1分でざっくりわかる。プロジェクト要約!

自己紹介
はじめまして!
私たちは、日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング実行委員会です。
■実行委員会メンバー:株式会社Food HEROes、株式会社DASHI
▼株式会社Food HEROes 代表 江六前一郎
飲食業界の慢性的な人材難という課題を、飲食業界で働く若い人たちが集まるコミュニティとそれを伝えるメディアの力で解決しようとすることをミッションにする。食やアート・文化の雑誌・書籍の編集者だった江六前一郎が中心に、地域の食を歴史や文化、地勢の一部とするガストロノミー的思考によるイベント・メディアの企画・運営を、若手料理人を中心にしたオンラインサロン「Food HEROesU-30 COMMUNITY」のメンバーなどとともに実施している。
▼株式会社DASHI 代表取締役 田辺友洋
日本の旅に味わいを。をミッションに掲げ、観光分野で様々な事業を展開。長年、地方の観光による活性化に携わったメンバーで立ち上げ、これまでの経験を基に、様々な地域で新たな取組みに挑戦している。
Instagram:「日本で最も美しい村」連合(Official)
実現したいこと
「日本で最も美しい村」連合(以下、連合と記載)加盟の57町村地域(2025年8月現在)で、【日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング】を開催したいと考えています。
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コンセプト:美食の国・フランスで「美食学」を意味する「ガストロノミー」という言葉があります。食を通した人間の根源的な知の探究、食による人間理解・社会理解、社会課題の提議・解決を実現するための手段として理解されています。旅先で食べる料理や地酒は、単なる「味わい」ではありません。そこには、その土地で育まれてきた歴史や文化、そして地域を支える産業があります。「食べることは、その地域を知り、応援すること」です。これが、わたしたちが描く「ガストロノミーダイニング」の姿です。
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プロジェクトの立ち上げの背景
私たちは、「失ったら取り戻せない、日本の美しい村の景色や文化を残したい」という、連合の理念に共感しました。連合が評価しているのは、単なる美しい景色や建物ではありません。その背景には、そこに暮らす人々が日々の営みを通じて景観や文化を守り続けている事実があります。
日本酒製造には清い水と良い米が欠かせません。水を守るための山の管理、水田を維持することは生活そのものであり、その営みが農村の景観を守っています。お茶の産地には茶畑風景が、漁村には豊かな海の恵みに支えられた暮らしがあります。共同作業があり、祭りがあります。
連合が、「美しい」と認めているものは、ほとんどが、住民の手によって守られ、伝えられ、未来へと受け継がれようとしているものです。その根底には、地域の自然や文化を大切にする強い意思があります。私たちは、その意思こそが地域の未来を形づくり、日本全体の風景や文化を変える力になると信じています。
このプロジェクトで、食や旅を通してその価値を体感し、参加者にも「守り、つなぐ」という意識を持っていただきたいと思っています。あなたの応援が、その未来への一歩を後押しします。

NPO法人「日本で最も美しい村」連合とは
2005年に7つの町村からスタートし、2025年8月時点で、全国57町村地域(※1)が加盟するネットワークです。素晴らしい地域資源を持つ美しい町や村や地域が、「日本で最も美しい村」を宣言することで自らの地域に誇りを持ち、将来にわたって美しい地域づくりを行い、地域の活性化と自立を住民自らの手で推進することを支援しています。なかでも、生活の営みにより形成されてきた景観・環境や地域の伝統文化を守り、これらを活用することで観光的付加価値を高め、地域の資源の保護と地域経済の発展に寄与することを目的としています。

