気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが「みんなが食べられる地域」をつくる

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

気候変動と不条理な暴力による情勢不安から食料不安が問題になっているブルキナファソ。ハンガー・フリー・ワールドはそんなブルキナファソで、2025年度住民自身が主体で5か年計画を開始します!農業生産量の向上を通じて、「みんなが食べられる地域づくり」を目指す住民たちの挑戦を応援してください。

現在の支援総額

519,000

28%

目標金額は1,800,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/01に募集を開始し、 46人の支援により 519,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

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気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが「みんなが食べられる地域」をつくる

現在の支援総額

519,000

28%達成

終了

目標金額1,800,000

支援者数46

このプロジェクトは、2025/04/01に募集を開始し、 46人の支援により 519,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

気候変動と不条理な暴力による情勢不安から食料不安が問題になっているブルキナファソ。ハンガー・フリー・ワールドはそんなブルキナファソで、2025年度住民自身が主体で5か年計画を開始します!農業生産量の向上を通じて、「みんなが食べられる地域づくり」を目指す住民たちの挑戦を応援してください。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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まじめで勤勉、高潔な人々という国名にもあらわれているブルキナファソの人々。
しかし、そこには厳しい現実がありました。  

私たちハンガー・フリー・ワールドは、25年以上にわたり、ブルキナファソを含むアジア・アフリカの4か国で活動してきました。ブルキナファソ前活動地での16年間の活動を終え、私たちは2021年に新たな事業地として、バゼガ県のヴォセ村とワルドゴ村の人々と出会いました。 

首都から70キロ以上離れ、車で3時間以上かかる場所にあるその2つの村。村と周囲の町をつなぐ道路が未舗装であるため、雨季にはぬかるんだり、川ができて道が塞がったりして通れなくなることもしばしばです。そうした環境の中でも、負けずにひたむきに暮らす、「ブルキナファソ=高潔な人々の国」という国名のような、真面目で勤勉な性格の人びとが暮らしていました。 

そんな村の人々ですが、現地で調査を行ったところ、厳しい現実が浮かびあがりました。村には小学校があるものの識字率は低く、井戸が足りないためきれいな飲料水を得づらいです。ヴォセ村には医療機関もなく、5歳未満児の約7%が中〜重度の栄養不良を抱えています。住民たちからは、これまで教育等の支援の手が入ってもプロジェクト終了後は何も残らず、外部からの支援に期待が持てないという声もありました。でもハンガー・フリー・ワールドが何度も村に足を運び、住民たちの声を聞くことを行った結果、住民たちは今の状況を打破するための活動に関心を持ってくれるようになったのです。 


なぜ「食べられない」のか?

ブルキナファソは、サハラ砂漠の南に位置する内陸国で、乾燥した厳しい気候が特徴です。国民の大半は自給自足の小規模農家であり、雨水に頼る伝統的な農業を営んでいるため、気候の影響を受けやすい状況にあります。さらに、土壌の劣化による農業生産性の低さも重なり、常に食料不安に直面しています。こうした問題は、近年の気候変動による干ばつなどにより、さらに深刻化しています。 

活動地ワルドゴ村、ヴォセ村でも、住民の99%が土壌劣化を経験していますが、本来あるべき農業当局からの技術指導を受けたことがなく、どう対処すればよいのか分からないという状況に置かれていました。住民たちが問題への対応策を学び、実践する力を付けることが必要です。  

厳しい環境に加え、近年では周辺6ヵ国と接する国境地域で、武装集団によるテロや誘拐事件などの暴力が頻発しています。その結果、4万2000人が壊滅的な食料不安に陥り、200万人以上が避難民となっています *1。しかし、国際社会からの支援は十分に行き届いておらず、ブルキナファソは「世界で最も忘れられた危機」として2年連続で1位となっています。 

ブルキナファソにおける不条理な暴力 

・2014年10月 25年間のコンパオレ政権が反政府デモにより失脚 

       民主化が進展するが政情不安が続く 

・2016年~      イスラム過激派組織による襲撃や誘拐事件が頻発 

・2022年1月  ブルキナファソ国軍がクーデターにより権利を掌握 

・2023年11月  ザオンゴ村にて女性とこどもを含む100名近くが武装勢力により殺害 

・2024年8月    バルサロゴ村にて武装勢力の襲撃により女性とこどもを含む600名近くが殺害 

 ※これらの事例は一例であり、不条理な暴力と言える事態は各地で起きています。 


ハンガー・フリー・ワールドでは2020年にブルキナファソ憲法に国民の「食料への権利」保障する条項を盛り込むよう活動をすすめていました。この取り組みは新憲法の草案作成まで進展しましたが、2022年初頭のクーデターにより中断を余儀なくされています。 

*1:The world’s most neglected displacement crises in 2023 (NRC) 

 


住民たち自身がみんなが食べられる地域を作ります! 

