支援募集が終了しました

性被害予防教育アニメーションを全国の子どもたちに届けたい!

小学校低学年向けの『性被害予防教育アニメーション』を制作したいと思っています。幼い子どもたちを狙った性犯罪は後をたたず、深刻な状況にありますが、日本ではまだまだ対策が進んでいません。子ども自身が自分を守れるよう、学校の授業でも活用できる教育ビデオをアニメーションで制作します。

現在の支援総額

1,045,000

34%

目標金額は3,000,000円

支援者数

30

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/08/07に募集を開始し、 2025/10/05に募集を終了しました

性被害予防教育アニメーションを全国の子どもたちに届けたい!

現在の支援総額

1,045,000

34%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数30

このプロジェクトは、2025/08/07に募集を開始し、 2025/10/05に募集を終了しました

小学校低学年向けの『性被害予防教育アニメーション』を制作したいと思っています。幼い子どもたちを狙った性犯罪は後をたたず、深刻な状況にありますが、日本ではまだまだ対策が進んでいません。子ども自身が自分を守れるよう、学校の授業でも活用できる教育ビデオをアニメーションで制作します。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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はじめまして
私たちは、映像制作チームimageforestです。

 「imageforest」は、福岡に拠点を置く映像制作オフィスです。
 日本映画監督協会所属の映画監督/豊田徳章と、元フリーアナウンサー/山口はるみの夫婦で運営しており、40年以上にわたる活動実績があります。国立博物館や県立美術館等の展示映像、自治体・企業のPRビデオ、記録映画等を手掛けてきました。


福岡県警の飲酒運転撲滅キャンペーン映画
『福岡県警飲酒運転啓発映画〜もう誰もあなたを信じない』 

子ども向け短編
『pino movie〜トゲトゲ森とふわふわ猫』
 

 2019年。子どもへの性暴力をテーマとしたドキュメンタリー映画『ずっと助けてと叫んでた』を自主制作し、以来、『子どもを性暴力から守る』という取り組みは、私たちimageforestのライフワークとなりました。
『ずっと助けてと叫んでた』が地元福岡で上映される際は、「子どもたちを守るために今できること〜取材の現場から」というタイトルで山口が講演させていただくことも多く、たくさんの方々のご賛同に支えられながら、現在も協働の輪を広げる活動を続けています。 

 プロジェクト

『子どもたちを守るために』

 このプロジェクトでは、子どもが性暴力被害に遭わないよう、性被害を予防する為の教育アニメーション『わるい人から自分をまもるために』の制作費へのご協力を募りたいと思っています。

 子どもが性暴力被害に遭ってしまう事例はあとをたちません。
 近年ようやく、思春期の子どもたちに向けた性被害教育が行われるようになってきましたが、低学年の子どもたちに向けた取り組みは、未だ一向に進んでいません。

 小さな子どもが自分を守るのはとても難しく、年齢が低ければ低いほど、被害を回避するのは困難です。『わるい人から自分をまもるために』では、アニメーションを用い、幼い子どもにもわかりやすく、怖くない表現方法で、子ども自身が身を守れるよう、その方策を具体的に伝えます。


1)「わるい人」ってどんな人?

 「悪い人に気をつけようね」と言われても、子どもは、誰が悪い人で、誰を信じたらいいのかわかりません。この教育ビデオでは、加害行為を行なった元受刑者が開示した「実際の犯行手口」を検証し、どのような状況でどんなふうに子供を誘い出すのか、そのパターンを示しながら、子どもたちに自分を守るための具体的な方法を伝えます。

 「こんなことを言う人は悪い人だよ」
 「こわがらなくていいよ。それは嘘だから」
 「水着で隠れるところとお口はとっても大事なところ。勝手に他の人が見たり触ったりしてはいけないんだよ。嫌だと言っていい。言う通りにしなくてもいいよ」


2)学校の授業でも使えるように

 教師による性犯罪が報道されるようになり、近年ようやく危機感が高まってきました。一方で、誠実な先生方もたくさんいらっしゃいます。
 このビデオでは、どのような先生も同じ内容の授業が行えるよう、大切なポイントや注意点、授業の進め方などをブックレット掲載し、子どもだけでなく、大人の注意喚起も促しながら、先生方の新たな意識共有の構築を目指します。
 小学校の先生方にもご協力いただき、子どもが恐怖心を抱かないための配慮や、子どもが飽きてしまうタイミングにインターバルやクイズを挟むなど、様々なアドバイスを反映させます。


