Please get in touch if you have any questions, interests or business ideas.

GET IN TOUCH

Check our Terms and Privacy Policy.

信越トレイルを歩く人が立ち寄れる山小屋のような「里山の駅・涌井堂」にトイレを設置

信越トレイルを歩くハイカーが立ち寄れる山小屋のような場所「里山の駅・涌井堂」開設に向け、古民家の“ボットン便所”を改修、土足で気軽に利用できる公衆トイレにしたい。斑尾山と苗場山を結ぶ110kmの信越トレイルにおいて涌井堂は、水や食糧の補給地点として、また地域との接点として2027年オープンを目指す。

現在の支援総額

276,000

25%

目標金額は1,100,000円

支援者数

31

募集終了まで残り

21

信越トレイルを歩く人が立ち寄れる山小屋のような「里山の駅・涌井堂」にトイレを設置

現在の支援総額

276,000

25%達成

あと 21

目標金額1,100,000

支援者数31

信越トレイルを歩くハイカーが立ち寄れる山小屋のような場所「里山の駅・涌井堂」開設に向け、古民家の“ボットン便所”を改修、土足で気軽に利用できる公衆トイレにしたい。斑尾山と苗場山を結ぶ110kmの信越トレイルにおいて涌井堂は、水や食糧の補給地点として、また地域との接点として2027年オープンを目指す。

地域おこし協力隊の活動に応援と資金を集めるクラウドファンディング

「HIOKOSHI」サポートプロジェクト

自己紹介

 長野県 飯山(いいやま)市・地域おこし協力隊の西沢と申します。2022年に「信越トレイル」110km を通して歩き、その道中で録りためた環境音を1枚のCDにまとめ、『74分間の信越トレイル』として自費出版。これがキッカケとなり、2024年から地域おこし協力隊として信越トレイルの運営等に関わっています。

地域おこし協力隊 活動報告会 より

実現したいこと

 このプロジェクトでは、「里山の駅・涌井堂」(以下、涌井堂)の土台となる古民家の “ボットン便所” を改修し、誰もが利用しやすい公衆トイレとしてのリニューアルを目指します。
 ちなみに “ボットン便所” とは、便器と便槽(タンク)が直結しているトイレのこと。つまり、便器の穴を覗けば便が見える、という代物です。まずこの便器を「簡易水洗」に交換し、水洗トイレに近い感覚でお使いいただけるようにします。また、現状は “一般家庭のトイレ” なので、土足で気兼ねなく利用できるよう工事します。


便器の中は……お見せできません!

 トイレは涌井堂の中にあります。自由に出入りいただけるエリアにあり、隣はハイカーが集える広間となる予定です。

 さて、「単なるトイレの工事か」と思われるかも知れませんが、その工事費の捻出は困難を極めます――涌井堂は飯山市の中でも雪深いエリアに位置し、冬期は積雪が 4m を超えることも珍しくありません。信越トレイル上では 8m に達する場所もあり、1年のうち約半年しか歩けないという商売が困難な土地なのです。

冬の涌井。これでも序の口。

 多くの人が訪れるような観光地でもないので、有料トイレであっても年に数回必要な汲み取りの費用を賄えるかも不透明、改修費の回収(ダジャレです) はおそらく難しいでしょう――そこで、クラウドファンディングで皆さんのお力をお借りすることにしました。


涌井堂とは 〜 プロジェクト立ち上げの背景

涌井堂

 「信越トレイル」とは、「長野県と新潟県の県境に連なる、斑尾山と苗場山とを結ぶ 110km の歩く道」です。そんな信越トレイルの運営に携わる中で見えてきたのは、「ハイカーと地域との接点が少ない」という課題でした。トレイルのほとんどが山の中を通るため、ハイカーからは地域が見えず、また地域に暮らす人々もハイカーと出会う機会が無いに等しいのです。
 さらに、いくつかあるビジターセンターもそのほとんどがトレイルから遠く、信越トレイルクラブ事務局のある「なべくら高原・森の家」もトレイルから徒歩で2時間弱。事務局員もハイカーのみなさんと交流したいのですが……

