「なくなる前に守りたい」富山・城端の文化財「織館」を地域の交流拠点に!

取り壊しの危機にあった、富山県南砺市城端の文化財「織館(おりやかた)」。この建物は、地域の人々が集い、織物産業の歴史と共に育んできた大切な場所です。私たちはここをカフェや交流スペースとして再生し、城端の魅力を未来の子どもたちへ届けるため、一緒に場を育ててくださる仲間を募集します!

現在の支援総額

4,409,716

176%

目標金額は2,500,000円

支援者数

366

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/01に募集を開始し、 366人の支援により 4,409,716円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

「なくなる前に守りたい」富山・城端の文化財「織館」を地域の交流拠点に!

現在の支援総額

4,409,716

176%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数366

このプロジェクトは、2025/04/01に募集を開始し、 366人の支援により 4,409,716円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

取り壊しの危機にあった、富山県南砺市城端の文化財「織館(おりやかた)」。この建物は、地域の人々が集い、織物産業の歴史と共に育んできた大切な場所です。私たちはここをカフェや交流スペースとして再生し、城端の魅力を未来の子どもたちへ届けるため、一緒に場を育ててくださる仲間を募集します!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています


松井機業の松井紀子です。
4月1日にスタートしたクラウドファンディング。
「エイプリルフールやし…」「250万円も集まるのかな…」と不安いっぱいのスタートでしたが、
10日間で194名の方から目標額を超えるご支援をいただきました。

本当にありがとうございます!!


今回の目標250万円は、最低限の修復と設を行い、建物をまずオープンさせるための費用として設定したものでした。

けれど実際には、築年数なりの老朽化が進み、ずっと気になりながらも後回しにしてきた課題が多く残っています。

すべてを修繕しようとすると、総額600万円ほど。


そこで残り20日間、ネクストゴール「500万円」に挑戦することにしました!

今だからこそ、みなさまの応援を追い風に、実現へと一歩踏み出したいと考えています。

また、新たな返礼品も順次追加予定です。

すでにご支援いただいた方にも、これからの方にも楽しんでいただけるよう準備を進めています。

入りづらいと言われてきたこの場所を、

「誰もが気軽に立ち寄れて、幸せや喜びをSHAREできる(分かち合える)場」へ。

「またちゃべ子が…」と思われても(笑)、この挑戦を城端の未来につなげていきたい。

どうか、引き続きのご支援 & SHAREを、よろしくお願いいたします!




① 〜 城端とともに歩んできた私の挑戦 〜

はじめまして。富山県南砺市城端で450年続く城端絹を唯一受け継ぐ「松井機業」6代目の松井紀子です。


城端で生まれ育った私は、大学進学を機に東京へ。
社会人として3年間働きましたが、2010年、お蚕さんと絹の素晴らしさに魅せられ、地元へ戻ることを決めました。


帰郷してから、改めて城端の奥深さに気づきました。
この町には、縄文時代から交流の場として開き、先人たちが築き上げてきた文化や知恵が息づき、四季折々の暮らしの中にそれが自然と溶け込んでいます。
そんな城端の魅力を、より多くの人に知ってもらいたい。
その想いで、城端絹を活かしたワークショップや、地元の子どもたちに文化を伝える活動を続けてきました。


そして今、新たな挑戦として、「織館を未来へ渡すプロジェクト」に取り組んでいます。



② 〜 取り壊しの危機にあった織館 〜

その知らせを聞いたとき、胸がざわつきました。
織館は、かつて織物産業の拠点として、人々が集い、学び、技を磨いてきた場所。
1928年(昭和3年)、昭和天皇の御大典を記念して建設され、2000年には国登録有形文化財に指定されました。
長年、城端織物組合の事務所や検査場として利用されていました。写真:城端織物組合百年誌より

写真:城端織物組合百年誌より

平成12年には旧城端町に寄付され、同年、有形登録文化財に認定。
その後、「じょうはな織館」としてリニューアルオープンしました。写真:城端織物組合百年誌より

令和5年には、惜しまれつつも閉館となり、その後、市が公募を行いましたが手をあげる人はおらず、「このまま借り手が見つからなければ取り壊すしかない
という状況に追い込まれていました。


