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あの日を未来の命につなぐ。西日本豪雨の学びを全国の子ども達へ

西日本豪雨災害で避難・被災をした経験から学んだことを多くの子どもたちに伝え、災害から自分と大切な人の命を守るための意識と知識をもってもらうための活動を続けていきたい。

現在の支援総額

872,000

43%

目標金額は2,000,000円

支援者数

74

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

22

あの日を未来の命につなぐ。西日本豪雨の学びを全国の子ども達へ

現在の支援総額

872,000

43%達成

あと 22

目標金額2,000,000

支援者数74

西日本豪雨災害で避難・被災をした経験から学んだことを多くの子どもたちに伝え、災害から自分と大切な人の命を守るための意識と知識をもってもらうための活動を続けていきたい。

自己紹介

「まさか、自分が被災するなんて──」平成30年7月、西日本豪雨により、岡山県倉敷市・真備町川辺地区は壊滅的な被害を受けました。

私たち「川辺復興プロジェクトあるく」は、その地で実際に被災した有志が立ち上げた、ボランティア団体です。被災から3か月後に立ち上げ、7年を迎える現在も10代~70代のメンバーで地域の再建、地域防災、そして西日本豪雨災害を伝える活動をしています。

「もう二度と、災害で命を失う人や怖い思いをする人を出したくない…」そう強く願いながら、このクラウドファンディングに挑戦しています。

また、「逃げ遅れゼロの川辺地区」を合言葉に、被災住民のつながりや生きがいづくりを目的としたサロン活動(R6年度:のべ参加人数 約1380名)も継続しています。

「もう二度と、災害で命を失う人や怖い思いをする人を出したくない…」その強い想いを胸に、今回のクラウドファンディングに挑戦しています。


このプロジェクトで実現したいこと

時間が経つにつれて、災害への関心は薄れていきます。

活動費は助成金と寄付のみ。これも、被災直後は比較的多く集まっていましたが、年月が経つとともに難しくなっているのが現状。

しかしながら、活動をしていく中で、継続的な活動や防災教育が本当に重要だと痛感しています。

私たちと同じ思いをする人を一人でも減らしたい!!

そこで、このクラウドファンディングを通して、全国の子ども達に伝える「防災・減災教育」を継続しきたいと考えています。

① 命をかけて学んだことを全国の子育て世代に伝える「防災おやこ手帳」

忙しい毎日の中で、防災について考える時間も余裕もない──。

そんな子育て世代にこそ届けたいと願い、私たちが作成したのが「防災おやこ手帳」です。第1弾「逃げて守る」、第2弾「備えて守る」の2冊で構成され、全国4万5千部を配布。

全国放送などでも取り上げられ、多くの反響をいただきました。文字数を極力減らし、難しい言葉を使わず、誰にでもわかりやすいようにこだわった内容は、子どもから高齢者まで好評をいただいています。


② 命の担い手を育てる「くらしきジュニア防災リーダー養成講座」

防災力は、大人だけでなく子どもこそ必要です。 この講座は2022年に初開催、小学5年生を対象に、毎年夏休みに3日間で行う実践的な防災教育プログラムです。

磯打千雅子氏(香川大学准教授)
橋本笙子氏(特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン 国内事業部次長)
村上浩司氏(一般社団法人epoおかやま笑顔プロジェクト)
本多卓郎氏(川辺小学校元校長)
槙原聡美(川辺復興プロジェクト あるく代表)など、
様々な専門家と連携した実践的なプログラムを提供。
大学生・高校生のサポートを受けながら、子どもたちは安心して、楽しく学ぶことができています。

「怖いけど、知っていてよかった」
「家族と話し合って、防災グッズを揃えました!」
「台風の時、おじいちゃんにも声掛けをしました」
などの声が多数寄せられ、昨年は定員の倍以上のキャンセル待ちが出ました。
今年は7月19日・20日・8月2日の開催を予定しており、継続的な開催にご支援をお願いしています。

未来の“防災リーダー”たちの育成を、今年も続けたいと考えています。


過去の開催チラシ
















③ 災害のリアルを伝え避難訓練と防災教育の重要性を伝える「防災絵本『あめがいっぱいふったらね』」

「なぜ逃げられなかったのか」「どうして備えられなかったのか」 ──それは、災害のリアルを知らなかったからかもしれません。

子どもたちに防災を教える中でも、本当の意味で災害を理解するのは難しいと感じます。映像だと強すぎる一方で、伝えなければ行動に結びつきません。

そこで、実体験に基づき、映像では伝えづらい災害の怖さを、子どもたちにもわかる形でやさしく伝える絵本を作成しました。
イラストは、実際に真備町で被災した小学生が描いています。また、母親と子ども(被災当時小学5年生、現高校生)の両方の視点を取り入れ、避難訓練や防災学習、研修などの啓発活動、家庭での話題づくりとして活用できる内容になっています。

現在は助成金により岡山県内の団体・教育機関へ配布の準備中ですが、県外や個人の希望者にも届けられるよう、増刷のためのご支援をお願いしています。クラウドファンディングで増刷を行い、リターン後は希望者への販売も予定しています。





















