はじめまして!兵庫県の神戸にて、子どもたちの体験活動をしている「マイスタンスコミュニケーション(以後、マイスタ)」代表、田村豊と申します。きんちゃんと呼ばれてます。
このプロジェクトでは、学校生活を営む子ども達がより楽しく、自分らしく、みんなと学び合う環境をつくっていくためのプロジェクトです。
我々は、普段から土日にチャレンジクラブという小学生を中心とした活動を行い、非認知能力の向上、自分らしさを磨き、夢をかなえるちからを育む体験活動をしています。
そんな体験を通して、子ども達の現状、悩み、保護者の方の悩みなど触れる機会が多くあります。
また、学校の先生方とも話をする機会も多く、学校業務に追われる現状なども聞いています。
そんな現状を先生だけ、保護者だけで解決していくのではなく、我々のような子ども達と関わるプロフェッショナルが、この現状を変えていけるのではないかと考え、形にしていったのが
関係づくりプロジェクト<かんプロ>です。
関係づくりプロジェクト<かんプロ>とは、小中高校への出張体験活動の名称です。クラスの熟成段階に合わせた15つのプログラムを提供するプロジェクトです。当日は、クラスごと、グループ化をして活動に入り、各クラスの担当ファシリテーターが活動を進めていきます。
3つのフェーズで構成
①FIRST(1学期) 安心感を生み出せる環境づくり
②SECOND(2学期) チームとして意識を育む
③THIRD(3学期) 自分達のちからで解決・乗り越える体験
かんプロが目指す未来
自分・相手・世間がを活かしあう、自分らしく楽しく生きる場をつくる(ビジョン)
↓ そのために
自分らしさを社会で発揮するための想像力・実行力を身につける(ミッション)
↓ そのために
小中学生時代の多種の体験、そこからの学びや気づき(活動)
=関係づくりプロジェクト

コロナ禍の影響として、現在は5類になり終息を見せましたが、子ども達に残った爪痕は大きなものと言えます。人との付き合い方を学ばないといけない時期に実際の体験、話し合う機会、協力する体験が奪われてきました。
今、多くの子ども達の中でコミュニケーションエラーが起こっています。
自分の気持ちをうまく表現出来ない、人との距離感を掴めずにいる、自分と相手の伝えたいことがずれてることに気づかない、自分の想いばかり伝えてしまう、気の合う人以外の人とは関わらないようにする。関わると不安を強く感じる。そういう子どもが増えています。
小学生、中学生の世界観はまだまだ狭く、判断も自分が知っている知識、周囲から聞いた情報が主となります。危険や問題が生じても、自分だけのちからでは逃げることや解決することが難しく、その日常から抜け出せずにいる子ども達も多くいます。
そうした問題を抱えながらも、新年度、新学期が始まり、また新たな環境で学校生活を送っていかなくてはいけません。
そんな新年度、新学期が始まり、クラスのヒエラルキーが生まれていく段階で、我々のノウハウが活きるのではないか、横のつながりをつくるきっかけ、今以上の関係性に導くことができるのではないかと生まれたのが、関係づくりプロジェクト<かんプロ>です。
小学生の体験は、大人になる過程でのコミュニケーションの土台づくりの時期。この時期に多くのことに気づき、多くの人と関わり、多くの価値観にふれることが豊かな心を育てていく上で大事だとされています。
体験が大切ということで始まった【兵庫県の自然学校(小学5年生の長期宿泊体験、学校行事)】も効果を出しているように感じています。
<参考資料>
我々大人は、昔に比べ、子ども達の成長への関わりが減ってきています。昔は、近所のおっちゃんやおばちゃんに悪さをして叱られたり、困っていたら助けてもらったり、何かしてもらったりすることが多くありました。
こうした触れ合いの場は、子ども時代の多種の価値観と出会う絶好の機会となっていたように思います。
このご時世、そうしたことが難しくなってきていると感じますが、そのしわ寄せが子ども達に向き、また教育の場である学校や先生に今向いているように思います。
また、子ども達の問題は複雑化し、多種の問題を同時に抱え込んでいるケースも多くあります。
こうした問題を保護者、先生方だけで解決していくのは難しく次第に社会問題とまで発展しつつあります。
地域、教育機関、団体などがこうした問題に向き合い、小学校や子ども達と向き合っていく機会をつくっていかなくてはいけないと考えています。
<参考データ>
体験学習って、すごいっ!!
