

皆さま、はじめまして。北村也寸志と申します。兵庫県の公立高校で40年以上理科教師を務め、現在は非常勤講師として教壇に立っています。長年サッカー部の顧問も兼任し、若者たちとともにグラウンドを駆け回ってきました。

1989年、私は青年海外協力隊員としてフィリピン・サンボアンガ市の国立西ミンダナオ大学に赴任しました。理科教師としての任務の傍ら、サッカー指導にも情熱を注いだ2年間。そこで出会った大切な友人たちとの絆は、帰国後も心の中で生き続けていました。
2024年3月9日、私は32年ぶりに、当時サッカーの活動で献身的に協力してくれた2人の友人テンとウィリアムに会うため、サンボアンガ市を訪れました。2人とは帰国後連絡取り合わなかったために、住所はおろか健在かどうかも分かりませんでした。空港に朝早く到着して、そこからお世話になった学校などを訪れましたが、なにせ30年以上経っているので人が代替わりしており、手がかりがつかめません。TVの「○○ナイトスクープ」をたった一人でやってる気分。
ただ、この日は土曜日だったので、ひょっとすると市のスポーツセンターでサッカーの試合をしているかも知れないと思い、そこへ足を運びました。そうすると、小学生の大会をやっていて、本部に数人の審判団がいました。そこで思い切って本部に行き、審判の一人に、
「サンボアンガ協会所属の審判、ウィリアムを知らないか?」
と尋ねると、
「ああ知ってるよ」(!)、そして指さしをしながら、
「こいつがその息子だ」(なんと!)
あまりの急展開で、無事ウィリアムと再会し、その場でテンとも連絡が取れて旧交を温めることができたのでした。
しかし、そこで驚くべき事を知りました。この2人の友人とその息子たち、さらに教え子たちが「サッカーで地域を平和にする」という信念のもと、草の根活動を続けていたのです。彼らの活動は市内に留まらず、紛争地域であるバンサモロ地域にまで広がっていました。
西ミンダナオ地域はムスリムとクリスチャンとの間の紛争が長く続いたことにより、社会・経済基盤が脆弱です。学校のグラウンドは狭く、用具も十分ではありません。それでも彼らは、サッカーを通じて子どもたちが共に汗を流し、笑顔を交わす場を創り続けてきたのです。
彼らの姿に深く感銘を受けた私は決意しました。今度は私が日本から支援する番だと。

プロサッカー選手 日本サッカー協会公認チューター
元日本代表 元日本サッカー協会トレセンコーチ
昌子 源 元獨協学園・姫路獨協大学教授
昌子 力

「フットボールで平和を!」
私達が北村先生のお考えに賛同し、応援をする理由です。フィリピンは沢山の島々がある上に、宗教の違いによる紛争も続き、社会・経済基盤が脆弱で、フィリピン・サンボアンガ市をはじめとする西ミンダナオ地域で暮らす子供達(高校生以下の育成年代の子供たち)にはまだまだフットボールが行き届いていないのが現状です。
日本に住む私たちにとって日常の中に当たり前のように存在するフットボールも、西ミンダナオ地域では当たり前ではありません。それどころか、国上げての強化など遠い先のような状況です。
しかし、私たちの少しの努力や応援・支援により、西ミンダナオ地域にサッカーの環境を作り、育成年代の子供たちにフットボールを送ることが出来たら、子供たちはフットボールの楽しさ・素晴らしさ・世界が熱狂するフットボールの魅力を体験しながら大人に成長することができます。
そしてひいてはフットボールを知った子供たちが大人になったとき、フットボールの力でこの地域に平和を作り上げてくれるのではないか! そんな思いを描いています。
何年かかるかは分かりません。しかし今、日本から種を届けることができれば、必ずや大きな実を実らせることと思います。
是非皆さんのお力添えをよろしくお願いいたします。
ギラヴァンツ北九州普及事業本部本部長
下田 功

