注目のリターン
信州よこや農園について
こんにちは。信州よこや農園の川邊明日香です。
信州よこや農園は長野県松本市の、松本駅から車で15分ほどの丘の上にあるりんご園です。
園主である夫と家族、スタッフとともに現在約20種類のりんごを育て販売しています。
秋のサンふじりんご
『よこや農園』は、もともとはわたしの祖父がやっていたりんご園でしたが、後継者がおらず、りんごの木を切って廃業しようとしていました。
その話を聞き、小さい時から食べていたおいしいりんごがなくなってしまうのはもったいないと思い、2016年にわたしたちが引き継ぎました。
左が園主である夫、右がわたし
現在では約1.6ヘクタールの畑に、りんご約20種類、ぶどう5種類を育て、ネットショップと畑の無人直売所で販売しています。
また、自宅敷地内の蔵を改装し、一日一組限定の“りんご農家の蔵に泊まれる”ゲストハウスもやっています。
りんご園の感動をたくさんの人に届けたい
就農した当時に一番感動したことは、「りんご畑がすごくいい!」ということでした。
春はりんごの花がいっぱいに咲き、夏にかけて少しずつりんごの実が大きくなり、秋には真っ赤なりんごがたわわに実る姿にすごく感動しました。(今でも秋になると毎年感動しています!笑)
畑で遊ぶ子供たち
今はりんごやぶどうの販売の傍ら、りんご園を案内するプチツアー付のゲストハウスもやっていますが、もっと裾野を広げて、私が感動したこの畑自体をたくさんの人に味わってもらえたらいいな、と思いながら過ごしていました。
ここにアップルパイのお店ができて・・・
いろんな品種のアップルパイが並んでて・・・
周りにはりんごの木もあってりんご園にも入れたら・・・
すごい楽しそうじゃない!?
もう今から8年も前のことです。
妄想が膨らんだ先のイメージ図
また、出荷することのできない訳ありのりんごをお菓子に加工することで、廃棄を減らしたいという思いもあります。
この数年は特に温暖化の影響が出ていて、高温が続くことでりんごの日焼けや病気、害虫の被害により年々りんごの良品率は下がっています。
当園だけでなく、周りの農家さんからも出荷が難しいりんごを買い取ることで、この地域のりんご生産を後押しできればと考えています。
昨シーズンはカメムシ被害とたんそ病被害がひどく、大量のりんごを畑に埋めることになってしまいました
アップルパイのお店オープンへの道
アップルパイのお店をやりたい!と思い、アップルパイを焼いてくれる人を探し(わたしは料理が得意ではない)、ピッタリな人が見つかりそこまではよかったのですが、
店舗をどうするかというところで壁にぶつかりました。
わたしたちの畑のある場所は、市街化調整区域(農振農用地)というところで、無秩序な市街化を防ぎ農地を守る場所だったこともあり、新しい建物を建てることが難しかったのです。
市街地から近いところに畑があります
近隣で空き家を探したり、松本駅付近の店舗も探したのですが、なかなかいいところが見つかりませんでした。
近くでオープンするゲストハウスの一部を間借りさせてもらう計画もあったのですが、タイミングが合わずにそれもうまくいきませんでした。
いつかできるお店のために、パイを焼いてくれるスタッフに試作を繰り返してもらっていたのに、月日がどんどん経ってしまいました。
試作してもらったアップルパイ
紆余曲折ありましたが‥
数年間店舗探しで紆余曲折していましたが、やっぱり畑の近くに店舗を持ちたいという気持ちを捨てることができず、再度市役所に相談に行きました。
すると、農村地域の活性化、農業人口減少対策・・・などなど、いろいろ理由はあると思いますが、農地利用の規制が緩和され、わたしたちが理想としていたりんご園の横に店舗を建てられることがわかったのです!
松本市では2024年から農家レストランが条例で認められ、私たちのお店が松本市第一号の農家レストランとなる予定です。
実は数年前から、店舗は決まっていないけどとりあえずアップルパイを作って売ってみようと、知り合いのお店の厨房を借りてパイを作り、直売所でりんごと一緒に販売してみていました。
スライスした生のりんごをたっぷりのせたアップルパイ
畑に併設してる無人直売所にて週末限定で販売
一日に100個以上アップルパイが売れた日もあり、市街地から少し離れたこの場所でも人が来てくれるかも、ということで今回店舗建設に踏み切りました。
現在、お店の工事が始まっており、2025年夏のオープンに向けて動き出しています。
12月に行われた地鎮祭
クラウドファンディングについて
このお店は、りんご園の横にあって、季節を感じられて、あたたかくて、わくわくするかわいいお店にしたいと思っています。
長野県が誇る“りんご”というすばらしい名産品を、生食だけでなく、アップルパイや、りんご園を感じるという体験を通し、広く県外や海外の方々とも分かち合えると思っています。
地元の方はもちろん、遠くから訪れた友人を連れて行きたくなるようなお店を目指します。
店舗の工事の様子
ぜひたくさんの方にこのことを知ってもらいたいと思い、今回クラウドファンディングをやることにしました。
また、今回の店舗建設では、畑に建物を建てるため、造成工事やライフラインの引き込み等に予想以上の費用がかかってしまいました。
そのため、建物は理想より大幅に簡素化されたものになる予定です(泣)。
今回支援していただいたお金は、建設費に充てさせてもらうとともに、陳列棚やイートインスペースのテーブル、椅子など後から購入することになっているものたちの購入費に充てさせてもらいたいと考えています。
かわいい机と椅子を揃えてみなさんをお待ちしたいと思っています。
支援をしてくださる方がいましたらとても嬉しいです!