③  〜 決断の瞬間 〜

最初は、「仕方がないんかもしれん」と考えました。
老朽化が進む施設の管理の負担は大きく、
「いっそ駐車場にするほうが、次の世代には便利なのかもしれない、」と。

しかし、そこで聞こえてきたのは町の人たちからの声でした。


何週間も悩みました。
けれど最後には、


「今が織館が生き残る最後のチャンス。この町の未来のために動こう」


と決意しました。


④ 〜 みんなで育てる場所へ 〜

このプロジェクトは、ただ「歴史ある建物を残すこと」 だけが目的ではありません。
私がお蚕さんや絹の素晴らしさに魅せられ、心がときめき人生が変わったように、
織館を町の人々や訪れる方々が交流し、学びや、ときめきが生まれる場として蘇らせ、次の世代につなぐことがゴールです。


1. コミュニティカフェスペース 〜 町の味と出会う場所 〜

地元で大人気のベーグル屋さん(シノアベーグルHP→sino.a Bagel dining)がコミュティカフェとして織館に実店舗をオープンします。織館では、地域の食材を使ったベーグルや惣菜を提供し、観光客や地元の方が気軽に訪れて交流できる憩いの場を目指していきます。

sino.a Bagel diningのオーナー夫妻は、これまでキッチンカーで北陸地域を巡りながら活動をしていましたが、「織館がなくなってしまうかもしれない」という話を聞き、大きな危機感を感じていました。「自分たちにも、城端の歴史や文化を未来へつなぐお手伝いが、できるかもしれない」と考え、私たち松井機業とのご縁をいただき、織館への入居を決意されました。

また、sino.a Bagel diningさんは、カフェ運営に加えて「シェア本棚」の運営も担当します。本を通して自然な交流が生まれ、地域の皆さまや観光客がゆったりと時間を過ごせる、心地よい憩いの場を作っていきます。


2. ワークショップスペース 〜 文化と創造が交わる場 〜

ワークショップスペースでは主に2つのことを中心に行います。

■①ワークショップ

地域の方々に自分のやりたいことや、伝えたいことを発信・交流できる場として開放していきます。織物体験や、デザインのワークショップ、洋服作り、絵画教室など子供も大人も関係なく同じ目線で参加できる場です。地元の高校生や中学生が企画するイベントなども行なえたら良いと思っています。


■②地域内外の文化人との交流の場

地方では、多様な価値観に触れる機会が限られていることもあります。
そこで、普段なかなか出会えない人たちを巻き込み、いろんな考え方・生き方に触れるきっかけづくりを行なっていきます。

織館では1階スペースのみを開放し、入って右側がコミュニティカフェスペース、左側がワークショップ・ギャラリースペーとなる予定です。

⑤〜 未来へつなぐ準備のために 〜

ご支援いただいた資金は、用途に使用させていただきます。

1. 建物と設備を快適に整える(39%)
→修繕費・備品購入費

2. みんなに伝わる案内・広報づくり(24%)
→広報費

3. 運営サポート(20%)
→運営費

4. 手数料(17%)




プロジェクトチーム紹介 〜 織館を未来へつなぐ仲間たち 〜

・松井機業(松井紀子・松井渉)
→ 城端絹の伝統を守りながら、新しい価値を生み出す挑戦を続ける。(松井機業 HP

・ sino.a Bagel dining(本元達彦・本元綾子)
→ ベーグルを通じて、城端の魅力を発信し、人が集うコミュニティカフェを運営する。
「城端の魅力を皆様と共有できる場所を作っていきたいです!」(sino.a Bagel dining HP