加盟できるのは、認定条件(※2)をクリアした地域のみです。景観・食・文化・人といったさまざまな点で大変美しい場所です。都会に住む人に「安らぎの場」を提供できる場所です。また、この活動をサポートする会員は、353の個人・企業・団体(2025年4月時点)にのぼります。サポーターの合い言葉は「いきつけの美しい村を持とう」です。連合加盟の地域は、それほど魅力的な地域が多いということです。
(※1)加盟地域一覧
北海道:美瑛町・中札内村・江差町・清里町・赤井川村・標津町・京極町・黒松内町・鶴居村
青森県:佐井村・田子町
秋田県:東成瀬村・小坂町
福島県:昭和村・大玉村・三島町・飯舘村
山形県:飯豊町・大蔵村
長野県:木曽町・南木曽町・中川村・原村・大鹿村・伊那市高遠町・高山村・小川村
群馬県:昭和村・中之条町六合・中之条町伊参
栃木県:那珂川町小砂
静岡県:松崎町・川根本町
山梨県:早川町
岐阜県:東白川村・下呂市馬瀬
兵庫県:香美町小代
奈良県:曽爾村
京都府:伊根町・和束町
岡山県:新庄村
鳥取県:智頭町
島根県:海士町
山口県:阿武町
香川県:まんのう町(琴南・仲南・長炭)
愛媛県:上島町
徳島県:上勝町
高知県:本山町
福岡県:八女市星野村・東峰村
熊本県:高森町・南小国町
大分県:由布市湯布院町 塚原
宮崎県:椎葉村
長崎県:小値賀町
鹿児島県:喜界町
沖縄県:多良間村
以上、全国57町村地域
(※2)
・人口が概ね1万人以下であること
・地域資源が2つ以上あること
・連合が評価する地域資源を活かす活動があること
資金の使い道
支援金は、本プロジェクトの運営資金として使わせていただきます。
【日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング】では、美しい景観を巡ったり、伝統芸能の特別鑑賞をしたり、地域の生産者から生産の背景や想いを聞くといった、本企画でしか体験できない【特別体験】も準備します。
参加費用には、食材費のほか、料理人や場所を提供してくれる施設、見学を受け入れる生産者、伝統芸能を披露してくれる団体やガイドへの支払いが含まれます。その為、参加費は、お一人あたり数万円~十数万円となります。ここに私たち実行委員会の「運営費(事前視察・調整、企画、運営、当日のアテンド費用など)」を加えたいところですが、それではさらに費用が高額になります。費用がネックになり、本イベントの趣旨に共感し、参加を希望される方々のハードルにならないようにするためです。

その他、
・リターン商品、送料
・CAMPFIRE手数料(17%)
※現在企画している4回分の運営費用(今回の目標額)を超えるご支援をいただいた場合には、5回目以降の運営費用に充当いたします。今回ご支援いただいた皆様には、5回目以降の開催分についてもメールにてご案内いたします。
ご支援額➡開催回数(今回の4回分を含む回数)
・320万円➡5回開催
・400万円➡6回以上開催
ガストロノミーダイニングの計画
連合に加盟する3つの町村にまつわるガストロノミーダイニングを企画します。ガストロノミーダイニングは、地元の生産者や陶芸作家といった方々と触れ合いながら、その地域の文化や歴史、産業を知ることができる「特別体験」と、地域の食材を使った「特別料理」を味わえる、旅と食のイベントです。
第1回:【開催地:東京都・目黒区】
にんにくの町の景観を守ってきた田子牛の経産牛を目黒のイタリアンシェフが料理する命に感謝する食事会in東京
第2回:【開催地:青森県・田子町】
にんにくの町の景観を守ってきた田子牛の経産牛を目黒のイタリアンシェフが料理する命に感謝する食事会in青森県田子町
第3回:【開催地:福岡県・東峰村】
420年の歴史を持つ髙取焼とミシュラン1つ星和食店の「器の会」
第4回:【開催地:北海道・美瑛町】
雪解けの美瑛の山で採ってきた山菜を使った地元料理人による一期一会の料理会
【11/5・26開催】ガストロノミーダイニング 第1回 東京・目黒開催
第1回:にんにくの町の景観を守ってきた田子牛の経産牛を目黒のイタリアンシェフが料理する命に感謝する食事会
本イベントは、大久保さんが初めて出荷する経産牛「なおゆり」の牛肉を東京で食べることができるイベントです。料理は、もちろん桐山さんが担当します。自身のルーツにあるイタリア・ピエモンテ州の郷土料理で「なおゆり」に感謝を伝える料理をコースで振る舞います。
■開催地:東京都目黒区
■開催日時:
<1回目>2025年11月5日(水) 19:00~21:30
<2回目>2025年11月26日(水) 19:00~21:30
■定員人数:6名(ペア3組)×2日=12名
■参加費:ペア参加権 定価¥28,000(税込)
※飲み物代は別途。現地でお支払いください。
※リターンに先行予約権あり。

