実行者の梅澤志ん五です、この度は鎌倉由比が浜から、らーめん店を無くさないため奮起している我々に皆様のお力を貸して頂くべくこのプロジェクトを立ち上げました。

らーめん一閑人の紹介
この度は、私どものクラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます。
らーめん一閑人店主 梅澤志ん五と申します。 一閑人は2000年に創業し2009年から鎌倉でらーめん店を営んでおります。ハバネロ、ハラペーニョを使ったつけ麺や豆乳をベースにしたらーめんなどオリジナリティーに富んだ商品を作り続けて四半世紀経ちました。前筆の唐辛子をはじめ米や野菜は実家の農園で自家栽培しております。鎌倉農協の連売市場や契約農家さんから鎌倉野菜も仕入れ、サラダやらーめんの具材に使い、季節感を感じるらーめん作りを意識し、地域の皆様に愛されるお店を目指し日々精進しております。コロナを機に製麺機を導入して自家製麺に取り組み始めました。季節や商品に合った麺を数種類製麺し、常に4〜5種類小麦粉を抱え、調合し製麺しております。季節限定のメニューも人気で、毎回バリエーションに富んだ商品を提供しております。


「一閑人とは、」
店名の「一閑人」とは、丼や湯呑みに付いた人形のことを指します。井戸を覗く暇な人の長閑な風景を形にしたと言われ、我々もその大らかさに共感し店名にいたしました。意味もなく井戸を覗くことなど、この25年間一度もありませんでしたが、毎日毎日寸胴を覗き、自分なりの意味を探してまいりました。
■あの俳優さんも絶賛!? 青唐つけ麺
■塩らーめん(醤油 / 豆乳もございます)
■季節ごとの限定メニューもぜひ!
コロナが明け観光地鎌倉は小町通をはじめインバウンドに沸いております。新旧の飲食店や物販、土産店には観光客が押し寄せコロナ以前を越す賑わいを見せております。
最近耳にするのは鎌倉の優良物件が投資の対象になっている、外資に買われているなど、テナントを借り営業している我々個人経営者の多くが、家賃を上げられたり立退にあったり死活問題に直面しております。
今年になってから古くから在る有名な焼き鳥店がそういった理由で無くなったり、懇意にしている居酒屋さんが立退を迫られ途方に暮れているなど珍しくはない話です。
他人事では無い
私も家賃が突然、倍に引き上げられ、移転を余儀なくされました。人に話すと、「えっ、中国?外資?」などと聞かれますが、外資では無く16年付き合いのある大町在住の日本人オーナーでした。
昨年9月、自宅にレターパックが届き開封し目を通すと、家賃倍額になった更新書類に一枚の手紙。手紙には今までオーナーが契約を担当していましたが、今度からそのお嬢さんになるということ。そして彼女が今までの契約に対して感じていた幾つかの不満が細かく書かれ、最後に「有名店になられたのだから相応の対応をとりなさい」と。
過去の更新は彼女のご両親、主にお母様と面談し、毎回数時間会話し双方の状況を把握、理解し、双方合意の上で結ばれたものでした。
今回、そのお嬢さんに話し合いを申し込むも、「全て弁護士に依頼しておりますので話すことは無い」と言われ取りつく島もありません。こちらも弁護士をたてて闘う事も考えました。しかし、この様な対応を取る相手と今後も付き合ってゆくことは、我々にとってプラスになる事は無いと考え、別の道を模索することを決めました。
足元を見られる
数年前の正月にTV番組に紹介され長蛇の列ができた事が数週間ありました。
当店をご存知で繁盛店だと思われる方もいらしゃると思いますが、現在自分が納得している仕込み方法では、毎回取れるスープは決まった量しか取れません。ネット上では、いつも早く店が閉まる店などと書込みもありますが、定数販売なので昼間忙しいと営業時間はどうしても短くなってしまいます。
15席の客席で決まった量のスープ。お客様をスムースに対応するな為、人員を増やしたりしました。支出もかなり増えたので決して収支は良くありません。
お母さん
更新書類が届いた数日後、途方に暮れ、妻と一緒にいつもお世話になっている近所の八百屋のお母さんに相談しに行くと、「ここを使っていいわよ、私も歳だしお兄さんならいいわよ」と営業している店にも関わらず、私等にその場所を提供してくださるとおっしゃいました。
八百力さんは戦前からこの地で店を構える、鎌倉では歴史あるの八百屋さんで、数年前にご主人が他界してからお母さんひとりで切盛りしていらっしゃいました。
あれこれ話をし、帰り際に、「でも、そんな事で良かった。来た時、奥さんの表情が普通じゃなかったから、もしや、お嬢さんに何かあったかと思って心配だったの。でも、そうじゃ無くて、本当良かった、よかった、」と。たわいない会話の最後に、お母さんの私たちに家族対する想いを知り、私も妻も涙が出ました。この温かい気持ちに答えたい。お母さんの支援に感謝し、新店舗で頑張る所存でございます、何卒皆様よろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したら!
私たちの目標は、これまでの味とサービスをさらに向上させた新しい店舗で細く長く営業することです。現店舗から二軒先への移転、旧店舗の半分位のスペース、そして古民家の改装なので、より快適な空間でお客様にくつろいでいただけるとは中々言えませんが、更に愛される店になるようにしたいと考えています。新しい店舗では、メニューの充実やサービスの向上、新たな取り組み、地元の魅力を伝える新たな拠点を作り上げます。
頑張ろうとした途端
8月10日午前11時。外から激しい破裂音。送電線のスパーク。その瞬間エアコンと換気扇が止まり、エアコンのリモコン画面はメーカーへの緊急連絡要請。動力系の機材がショート。業者はお盆休み。エアコンと換気扇を失ったラーメン店。お盆期間でもあり再開まで2週間くらいかかると連絡があり、頭がショート、気持ちが折れる。このお盆の営業に向けなりふり構わず、移転を強行して来た私達。営業が止まると、支払いが止まる、無理矢理でも暑い中、営業すべきか?など色々が頭の中を駆け巡る。 その晩みんなで、小町の舵屋さんで今後の話をしていると、「かなり無理して来たから、休めってことなんだよ、割り切って閉めよう」と若い子達に言われ腹を括りました。お盆休み。2週間後の再々オープンに向け、気持ちを切り替えました。
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新たな挑戦のためにも
今、私と妻、長男、そして長男の高校時代からの友人と4人で主に店を回しております。こんな事が無ければ彼等2人は自分たちの店を立ち上げる予定でした。しかし今回この様な事になってしまい自分たちの計画を後回し、一閑人の再出発に力を貸してくれました。彼等の本来の計画を早期実現する事も含め、皆様のご支援を賜れば幸いです。
スケジュール
2025年8月2日新店舗 仮オープン
2025年8月10日送電線破裂により換気扇とエアコンの故障の為、営業休止
2025年8月22日 再々オープン
クラウドファンディング開始
2025年11月5日 クラウドファンディング終了
2025年12月中 リターン発送








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