・2025年4月頭:クラウドファンディング開始

・2025年4月中:カフェ&ワークショップスペース準備

・2025年4月末:キャンペーン終了

・2025年5月:織館 正式オープン


⑥〜 織館をみんなで育てるために 〜

この建物は、私たちだけでは守れません。
だからこそ、「一人のもの」ではなく、「みんなのもの」にしていきたいと考えています。

城端に根付く「喜びをシェアする精神」を、この場所に宿らせ、
将来ここで育った子どもたちが、「こんなふうに活用したい!」とバトンを受け取れる場にしていきます。

「支援」ではなく、「一緒に参加する」気持ちで応援してくれたら嬉しいです。

このプロジェクトに共感してくださる皆さんとともに、
ここがあってよかった。」と言われる未来を築いていきたいと思います。


【SHARE じょうはな織館】
・〒939-1864 富山県南砺市城端648-1
・営業時間:11:00〜18:00
・定休日:月・火
・オープンは5月9日予定


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

もっと見る
  • 【SHAREじょうはな織館 本日無事オープンしました!】5月5日の城端曳山(ひきやま)祭に合わせて実施したプレオープンでは、「支援したよ!」「応援してるよ!」「いよいよだね!」と本当にたくさんの温かい声をいただきました。大きなトラブルもなく終えられ、期待と緊張が一気に高まった一日でした。プレオープン終了後はすぐにメンバーで反省会。「ここは少し分かりづらかったかも」など、やってみて初めて気づくことばかり。そのまま本オープンへ向けて準備を加速させ、口ぐせはいつの間にか「間に合うかな……」に(笑)。カフェスペース(sino.a Bagel dining)シェア本棚スペースワークショップスペースそして迎えた本日。快晴の青空の下、朝一番で神明宮の宮司さまにお祓いをしていただき、ほどなく近くの保育園児たちが遊びに来てくれて、場にいきいきとした“陽の気”を運んでくれました。11時の開店と同時に、平日にもかかわらず多くの方がご来店いただきました。ありがとうございます!城端で作られた布を使ったイアリング作り合間にいただいた〈sino.a Bagel dining〉さんのランチプレートは想像以上のおいしさで大好評!ふらりと立ち寄ったオーストラリアからのご夫妻は「とっても素敵な場所!」とコーヒーを楽しんでくださり、地元の中学生は「おいしすぎてまた買いに来ました!」と二度目のベーグルを手に笑顔を見せてくれました。朝からたくさんのお花も届けていただき笑顔とサプライズに満ちた盛りだくさんの一日でした。まだ間に合っていないこと、やりたいことは山ほどありますが、まずはご支援・ご声援くださった皆さまのおかげで無事にオープンを迎えられたことに、心より感謝申し上げます。明日からも一歩ずつ、がんばってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
  • 【クラウドファンディング、無事に終了しました】4月1日、そっと小さな芽をまいたような心持ちでスタートしたクラウドファンディング。そこに降りそそいだのは、思いがけないほどたくさんの“光”でした。最初の目標だった250万円を大きく越えて、なんと366名もの支援者の方から440万円(176%)もご支援をいただきました!応援してくれた皆さま、シェアしてくれた皆さま、心を寄せてくれたすべての皆さま深く深く、感謝申し上げます!!コメントを読み返すだけで胸がいっぱいになります。SHAREじょうはな織館は、これからが本番です!5月5日のプレオープンに向けて、まだまだ走ります。この場所が、誰かの「ただいま」になれますように。未来の誰かの「夢のはじまり」になれますように。ここからまた、一歩ずつ。歩みを止めず、進んでいきます。これからもどうぞよろしくお願い致します‼まずはご支援頂きました皆様に感謝を込めて。#SHAREじょうはな織館 #城端 #南砺市カフェ #南砺市イベント もっと見る
  • みなさん、おはようございます!松井機業の松井紀子です。自動ドアにユウさん&マキさんによる館内案内図が貼られ、それっぽくなってきてワクワクしています♪4/1から始まったクラウドファンディングも、ついに…ついに!明日で最終日となります。開始前から、皆様には『お気に入り登録』をして頂き、更にスタートしてからはたくさんのご支援を賜り…頂きましたご恩はSHAREじょうはな織館で恩返し&次の世代への恩送りをさせて頂きますね!400万円まであと5万円ほどに迫って参りました。セカンド目標500万円まで、あともう一踏ん張りです。残された時間はあと1日!お願いばかりで恐縮ですが、クラファン最後のシェア頂けましたら幸いです。最後に、SHAREじょうはな織館のインスタをはじめました。@oriyakataで出てくるかと思いますので、こちらもフォローよろしくお願い致します♪今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。良い1日をお過ごしください! もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!