【町内の畜産農家とイタリアンシェフの出会い】
町内でにんにく栽培と和牛の一環飼育を行う「オーク牧場」は、にんにく栽培に必要なたい肥を和牛飼育で生みだし、収穫したにんにくを加工して和牛の飼料にするなど、牧場内での資源循環に取り組む農家です。2025年には、肉の卸事業者にもなり自分たちの牧場で育てた牛の肉を、自分たちで販売できるようになりました。
今年10月、これまで長年母牛として子を産み続けてきた「なおゆり」が役目を終えてと殺されます。オーク牧場では、これまで母牛(経産牛)を肉として出荷することはありましたが、出産でやせ細った経産牛は二束三文で買われることが多かったといいます。
「長く牧場のために仔牛を生み続けてくれた母牛に対して、感謝をしながらおいしく食べてあげられないか」と考えた三代目・大久保悠紀さんは、役目を終えた母牛を、おいしく食べてあげられるように再飼育を始めました。そして、その最初の牛が「なおゆり」です。

目黒の一軒家イタリアンレストラン「グロッラ」のオーナーシェフ、桐山淑雅さんは2025年6月に田子町を訪れ、大久保さんと出会いました。獣医師でもある大久保さんの「牛にとって本当に良い環境とは何か?」という考えの深さに感銘を受けたといいます。
大久保さんは、畜産農家の責任のひとつとして、「自分たちで育てた牛を、自分たちを応援してくれる人たちに届けたい」と、肉の卸免許も取得し、販売も始めようとしていました。そこには、牧場のために仔牛を生み続けた母牛に感謝を伝えて食べてあげたいという大久保さんの想いもありました。
桐山さんは、その優しい想いに「何か応援できることはないか」と考えたといいます。ガストロノミーダイニング企画は、こうした畜産農家とイタリアンシェフの出会いから始まりました。
【コース内容】※内容は変更になる場合があります。
田子にんにくなどを使ったアミューズ 3種類
「なおゆり」のタルタル
青森産鮮魚を使った料理
「なおゆり」のアニョロッティ
「なおゆり」の炭火焼き
デザート
【料理人】
「グロッラ」オーナーシェフ 桐山淑雅氏
1994年生まれ、熊本県出身。目黒「グロッラ」オーナーシェフ。福岡の調理専門学校を卒業後、上京し、ミシュランガイド1つ星店(当時)を含む都内のイタリアンレストラン2店舗に5年半勤務。コロナ禍で独立し、シェアキッチンのシェフや出張料理、移動弁当販売などを経験。2023年にイタリアに渡り、有機農場を繋ぐプログラム「WWOOF」を利用し、8カ月かけてイタリア各州の農家をまわり郷土料理を学ぶ。2024年に帰国し、5月にオーナーレストラン「グロッラ」を東京・目黒にオープン。2025年6月に青森県田子町を訪れ、オーク牧場や町内のにんにく農家・加工施設を見学し、町の魅力に触れた。

【開催会場】
グロッラ (住所:東京都目黒区中町)

