
私たちは、大分県別府市と大分市にまたがる「別府湾岸と西大分港」の恵まれた自然を活かして、ウォーターフロントを楽しんでもらうための研究や提案を行ってきた地元おおいたの企業を中心とした団体です。
1990年4月に発足して以来、「小さく生んで大きく育てる」をスローガンに、別府湾岸の魅力創造に努めています。
これまで、湾岸地域や海岸の特性を活かしたイベント・社会実験の実施や、工業地帯のイメージが強かった湾岸地域のイメージを変化させて市民が憩える場を造ろうと、現在の「かんたん港園」を提案・実現させるなど、大分の湾岸エリアを楽しく盛り上げるための活動を続けてきました。
そんな想いから、2014年に絵本作家の荒井良二さんに 2つのパブリックアート作品の制作を依頼しました。
私たちの想い・願いをくみとってくれた荒井さんは、湾岸地域の歴史や豊かな自然から、独創的な2つの作品を制作してくれました。
西大分にある"かんたん港園"には「マッテルモン」が生まれ、
高崎山おさる館広場には「たいようをすいこむモン」が生まれました。
2つの作品は それぞれの公園にすっかり溶け込んで、子供たちが記念撮影をしたり、遠足のルートになったり、謎の生物としてSNSでバズったりと、すっかり地域の魅力的なシンボルとなっています。
しかし設置からは10年が経過し、海沿いの激しい風雨にさらされて、2つの作品は悲しいほどにボロボロになってしまいました。
地域のシンボルが悲惨な状況になっている一方で、西大分港~大分空港 にホーバークラフトの就航が決定しました。
ホーバークラフトの運航は、日本で唯一! 世界でも2カ所だけです!!
マッテルモンのある西大分港に「ホーバーターミナル」も完成しました。
ターミナルは大阪関西万博会場の設計者である藤本壮介さんが設計した、宇宙へ飛び立つような、わくわくするデザインの建物です。
クラウドファンディングが成功すれば、西大分の魅力の一つとなった2つの作品を修復・リニューアルし、さらにホーバークラフトのターミナル周辺に荒井良二さんの新たな作品を設置することができます。
3つの作品の設置場所である別府湾は、観光地別府と大分市街地との間にあたります。自然が豊かな海辺で、日中は海や山の息吹が感じられますし、夜には大分市と別府市の夜景が見わたせ、遠くに見える工業地帯の無数の光も美しい、景観のすばらしい場所です。
◆西大分港/かんたん港園の「マッテルモン」
◆西大分港/ホーバーターミナルの「新作」
◆高崎山おさる館広場/「たいようをすいこむモン」
別府湾の3か所をアートでつなぎ、景観を楽しみながら作品を巡ってもらうことによって、別府湾岸の新たな魅力の創出につなげたいのです。
交通の便もよく、新たな観光資源としても大いに期待できます。
私たちの想いを受けた荒井良二さんは、スケジュールがいっぱいというお話でしたが、こころよく大分の現地を見にきてくださいました。
そして後日…
荒井さんから、新作イメージ案のスケッチが送られてきました。
その名は「カナウモン」
荒井さんによると、マッテルモンと対をなす作品です。
マッテルモンは「待つ」という「期待」「願望」「希望」を内包する存在ですが、
「カナウモン」は「叶うもん!」「叶う者」「かなうもん!」
期待や願いを自分の方にたぐり寄せ、「きっと叶えられる!」というポジティブな感情を表す作品です。
3つの作品が大分のウォーターフロントを見守ります。
カナウモンの翼は、ホーバークラフトの水しぶきが「水の翼(つばさ)」に見えたので、『願いが叶う翼』のイメージで考えたそうです。
クラウドファンディングで、新作品「カナウモン」の制作が叶うように、皆さまのご協力をお願いします。
クラウドファンディングの返礼品もユニークなものを準備しております。