3)助けてくれる大人は必ずいる

 子どもへの性暴力をテーマとした『ずっと助けてと叫んでた』をご覧下さった多くの方々から「世の中に子どもに関わる支援者の方がこんなにたくさんいるなんて知らなかった」「観る前は怖いドキュメンタリーかと思っていたけど、見終わった後はなぜか明るい気持ちになっていた」などのご感想を頂きました。 
 制作者自身も、子どもへの性犯罪について調べれば調べるほどに、暗澹たる気持ちに沈むことが多かったのですが、実際の取材が始まると、お心ある支援者の方々の姿に触れ、社会の潜在的な力と希望を見出す思いでした。 

 この気持ちを届けることも、このアニメーションの大切なテーマです。

 「残念だけど悪い人はいるよ。でも!助けてくれる大人もたくさんいる! 
 
 たとえばね・・・」 
 「悪い人のことを秘密にしなくてもいいんだよ。こんな人に相談してね!」

 
 こうしたメッセージを、日本全国の子どもたちに届け、
『一人でも多くの子どもの被害を未然に防ぐこと』
『一人でも多くの子どもを性暴力の現場から救い出すこと』

を目指します。



活動のきっかけとなった
自主制作映画『ずっと助けてと叫んでた』

 2019年に自主制作した映画『ずっと助けてと叫んでた』は、「子どもの頃に性暴力を受け、長い間死の淵を彷徨っていた女性が、多くの支援者の尽力により、心と体を取り戻していくまで」を描いたドキュメンタリーです。

 DVD化し、教育ビデオとして販売したところ大きな反響をいただき、全国の自治体や多くの団体にご購入して下さいました。販売実績は300本を超え、現在も、各地の自治体やPTA役員の方の研修会、市民センターでの上映会などでご活用いただいております。 

『ずっと助けてと叫んでた』ダイジェスト

 私たちimageforestは、本作の取材過程で、たくさんの子どもたちが性暴力被害に遭い、誰にも言えないままその記憶に苦しみ続けているという実態を知りました。
 その被害件数は想像を絶するもので、制作者である私たちも大変なショックを受けました。

 全国各地で上映会が開かれるようになってからは、被害当事者の方からのメールやお手紙もたくさん届くようになり、
「子どもの頃、逃げる方法がわからなかった。加害者に従うという選択肢しかなかった」
「もしもあの時助けてくれる大人がいることを知っていたら・・・」

というお声に触れ、その数の多さに愕然とするとともに、こんなにもたくさんの方が小さい頃に被害を受け、誰にも言えずに苦しんでこられたということ、そして、きっと私たちの身近にも、声なき被害者はたくさんいるはずだということにも思い至りました。
 事実、映画完成後、制作者である私たちの友人知人から「実は私も・・・」と打ち明けられることは少なくなく、これほど甚大な被害が置き去りにされてきたことに強い違和感を感じずにはいられません。

 取材を通じ、「現状を知った者」としての責任を痛感します。
 そして。映画の制作者としてだけでなく、社会の一人の大人として、「次世代の子どもに、同じ思いをさせてはならない」というバトンを受け取った気持ちです。


リターンについて

【応援コース】

 ⭐︎1,000円、⭐︎3,000円、⭐︎5,000円、⭐︎8,000円、⭐︎10,000円

 制作者より、心をこめた御礼のメールをお送りいたします。

 ※金額を問わず、全て同じリターンです。

【リターン付きコース】

A  5,000円
『わるい人から自分をまもるために』のDVDブックレットにお名前を掲載します。

B  12,000円
①『わるい人から自分をまもるために』のDVDブックレットにお名前を掲載します。
②『ずっと助けてと叫んでた/個人視聴用』DVDをお送りいたします。

C  50,000円
①『わるい人から自分をまもるために』のDVDブックレットにお名前を掲載します。
②『ずっと助けてと叫んでた/個人視聴用』DVDをお送りいたします。
③『わるい人から自分をまもるために』のDVD完成後、定価から10%OFFでご購入いただけます。
※DVD一般販売価格 ¥77,000→¥69,300
※学校購入の場合は ¥38,500→¥34,650

