みなさまからの暖かいご支援により、開始からわずか18時間で目標金額達成となりました!
また、想定外にマスコン本体のリターンが欠品状態となってしまったため、急遽5台追加させていただきました。
クラファン終了まで残りわずか。
よりハイクオリティな仕上がりにすること、さらには次のT字ワンハンドルマスコンへ繋げるにはさらに多くの試作費用が必要となります。
引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
自己紹介
こんにちは、初めまして。でんちょくです。
私は元鉄道運転士であり、現在は鉄道シミュレーター機器の開発とイベント運営を行う個人事業主として活動しています。

YouTubeチャンネル「でんちょくTV」では、鉄道をごっこ遊びではなく“文化”として真剣に楽しむ大人たちの姿を発信しています。
そしてこのプロジェクトは、一人の鉄道オタクが本気で作り上げた“鉄道機器の未来”を、皆さんと一緒に形にしていく挑戦です。
■ 幼いころの夢、それが始まりでした
私は小さな頃から、鉄道運転士になることを夢見て育ちました。
同時に、運転シミュレーターが大好きで、周囲の子がゲームに熱中している中、
私はずっと「マスコンを握って運転すること」に憧れを抱いていました。
ただ、地元福岡の郊外では鉄道博物館もなく、実際にシミュレーターを触れる機会はほとんどありませんでした。
だから自然と、「それなら自宅で作ろう」という発想に至ったのです。
当時は市販のコントローラーを改造しながら、"なんちゃって運転台"を試作して遊ぶ毎日。
そんな原体験が、今に繋がっています。
■ 実際に運転士になって、見えたこと
その後、私は夢を叶えて鉄道運転士になります。
しかし待っていたのは、かつて自分が憧れた“あの鉄道の元気”とは違う現実でした。
利用者の減少、ローカル線の廃止、そして自動運転の推進。
「運転士という職業は、いずれなくなる」——そんな言葉が現場ではささやかれていました。
けれど私は、鉄道の運転が大好きです。
仕事になっても、その気持ちは変わりませんでした。
■ シミュレーターは、未来に残せる“文化”だ
このまま鉄道文化が失われてしまうのは惜しい。
だから私は、シミュレーターの可能性に賭けることにしました。
「操作体験」を通じて、鉄道の魅力を、鉄道の仕事としての誇りを、文化として未来に伝えていく。
そのために、リアルな環境を構築するため
3Dプリンタを駆使して自作の運転台を開発しはじめました。
最初は自分のためでした。
でもSNSで反響が広がり、「売ってほしい」という声を多数いただき、販売を開始。
いまでは累計100台を超える出荷となり、九州鉄道記念館でも“令和の鉄道趣味のかたち”として展示されました。



このプロジェクトで実現したいこと
■フル金属製のマスコンを製作
■マスコンとPCのインターフェースとなる基板の開発

「誰もがリアリティに触れられる時代を、自宅から始める」
そう信じて、フルメタル構造の本格マスコンを開発し、クラウドファンディングで量産を目指しています。
単なるガジェットではなく、“あの運転台を家に”をテーマに、鉄道文化とスピリットを後世に伝えること。
私は、「本物を知る運転士が違和感を覚えるものは、その時点で価値がない。」と思っています。
だから、次は“金属製”に挑戦することに決めました。
私の金属マスコンは1/1スケールで再現し、見た目・操作感の両方に徹底的にこだわります。
運転士が「これな本物?」と感じられる、そこまで突き詰めた製品です。
もちろん製作費は高額です。
でも、「20年後も動く、本物のマスコン」を届けるために、妥協せず作ります。
そして、鉄道を愛するすべての「本気の大人たち」が誇れるアイテムとして届けたいと思っています。
プロジェクト立ち上げの背景
地方鉄道の運転士として勤務していたとき、日々の乗客はまばらで、廃線の危機と隣り合わせの現場でした。
それでも運転席に座り、マスコンを握るたびに感じたあの“手応え”と“責任感”は、今でも身体に残っています。
「この魅力をもっと多くの人に知ってほしい」
「鉄道という文化を、体験を通じて次世代に伝えたい」