荒井良二さんの作品から、今回だけのオリジナルグッズをご用意しました。
新作「カナウモン」をイメージしたドローイングをデザインしたものなど、どの返礼品もここでしか手に入らない、とても貴重なものです。
現在の「マッテルモン」のゲートには、荒井さんによるステキなドローイングが描かれています。
このドローイングは 2014年 冬、荒井良二さんが寒風にさらされながら現地で描き上げたものです。
散歩中の子どもたち、近所に住むというおじいさん、釣りに来た方など、通りがかった方々との会話を楽しみ、時には励ましてもらったり、差入をもらったりしながら、その時の想いを込めて作品を描いたのだそうです。
しかし実は、残念ながらこの部分、今回のリニューアルで なくなってしまうのです。
ゲートにはまるごと錆止めが塗られて、その上に荒井さんが新たな作品を描く予定です。
そこで、今しか見られないこの作品を特別に「大判ハンカチ」「バッグ」として生まれ変わらせることにしました。
ぜひ大切にしていただけると嬉しいです。
ちなみに、この絵には、世界各国の言葉で「マッテルモン(待っているよ)」と書かれています。
日本絵本賞大賞や小学館児童出版文化賞など、数々の賞を受賞している絵本作家 ザ・キャビンカンパニーさんは荒井良二さんをリスペクトしており、今回のプロジェクトに賛同し、返礼品を提供していただけることになりました。
お2人が描く「マッテルモン」が出品される予定で、とっても楽しみです。
イメージ画像が届き次第、紹介しますね。
また、国東半島を拠点に活躍している、中野マーク周作さんにも、返礼品を提供していただけることになりました。
実は、周作さんが赤ん坊のころから知っている仲だという荒井さん。
周作さんがどんな作品を作ってくれるのか、荒井さんご自身も とても楽しみにしていらっしゃいます。
こちらも、イメージ画像が届き次第、ご紹介します。
ほかにも、荒井良二さんと一緒に ホーバークラフトやターミナルのバックヤードツアーが楽しめる返礼品や、荒井さん&ザ・キャビンカンパニーと一緒にお食事を楽しむ返礼品などもご用意します。
後々には、荒井さんのライブペインティングを堪能できる、スペシャルなお披露目会の情報も公開していきますので、お見逃しなく!
そして、いちばん 注目していただきたいのは、
荒井さんご自身による新作「カナウモン」のドローイング!
世界でひとつだけの特別な作品です。いずれも、数に限りがありますので、ぜひお早めに!
※1 「マッテルモン」のゲートに新たに描く作品制作のためのワークショップです。要事前申込み。詳細は「活動報告」にてご案内します。
※2
返礼品としてそれぞれのイベントにお申し込みいただいた方のみが参加できます。
※3
新作「カナウモン」の制作可否は、クラウドファンディングの支援状況などを考慮して決定します。クラウドファンディング終了後に活動報告などで、制作可否をお知らせします。
①マッテルモン、たいようをすいこむモンのリニューアル…250万円(設備費・人件費など)
②新作「カナウモン」の制作…350万円(設備費・人件費など)
※上記費用には、クラウドファンディングの手数料、返礼品の準備・発送費用などを含みます。
※新作「カナウモン」の制作可否は、クラウドファンディングの支援状況などを考慮して決定します。クラウドファンディング終了後に活動報告などで、制作可否をお知らせします。
このプロジェクトは、西大分港に新たなシンボルを創り出し、地域を更に盛り上げるために重要なステップです。
皆様のご支援があってこそ、私たちのビジョンを形にすることができます。
荒井良二さんの新作アート作品が地域にもたらす新しい風を、ぜひ一緒に感じていただければ幸いです。
最新の活動報告
もっと見る【お知らせ】返礼品「ザ・キャビンカンパニー作品」ラフ画 公開!!