体験学習の魅力は、何と言っても体験重視なところです。感覚的に大切なことに気づいたり、視覚的に物事を観てとれることが学びにつながる可能性を多く含んでいると言えます。
そして、体験を言語化し、気持ちの変化や成長について整理することで、より深い学びにつなげることができていきます。そして次の一歩をより明確に目的を持って進むことができるようになっていきます。
楽しい気持ちが大事!!継続の土台になります!
コミュニケーションエラーの解決として、楽しい(動機付け=原動力)>自己理解(体感)>他者理解(置き換える)>気持ちの成長につながっていきます。
楽しさを通して、自分の感じたことをふりかえり、置き換えて考えてみることで、他者の考えや気持ちを理解していくきっかけとなってく、こうした作業は楽しさの中から生まれることで、継続的に行っていけるようになると考えています。
自分でやったからこそ納得でき、考えや次の行動に活かすことができる!
どんなに大事なことでも、先に言われても納得できないと行動は変わりません。
その経験は多くの子ども達と関わるみなさんは体験済みだと思います。
【自分で考えて、行動したからわかる!】これが成長にはとても大事なんです。
そして、自分の行動を覚えている内にふりかえることが、次の行動を成長させるポイントと言えます。
こうした<ふりかえりタイム>も成長には欠かせません。
【現場の課題①】教師陣の多忙化
現在、先生方の業務は授業だけにとどまらず、IT を活用した授業づくり、インクルーシブ教育や新指導要領などへの対応、働き方改革により業務の見直し、業務時間の縮小などで本当に休む間がないのが現状です。
『楽しいクラスにしていきたい』という気持ちと、『日々の業務に追われ、考えたり、準備する時間がとれない』そんなジレンマの中、毎日を迎える先生も多くおられます。
そうした多忙の中、多くの保護者の方と連絡を取り合い、クラスのこと、授業のこと、個々の問題、学校行事を考え、自分の家族やプライベートのこともやっていかなくてはいけません。
【現場の課題②】こうした活動の存在が周知されていない
我々のような専門家の学校への働きかけもまだまだです。
毎年のように、先生方の口コミで広がっていく部分もありますが、まだまだ草の根的なレベルだと思っています。
今回、クラファンを通して、こうした告知的な効果も期待している部分です。
【現場の課題③】ファシリテーターとなるスタッフの育成・確保
現在、こうしたことを専門に指導しているファシリテーターは、まだまだ少なく、こうした養成講座も短期的なものでは難しく、見学や部分的な経験を積みながら育成していく方法と非常に非効率的な方法でしか出来ておらず、今回のクラファンを通して有志も募っていけたらと考えています。
【現場の課題④】小中学校は、行事で出せる予算が非常に少ない
公立では仕方のないことではありますが、私立、高校に比べると公立の小中学校は予算が本当に少なくそんな中でもやりくりをしながら、我々の体験を実施してくれています。
広くいろいろな学校で実施していくためにもこうした経費の負担を少しでも軽減できればと思っています。
こうした組織は、立ち上げにさまざまな課題があり、そうした課題解決のためにもご支援をお願いしたいと考えております。
①学校が楽しい場所だと思える子どもを増やす
②子ども達の魅力を再確認して、子ども達と向き合う楽しさを伝える
>>指導者の育成、そのための周知、告知
③子ども達のために何かしたいという人とつながり、こうした活動があることを多くの人達に伝える
>>今回の支援者の方を増やすことで、保護者や学校に伝わるような周知、告知
④学校への経済的な負担を減らし、多くの学校でプロジェクトを実施できるようにする
>>経験豊富なスタッフの交通費や人件費、準備に係る道具や雑費などに充て、費用軽減へ
料金ごとのリターン紹介
【各3,000円】