70,000円
①『わるい人から自分をまもるために』のDVDブックレットにお名前を掲載します。
②『ずっと助けてと叫んでた/個人視聴用』DVDをお送りいたします。
③『わるい人から自分をまもるために』のDVD完成後、定価から20%OFFでご購入いただけます。
※DVD一般販売価格 ¥77,000→¥61,600
※学校購入の場合は ¥38,500→¥30,800

100,000円
①『わるい人から自分をまもるために』のDVDブックレットにお名前を掲載します。
②『ずっと助けてと叫んでた/個人視聴用』DVDをお送りいたします。
③『わるい人から自分をまもるために』のDVD完成後、定価から30%OFFでご購入いただけます。
※DVD一般販売価格 ¥77,000→¥53,900
※学校購入の場合は ¥38,500→¥26,950


チャレンジスケジュールについて

2025年8月7日 チャレンジスタート
      10月5日 チャレンジ終了

    10月下旬 性被害予防教育アニメーション制作スタート
     ↓        随時、制作の進捗状況をHPにアップ
       2026年2月 性被害予防教育アニメーション完成


私たちの思い

『ずっと助けてと叫んでた』をご視聴くださった方の中には、お子さんを持つ保護者の方も多く、真摯なご感想をたくさんお寄せいただきました。

 

 また、「次はこどもに見せる映画を作ってください」というご要望もたくさん頂きました。 
 現在、性被害予防教育が行われているのは、小学校高学年以上の思春期の子どもたちに留まっており、低学年に向けた取り組みは未だ誰も踏み出せていません。
 時代が進み、潜在的なニーズは高まっているにも関わらず、幼い子どもへの性暴力については誰もが目を背けたままです。
 大きな理由としては、「子どもが性犯罪の犠牲になってしまうのはごく稀なことで、多くの子どもはしっかりと守られているはず」と思う大人がまだまだ多く、危機感が高まっていないということ、また、小さな子どもに性犯罪の予防教育をするのは難しいと考える教育者や識者が多いということが挙げられます。
 確かに、子どもへの予防教育は、難しいですよね。制作者自身も子どもを持つ親ですが、子どもが小さかった頃に「性被害」や「自分の体を守ること」について、具体的な言葉で伝えるということはできませんでした。
 でも、このような私たちの感情を逆手に取り、社会の空気を隠れ蓑にし、今こうしている間にも、加害者たちは次々と犯行に及んでいます。
 加害行為は、教師や近所の大人、親戚や身内など、親しい関係性の中で行われることも少なくありません。犯行は、ごく身近な環境下、日常の中で起こります。道を聞かれて案内しようとした矢先に被害に遭ったり、ショッピングモールや公園のトイレ、路上に駐車した車などに突然押し込まれる、などというケースも多発しています。
 被害者の個人情報の流出や2次被害を懸念し、多くの事件は報道されない為、社会の危機感は高まることなく、犯行だけが人知れず繰り返され、犯罪の抑止力となる法整備も、整うまでまだまだ長い時間がかかるとみられています。 
 取材を通して実感したのは、このような事件は決して近年に始まったことではなく、昔からずっと続いてきた犯罪であるということ、多くの被害者が口をつぐみ、たった一人で苦しみ続けてきたということです。

 また、被害者は女の子に限らず、男の子が犠牲になる事例もたくさん発生しているということも広く知っていただきたいと願ってやみません。
 『ずっと助けてと叫んでた』の中でもお伝えしたのですが、男の子が、自身の被害を誰かに打ち明けることは女の子より少なく、その実数は未だ未知数のまま、把握しきれていません。

 ある加害者が刑期を終えて出所した際、ニュース番組の取材を受け、モザイクや声の加工に守られながら、カメラの前で語っていました。
「声をかけてついてこない男の子はほとんどいない。遊ぼうと誘い、自宅に連れ込んだ。200回以上成功した」
 たった一人の加害者の犠牲になった子どもが200人以上。
 いったいどれほどの子どもたちが被害体験に苦しんでいるか、想像するだけで胸が痛みます。
 こうした犯罪の現場は撮影されていることがとても多く、SNS上で日々高額取引され、画像や映像が拡散されています。
 幼い子どもたちが性的に搾取され、性的に消費され続けているにも関わらず、取り締まることは非常に困難で、私たち大人や社会は手をこまねいているというのが現状です。