プロジェクト立ち上げの背景

■「まさか」が当たり前に起きる時代に

近年は地球温暖化の影響もあり、毎年のように水災害が発生しています。「晴れの国」と呼ばれる岡山県でも、2018年の西日本豪雨では、岡山県倉敷市真備町で約5,600棟が浸水、深いところでは5メートルを超える浸水深になりました。2,300人以上が取り残され、51人が命を落としました。「避難したくてもできなかった」そんな現実が、私たちのすぐ近くで起きていたのです。











■命を守るだけでは、全然足りない

防災で大切なのは、命を守ること。でも、それだけではなく「その後も生きていける」力が必要です。

避難時の恐怖、避難生活のストレス…。心に大きなダメージを抱えると、生活の再建も難しくなります。災害から7年が経過し、まちは元に戻りつつあっても、心の復興にはまだまだ時間を要します。だからこそ、“命と心”を守る防災教育が求められています。

■子どもたちを災害から守るために

災害時、「怖い」「逃げたい」と感じた子どもたちの声が、実際に避難行動のきっかけになった例もありました。子どもたちは、まっすぐに防災と向き合ってくれます。

たとえば、災害が平日の日中に起きていたら──。大人のいない時間、子どもたち自身が行動する力をもっていなければ、被害はさらに大きくなっていたかもしれません。

地域の特性、家庭の状況に合った“マイ避難計画”。与えられた情報をもとに子どもたちと大人(保護者)が一緒になって、考えていく必要があります。

■これからの時代に必要な“考える防災”

南海トラフ地震など、予測される大災害に備えるためには、マニュアル通りでは守れない命もあります。「自分で考え、自分で最善の選択をし、自分で行動にうつす」ことが大切だと感じています。

小さな頃から、防災の引き出しをたくさん用意しておくことで、いざという時に迷わず動けるようになります。

わかりやすい内容、心で学ぶ擬似体験、フェーズフリーですぐに取り入れることのできる対策など、実効性の高い内容を伝えていけたらと思っています。




リターンについて

・3,000円:お礼のメッセージ
・5,000円:上記+防災おやこ手帳 第1・2弾セット
・10,000円:上記+防災絵本『あめがいっぱいふったらね』
・30,000円:上記+小物づくりの会オリジナル作品
・50,000円:支援者名をくらしきジュニア防災リーダー養成講座で使用する資料や絵本寄贈先への送付状に掲載
・100,000円:上記+防災絵本『あめがいっぱいふったらね
・200,000円:真備町案内講話へご招待(3時間程度・日程調整)【防災おやこ手帳第1弾・第2弾 2冊セット】


決壊した末政川の現在防災公園「まびふれあい公園」









スケジュール

7月:クラウドファンディング終了
9月:リターン発送


資金の使い道

防災おやこ手帳増刷費 10万
くらしきジュニア防災リーダー養成講座開催費 50万
絵本増刷費 50万
運営費(家賃・光熱費・印刷費) 90万
合計200万円


最後に

災害から7年間、多くの方にご支援いただき活動を続けてきました。そして、真備町の教訓を伝える活動にも力を入れてきました。

活動の主な資金は、助成金とご寄付です。助成金の性質上、新規事業であることを重要視されることが多く、「川辺復興プロジェクトあるく」としての活動を続けていくための運営費も助成金では賄えません。

災害は、忘れた頃にやってくるものではありません。今、目の前にあるリスクに、どう備え、どう伝えていくか──それが、命を守る分かれ道になることを、私たちは身をもって知っています。

あの日、失った命を無駄にしないために。そして、これから生きる命を守るために。ともに、備え、つながり、助け合える未来をつくっていきましょう。

あなたの応援が、これからの活動につながり、次の命を守ります。どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。



【川辺復興プロジェクト あるく】

■沿革

平成30年西日本豪雨災害をきっかけに2018年10月に活動開始
2019年 地域防災活動スタート
2020年「第1弾 防災おやこ手帳」を発行
2021年「黄色いタスキ大作戦」発案
2022年「第2弾 防災おやこ手帳」発行、くらしきジュニア防災リーダー養成講座開講
2023年「あの日から5年 今思うこと 今伝えたいことを川柳にのせて」発行(他団体と共同事業)
2024年 地区防災計画「川辺地区みんなのぼうさいガイドライン」発行(他団体と共同事業)
2025年 平成30年西日本豪雨災害を伝える絵本「あめがいっぱいふったらね」発行
※防災に関する取り組みのみ

■受賞歴

2020年 地域再生大賞 優秀賞
2021年 岡山県備中県民局 地域づくり推進賞(県民局長賞)
2023年 令和5年度防災功労者防災担当大臣表彰
2024年 土木学会安全問題討論会24デザイン部門 審査員特別賞