住民たち自身による5か年計画を応援 

2025年4月より、活動地ヴォセ村、ワルドゴ村の住民たち自身による「みんなが食べられる地域づくり」を目指すための5ヵ年計画がスタートします。 

住民たち自身が農作物の生産量減少の原因を調査し、解決策を考え、活動を計画します。この計画の中心には、住民たちが自らの意志で活動内容を決め、実施するという共通理解があります。

支援がなくとも自分たちで問題を解決できる力をつける

ハンガー・フリー・ワールドは「食料への権利」を実現するため、住民が自分たちの未来に対して決定権を持ち、自分たちが必要と考える地域活動を続けられるように、エンパワーする活動を行ってきました。 

住民たちが自分たちで問題に立ち向かい、現状を打破する力があれば、気候変動、不条理な暴力といった新たな課題が次々に起こる厳しい環境の中、ハンガー・フリー・ワールドの支援が終わった後でも、生活の根幹である「食」を守り、生活を安定させることができます。そうした「レジリエンス=困難な状況・出来事に遭遇してもしなやかに立ち戻る力」をこの活動で住民たちが身に付け、自立を目指します。 

村人たちの「成功体験」を応援 

2024年度はパイロット事業(お試し事業)を実施し、住民たちが自分たちで地域の抱える課題を把握し、どの分野で活動するかまでを自分たちで考えて実行し、成果を実感することで成功体験を積むことを目指しました。 

結果、住民たちは研修の学びを活かして土壌改善のためのたい肥作りに取り組み、トウモロコシやゴマの生産を実施した結果、良い生育状況で収穫ができました。 

これは住民たちにとってとても大きな「成功体験」になりました。 

2024年度に積んだ成功体験によって、住民たちはやる気に満ちており、次の5年間で本気で自分たちの状況を打破しようと頑張っています。 

2025年4月、今まさにスタートする住民たちの「みんなが食べられる地域づくり」に向けた挑戦を、クラウドファンディングでぜひ応援してください。 

住民たちの声

支援は2年で目に見える形で現れています。研修の実施、農業機材の支給、雨期前には種や肥料配布が行われ、生産性の向上に貢献しています。 

それは実際、私たちの畑で目に見える成果となっています。昨年よりも良い収穫が期待できると確信しています。 

「犬の喜びは尻尾の動きで分かる」

(嬉しいときは行動や言動から気持ちがにじみ出るという意味) とモシ族の諺にあるように、私たちはヴォセ村での支援に心から感謝しています。

私は27歳で2人の子どもがいます。 

ここ5年間、私たちの作物の農業収穫量は少なくなり、減少していました。 

これは、土壌の貧弱さ、適さない種子、気候変動が原因です。  

しかし、今年ハンガー・フリー・ワールドが私たちに種子や肥料を支援してくださったおかげで、2024年には非常に良い収穫が得られるでしょう。私たちはそれを肌で感じ、畑で実際に目にしています。 

※住民たちの声は2024年10月時点のものです。 


ご支援金の使い道 

国内の金融行政方針等を踏まえたCAMPFIREの方針により、当クラウドファンディングでの支援金はブルキナファソ本国へ送金することができません。 

そのためみなさまからのご支援は、ブルキナファソでの活動を推進するために必要な国内における経費に使わせていただきます。 

ハンガー・フリー・ワールドは、現在支部国への送金を止めておりません。 

不条理な暴力に見舞われているからこそ支援が必要な中、国際社会からの支援が届かない状況は、ブルキナファソを更に孤立させる事態になります。 

気候変動と理不尽な暴力にも負けず、自身の手で「みんなが食べられる地域づくり」を目指す住民たちの5年間の挑戦を、応援してください! 

寄付金控除(税制優遇)について 

ハンガー・フリー・ワールドは、2023年に東京都より認可された認定NPO法人です。当団体へのご寄付は寄付金控除(税制優遇)の対象になります。 

たとえば1万円寄付した場合

所得税:(10,000円-2,000円)×40%=3,200円が控除されます。

東京都在住の場合(地方税分の寄付金控除も受けられます)