そんな想いで、自宅で使える鉄道機器を一人で開発し始めたのが始まりでした。
やがてSNSで話題となり、イベント出展やメディア出演の声もかかるように。
そこで本気で挑戦する決意を固め、「でんちょく電機」を立ち上げました。
現在の準備状況
・金属製マスコンのプロトタイプは部品発注済み
・加工はミスミmeviyをはじめとした信頼ある協力企業へ一部発注済
・制御基板やソフトウェアも並行開発中(USB接続対応)
・シミュレータだけでなく、鉄道模型パワーパックとしての機能の準備
-
🛠️ 今回の目標額「150万円」は、あくまで“最低限の試作費”です。
本プロジェクトのゴールとして掲げた「150万円」は、金属製マスコンを形にするための最低限の試作費用として想定したものです。
ただし、これは本当に「最低限」です。
実際には、実車に迫る完成度の操作感や、美しい外観の再現を目指すには、さらに多くのコストが必要です。
🎯 クラウドファンディング目標とストレッチゴール案
✅ 第一目標:150万円(達成済または目標)
金属製マスコンの基本モデル製作・量産
高精度ロータリーエンコーダ搭載
鉄道運転士が唸る操作感を実現。
🚀 ストレッチゴール①:250万円
【実現内容】クッション部をオリジナル設計・製作(実車同様の質感・反発)
専用の型を製作し、触り心地・弾力・見た目を完全再現。
🚀🚀 ストレッチゴール②:350万円
【実現内容】グリップを金属切削から射出成形へ切り替え(専用金型を製作)
精密な曲面と軽量化、そして本物に近い外観・表面仕上げを両立。
🚀🚀🚀ストレッチゴール③:950万円
【実現内容】運転台ユニットの製作
マスコンの右隣にあるEBやタンブラスイッチなどが収められているユニットと土台、警笛ペダルや
グラスコックピットのメーターパネルを新規で製作します。
リターンについて
すべてのご支援者様に、感謝を込めたお礼メールをお送りします。
🔹 リターン不要プラン(応援のみ)
「モノはいらないけど、応援したい」そんな方のために、返礼なしの純粋なご支援プランをご用意しました。
10,000円 応援プラン(感謝のお礼メール)
30,000円 応援プラン(お礼メールのみ)
50,000円 応援プラン(お礼メールのみ)
100,000円 応援プラン(お礼メールのみ)
150,000円 応援プラン(お礼メールのみ)
🔹 リターンありプラン
🎫 3,000円コース《お礼メール》
お礼メールのみ
🎫 5,000円コース《ステッカー付き》
お礼メール
オリジナルステッカー「大人の電車ごっこ」
🎫 7,000円コース《キーホルダー付き》
お礼メール
オリジナルステッカー
でんちょく特製キーホルダー
🎫 8,000円コース《スイッチ(IDEC・富士電機)》
お礼メール
実物準拠スイッチ ・IDEC/富士電機製 ATS確認スイッチ ・IDEC製 パンタ下げスイッチ(いずれか選択)
🎫 11,000円コース《EBリセットスイッチ》
お礼メール
EBリセットスイッチ(実物仕様)
🎫 12,000円コース《アクリルスタンド付き》
お礼メール
オリジナルステッカー
キーホルダー
アクリルスタンド(でんちょくキャラ仕様)
🎫 24,000円コース《BVE運転会ご招待》
お礼メール
1日参加チケット(限定20名)
🎫 40,000円コース《プレミアム運転会》
お礼メール
2時間貸切チケット(限定6名)
🎫 200,000円コース《でんちょく邸ご招待》
お礼メール
でんちょく自宅運転台を体験(限定1名)
🎫 850,000円コース《金属製マスコン》
お礼メール
フルメタル製・完全受注生産(限定5台)
🎫 1,250,000円コース《金属マスコン+PanelVisor豪華セット》
お礼メール
金属製マスコン
PanelVisor(限定5名)
スケジュール(予定)
2025年5月 クラウドファンディング開始
2025年5月17〜18日 BVE運転会開催(試作品の展示)
2025年8月 マスコン完成・リターン製作
2025年8月〜9月 リターン順次発送開始
最後に
皆さんの応援が、挑戦の推進力になります
これからの鉄道を担う世代にも、「運転する楽しさ」を残したい。
私が目指しているのは、鉄道を単なる趣味ではなく、「文化」として未来に残していくことです。
そのためには、“嘘のない体験”ができる機器が必要です。
この金属マスコンは、私の中で「鉄道運転士としての誇り」と「オタクとしてのこだわり」を全力で注ぎ込んだ製品です。
家庭用のリアル運転台なんて、かつては夢でした。
でも今、その夢が本当に現実になろうとしています。
あなたの支援が、この妥協なき挑戦を支える力になります。
今回のプロジェクトが達成した暁には、さらに金属製マスコンの商品展開を進めていきたいと考えています。
展開予定
■T字ワンハンドルマスコン(P4B7)
■並行リンク式T字ワンハンドルマスコン(P5B7)
この挑戦を、どうか一緒に走ってください。
でんちょく電機を、そして鉄道文化の未来を応援していただけたら嬉しいです。
心からのご支援、お待ちしています。
でんちょく
最新の活動報告
もっと見る
【クラウドファンディング最終日】でんちょくと3Dプリンターと、そしてこれからのこと
2025/05/31 11:20さあ、いよいよこのプロジェクトも最終日となりました。当初より、長期間の実施は考えておらず、「スパッとやってスパッと形にする」つもりで30日未満の期間を設定しました。それでも、想定よりはるかに早い達成に至り、心から感謝しています。今回は少し、原点のお話をさせてください。■ 私と3Dプリンターとの出会い初めて3Dプリンターでマスコンを作ったのは2017年。当時、「すずはるさん」という方が自宅運転会を頻繁に開催されており、私は毎週のようにお邪魔していました。出会いはBVE忘年会。それ以前から、Twitterで実物廃品の800形マスコンをBVEで操作している動画を見かけていて、「すごい人がいるな……」と認識していました。初対面の私は、興奮のあまり「運転させてください!!」と懇願。若さゆえの無礼を今でも思い出しますが、すずはるさんは快く応じてくれました。その後、すずはるさんが知人から3Dプリンターを譲り受けたことがきっかけで、実物ではない、オリジナル構造のマスコンを自作し始めます。段数切り替えへの対応や、後には並行リンク構造まで実装してしまうその技術力に、私は圧倒されました。それを間近で見て、「自分も作ってみたい!」と自然と思うようになりました。「3Dプリンター買って、自分で印刷すればいいよ!」というすずはるさんの一言に背中を押され、AmazonでFDM式の安価なプリンターをポチったのがすべての始まりです。当時3万円のFDM式で、届いたのはパーツの山。アクリルフレームの組立、ベルト調整、キャリブレーション……全部自分でやる必要がありました。すずはるさんにコツを教わりながら苦労して完成させたこの経験は、今思えばかけがえのない訓練でした。3Dプリンターの原理が手に取るように理解でき、耐久性にも見た目にも優れた物を作る“地力”を養ってくれました。■ すずはるさんのことすずはるさんは、鉄道に限らずメカや電子工作にも非常に詳しく、マスコンの段数切り替え対応、並行リンクの製作など、今思えば“常軌を逸した”レベルで先を行っていた方です。私の技術も彼の背中を見て育ちましたが、私がしていることは、あくまでその延長線上。完全にゼロから切り開いた彼の偉大さを、今でも痛感しています。■ 突然の訃報運転士を目指し、地元九州に戻って学科研修を終えた頃、すずはるさんの訃報が届きました。あまりの衝撃に、会社も休んで、ただただ泣きました。もう一緒に運転会ができない、ドライブにも行けない、話もできない。体調が悪そうだったので、連絡を控えていた矢先のことでした。そして何よりショックだったのが、彼の運転台やBVEデータなどの作品たちに、もう触れられないことでした。■ 鉄道と共に立ち直る失意の中でも、自分を支えてくれたのは「鉄道が好きだ」という気持ちでした。初めて本物の列車を運転した時、驚きました。BVEで体に染みついた速度感・距離感が、実車とまったく違和感なく繋がったのです。BVEは、単なるリアル“風”のシミュレーターではありません。本物を知れば知るほど、その完成度の高さに驚かされます。だからこそ、「本当にリアルな自宅運転台を作りたい」と強く思うようになりました。でも、もうすずはるさんはいない。だからこそ、自分でやるしかない。