【11/15・16開催】ガストロノミーダイニング 第2回 青森・田子町開催
第2回:にんにくの町の景観を守ってきた田子牛の経産牛を目黒のイタリアンシェフが料理する命に感謝する食事会
東京開催の食事会を、オーク牧場のある青森県田子町で開催します。田子町では食事会だけではなく、オーク牧場はもちろん、にんにく農園の見学、伝統芸能「田子神楽」の鑑賞など、通常では体験できない特別な体験をお楽しみいただきます。
■開催地:青森県田子町
■開催日時:
<1回目> 2025年11月15日(土)
<2回目> 2025年11月16日(日)
■定員人数:各日10名(ペア5組)×2日=20名
■参加費:ペア参加権 定価¥136,000(税込)
※お食事に合わせた飲み物代も含まれています。
※食事会場になる「ロッジカウベル」での宿泊が必須となります。2日目は自由行動です。
※ロッジカウベル宿泊費:¥11,000(税込)/人(朝食付き) (現地支払い)
※宿泊費・現地までの交通費は含まれておりません。
※リターンに先行予約権があります。
【イベント内容】※内容は変更になる場合があります。
12:30 田子町内に集合
・「オーク牧場」3代目の妻・大久保悠紀さんの案内で牛舎見学
経産牛「なおゆり」の紹介、飼い方に関するこだわり、アニマルウェルフェアに関する考え方などをご説明いただき、牛舎を見学します。

・にんにく専門農家「種子にんにく農園」の見学
オーナーの種子宏典さんに、紙芝居やクイズ形式でにんにく栽培についてわかりやすく説明を受け、畑を見学します。にんにくの皮むき・根切り作業体験など、様々なにんにく農家の作業体験をお楽しみいただける企画を計画しています。

・チェックイン後、田子町の伝統芸能「田子神楽」鑑賞
田子神楽は450年以上の歴史があり、岩手・秋田・山形県の同類型の神楽に比べて囃子のテンポも速く、舞の型が複雑なのが特徴です。また、現代の能がまとめあげられる前の舞曲の面影をとどめているなど、芸能史的価値も高く評価されています。1961年に県無形民俗文化財に指定され、1971年には国の無形民俗文化財記録作成指定を受けています。

・ディナー
【コース内容】※内容は変更になる場合があります。
田子にんにくなどを使ったアミューズ 3種類
「なおゆり」のタルタル
青森産鮮魚の藁焼き
「なおゆり」のアニョロッティ
「なおゆり」の炭火焼き
「なおゆり」のカレー
デザート
【料理人】
東京・目黒「グロッラ」オーナーシェフ 桐山淑雅氏
【開催会場】


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第3回:420年の歴史を持つ髙取焼とミシュラン1つ星和食店の「器の会」
■開催地:福岡県東峰村
■開催日時:2026年3月中に2回開催予定
■定員人数:8名(ペア4組)×2日=16名
■参加費:ペア参加権 予価¥220,000(税込)
※お食事に合わせた飲み物代も含まれています。
※現地までの交通費・宿泊費は含まれておりません。
福岡県中央部の東端、大分県に接する東峰村には、420年以上にわたり継承されてきた陶器「髙取焼」があります。髙取焼の起源は、1600年代初頭。豊臣秀吉の朝鮮出兵により連れてこられた陶工・八山が、筑前福岡藩のお抱えとして窯を築きます。その後、より良い陶土と薪を求めて山中を移動し、最終的にたどり着いたのが、現在の東峰村でした。そこは、良質な陶土と豊かな自然に囲まれた、まさに焼きもののための土地でした。
髙取焼始祖・八山の直系窯で、420年以上にわたり一子相伝、13代にわたり窯を守り続けているのが「髙取焼宗家」です。


2025年4月に、髙取焼宗家13代目の長男・髙取春慶さんとミシュラン1つ星日本料理店「乃木坂しん」とのコラボレーションイベントが東京で催されました。「器の会」と題したイベントは、すべての料理を、髙取春慶さんの器に盛りつけるというもので、4日間すべての回で満席になる人気ぶりでした。
今回は、開催地を髙取焼が伝わる東峰村に移し、「乃木坂しん」店主の石田伸二さんを招いて、地元の食材を使用した料理を春慶さんの器に盛りつける「器の会」となります。
イベントでは、東峰村で1898年(明治31年)に創業された老舗酒蔵「片岡酒造」が、英彦山系の軟水で名水100選にも選ばれている「岩屋湧水」を仕込み水に用い、福岡県が開発した村内の棚田で栽培した酒米「夢一献」で醸した純米酒「東峰一献」などを用意し、「水」「棚田」といった地域の文化を日本酒を通して紹介します。
【イベント内容】※内容は変更になる場合があります。
12:30頃 東峰村周辺の宿泊施設に集合(予定)
・「高取焼宗家」を髙取春慶さんの案内で見学
ろくろの実演、窯元内の施設案内(制作工程を説明)、お茶室で抹茶、店内見学

