リターンには、産後ママへのエールとなる「応援プラン」の他、
今まさに産後の心と仕事の問題に直面している方向けの
「育休復帰ママさんカウンセリングプラン」などをご用意しました。
皆様からのご支援を心よりお待ちしております。
日本はこうした時、自己責任論を持ち出しがちです。
曰く「産んだのはお前なんだから自分でどうにかしろ」。
女性自身も「ママになったんだからしっかりしなきゃ」と全てを背負い込もうとする人が少なくありません。
でも、そんなことをすればあっという間にキャパオーバーでパンクしてしまいます。その結果が産後うつです。
もちろん一人でなんとか乗り越えられるというママもいますが、
キャパシティは人それぞれ。抱えきれないママだっています。
産後の「ツラさ」は“甘え”なんかじゃない。
「助けて欲しい」と声をあげて良いのです。
そんな産後ママの現状を、できるだけ多くの人に知って欲しくて開催したのが、
「妊娠・出産・産後のメンタルヘルス支援シンポジウム」です(詳しくはこちらから)。
2回に渡るクラウドファンディングでは延べ100人弱の方々からのご支援をいただき、
当日の参加申し込みは延べ120人に上りました。
シンポジウムを通じて改めて痛感したのは、《“専門家×当事者”の目線》を備えた支援の必要性です。
経験論や根性論に基づいたアドバイスは、場合によっては産後ママたちを追い詰めかねません。
また、いわゆる「完璧な母親」症候群や「我慢するのが当たり前」という風潮は、
当事者である産後ママたちが悩みを隠す原因になっています。
これらの問題を解消する一つの選択肢として今回立ち上げたのが、
伴走型オンライン支援サービス「famitasu TREE」なのです。
私たちは以下のように、コーディネーターが産後ママに伴走し、
「自分らしく働ける職場」へと導いていくスタンスを採用しています。
①コーディネーターと面談し、ヒアリングをもとに必要な支援プランを作成。
②必要な場合は医療と連携したメンタルケアを受け、まずは心の負担を解消する。
③ママ特化型オンラインコミュニティスクール「マミット」を通じてスキルを習得(キャリア相談も可能)。
④連携企業を含めた「自分らしく働ける職場」への就労支援・復職/転職後のアフターフォローを受ける。
そのため、「何から始めていいのかわからない」「最後までやり遂げられるか不安」という方でも安心して支援を受けていただくことができます。
サポートを担当するのは、心理カウンセラー、社会福祉士、看護師、保育士など、専門資格を持ったメンバー。
東京都助産師会、メンタルケア学術学会の他、医療に関する監修は、
長野県内での周産期メンタルヘルスの理解促進に尽力されている信州大学医学部の村上寛先生に担当いただきます。
そのため、客観的な視点からアドバイスを受けることができます。
産後の女性の体には、周囲からはわからない様々な変化が起きます。
人が変わったように怒りやすくなったり、悲しい気持ちになったりすることもしばしば。
しかも個人差があるため、同じ女性同士でも「気合いで乗り切れる」という人もいれば、そうでない人もいます。
各担当者はこうした事情を熟知しているので、産後のママが感じがちなプレッシャーや不安に寄り添ったサポートが可能です。
メンタルケアと就労支援を同じサービス内で受けられるようにすることで、
一貫したサポートができる体制を整えました。
経験豊富なコーディネーターが一人ひとりの状態や人生設計に応じて、
ぴったりのサポートを提案・提供します。
そのため、
・キャリアの道筋が見えずに焦ってしまう
・仕事のことで頭がいっぱいになって体がついていかない
など、サポートを通じて辛い思いをするようなことはありません。ご安心ください。
育児中の外出は、心身ともに膨大なエネルギーを使います。
そのうえ産後うつの方のように、メンタルに支障が出ている場合はなおさらです。
1カ所で済むならまだ良いものの、「心療内科に行ったあと、その足で役所の就労支援コーナーに行って……」となれば、
腰はどんどん重くなります。家事と育児をこなすだけでも精一杯、という方は多いはずです。
「支援を受ける」までのハードルは低ければ低いほど良い。だから私たちのサービスは、オンラインで受けられるようにしました。
会員登録して、アセスメントシートに回答すればその日から利用開始でき、コーディネーター面談へと進むことができます。
自宅にいながら全てのサービスが受けられるので、バスや電車に乗ったり、その都度ベビーカーを上げ下ろししたりする必要はありません。
妊娠前にバリバリ働いていた人ほど、「育児も仕事も、どっちも大切にしたい」と考える人は多いものです。
そのような場合は「とりあえず時短勤務で復職(あるいは転職)しよう」と考えるのはおすすめできません。
将来を見越して「自分らしく働き続けるにはどうしたらいいのか?」を丁寧に考えていく必要があります。
そこで私たちは、ママ特化型オンラインコミュニティスクール「マミット」と提携。
ITスキルの習得や実務体験を通じて、在宅ワークやスキルアップを目指せる環境を整えたり、
女性採用支援企業や地方企業と連携をとって、一人ひとりに合った働き方を提案できる体制を構築しています。
元の職場に戻るのも、新しい働き方を選ぶのも、
それぞれのママの選択。私たちは支援を通じてその選択の幅を広げていきたいと考えています。
皆様、はじめまして。株式会社ママクオリア代表取締役の塚越奈央と申します。
私は2019年に第一子を産んだのち、2020年に当時の職場に復帰。
すぐに心身に不調をきたして精神科を受診したところ、産後うつという診断を受けました。
今思えば、産後4ヶ月のあたりから兆候は見られていましたが、適切なケアを受けるどころか、
自分がうつになる可能性を考えてみることさえしませんでした。
症状を放置し過ぎた結果、今も双極性障害の当事者として生きています。
2024年9月のシンポジウムや弊社のオウンドメディア「famitasu」、今回の「famitasu TREE」などママクオリアの事業は全て、
「もう誰にも、こんな思いはして欲しくない」という私自身の想いからスタートしています。
産後ママが抱えている問題が解決できれば、最も長い時間を過ごす子どもはもちろん、
パートナーであるパパの笑顔や幸せにつながるだけではありません。
女性を雇用する企業の人材コストの削減、1.2兆円とも言われる女性の離職による経済損失の解消など、
社会問題の解決にもつながります。
当事者である産後ママはもちろん、誰かに助けて欲しかった“かつての産後ママ”の方々、
家族や同僚、上司といった彼女たちに笑顔でいて欲しいと願う方々からのご支援を、心よりお待ちしております。
応援メッセージ

※本プロジェクトを利用して、プロジェクトオーナーと第三者(支援者を含む)との間の雇用関係を成立させることはございません。
また、プロジェクトオーナー以外の第三者(支援者を含む)が当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。
このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。
✅ウェブサイトの開発費用やカウンセリングプログラム開発費用など、初期費用
✅人件費や通信費・クラウドサービス利用料など、初年度の運営費用
2025年3月5日:クラウドファンディング開始
2025年3月31日:クラウドファンディング終了
2025年4月初旬:サービススタート
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