 そこで目をつけたのが、信越トレイルのセクション 2 と 3 の境に位置する「涌井」です――なぜなら涌井は信越トレイルと交差する数限られた集落のひとつで、次なる集落(森宮野原駅周辺)までは 3日間ほど歩かねばなりません(ひたすら山の中!)――テントをはじめとした衣食住のすべてを背負って 110km を歩くハイカーが、この涌井集落で水や食糧を補給したり、清潔なトイレを使えたら……そんな着想から「涌井堂」を構想、今回のクラウドファンディングでは、そのトイレに的を絞ってご協力をお願いすることにしました。詳しいストーリーは、発起人の note マガジン『里山の駅・涌井堂』をご覧ください。

 涌井堂の目指す姿は、「信越トレイルを歩いたら、ここに立ち寄りたい」と思ってもらえるような、ハイカーが集う場所。涌井堂はトレイルから見える位置にあり、セクション 2 と 3 の境から 80mほど歩けばOK!
 もし涌井堂にトイレがなければ、涌井から最寄りのトイレは、斑尾山側の希望湖まで2時間ほど歩くか、約5時間かけて桂池テントサイトまで行くか……結局は山の中で用を足すことになるのですけれど。


『雪国 89歳の郵便配達おばあちゃん』

 これは本のタイトルなのですが、「ハイカーをもてなすような場所をつくろう!」と思い立った動機のひとつに、清水咲栄さんの存在があります。10年以上前に他界されたそのおばあちゃんは、冬の間だけ涌井集落(とその隣の堰口)の郵便配達を請け負っていたそう――というのも、豪雪でどこが誰の家だかわからないうえに渡辺さんだらけの集落だから、表札が見えたとしても新人さんはお手上げなのだとか――雪の斜面をソリで滑りおり郵便配達に向かう姿は、幾度となくテレビでもとりあげられたそうです。
  上の写真の赤い屋根が故・咲栄ばあちゃんのお家(涌井堂ではありません)。信越トレイルを歩くハイカーから自然と目に入る場所にあり、立ち話をしたり水を補給してあげたりといった交流があったそうで……


「信越トレイルに足りないのは、これだ!」


トレイルマジックの実施

 涌井堂を構想し始めた2024年、涌井集落で「トレイルマジック」を実施しました。これはお遍路でいうところの “お接待” で、トレイルを歩くハイカーに軽食などを振る舞ったりするものです。信越トレイル事務局のあるなべくら高原・森の家で事務作業をしているとハイカーとはほとんど出会えないのですが……実際に歩いている人と話せるだけで俄然やる気が湧いてきますね!実際、お茶を飲みながら宿泊所の相談を受けたりと、“出張ビジターセンター” のような場面もありました。

字を間違えていました……「湧」ではなく「涌」です!


現在の準備状況

 古民家の残置家財片付けや粗大ごみ搬出、清掃など行いながら、抜け落ちそうな床の大規模修繕工事を予定しています。まずは住める状態にし、2025年の夏には入居したいと考えています。

まるまる残っている家財をひたすら片付け、45㍑ のゴミ袋を150袋以上使いました。


リターンについて

▶スマートフォンでご覧の場合、リターンの一覧はページの最下部に表示されます

----------
リターン品は日本国内のみお届け可能です。

I'm really sorry, but unfortunately, we can't ship the reward items outside of Japan!
But if you ever stop by Wakuidō(涌井堂), we'd be happy to give it to you in person!

----------

●涌井堂ステッカー
 屋外でもご利用いただける素材です。サイズおよびデザインは変更となる場合があります。原案は私、製作は信越トレイル事務局員でアパラチアントレイルのスルーハイカーでもある、佐藤有希さんにご協力いただきました。
 - サイズ(約):幅40mm × 高さ50mm
 - 素材/材質:塩ビ(白色)、マットPVC


●信越トレイルロゴ(道標レプリカ)ステッカー
 信越トレイルクラブのオリジナルグッズです。
 - サイズ(約):幅76mm × 高さ99mm
- 素材/材質:塩ビ(白色)、マットPVC車に貼ったステッカー


●CD『74分間の信越トレイル』
 信越トレイル上の環境音を、74分間に凝縮したCDです。

74分間の信越トレイル


●涌井堂トイレ永年利用権
 1回200円(予価)の利用料を支払うことなく、トイレを永年(涌井堂が続く限り)ご利用いただける権利です。権利を証明するステッカーもしくはカード等を予定しています。ご本人様のみ有効です。