私は北村先生と同様に、1985年から1995年までの10年間、青年海外協力隊の一員として中米コスタリカにトレーニング科学普及員として活動しました。
コスタリカにもありました言語、人種、民族、宗教、といった社会的な違いや課題は、世界各地に存在します。日本はこれらの問題が非常に少ない稀有な国ですが、北村先生が活動されていたフィリピン・ミンダナオ地域では、これらすべての課題が複雑に絡み合っている状況でした。安全で平穏な地域ではなく、こういった問題は、時に争い、分断から内戦へと発展することもありました。
サッカーは、世界共通のルールのもとでプレイされる、唯一無二のグローバルスポーツです。子どもたちがサッカーを通じて交流し、友情を育み、ルールを尊重し合う姿は、平和への道筋を示すものであり、それは決して理想論ではなく、現実に可能な未来であると私は信じています。
30年前に北村先生によって蒔かれた種を育てるためのミンダナオ平和プロジェクトを心より支持し、応援いたします。

このプロジェクトでは、まずサンボアンガ市を始めとする西ミンダナオ地域の高校生以下の育成年代チームにサッカーボールなどの用具を寄贈します。また、地域全体に呼びかけて指導者講習会を実施し、日本からの指導者も派遣も取り組んでいきます。
資金使途について
皆さまからのご支援は、サッカーボールや練習用具の購入、指導者派遣の渡航費、現地での講習会開催費用などに充てさせていただきます。

本プロジェクトについてはFacebookページ内で報告させていただきます。
Facebookページを通じて、当団体が現地(フィリピン)の活動や交流を深めていただくことを目的にしております。
支援して頂いた方々には、Facebook上の日本-フィリピン・ミンダナオ交流サイトに参加して頂き、日本、フィリピン双方から、それぞれ、応援やお礼のメッセージ、子どもたちの笑顔の写真や活動報告を投稿して頂きます。また、オンラインでの交流イベントをご希望のチーム・団体の方々には、日程や企画のお手伝いをさせて頂きます。
ご希望なさる方には、このホームページ上にクラブ(チーム)の集合写真やリンクのスペースを提供致します。また、企業・団体の方々にはバナーやQRコードのスペースを提供致します。
ご支援を頂く金額は、ご自由にお決めください。
支援いただくすべての皆様に、下記のリターンを用意しています。
・メールでのお礼
・特設Facebook(フェイスブック)ページへのご参加※任意
・サッカー・フットサル用品Castelia30%割引券
(有効期限:2025年10月〜2026年3月)
その他、さまざまな方の協力を賜りリターンを用意しましたが、物品などが不要な方はベーシックコースを複数購入いただけると幸いです。
1.個人で支援をいただける方
①ベーシックコース:3000円 活動費に充当します。
②スタンダートコース:6000円 ボール1個分になります。
リターン:オリジナルステッカー送付
③プレミアムコース:12000円 ボール2個分になります。
リターン:オリジナルタオル1枚
2.クラブ(チーム)で支援いただける方
すべてのチームにフェイスブックページでのチーム名紹介をさせていただきます。
①ベーシックコース:3,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
*少人数で運営されているクラブのためにご用意させて頂きました。
②スタンダートコース:15,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
リターン:オリジナルタオル1枚送付
*メンバーが40名程度のクラブのみなさん、ご検討下さい。
③プレミアムコース:35,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
リターン:オリジナルゲームシャツ1枚送付
*大所帯のクラブのみなさま、よろしくお願い致します。
④特別コース;100,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
リターン:元プロのフットサル選手がコーチとして1日指導します。
3.企業・団体で支援いただける方
すべての企業団体様にフェイスブックページでの企業名・ロゴを紹介をさせていただきます。
①ベーシックコース:100,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
②スタンダートコース:300,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
リターン:ムービー作成します。
③プレミアムコース:500,000円 ボールや備品、送料など備品に充てていきます。
リターン:元日本代表のフットサル選手が企業研修に向かいます。
スペシャルサポーターのご紹介
・CASTELIA(キャステリア)様について
CASTELIA様は、デザインと品質に徹底的にこだわったスポーツウェアやギア、普段使いもできるカジュアルウェアを展開されている、注目のサッカー・フットサルブランドです。
そのデザインは、なんと過去1000チームを超えるチームユニフォームを手掛けてきた専門のデザイナーが担当。洗練されたデザインと確かな品質で、多くのプレイヤーから絶大な支持を集めています。
「スポーツを通じて子どもたちの未来を応援したい」という私たちの想いに深くご共感いただき、この度の温かいご支援が実現しました。
ぜひ、CASTELIA様の公式サイトでこだわりのアイテムをご覧ください!
オリジナルのチームユニフォームを作りたい方は、SNSのDMなどからお気軽にお問い合わせできるとのことです。
➡️ CASTELIA様の公式サイトはこちら
プロジェクト成功に向けて、以下のスケジュールで進めていきます。まず支援金が集まり次第、サッカーボールなどの用具を購入し、2026年2月に現地へ送ります。4月には日本人指導者を派遣し、サンボアンガ市で指導者講習会を開催。以降、12月にかけて、現地の友人たちと連携しながら、バンサモロ地域を含む各地でサッカー教室を実施していきます。
2025年
9月 中旬よりクラファン開始
11月 初旬にクラファン終了
12月 寄贈品輸送手続き開始
2026年
3月 サンボアンガ市に輸送
4月 Facebookの交流サイト開設
5月 ターンオーバーセレモニー
32年前、私が蒔いた小さな種は、現地の友人たちによって大切に育まれてきました。今度は私たちが、その成長を支援する番です。サッカーを通じて平和の輪を広げるこの挑戦に、どうかお力添えください。共に西ミンダナオの子どもたちの未来を明るくしていきましょう。

最新の活動報告
もっと見る西ミンダナオ平和プロジェクト進捗状況報告
2025/12/03 17:13クラファンが終了して1ヵ月が経ちました。11月半ばに海上貨物輸送業者が見つかり、輸送料の見積りをしてもらっているところです。また、サンボアンガ市の受け入れチームのメンバー7人が決まりました。そのうちの1人は友人のテンですが、税関職員OBですので、輸入手続き等が円滑に進みそうです。寄贈するボールの個数は、輸送料とこれまでにかかった諸費用を差し引いて決まりますので確定していませんが、新年にはご報告できるかと思います。今後ともご支援よろしくお願い申し上げます。 北村也寸志 もっと見る最後のご支援を!!
2025/11/03 16:0611月3日16時現在で、支援金総額1,184,000円 支援者数147人になりました! 一個人で始めて、ここまで支援の輪が広がったことに改めて感謝しております。 支援金額が150万円(目標の50%)に届きますよう、 ベーシックコースをワンモア・クリックお願い致します!!m(_ _)m もっと見る最後のお願い!
2025/11/01 20:19このプロジェクトも、今日を含めてあと3日となりました。ラストスパートに向けて、プロジェクトの立ち上げからサポートしてくれている教え子が、LINEで次のようなメッセージ(一部)を送ってくれてます。ーーーーーーーーーーーー今回のクラファンは日本サッカー協会と連携したサッカーに特化したプラットフォームになっており、本日時点で確認できる約280件のPJの内、100人を超える支援(寄付)を受けているのは、僅か37件、13%です。そんな中で、北村先生のPJは現時点で119人もの人から寄付を得て、これは全PJの中で上位10%に入る、かなり凄いポジションになってます!地方版ではあるものの、神戸新聞と朝日新聞にも掲載されました!ーーーーーーーーーーーー目標金額が300万円で、現在の支援総額が約95万円なので達成率は低いですが、JFAクラファンのPJで80万円以上集めているのは20%ですので、個人からスタートしたにしては上々かも知れません。サッカーボールを1個でも多く送るために、あともう一息、さらなる支援をよろしくお願い致します! もっと見る








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