2018/07/22 00:35

無名の中川が?何のために?

そう問われることも多かった。正直起業とは関係のないイベントかもしれない。
それでも私たちには、いや自分の中ではどうしても押し進めたかった理由があります。

ゲストの紹介の記事を書けば書くほど、どうしても伝えたい気持ちがふつふつと湧いてきました。
少しだけ私のエゴな気持ちを聞いて下さい。笑

【1. 旅は価値観を変える】
NEXTTRANSITは、私とレオという仲間の2人が起業を目指すため立ち上げた団体です。
団体ホームページ: http://nexttransit.strikingly.com
団体の始まりは大学時代に遡ります。
お互いが同じインドへNGO主催の現地視察をするツアーに参加したのがきっかけでした。

私たちは動の情熱家と、静の情熱家と言われていた記憶があります。
インドに行った途端、現地の人と同じ服を着て、手でご飯を食べて大声で喋る私と。
インドでも綺麗なシャツを着て、フォークとナイフでご飯を食べて口数が少ないけど芯が強いレオと。

真反対に見える二人と言われながら、あれ以来ずっと一緒に「世界」を変えることばかり語り合ってきました。

あの時「インド」で見た貧困。
マイクロファイナンスとソーシャルビジネスの世界。
貧困の中にある「日本人の知らない幸せ」
貧困から脱却するための持続可能な支援と農業のあり方。

知っていると実際に行くのでは余りにも違くて
何故こんな環境なのに、こんなにもパワフルで幸せそうなのだ?
と逆に今まで漠然と持っていた幸せの価値観が破壊され、
むしろ貧困の中から本当の「豊かさ」を教えて貰う体験をしました。
「旅」って娯楽だけじゃないんです。「世界」を知り、自分の価値観を醸成する経験も出来るのです。

ただ「足りない」「とても足りていない」と感じることもありました。

私はその後インターンシップをさせて貰い、広報の手伝いをしながら現地の問題をどうやったら解決出来るのか考える4年間を過ごしました。
レオはバングラデシュへインターンシップへ行き「世界最貧困の国」でビジネスを学びました。

しかしいつの間にか二人ともに「普通の会社員」となっていきました。

あれから8年という長い月日が流れました。
20代最後となった時、あれ、あの時の情熱はもう捨てていいのか?と思い、再度二人で集まりVRで社会問題を解決する活動を展開しながら、今回のイベントを企画しています。

【2.人と違う選択をしたっていい。】

起業をしたり、世界へ旅に出たり。
わざわざ人がやらないことをなぜやるのか?その質問に答えようとすると実は疲れるのです。
「やりたい」気持ちの方が本当は強くてシンプルで強烈な想いなのに、説明しろといわれると中々言語化ができなかったりします。だからやりたくても否定を恐れ中々踏み込めなかったりします。

今回のイベントは「ココロ揺さぶられる旅」です。
行った人にしか分からない世界です。話を聞くことで、行っちゃいけない理由を作っているのは誰かではなく、実は自分だと知って欲しい。
行ける方法はいくらでもあるんだ。行っていいんだと気付く時間にして欲しい。
そして行った先に自分の未来を決定付けるような
強烈な体験があるのだと知り帰って来て欲しいと思っています。

実は旅をする人はチャレンジャーが多いです。
名大でベンチャーを立ち上げた高橋くんはヒッチハイカーでもあり。
ほっささん桜子さんはベンチャーの役員をしたり働きながら今も旅の伝道師として週末を割いて活動しています。
然さんは会社の代表を務めながら今もなお旅を仕事にする実験をし続けています。

【3.思うより、言葉にすること。言葉にするより、動き出すこと。】

まずやってみよう!という単純な答え。

無名で何者でもない私に、多くの支援者がついてくれました。
おかげ今日まで走り抜けることが出来ています。

それはイベントが成功しないかもしれない。
うまくいかないかもしれない。

その不安よりやろう!
旅に出れない誰かのために「きっかけ」を与えれる時間を作ろう!
その情熱を動かし続けたからに他ならないと思っています。

旅が僕らの原点である。それは今もこれからも変わらない事実です。

だからNEXTTRANSIT(次の乗り換え先)のスタートも
『旅』にこだわりたいのです。

・旅に出たい人
・我々を応援したい人
・VRを体験したい人

〓そして「何か」にチャレンジしたいけど踏みとどまってしまうあなたへ

あなたへ情熱を込めてこの文章を書いています。

周りの目ではなく「自分のココロ」に正直に動く機会を提供します。

是非遊びに来てください!