はじめに・ごあいさつ
徳島県神山町神領にある中津・大久保地区では、1989年に地元有志の呼びかけで「天王山花火大会」が始まりました。 以来34年、手づくりのお祭りとして、子どもたちの笑顔や家族の団らん、高齢の方々の楽しみのひとときを大切にしながら続けてきました。
山あいの神社近くに集い、木々の隙間から夜空を見上げると、近距離で迫力のある花火が目の前に広がる——この地ならではの特別な体験は、地域の人々にとってかけがえのない夏の風物詩となっています。
このプロジェクトで実現したいこと
少子高齢化や人口減少が進む中、地元だけの力では続けていくのが難しくなりつつあるのが現実です。 けれど近年、子育て世代の移住や「神山まるごと高専」開校による若い世代の定着、サテライトオフィスによる関係人口の増加など、地域には新たな活気が生まれています。
過去2年間は、クラウドファンディングに挑戦し、多くのご支援をいただいたことで、無事に花火大会を開催することができました。 また、地域の協賛店の皆さまによるご厚意で、豪華景品の当たる抽選会も大盛況でした! 会場はたくさんの笑顔と歓声に包まれ、「地域の力」が集まる温かな時間となりました。
また今年は、神領小学校3年生の皆さんが名付けた「ふわスパッ」スダチかき氷が販売されます。大阪で開催された大規模イベントでも大盛況だった限定かき氷をぜひご賞味ください。
こうした時間を、今年も。そして来年も続けていきたい—— この想いを胸に、実行委員会一同、今年も全力で準備に取り組んでいます。
私たちの地域のご紹介
花火大会が行われる大久保地区は、神山町の中でも自然豊かな山間に位置する集落です。住民同士の結びつきが強く、水田の共同耕作や、里山体験の子ども向けイベントの開催など、地域ぐるみで暮らしを支え合っています。
近年は、耕作放棄地をみんなで整備し直したり、森林の伐採・整備により光が差す場所が増えたりと、環境づくりにも力を入れています。個人で管理が難しくなった田んぼを地域で協働管理する取り組みも始まり、「大久保の棚田米」としておいしいお米を作りながら、美しい景観の保全にもつなげています。訪れた人に「大久保の景色が大好きです」と言っていただけることは、大変嬉しく、地域住民として誇りを感じます。
この土地の魅力を未来につなぎ、神山町の活力となるような地域づくりをこれからも目指していきます。
資金の使い道・実施スケジュール
目標金額:300,000円
花火代 200,000円※残額は地元住民による共同出資
会場整備費 49,000円
CAMPFIRE利用手数料 51,000円
開催日時:2025年9月13日(土)
18:00〜 お祭り開始
20:30〜 花火打ち上げ予定




コメント
もっと見る