・「片岡酒造」訪問 蔵元杜氏の片岡拓之さんの解説と酒の試飲
杜氏から、酒造りの工程の説明を聞きながら、「もろみ」の経過を味わって体感する酒造見学をしていただきます。瓶詰前の「生酒」の試飲もお楽しみいただけます。
・棚田100選「竹地区棚田」見学
ガイドの説明付きで棚田の見学をお楽しみいただけます。

・ディナースタート
【コース内容】※内容は変更になる場合があります。
例)
小石原初恋トマトや宝珠山キノコなどを使った前菜
福岡県産の魚のお椀
福岡県産の魚介のお造り
東峰村産ジビエの焼きもの
東峰村産野菜の炊き物
半陶半農のカネハ窯が育てた米と天草海ウナギ
デザート
片岡酒造のお酒とともに
【料理人】
東京・乃木坂「乃木坂しん」店主 石田伸二氏
1976年徳島県出身。1996年に徳島の老舗料亭に入社し腕を磨く。2011年には東京・銀座の日本料理店(当時ミシュラン三つ星)に入社。同年8月にグループ店の料理⻑に就任し、翌2013年にはパリ店の立ち上げのため渡仏。副料理⻑として開業を支えた。2016年6月、飛田泰秀氏とともに東京・乃木坂に「乃木坂 しん」を開店。同年末には『ミシュランガイド東京2017』にて一つ星を獲得。以降、現在まで一つ星を維持し続けている。2023年には『ゴ・エ・ミヨジャパン』で16/20点、スリートックに選出されるなど、その実力は国内外から高く評価されている。




【開催会場】
あんたげ(東峰村にあった農家を移築・リノベーションした施設)
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第4回:雪解けの美瑛の山で採ってきた山菜を使った地元料理人による一期一会の料理会
■開催地:北海道美瑛町
■開催日時:2026年5月中に2回開催予定
■定員人数:6名(ペア3組)×2日=12名
■参加費:ペア参加権 予価¥136,000(税込)
※お食事に合わせた飲み物代も含まれています。
※現地までの交通費・宿泊費は含まれておりません。
北海道美瑛町は、町の面積の70%を山林、15%を農地が占めています。ジャガイモや小麦、てん菜、豆類などの畑作を中心とする農業の町です。大雪山十勝岳連峰の裾野に広がる丘陵地帯で営まれている農業の景観と、なだらかな曲線が作り出す耕作地の風景が美しい農村景観を生み出し「丘のまちびえい」の観光資源となっています。


本ベントでは、地元レストラン「SIM」のシェフとともに、雪解けの美瑛の山に入り、山うどやわらびなどの山菜採りに出かけます。採ってきた山菜は、地元・美瑛のほか道産の食材を使う「SIM」で、その日限り、一期一会の料理をいただきます。
コースでは、美瑛町のファームズ千代田の経産牛や美瑛町のオーガニック野菜、北海道産の食材をふんだんに使った料理も並びます。日本各国を旅して得た経験や料理人本人のルーツにある韓国のエッセンスを加えた唯一無二の料理でゲストをもてなします。
【イベント内容】※内容は変更になる場合があります。
13:00 集合
・ レストラン「SIM」シェフ(鄭大羽さん)と美瑛の山に入り、山菜採り体験
・「ファームズ千代田」で広大な美瑛の畜産を見学
一般のお客様は立ち入り禁止の和牛の畜産牛舎エリアにて、「びえい和牛」の一貫生産についての講話を行います。さらに、ジャージー牛の搾乳牛舎内にて、こだわりの飼育方法やアニマルウェルフェア畜産についての講話を行います。通常の観光では見ることができない、「大人の社会見学」的な内容になります。
・ディナースタート
【コース内容】※内容は変更になる場合があります。
例)
美瑛産山菜を使ったアミューズ
美瑛野菜を使った冷前菜
美瑛産山菜のフリット
美瑛小麦を使った自家製パン
美瑛産ラスノーブル
ファームズ千代田の牛肉を使用したお肉料理
デザート
お茶菓子
北海道産のお酒とともに
【料理人】
「SIM」オーナーシェフ 鄭大羽氏
美しい景観と広大で肥沃な大地で育った食材の力に魅了され、2024年4月、埼玉県から北海道美瑛町に移住。料理界のM-1と呼ばれる「CHEF-1グランプリ」の2022年大会ファイナリスト。2025年8月に自身のレストラン「SIM」をオープン。ジャンルにとらわれない自由な発想の料理で、自身が魅了された町・美瑛の魅力を伝えている。