●鈴木栄治さんの「手作り木製スプーン」
 涌井堂で販売を予定している木製スプーンを先行してお作りします。信越トレイルクラブ事務局員でアパラチアントレイル(約3,500km)を歩いたハイカーでもある鈴木栄治さんは、信越トレイルクラブ事務局のある「なべくら高原・森の家」からほど近い場所で暮らしながら、木のスプーンを製作しています。どんな形状、材質になるかはお楽しみに!(3本セットではなく1本です)

♪ポッドキャスト『語っていいやま!』#7【柄山のスプーンおじさん】


●涌井堂でのイベント開催権(1日間のみ、冬期を除く)
 6〜8畳ほどの狭い空間ではありますが、涌井堂でイベントを開催いただけます。冬期は近隣の駐車場が雪に埋もれてしまうため、基本的には開催できないと思います。また、厨房設備はありませんので、飲食の提供には制限がございます。なお、権利は涌井堂が存続する限り有効ですが、権利の譲渡はできません。リターン品として権利書をお渡しします。


●1日1組限定「ツリーハウス小森」25% OFF 割引券
 涌井からほど近い大川地区(長野県飯山市大字旭1532-13)にある「ツリーハウス小森」に、2名1組様でのご利用に限り、25% OFF にてご一泊いただける割引券です。施設についてはホームページをご覧ください。
https://treehouse-oef.com/
https://www.instagram.com/iiyamaforestbase292/
※トイレの改修工事を担当くださる大津工務店さんが運営する施設です

ツリーハウス小森

 - 2026年シーズンのみ有効です
 - 1名様の場合は割引券をご利用いただけません
 - 2名を超える場合は、通常料金(10,000円*/1名)でご宿泊いただけます
 (*2025年5月現在の料金です)
 - 交通費等は支援者様ご負担となります
 - 食事はつきません
 - 割引はツリーハウスの宿泊代のみ適用となります
 - 提供方法:割引券を郵送いたします。ご予約はお電話にて、クラウドファンディング支援者である旨をお伝えいただき、支援者様ご自身でのご予約をお願いいたします(割引の都合、“なっぷ” からはご予約いただけません)。


●note マガジン『里山の駅・涌井堂』へのお名前掲載
 下記URL のマガジンにお名前(本名以外も可、企業名も可)を掲載させていただきます。ご希望ならリンクも1件まで掲載します。
https://note.com/486/m/m70ab4865d5b6

 - 掲載期間:事業が存続する限り、かつ note のサービスが継続する限り掲載。
 - 掲載方法:文字のみ。リンクはお名前に埋め込みますので URL をご記入ください。ただし、公序良俗に反するページ等の場合、掲載いたしかねます。
 - 注意事項:支援時、備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。


スケジュール

--- 2025年 ----------
4月〜 残置家財片付け、粗大ごみ搬出
6月  清掃、大規模改修(抜け落ちそうな床の修繕等)
7月  引っ越し(定住)
8月  クラウドファンディング〆切
9月〜 トイレ改修工事
※ネクストゴールを達成できたら、ハイカーが集う空間の改修等に充てさせていただきます

--- 2026年 ----------
2月〜 リターンお届け
5月  プレオープン

--- 2027年 ----------
1月  地域おこし協力隊の任期満了
4月  正式オープン


目標金額を達成できなかった場合

 特に水回りの工事に費用がかかるため、「ボットン形式のまま便器だけ交換」などといったケースも考えられます。簡易水洗よりボットン形式の方が、水を使わない分だけ汲み取り費用(維持管理コスト)を削減できるメリットはあります。とはいえ、やはり気持ちよくトイレを使っていただきたいので、目標金額を達成できることを願っています!


最後に

 東京から飯山への移住は一大決心でした。「オーケストラの録音」という仕事はコンサートホールが集中する都心でないと成り立ちにくく、「東京を離れる = 仕事が激減する」なのです……そんな不安や迷いにとらわれていたのですが、信越トレイルを歩いてから「土のあるところで暮らしたい」と一層思うようになり、移住を決断したのです。

 涌井堂の構想は飯山に来てから浮かんできたもので、移住する前は微塵も考えていませんでした。そんな、「この土地で暮らしたからこその発想」を大切に育てていきたいですし、「私がやらずに誰がやる?」というクレイジーな(=儲からない)事業でもあるので、応援いただけると嬉しいです。