そう腹をくくり、独学でモデリングソフトを触り、1週間で左手ワンハンドルマスコンを完成させました。■ そして製品となるT字ワンハン、ブレーキ弁、ツーハンドル、新幹線……気がつけば次々と作る日々。そんな中、当時一緒に すずはる運転会に入り浸っていた友人から「売ってみたら?」と勧められ、ヤフオクに出品。軽い気持ちで数千円のつもりが、落札価格は数万円。震えました。でも、購入者の方から届いた「買える機会を作ってくれてありがとう」の言葉に救われました。作ったものを誰かが喜んでくれる。こんなにも嬉しいことはありませんでした。これが、でんちょく電機のはじまりです。■ でんちょく電機としてそれから5年、テレビ出演や雑誌掲載もして頂いたり。出荷台数は120台を超えました。本当に、本当にありがとうございます。そして今回、ついに夢だった「金属製マスコン」が形になりました。試作品は内部構造のみの段階ですが、今後も一切の妥協なく完成させていきます。■ この金属マスコンでやりたいこと・レンタルシミュレータシミュレータ筐体をイベントや施設に貸し出すことで、体験機会を増やす。・BVE運転会 全国版 金属マスコンの高耐久・高可搬性を活かし、全国各地で運転会を開催。BVEの輪を広げていきます。・The Crew Lounge(鉄道シミュレータBAR)運転台・車掌台を常設した“鉄道×バー”を10年以内にオープンさせたいと考えています。これまで「夢」として語っていたことが、今回のクラウドファンディングを通じて、「現実の目標」になりました。まずは、これまでのご支援に深く感謝申し上げます。クラウドファンディングは 本日が最終日 です。「ちょっと気になる」「応援したい」と思っていただけた方、最後のご支援・拡散をよろしくお願いいたします。最後の最後まで、駆け抜けます! もっと見る
PanelVisor第1便、ついに出荷しました!
2025/05/29 11:35直接このクラファンとは関係はないのですが、でんちょく電機初めての金属プロダクトということで。家庭用シミュレーター向け、計器パネル風ディスプレイカバー「PanelVisor」の第1便を、無事発送してまいりました!構想から試作、改良を経て、ようやく量産体制に漕ぎつけたこのPanelVisor。ご支援いただいた皆さまに、いよいよ現物をお届けできることとなり、感無量です。■ 試作から量産までの長い道のり最初の試作機が完成したのは昨年末。そこから改良を重ねた試作2号機を経て、ようやく量産仕様が完成しました。PanelVisorはフル金属製。設計以外のすべての工程を専門の業者に依頼し、最高品質で製作しています。ただし、1つだけを作るとコストが跳ね上がるため、今回は初回限定の「みんなで買えば安くなるキャンペーン」を実施しました。これは、注文数が増えれば製造ロットが増え、1台あたりの単価を抑えられるという仕組みを活かしたチャレンジでした。相応のリスクもありましたが、皆さまのご支援のおかげで実現できました。本当にありがとうございます。■ 最大の難関は「塗装」だった今回、もっとも時間と神経を使ったのが塗装工程です。最初の塗装では色味に納得がいかず、全てパテ処理+再塗装をお願いすることに。ここは絶対に妥協出来ないので、実物の廃品部品を参考に、裏面の焼けていない部分の色を色見本に指定。その上で、塗料の調合・希釈率・塗装環境などを職人さんと細かく調整し、実物に限りなく近いグレーを再現しました。非常に手間も時間もかかりましたが、妥協せずに進めた結果、納得の仕上がりとなりました。■ 手作業で仕上げられる金属製品PanelVisorは、何百台と作るような製品とは違い、一つひとつ職人が手で叩いて曲げて成形しています。量産のための金型やプレス機は使わず、金属の質感と仕上がりにこだわった製品です。鉄道車両の現場ではここまでの美観は求められませんが、「せっかく皆さんのもとに届くなら、最初は綺麗なものを」という想いから、最高品質の塗装指定で仕上げています。■ 梱包・発送のリアルな苦労PanelVisorは重さもサイズも一般の宅配便では収まりません。そこで今回は、引越し便に近い大型配送プランを利用し、段ボールの準備から梱包・発送まで専門業者に委託しました。