所得税+地方税:(10,000円ー2,000円)×50%=4,000円が控除されます。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • 現地渡航費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 4月1日から1か月間、呼びかけさせていただいていたクラウドファンディング「気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが「みんなが食べられる地域」をつくる」が終了いたしました。 最終的にはのべ49名の方から、544,000円のご寄付を頂きました。 (CAMPFIREのサイトからはのべ46名の方から519,000円のご寄付を頂きましたが、ハンガー・フリー・ワールドへ郵便振替にて直接ご支援を頂いた金額も含めて、こちらの金額とさせて頂きました。)  残念ながら目標金額180万円には届きませんでしたが、All-in型ですので、こちらの支援金額を全額受け取らせていただき、ブルキナファソでの住民たち自身による食料問題解決のための5か年計画推進のために、大切に活用させていただきます。 ブルキナファソは「世界で最も忘れられた危機」とされている通り、日本では報道も少なく、その厳しい状況がなかなか伝わっていない中、これだけの皆様が問題を知って頂き、共感し、ご支援をして下さったこと、心よりお礼申し上げます。 イベントのご参加、拡散でのご協力もいただき、本当にありがとうございました。  活動地の住民たちからは、「自分たちが飢餓を終わらせる!ハンガー・フリー・ワールドを達成するんだ!」という力強いメッセージも寄せられました。 これからも住民たちの5年間の挑戦をどうかあたたかく見守って頂けると幸いです。 誠にありがとうございました。  もっと見る
  • 4月1日から挑戦してきたクラウドファンディング「気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが「みんなが食べられる地域」をつくる」があと5時間で終了となります。 ご支援、ご協力頂いたみなさま、誠にありがとうございます! 現在までに、45名の方から516,000円 のご支援を頂いております。 お昼の投稿からの間にもあたたかいご支援を頂き、みなさまのご協力に心よりお礼申し上げます。 残り金額まで、あと約120万円となりました。 終了時間ぎりぎりまで村人たちの挑戦をあきらめたくありません! ぜひ皆様、ご支援・ご協力を何卒お願いいたします。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 共感したら【この投稿のシェア】で応援してください! ひとりでも多くの人にブルキナファソでの活動を知ってもらうため、 あなたのいいねとシェアが力になります!  ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ まじめで勤勉で、高潔な人々という国名にも現われているブルキナファソの人びと。彼らは今、気候変動×暴力危機という二重の課題を抱えています。 気候変動による干ばつ、豪雨災害により、土壌の劣化が激化。農業生産量が減少しています。 近年では国境付近を中心に、武装集団によるテロや誘拐事件などの暴力が頻発。結果、4万2000人が壊滅的な食料不安に陥り、200万人以上が避難民となっています。 そうした中で、私たちの活動地ワルドゴ村、ヴォセ村の村人たちが、みんなが食べられる地域づくりのために立ち上がりました。 5ヵ年計画を立案し、実行するのもすべて村の人びと自身。彼らの挑戦が成功すれば、気候変動×暴力の問題に苦しむ多くの人びとの希望になります。 ブルキナファソに灯った希望の灯を絶やしたくない! 皆さんのご支援を何卒よろしくお願いいたします。 クラウドファンディング「気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが『みんなが食べられる地域』をつくる」  【公開期間】4月30日(水)23時まで あと5時間!  【目標金額】180万円 ★現在28% 516,000円 あと約120万円!  【ご支援はこちらから】  https://camp-fire.jp/projects/829546/view  ぜひご支援、拡散へのご協力を宜しくお願い致します。   もっと見る
  • ハンガー・フリー・ワールドへのあたたかいご支援を誠にありがとうございます。 4月1日から挑戦してきたクラウドファンディング「気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが「みんなが食べられる地域」をつくる」が本日最終日となりました。 現在までに、44名の方から396,000円のご支援を頂いております。 ご支援、ご協力頂いたみなさま、誠にありがとうございます! ブルキナファソ支部事務局長フランソワからもお礼のメッセージビデオが届いておりますので、ぜひご覧ください。  ブルキナファソは世界で最も忘れられた危機として、2年連続で1位を獲得しており、日本でもほとんど現在の危機的状況は報道されません。そうしたブルキナファソへ、みなさまが関心を寄せて頂き、ご支援いただいたことに心よりお礼申し上げます。 ですが、目標金額の180万円にはまだ140万4千円が足りません。 クラウドファンディング終了時刻である、本日23時まで、村人たちへの挑戦への支援をあきらめたくありません! 以下の活動に共感頂いた方は、何卒ご支援、ご協力をお願いいたします。 この投稿のシェアでも構いません。 最後の最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 共感したら【この投稿のシェア】で応援してください! ひとりでも多くの人にブルキナファソでの活動を知ってもらうため、 あなたのいいねとシェアが力になります!  ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ まじめで勤勉で、高潔な人々という国名にも現われているブルキナファソの人びと。彼らは今、気候変動×暴力危機という二重の課題を抱えています。 気候変動による干ばつ、豪雨災害により、土壌の劣化が激化。農業生産量が減少しています。 近年では国境付近を中心に、武装集団によるテロや誘拐事件などの暴力が頻発。結果、4万2000人が壊滅的な食料不安に陥り、200万人以上が避難民となっています。 そうした中で、私たちの活動地ワルドゴ村、ヴォセ村の村人たちが、みんなが食べられる地域づくりのために立ち上がりました。 5ヵ年計画を立案し、実行するのもすべて村の人びと自身。彼らの挑戦が成功すれば、気候変動×暴力の問題に苦しむ多くの人びとの希望になります。 ブルキナファソに灯った希望の灯を絶やしたくない! 皆さんのご支援を何卒よろしくお願いいたします。 クラウドファンディング「気候変動×暴力危機のブルキナファソで村人たちが『みんなが食べられる地域』をつくる」  【公開期間】4月30日(水)23時まで あと8時間!  【目標金額】180万円 ★現在22% 396,000円 あと140万4千円!  【ご支援はこちらから】  https://camp-fire.jp/projects/829546/view#自立支援 #クラウドファンディング #募金 #main #アフリカ #飢餓をゼロに #ブルキナファソ #国際協力 #NGO #気候変動を止めよう #飢餓 #食料問題 もっと見る

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