小さな子どもは、自分が何をされているかわかりません。
また、加害者の脅迫や嘘をそのまま信じ込んでしまいます。
加害者の手口は様々で、
「今されたことはすごく悪いことで、このことを誰かに言ったら、お前も警察に捕まるよ」
「このことをお母さんが知ったらお前のことをきっと嫌いになるよ」
などと脅し、小さな子どもを簡単にコントロールしてしまいます。
 また、幼い子どもは無力です。言うことを聞きなさいと言われれば従う他なく、嫌だと思っても逃げる術を知りません。

 男女の隔てなく、子どもへの性暴力は、悪質で非道で重大な犯罪です。
 子どもたちに、自分を守るために必要な知識を届けてあげることは、私たち大人の責務です。


 性被害予防アニメーション
『わるい人から自分をまもるために』
 台本は完成しています。

本作の台本はすでに完成しています。服役し、更生プログラムを受けたかつての加害者が開示した実際の犯行手口と、被害当事者の方々が「新たな被害者を増やさないために」と語ってくださった貴重な被害経験談を参考に構成し、小学校教諭の皆さんからのアドバイスも取り入れながら制作しました。 

 現在、性被害教育に国や自治体も取り組み始めましたが、「水着で隠れるところはとても大事なところだから、人が勝手に触ったり見たりしてはいけないんだよ。大事にしようね。気をつけようね」というふんわりとしたメッセージに留まっており、「何に」「いつどんな場面で」「どんなふうに」気をつけたらいいのか具体的な行動イメージについては子どもたちに伝わっていません。

『わるい人から自分を守るために』では、実際に使われた手口を示しながら

「こんなことを言う人は悪い人だよ。例えば・・・」
「こんな時は逃げて」
「助けてくれる大人はいるよ」
 と具体的な回避方法を伝えます。

子どもを怖がらせることなく、アニメーションを使ったわかりやすい表現で構成し、退屈しないようインターバルを挟み、振り返りのテキストで気分転換をしながら楽しく学べる工夫をします。※全体で15〜20分の内容となる予定です。


『小さな子どもたちを性犯罪から守る!』
私たちと一緒に、新たな一歩を刻んでください。

 子どもの被害を未然に防ぐ為の『性被害予防教育アニメーション』を制作することは、私たちimageforestのスタッフはもとより、被害児童救出現場の最前線で活動されている支援者の方々、被害当事者の方々の悲願です。
『ずっと助けてと叫んでた』は、支援者の皆さんが取材と撮影をご快諾くださったこと、また、福岡市や福岡県警はじめ、関係各所のご理解ご協力を得られたことにより完成しました。
 なにより、被害当事者であるほしおか十色さんの勇気ある告発によって生まれたドキュメンタリーであり、彼女と支援者の方々の思いと願いが詰まった映画です。

 私たちの思いは一つです。

 「子どもたちを性暴力から守りたい」

 私たちは子どもたちに、このアニメーションを届けたいと願ってやみません。


 アニメーションは、実写映画以上に制作費用がかかります。

 皆様のお力で、子どもたちの未来を守るためのツールを私たちに作らせてください。

 そして
『日本初』の『低学年向けの性被害予防アニメーションを子どもたちに届ける』という社会の新たな1歩を、私たちと一緒に刻んでください。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 子ども用教育アニメーションの制作費。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • こんにちは。イメージフォレストの山口はるみです。「低学年向け性被害予防教育アニメーション」制作に向けたクラウドファンディングがスタートして、早くも3週間が経ちました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。皆様の応援メッセージが大変励みになっております。しかし、まだまだ目標金額には程遠く、拡散の難しさを痛感しております。今回のプロジェクトは All or Nothing のため、目標金額に達しない場合は作品を制作することは叶いません。高い壁を越えなければなりませんが、「子どもたちを性犯罪から守る」ために、このプロジェクトには大きな意味があると信じております。1人でも多くの方にプロジェクトを知っていただけるよう引き続き全力で頑張ってまいりますので、どうか応援のほど、よろしくお願いいたします!プロジェクトのゴールは10月5日です。最後までどうぞよろしくお願いします! もっと見る

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