 目標金額は、信越トレイルの「全長 110km」から験を担いで【110万円】としましたが、トイレの改修工事費としてはギリギリの金額です。ハイカーが集う空間とする予定の部屋も、床が腐りかけており修繕が必要そうですし、簡易宿泊やテントサイト整備の構想もあります。そんなネクストゴールも目指せたら……拡散いただくだけでもかまいませんので、ご協力をよろしくお願いします!

instagram でも、涌井堂開設に向けた準備の模様をお届けしています。ぜひフォローしてください!

https://www.instagram.com/wakuido_satoyama/

おまけ

地域おこし協力隊の活動の一環で、信越トレイルを題材とした映像や、ポッドキャスト『語っていいやま!』を製作しています。

ポッドキャスト『語っていいやま!』

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

地域おこし協力隊のためのクラファン
あなたも挑戦してみませんか?

無料
掲載をご検討の方はこちら

最新の活動報告

もっと見る
  • こんにちは。涌井堂のにしやんです。 おかげさまで、現在 20名超の方にご支援をいただいています。金銭面だけでなく、「片付け手伝うよ〜」、「机が余っているけど使う?」などといったお申し出もあり、とても嬉しいです! さて、一般的に、目標達成しているクラウドファンディングは現時点で目標の 30%程度に到達している傾向にあるようで、正直ちょっと焦っています。そんな折、心強い後押しが……長野県全域をカバーする「信濃毎日新聞」に、涌井堂開設に向けた取り組みを掲載いただきました!ご支援くださったみなさまはすでにご存知の内容ですが、よろしければご覧ください。▶信濃毎日新聞デジタルhttps://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025062600093 この頃は、引っ越しに向け、住居部分の改修に向けた準備や掃除を進めています。引き続きの応援、どうぞよろしくお願いいたします!※写真は、手伝いに(冷やかしに?) 駆けつけてくれた、地域おこし協力隊の同志。 もっと見る
  • こんにちは!涌井堂のにしやんです。 クラウドファンディングとは直接関係ないのですが、涌井堂となる古民家の片付けがひとつの節目を迎えました。150袋以上使った45㍑のゴミ袋が、家の中からほぼ無くなったのです!冷蔵庫や流し台などを運び出し、ゴミ袋が残った台所。湿気で腐った床は、今にも抜け落ちそう。 一泊二日で軽トラックを借りて、涌井堂とごみ処理施設を往復すること数回……産廃業者さんにお願いするとそれなりの費用がかかるので、できることは自分でやって経費削減。家財がすべて残った状態から、ようやくここまで来ました!ゴミ袋も片付いて、次なるフェーズの床剥がし。 ハイカーのたまり場となる予定の部屋は未だ手つかず。まずは住めるようにして、暮らしながら改修していく予定です。ハイカーのたまり場となる予定の部屋。今は、手伝いに来てくれた方の簡易休憩所。現時点で20名の方からご支援をいただきました!引き続きよろしくお願いします。飯山市地域おこし協力隊のページhttps://www.facebook.com/share/p/16iGSZTP4Y/?mibextid=wwXIfr▶シェアをよろしくお願いしますhttps://camp-fire.jp/projects/846605/view▶インスタグラムで近況を発信していますhttps://www.instagram.com/wakuido_satoyama/▶note 里山の駅・涌井堂https://note.com/486/m/m70ab4865d5b6 もっと見る
  •  こんにちは!涌井堂のにしやんです。私は言ってみれば「住み込みの管理人」、涌井堂を山小屋のような場所として運営するために、今は【まずは自宅として住める状態にする】を目標に活動しています。 先日、助っ人の力を借りて、冷蔵庫や食器棚、タンスなどといった “大物” を片付けました。そしてようやく、台所の床を剥がし始めることができました。湿気のせいもあり床がベコベコなので、最優先で修繕したいのです(居住部分については、自費および DIY で行っています)。 さて、ありがたいことに現時点で10万円、目標の約10%となるご支援をいただきました。金銭面だけでなく、「ページをこうしたらもっとわかりやすくなるよ」といったアドバイスや「チラシを置くよ!」というお申し出など、間接的にもたくさんのご支援を頂戴しています。本当にありがとうございます!▶シェアをよろしくお願いしますhttps://camp-fire.jp/projects/846605/view▶インスタグラムで近況を発信していますhttps://www.instagram.com/wakuido_satoyama/▶note 里山の駅・涌井堂https://note.com/486/m/m70ab4865d5b6 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト