自己紹介
長野県大町市出身
長野県で中学校英語教諭として4年の勤務後、青年海外協力隊としてケニアへ
現在、親に捨てられたりネグレクトにあった子供達の住むケニアのチルドレンレスキューセンターにて青年海外協力隊として勤務。
このプロジェクトで実現したいこと
9月にケニアのナイロビで毎年開かれる日本人ふれあい祭りに、私が現在活動するケニアのチルドレンレスキューセンターの子供達約30名を参加させたいと考えています。そこで現在施設で練習しているよさこいを披露したり、祭りの屋台の日本食を味わったりして、日本の文化に触れる機会を作りたいと考えています。レスキューセンターの子供たちは、基本的に施設と学校の往復の生活をしています。ですので、ケニアの雄大な荒野やナイロビのビル街など外の世界の景色をほとんど見たことがありません。ですので、彼らにとっては、車に乗って外の世界を眺めるだけでも大変貴重な機会となります。それに加えて、今回は子供達をナイロビの日本人学校で開かれる日本人ふれあい祭りに連れ出し、日本の文化を体験できる機会を得たいと考えています。そうすることで、子供達はお祭りで日本人と関わる中で異文化体験をしたり、新しい食や音楽、また祭りの様子や雰囲気に触れたりして、彼らの視野を広げ、自分の人生や未来を変えるきっかけや将来への希望を掴んでほしいという目的を持っています。この日本人ふれあい祭りでは、主にケニアの首都であるナイロビに在住する日本人の方々が集まり、屋台や催しを楽しみます。レスキューセンターの子供達をこの場で知っていただき、日本人とケニアの子供達との間につながりを作ることも今回のプロジェクトの目的の一つです。
今回のプロジェクトで得た資金は主に、施設からお祭り会場への移動費(20000Ksh=22300円)お祭りで子供達が着る法被作成費(50000Ksh=55700円)お祭り屋台での食費(50000Ksh=55700円)に当てたいと考えています。
合計 120000Ksh=133500円
プロジェクト立ち上げの背景
私の赴任したチルドレンレスキューセンターには、親に捨てられてしまったり、ネグレクトにあったりして家族と共に生活できない男子約60名が暮らしています。年齢層は約6歳〜20歳です。このセンターは政府管轄の施設で、政府からの予算で子供達の生活を賄っています。主にそれらの予算は子供達の日々の食費や学費に使っています。ですが、予算が少なく、子供達全員の学費を賄うことができず、外部のチャリティ団体やスポンサーシップ制度も活用しながら子供達全員が学校に通えるよう努めている状態です。よって彼らは贅沢ができず、基本的に毎日同じものを食べたり、同じ服を着たりして生活しています。もちろん大好きなサッカーボールや憧れのテレビゲームを買うお金はありません。また彼らは基本的に学校と施設との往復の中で生活をしています。予算も少ないので、バスをチャーターして施設外に出かけることも大変難しい状況です。よってほとんどの子は遠出をしてどこかに旅行した経験はありません。そんな不遇の立場にある子供達に少しでも外の世界を感じ、彼らの視野を広げたいという思いから今回クラウドファンディングに踏み切りました。
私はこれまで約1年半彼らと共に生活をしてきて、少しずつですが日本語や日本の文化を教えてきました。今では日本語での簡単な挨拶や、日本語の歌を歌えるようになりました。また一度お好み焼きとカレーライスを施設で作ったことがあり、初めて食べる味に子供達はみんなとても楽しそうにしていました。こうして日本の文化に触れてきた施設の子供達は日本に対する興味が徐々に高まっています。今年の9月にケニアの首都ナイロビで開かれる日本人のお祭りに参加できれば、より本物に近い日本の文化やコミュニティに触れることができます。新しい世界や文化・価値観に触れ、彼らの今後の人生の可能性を広げたいと強く願っているので、今回のプロジェクトを立ち上げました。
現在の準備状況
現在よさこいの発表の準備を進めています。施設には20歳くらいの青年も暮らしていて、その中にダンスの得意な青年がいます。彼は教員志望でこれから大学に通いたいと考えている学生です。彼と協力しながら約30名の子供達によさこいを教えています。
またよさこい発表時に着る法被の作成をテイラーさんに依頼しています。私が住んでいるケニアのティカというところはキテンゲという伝統的な布地で有名な街です。キテンゲを他の地域よりも安く手に入れられるので、それらを使って日本の法被を作ろうと考えています。テイラーさんと約30枚分の法被のサイズや作り方について話し合っています。
リターンについて
・1,000円:感謝のメッセージ
・3,000円:練習風景や当日の様子をまとめた写真付き活動レポート(PDF形式でメール送付)
・5,000円:子どもたちが描いた絵や手書きメッセージ(スキャンデータまたは郵送)
・7,000円:現地キテンゲ布を使ったポーチ(小サイズ 10cm×20cm)※画像あり
・10,000円:現地キテンゲをキテンゲ布を使ったポーチ(大サイズ 15cm×25cm) ※画像あり
当日の子どもたちの様子を写した動画(データ送信)
・30,000円:現地からのオンライン報告会へのご招待
スケジュール
6月上旬 踊りの練習開始
6月下旬 テイラーさんと布と法被の作成費用決定 依頼
8月中旬 クラウドファンディング終了
8月下旬 当日移動のためのバスの手配
9月下旬 お祭り参加
11月下旬 リターン発送
最後に
レスキューセンターの子どもたちは明るく優しい素敵な子どもたちです。いつも自然に触れ自然とともに生きる彼らの感受性は敏感で新しい経験から多くを学び取ります。ですが、そんな感受性があっても日々学校と施設という狭い空間だけで生活をしているとだんだんと将来への希望や期待が薄れていってしまう現実があります。今回彼らが日本人ふれあい祭りに参加できれば、彼らの人生に何らかの変化や気づきを与えられると思います。「世界にはこんな人たちが!こんな食べ物が!こんな文化が!いつか自分もこんな国に行ってみたい!暮らしてみたい!」そんな思いを味わうことが彼らの人生にとって大きな意味を持つでしょう。彼らの人生の幅を広げるきっかけ作りを手伝っていただけないでしょうか。ぜひあなた様の協力をお待ちております。
最新の活動報告
もっと見るついに完成!の日
2025/09/21 12:42こちらの活動報告は支援者限定の公開です。残念だった日
2025/08/02 14:23こちらの活動報告は支援者限定の公開です。法被を初めて着てみた日
2025/07/03 01:34こちらの活動報告は支援者限定の公開です。






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