しかし、、デリケートな商品かつ大型であるため、配送のプロも頭を抱えていました。発泡スチロールの型抜き緩衝材の導入も検討しましたが、コスト的に断念。しかし実際の梱包作業を見ていて思ったのは、「やっぱり発泡スチロールって偉大だな……」ということ。普段すぐに捨ててしまう梱包材にも、きちんと設計した人がいて、必要な理由がある。そう実感すると、なんだか感慨深くなってしまいました。■ 取扱説明書の難しさ取説制作も、想像以上に大変な作業でした。「どこまで説明するか」「どうすれば伝わるか」……慣れていない方にも分かるよう、何度も構成を練り直しながら仕上げました。“ものをつくる”とは、見えないところにこそ手間がかかっているものなんですね。■ そして次の試練は…無事PanelVisorは発送できたのですが、次はマスコンの発送が控えています。内容物や製品価値を考慮すると、保険料だけで約20万円……!さすがに寒気がしました(笑)■ クラファン終了まで、あと2日!このプロジェクトも、いよいよ残り2日となりました。ここまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。無謀ともいえるこの挑戦を「面白そうだ」と思ってくださった方たちがいたからこそ、ここまで来ることができました。最後まで走り抜けたいと思いますので、ぜひ引き続きのご支援・拡散のご協力をお願いいたします! もっと見る
【BVE運転会2025 Tokyo 開催レポート】
2025/05/24 12:07去る5月17日・18日、東京・門前仲町にて「BVE運転会2025 Tokyo」を開催いたしました。BVE運転会とは、フリーで公開されている鉄道運転シミュレータ「BVE Trainsim」を愛するプレイヤーや、路線・車両・プラグインの開発者たちが集い、運転台を囲んで鉄道談義・運転・技術交流を深めるオフラインイベントです。我々でんちょくグループが首都圏で主催するのは今回で2度目。会のクオリティを維持するため、会場費の高騰などから前回から少し間が空いてしまいましたが、今回も無事開催にこぎつけることができました。今回は計5台の運転台を出展。そのうち3台がでんちょく電機製の運転台です。今年発売のPanelVisorや、現在開発中の金属製マスコンを搭載した筐体には常に人だかりができその注目度の高さに、私たちも驚きと感謝でいっぱいでした。そして今回、とても嬉しい出会いがありました。すでにPanelVisorをご購入いただいた方が、今回のクラファンでも金属製マスコン本体を選んでくださっていて、その方が会場にいらっしゃったのです。恐る恐る、「触ってみていかがですか?」とお聞きしたところ、「やばいです!早く家に届くのが楽しみです!」と、興奮気味におっしゃってくださいました。私も思わず込み上げてしまいました。自分の作ったもので、誰かが心から喜んでくださること。これほど嬉しいことがあるでしょうか。また、今回の運転会のためにわざわざ大阪から駆けつけてくださった方も。「購入を検討していて、どうしても実物を触ってみたかった」と話してくださいました。自分が、妥協せずこだわり抜いて作ったものをこうして“本気”で求めてくださる方がいる。その熱量に、私自身が深く胸を打たれました。実は金属マスコンの筐体が完成したのは、当日の朝4:30。動作確認も不十分なまま会場に持ち込み、不安とともにスタートしました。「そもそも動くのか…」「動いても、すぐ壊れるのでは…?」そんな不安は杞憂に終わり、2日間を通して一度も不具合なし。その耐久性は、確かな自信へと変わりました。ただし同時に、改良すべき点も明確に見えてきました。パーツ構造や組み立て方法など、量産に向けてまだまだブラッシュアップの余地は多いと実感しています。しっかりと修正し、量産品に反映していきたいと思います。今からちょうど5年前、3Dプリンターで作った左ワンハンドルマスコンを初めて販売した頃、まさか自分がここまで来られるとは思ってもいませんでした。たくさんのご縁、たくさんの応援に支えられて、今があります。クラウドファンディングも、いよいよ残り1週間。最後の最後まで、全力で駆け抜けたいと思います!引き続き、応援よろしくお願いいたします! もっと見る






コメント
もっと見る