【開催会場】
レストラン「SIM」
リターンについて
※「日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング」の第3回以降のご案内は、すべてのリターンに付いています。今後、新たなガストロノミーダイニングの開催が決まりましたら、開催概要をメールにてご案内いたします。
※注意事項:イベント参加には、別途参加費用がかかります。
※リターン商品のラインナップも連合加盟自治体内の事業者様の商品・サービスを揃えております。
スケジュール
2025年9月6日(土):クラウドファンディング開始
2025年10月31日(金):クラウドファンディング終了
2025年11月以降:返礼品随時配送
応援メッセージをいただきました
■「日本で最も美しい村」連合 副会長 二宮かおるさん
このたび私の友人である江六前さん、田辺さんがプロジェクトを企画してくださいました。「日本で最も美しい村」連合加盟町村地域は、どこも美しい景観と歴史、文化の宝庫です。住民の郷土愛は強く、地域の美しい景観と営みを次世代に残そうと、なみなみならぬ努力をしています。さまざまな情報発信をしていますが、まだその魅力を知られていない地域も多くあります。このたびのプロジェクトを通じて、その地の歴史や文化を知っていただく機会となれば幸いです。想像を超える有意義な体験をしていただけることを私が約束します。そして、その地があなたの「行きつけの美しい村」になりますことを祈ります。

■オーク牧場 大久保悠紀さん
今年6月に田子町で開かれた「日本で最も美しい村」連合の懇親会で江六前さんと田辺さん、グロッラの桐山シェフにお会いしました。そこでオーク牧場のことをお話しし、経産牛を自分たちで売りたいと思っているんですと話したところ、「経産牛のイベントをやりましょう!」とすぐに賛同してくださいました。しかし、「どうせお酒の席のことだからなぁ」と、実は期待半分くらいでいたんです。そうしたら1カ月もたたないうちに「クラファンを立ち上げようと思うんです」と、田子町での経産牛のイベントを企画してくれることになりました。私が思い描いていたような、ただの食事会ではない、私たち生産者のことを感じてもらえるようなイベントにしてくださり、本当に感激しています。田子町はとても美しい町です。私たちの新しい挑戦が、その美しい田子町を未来に繋ぐ大切な一歩であると信じております。ぜひ皆様にその一歩を応援していただきたいです。

■髙取焼宗家 髙取春慶さん
高取焼宗家の作陶の技法は、陶土の生成から焼き上げまで、すべての工程を自ら行います。たとえば、山から採取した陶土や長石は、窯の側を流れる清流の水力を利用した「唐臼」で粉砕し、それを水槽で漉して粘土を作ります。また、陶器に掛ける釉薬は、藁灰、木灰、長石、さびの割合を変えて配合して釉薬を作り、窯焚きでは薪を使って焼成します。髙取焼の器は、東峰村の自然の恵みを最大限に活かしたものといえます。この度、江六前さんと田辺さんにガストロノミーダイニングの企画をしていただきました。お話をする中で、料理人の方々が大切にされているテロワール(土地の個性)と髙取焼宗家が守ってきたものがとてもよく似ていると思いました。「乃木坂しん」の石田大将が表現される東峰村や九州の食材を使った料理が、私たちの器に盛り付けられたとき、どんな美しさが生まれるのか、今から楽しみでなりません。ぜひこの企画が実現されますよう、皆様のご支援をお願い申し上げます。