よろしくお願いいたします。
1月末の様子。柱と天井が出来上がっていました。
リターンについて
新店舗で使える商品チケットやジャムなど当園の人気商品、オリジナルグッツ(カレンダー)のリターンをご用意しました。
※必ずリターンページの詳細を読んでから購入お願いします
どれを選んでいただいても嬉しいです!通常に買っていただくより割高となってしまいますが、応援のお気持ちということでお願いできたらと思います。
◯お礼のお手紙・・・すべてのリターンに入ります。紙のお手紙をお送り予定です。
◯商品チケット・・・新店舗もしくは畑の無人直売所で使える商品チケットです。紙のチケットをお送り予定です。
◯ジャム詰め合わせセット・・・当園の人気ジャムシリーズ3本入りです。りんごジャム、クリームチーズとりんご、はちみつりんごバターの3種類が入ります。
◯100%りんごジュース3本入り・・・一本に約5個分のりんごが入った濃厚りんごジュースです。
◯ジュース・ジャム詰め合わせセット・・・100%りんごジュースとジャム各種の詰め合わせセットです。
◯2025年オリジナルカレンダー(コラムメッセージ入り)・・・クラウドファンディングに合わせてオリジナルカレンダーを作りました。(わたしが描いています笑)
なぜカレンダー?、なぜコラム?というところは説明が長くなるので割愛しますが、目に入った時にホッとあったかくなるといいな。というところはお店を作る上で大事にしたいところと共通してます。
使ってくれる人が幸せな一年でありますようにという気持ちを込めて製作しました。5月のイラスト。裏にコラムが入ります
スケジュール
2024年12月 店舗新築工事着工
2025年2月〜3月 クラウドファンディング期間
2025年3月〜4月 リターン発送
2025年4月 店舗引渡し
2025年5月〜7月 準備、プレオープン
2025年月8月 オープン
※建物は4月にできる予定ですが、りんごが収穫できない時期なので本オープンは8月を予定しています。
新店舗詳細
店舗名:信州よこや農園アップルパイ工房
住所 :松本市岡田下岡田324−2(アルプス公園東口駐車場より松本方面に約600m下った場所です)
営業日:毎週水・木・金・土の営業予定(日・月・火・お盆・年末年始休み)※変更の可能性あり
駐車場:7台
アップルパイの他、季節の果物を使ったお菓子、ジャム、ジュース、りんご飴、ソフトクリーム、飲み物等を販売予定です。(テイクアウト販売)
また、購入したアップルパイやお飲み物をお召しあがりいただけるイートインスペース(約10席)を設置予定です。
※アップルパイ用のりんごが終了したら店舗をお休みする可能性があります(春〜7月くらい)
最後に
ここまで読み進めていただきありがとうございました。
アップルパイのお店は就農当時から“いつかやりたい”という夢だったので、今とてもドキドキしています。
不安なことも、というか不安なことだらけですが、地域のみなさまからも遠くから訪れてくれるみなさまにも喜んでいただけるようなお店になるよう、スタッフと共に試行錯誤しながらやっていきます!
新しい挑戦への応援を、どうぞよろしくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る店舗の中も、店舗まわりも続々と工事が進んでいます。
2025/03/14 15:57たくさんのご支援ありがとうございます。工事が進んでいますので、報告させていただきますね。ここ数日は、店舗周りの工事関係者の方がたくさん来られて作業にあたられていました。黒っぽい外壁の建物が店舗店舗正面はお客様用駐車場になります。外観はこんな感じ建物の足場もとれて、外観がよくわかります。店舗だってわかりやすくするために、看板や旗をつけたいなと思っています。そして建物の中は壁紙が貼られていました。売り場からイートインスペースへの入り口本当は壁の床も木にしたかったのですが、予算の関係で壁紙となりました泣。(これはこれでかわいいです。)ここから、自分たちの手で内装を工夫していきたいと思っています。お菓子売り場になるスペースちなみに陳列台はまだどうするか決まっていません。(このスペースの真ん中らへんに入る予定です)建物ができあがってから、雰囲気をみて決めていく予定でいます! もっと見るお店の工事が着々と進んでいます!
2025/03/03 11:48クラウドファンディングをスタートして一週間ちょっと、たくさんの方にご支援いただけて本当にうれしいです。ありがとうございます!お店ですが、着々と中も出来上がってきています。店舗中の様子こちらのアーチのようになっている入り口は、販売スペースからイートインスペースへの入り口です。実はこのアーチをつけるにあたり、どんな感じになるかイメージしたくてわたしの自宅にも(仮)で合板をくり抜き設置してみてあります。本当はすごく低くして入り口から中が見えないようにしてがんばってくぐらないと入れないようにしたかったのですが、自宅にて高さ150センチにしてみたら、壮大に頭をぶつけたことが数回あり、、、笑。お客さんの安全第一で店舗では高くなりました(笑)。イートインスペース(机は作業用)こちらはイートインスペースになる空間です。“販売スペースとイートインスペースをわかりやすく分けたい”というのは計画当初からこだわっていた部分です。そのまま持ち帰りのお客さんが多いと予想しているのですが、かわいくわくわくする空間にして、せっかくだからここで食べてこっか!って思える場所になったらいいなと思っています。外観の様子こちらは外観です。わかりにくいのですが、ちょっと前にはなかった外壁の板張りができていました。外観は黒っぽい色味の店舗になる予定です。若干ふつうの家っぽくもあるので、垂れ幕?(←よくラーメン屋さんにかかっているやる)みたいなのをつけて、店舗だってわかりやすくしたいなと思っています。建物自体は、3月中にはできあがる予定でいます。また完成したらご報告しますね! もっと見る
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