・感謝のお手紙
・ファシリテーター講習会案内
【各5,000円】
・感謝のお手紙
・ファシリテーター講習会案内
【各10,000円】
・感謝のお手紙
・オンライン相談1時間(子育て・企画・不登校・思春期など)
【各20,000円】
・感謝のお手紙
・オンライン相談1時間×2回(子育て・企画・不登校・思春期など)
【各30,000円】
・感謝のお手紙
・HPへの協賛者 明記(個人事業主・法人)
【各50,000円】
・感謝のお手紙
・HPへの協賛者 明記(個人事業主・法人)
・研修講師1日 (体験学習全般・キャンプ・ゲーム・子ども向けイベントなど)
・スポンサー枠(法人) ※協賛という形でHP、印刷物などに掲載致します。
【各100,000円】
・感謝のお手紙と年間報告書
・どどーんと寄付のみ(個人)
・スポンサー枠(法人) ※協賛という形でHP、印刷物などに掲載致します。
・研修講師1泊2日 (体験学習全般・キャンプ・ゲーム・子ども向けイベントなど)
スケジュール
2025年2月 クラウドファンディングの準備
2025年2月中旬 クラウドファンディング開始
2025年4月 クラウドファンディング終了
2025年4月〜 リターン発送
2025年4月~ 活動開始
ここまで読んで頂きありがとうございます。
子ども達の環境は、我々大人が思っている以上に過酷です。しかし、いろいろな体験を経験してきた子ども達は【どんな状況でも楽しむちから】を持てるようになります。
そんなちからが持てるように、今我々ができることをひとつずつ形にしていき、行動していくことが求められています。これからの未来は、子ども達が創っていきますが、それを支えるのは私達、大人だと思います。子ども達が健やかに、そして未来に希望を持って、自分らしく生きていける社会を共に創っていければ幸いです。
ご支援、周知どうぞよろしくお願い致します。
事務局となるマイスタンスコミュニケーションは、現在任意団体として活動中です!
これまで子ども達が自分のちからで、自分らしさを出せる環境を創っていくためにも非認知能力【自立】【調和】【表現】の向上を目指して、体験学習を行っています。
土日には、年長~中学生が参加できる体験活動「チャレンジクラブ」の実施。 2024年度は約150名/月の参加もあり、長期休みでの活動では延べ200名ほどの参加がありました。活動では、体験だけでなく、ふりかえりタイムを設け「伝えるちから」「聞くちから」を意識して伸ばす時間も作っています。
平日には、自然学校の他、学校支援事業としてを実施。遊びを通した体験活動、中高生関係づくりプログラムを実施してきました。
将来的には、学童や放課後デイサービスなどを通して、日常的に子ども達と向き合い、体験を通した学びの場にも挑戦していきたいです。
子ども達の自分らしさを輝かせていく活動・組織をこれからも続けていきたいです。
マイスタンスコミュニケーション
代表理事 田村 豊
最新の活動報告
もっと見る2/17より、関係作りプロジェクトのクラウドファンディングがスタートしました!!
2025/02/18 18:09みなさん!こんにちは!マイスタンスコミュニケーションの田村こと、きんちゃんです。この度、人生初のクラウドファンディングをスタートさせました。< 今回の目的 >①ご支援を頂き、学校、困っている子ども達のサポートを多くの学校に届ける②こうした学校環境へのサポートをしている活動があることをたくさんの人にも知ってもらう③興味のある方とつながり、未来のファシリテーターと出会うそんな野望を持って、挑戦しました!!みなさんのシェアのご協力みなさんのご支援のご協力興味ある!といった応援メッセージなどなどみなさんのひと声、ひと支援が、未来につながります。 もっと見る
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