支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 私が防災啓発で大切にしていることは「災害のリアル」を伝えること。それが一番の、防災スイッチになると思っているからです。ところが、災害から7年が経過してくると、町の中には被害の爪痕もなくなってきます。真備町では伝承をするために、さまざまな取り組みをされていますが、どうしても生々しさは伝わり辛くなります。私たちは決して、悲劇のヒロインではありませんし、過去に囚われたいわけでもありません。ただ、被災地にいたからこそ、被災者になったからこそわかったことは、被害に遭う前に知っておくと自分と大切な人を助けることにつながると感じたから、事実を語っていきたいと思っています。真備町に来てくださり、講演だけではなくて町内の見学をしてくださる団体様が増えてきています。伝え方の工夫は常に必要です。大人でも伝えるための準備は必要ですが、経験の少ない子どもならさらに伝わるようにすることが難しいと感じます。私たちは、一方的に伝えるのではなく、どのようにすれば伝わり、考えるきっかけにしてもらえるかをずっとテーマにしています。そこから、今回の絵本の作成と防災おやこ手帳、そして、くらしきジュニア防災リーダー養成講座につながっているんです。明日は、市内の小学校と県外からの視察受け入れの予定です。しっかりと、伝わり考えていただく時間になればと思っています。写真は昨年、観音寺市から視察に来てくださった時の様子です。「平成30年西日本豪雨災害の浸水ラインを見上げて」 もっと見る
  • テレビでも取り上げられた防災おやこ手帳発祥のキーワード『マイ避難先』これは、家庭や自分に合わせて「避難したい」と思える避難先を考えておくことです。西日本豪雨災害の時には、公的避難所に避難者が殺到し、入りきれない状況になっていました。それを理由にしてはいけないですが、それでも、避難先がなくて仕方なく諦めて自宅に戻った方もいらっしゃいます。ですので、公的な避難所だけに頼らず、知人・親戚宅(お泊まり避難)、テント車中泊(アウトドア避難)ホテルや旅館(プチご褒美避難)など、視野を広げて避難先を考え、しかも複数の避難先を想定しておくことを手帳の中では提案しています。要するに、分散避難+自分や家庭にとって最適な避難先の考え方なんです。防災おやこ手帳が発行されたのは、コロナ禍前でしたので、分散避難という言葉もない時でした。そもそも、人が同じ場所に密集しないための呼びかけとしての分散避難でしたね。避難所がキャパオーバーすることを考えると分散避難は大切なポイントとなります。そしてさらに、「マイ避難先」のいいところは、避難のハードルが下がること。自分で納得して決めた避難先であれば、避難が必要になった時に判断に迷うことも少なくなります。渋滞や密集のリスクも避けやすくなることもあります。ぜひ、「マイ避難先」を皆さんも考えてみてください。ちなみに、真備町のママたちの話を聞くと、一番人気は避難所の駐車場(運動場)で車中泊です。(あるく代表調べ)車中泊や車中避難はプライベートも確保しやすいので、人気かもしれません。ただし、暑さ・寒さ対策、エコノミー症候群対策、衛生環境対策などなど対策をしっかりしておきましょうね。 もっと見る
  • 3回目の話題は、構成です。防災おやこ手帳(第1弾)はあのときこうだった・・・水害エピソードステップ1「マイ避難先」を考えてみよう!ステップ2「避難スイッチ」を決めておこう!ステップ3「持っていくもの」を準備しておこう!防災情報おすすめサイト&アプリ以上の内容です。まずは、体験談を読んでもらうことで、防災のやる気スイッチを押します!次に、自分はどこに避難したいのか考えてもらいます。今では、分散避難が呼びかけられ、公的な避難場所以外にも考えておくことが主流となっていますが、ほとんどの地域で、全ての住民を収容できる十分な避難施設がない場合が多いです。公的な避難所以外にも考えておくこと、そして、子どもさんがいる場合は親がいない時の避難も考えるように促されています。次に、いつ避難するのかを考えるページです。警戒レベル3以上になると市町村から避難の呼びかけがありますが、避難する場所や移動距離などから、いつ避難をするのかを考えることが大切なポイントになります。家族に高齢者や乳幼児、妊産婦さん、障害がある方はもちろんですが、避難距離のある方も早めの避難が必要になります。そして、次に持ち物です。一般的な「非常用持ち出し品」のリストを見ると、とてもたくさんの物品が並んでいますが、本当にそれだけで足りるのか・・・という疑問もあります。備えあれば・・・と言いますが、家族を連れての避難、限られた物しか持ち出せないのが現実です。また、完璧に揃えておこう!と思うと、人は行動に移しにくいもの。だから、一つのヒントとして、避難先に合わせた必要なものを用意する。ということをお伝えしています。。もちろん、思っていた避難先に避難できるとは限りませんが、それでも、初めて持ち出し品を用意する人にとっては、準備しやすくなると思います。私の場合は、実家に避難するので、最低限の着替えや貴重品、もし、たどり着けなくなった場合のちょっとした食料が最低限の準備品になるかと思います。(実家で洗濯できて、お風呂も入れる、食事も頼るつもりで)このように、防災おやこ手帳は、防災の対策を考えやすく、少しでも準備をする後押しになるように考えられています。防災おやこ手帳はクラファンの返礼品にもなっていますが、必要な方にはお届けをさせていただいています。詳しくはHPをご覧ください。https://aruku2018.org/ もっと見る

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