2025/01/10 18:53<画像:返礼品 プランL「ザ・キャビンカンパニー作品」マッテルモンをイメージした作品のラフ画> 返礼品のひとつとなっている「ザ・キャビンカンパニー作品」(返礼品プランL)のラフ画が、アーティストより届きました!実際の返礼品は、このラフ画をもとに木製パネルに絵具、ペンなどで描いたものを、シリアルナンバー付きの限定複製原画としてお渡しします。お渡しは、3月29日のお食事会にて、なんと、ザ・キャビンカンパニーさんご本人から手渡しで!! 楽しみですね!ザ・キャビンカンパニーのおふたりからの応援メッセージも届きましたので、ご紹介します。-----港を散歩していたら、茜色の鉄骨に描かれた不思議な模様が、目に飛び込んできました。筆致ですぐに、それが荒井良二さんの作品だと気がつきました。十代の頃に荒井さんの絵本に出会い、羨望し、何度と観た筆跡が、地元の西大分港の柱に塗り込められていた事に、心が踊りました。 私たちが絵本作家を志したのは、荒井さんの絵本と出会ったからです。 荒井さんの作品には観る人の心に火を灯す力があります。この作品修復プロジェクトに、少しでも力になれるよう、私たちも絵を描かせて頂きました。マッテルモンのコスチュームを着て、門の上から海を眺める子どもの像。 柱には、私たちが影響を受けた荒井さんの絵本のキャラクターを。どうか沢山の人の心底に届きますように。-----<ザ・キャビンカンパニー プロフィール>阿部健太朗(1989年生まれ、大分県由布市出身)と吉岡紗希(1988年生まれ、大分県大分市出身)による2人組の絵本作家/美術家。大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を生み出し、国内外で発表している。『だいおういかのいかたろう』(鈴木出版)で第 20 回日本絵本賞読者賞、『しんごうきピコリ』で第23回日本絵本賞読者賞、『がっこうにまにあわない』(共に、あかね書房)で第28回日本絵本賞、『ゆうやけにとけていく』(小学館)で第71回産経児童出版文化賞産経新聞社賞、第29回日本絵本賞大賞、第73回小学館児童出版文化賞を受賞。主な著書に『よるです』『ねんねこ』『ポケモンのしま』『おいらひょっとこ』『ミライチョコレート』などがある。ほかにも、「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)の「しりたガエルのけけちゃま」キャラクターデザインと美術制作、シンガーソングライターあいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙および本文挿絵制作など、多方面で活躍。活動15年の集大成となる美術館展「大絵本美術展 童堂賛歌」が全国巡回中。-----ザ・キャビンカンパニーのおふたり、本当にありがとうございます!今後も最新の情報を活動報告でお届けしていきますので、みなさま、引き続き応援をよろしくお願いいたします! もっと見る
【お知らせ】荒井良二さんによる「マッテルモン」リニューアルのためのワークショップのご案内
2025/01/09 21:46<写真:荒井良二さんと「マッテルモン」のゲートに描かれた作品>私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます!今日は、「マッテルモン」リニューアルのためのワークショップ のお知らせです現在の「マッテルモン」のゲートの足元に描かれた荒井さんの作品。いろいろな国の言葉で「待ってるもん」と描かれています。実は今回のリニューアルで、この部分に新たに錆止めが塗られることになっており、残念ながら消えてしまいますが、その上から荒井さんが新しい言葉を描いて、「マッテルモン」は新たな作品として生まれ変わります。今回のワークショップでは、荒井さんのナビゲートで、参加者の皆さんと対話しながら作品「マッテルモン」のための「言葉」を集めていきます。皆さんの言葉は荒井さんにより「マッテルモン」の作品の一部となります。(参加者の方に絵を描いていただくワークショップではございませんのでご注意くださいね)ぜひ多くの方にご参加いただけるとうれしいです! ----------「マッテルモン」リニューアルのためのワークショップ■日時:2025年2月11日 (火・祝) 14:00~3時間程度を予定■場所:大分県大分市内 (参加が決まった方に場所の詳細をご連絡いたします)■対象:中学生以上■定員:40名程度 (選考あり)■参加料:1,000円/人■申込〆切:2025年1月26日(日)*お申し込みの際に、作文 (400字程度) をご提出いただきます。テーマは、「マッテルモンは何を待っているのかな?」 です。いろいろ想像してみてください。創作でも構いません。申込方法などの詳細は以下をご覧くださいhttps://www.beppuproject.com/news/5133----------今後も最新の情報を活動報告でお届けしていきますので、引続き応援をよろしくお願いいたします! もっと見る
【本日スタート】クラウドファンディング開始しました!
2025/01/07 16:30こんにちは!私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます!本日ついにクラウドファンディングがスタートしました!私たちは、このプロジェクトを通じて「別府湾岸・西大分港の活性化」を実現したいと考えています。公開初日を迎えた今、すでにたくさんの方にページをご覧いただいており、大変感謝しています。このプロジェクトは、みなさまのご支援と応援があってこそ成功するものです。少しでも「いいな」と思っていただけたら、ぜひご支援いただければ幸いです。また、SNSなどでのシェアやコメントも大きな力になります。この挑戦を通じて、皆さまと一緒に新しい未来を作れることを心から楽しみにしています。今後も最新の情報を活動報告でお届けしていきますので、引続き応援をよろしくお願いいたします! もっと見る
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