最後に
長文ご拝読いただきありがとうございました!
【日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング】参加を機に、皆さまの「安らぎの場」「いきつけの美しい村」を見つけてみませんか?皆さまのご参加が、日本の原風景を残していくことに繋がります!一緒に美味しい料理と美しい村を楽しみましょう!
最新の活動報告
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【残り6時間】55日間のクラファン挑戦がいよいよ終わります!
2025/10/31 18:089月12日からスタートした「あなたの応援で、日本で最も美しい村を巡って食事するガストロノミーダイニングが実現」のクラウドファンディングも、今夜23:59までとなりました。あと6時間ほどで終了します。現時点で57名の方々にご支援をいただき、93名の方々がお気に入り登録をしてくださっています。本当にありがとうございます。2日に1回のペースであげていたインスタストーリーやXの投稿も、noteや活動報告の執筆も今日で終わりです。最後の1週間は、毎日活動報告をアップしていたので、お知らせメールばかりが届いて、うっとうしく思われていた方も多かったのではないでしょうか。申し訳ございません、これで通知も最後です。最後を巻き込んでクラファンプロジェクトは終了しますが、「日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング」は、今後も続きます。クラファン終了の瞬間、そしてそれ以降もご声援いただいた皆さまの想いを胸に、精一杯進んでまいります。最後の夜を迎え、改めて心より感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。江六前一郎、田辺友洋 もっと見る
明日、募集終了!
2025/10/30 12:26いよいよ募集終了が明日となりました。私たちの想いに共感くださり、ご支援いただいた皆様誠に有難うございます。気になってはいるけど、、という皆様、再度プロジェクト内容ご確認いただき、ご支援検討いただけますと幸いです。応募期間が終わると、いよいよガストロノミーダイニング実行フェーズに入ります。「美しい村を守ること」という想いに共感してもらうだけではなく、そのために、その村に行くという行動変容を喚起できるほど、魅力的なダイニングイベントにしていきたいと思います。初めての取組みになり、至らないこともあるかと思いますが、皆様のご意見を真摯に受け止めながらブラッシュアップし、魅力的なイベントへと進化させていきたいと意気込んでいます。「この村で、ガストロノミーダイニング開催してほしい!」といったご要望もお待ちしております! もっと見る
【残り2日】江六前のラストメッセージ
2025/10/29 13:20応援・支援をしてくださった皆様のおかげで、目標金額を達成することができました。田子町・東京でのイベントも全日で満席になっています。ありがたい限りです。しかし一方で、皆様の声援・期待もヒシヒシと感じており、達成は終わりではなく、むしろ始まりなのだと、気持ちを新たにしています。日本で最も美しい村のガストロノミーダイニングは、クラファンを達成することが目的ではありません。今後開催されるイベントの成功はもちろん、ガストロノミーダイニングがきっかけになり、食によって育まれた地域文化を理解することで地域の魅力により多くの人に気づいてもらうことが目標です。もっと大きな目標をいうなら、日本で最も美しい村のガストロノミーダイニングを57町村すべてで開催したいですし、それによって「日本で最も美しい村」連合の意義を多くの人にもしってもらいたい。個性的な地域が、その個性を未来に受け継いでいきながら、その個性によって持続的な自治体運営が行われる未来も夢見ています。今回、ご支援いただいた皆様は、ご支援者であるとともに僕たち日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング委員会の監視役でもあると思います。イベントをすることが目的になったり、目先のことを追い求めている姿を見たら、「ちゃんと地域のことをしなさい」と厳しい言葉をいただきたいです。そして、末永く僕たちの取組を見続けていただければ幸いです。残り10月31日まで挑戦は続いています。最後までしっかりやり切りたいと思います。日本で最も美しい村のガストロノミーダイニング江六前一郎 もっと見る







素敵なイベントに、ぜひ参加してみたいと思っております。イベントそのものへの参加フォーム等は、また別でアップされるのでしょうか?