こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERS代表の松村です。
この度は、数あるプロジェクトの中から私たちのページをご覧いただき、本当にありがとうございます。
ROUTEMAP COFFEE ROASTERSは、コロナ禍の2020年にオンラインストアでコーヒー焙煎豆の販売をスタートしました。開業から5年、現在は千葉県成田市と千葉市花見川区の2拠点で、日々おいしいコーヒーを皆さまにお届けしています。
さらに、コーヒーショップの運営にとどまらず、生豆の輸入販売事業「Semilla Coffee Japan」の立ち上げや「成田コーヒーフェスティバル」の主催も務め、コーヒーを通じて地域とのつながりを広げてきました。
たくさんの方々に支えられ、ここまで歩んでこられましたが、今、私たちの前にはさらに高く分厚い壁が立ちはだかっています。
コーヒーで成田をもっと盛り上げたい。そして、より多くの方においしいコーヒーを届けることで、私たちの仲間である小規模生産者の未来をつなぎたい。
その想いを実現するために、ぜひこのプロジェクトを応援していただけたら嬉しいです。
少し長くなりますが、私たちのストーリーと、このプロジェクトで叶えたいことをまとめました。お時間をいただき恐縮ですが、最後までご覧いただけると幸いです。

『"ROUTEMAP"───コーヒーをきっかけに広がり、繋がる。道筋を結び描かれていく地図のように。』
創業当初から変わらないこの信念のもと、私たちは“コーヒーの生産から消費まで関わるすべての人の心と日常を豊かにすること”を目指しています。

コーヒーは農作物なので、限られた設備や土地環境の中で栽培している小規模農家にとっては毎年、先祖代々繋いできた土地を守りながら、自分達の生活を保てるかどうか、日々不安にさらされています。
一方で、市場において高い評価を得ているにも関わらず、1杯700〜800円で販売されるうち生産者に還元される利益は10%にも満たしません。そしてその背景を知らないバリスタ、ロースターがコーヒー先進国に多いのも事実です。
いつだって、市場に求められるのは最新鋭のコーヒー器具、斬新な抽出方法、そして革新的なアプローチを踏んだ、品評会で高い評価を得た大資本農園の希少性のあるコーヒー。
こうした市場の傾向は、限られた設備環境で高品質なコーヒーを生み出す、市場において脆弱な立場にいる生産者の背景を覆い被せ、市場から置き去りにしていきます。
───私たちの使命は、国内スペシャルティコーヒーの消費機会の創出、拡大を促し、スペシャルティコーヒー先進国である日本からその価値やエネルギーをより多くの人たちと共有すること。
小規模生産者と消費者をつなぎ、持続可能な仕組みをつくることで、コーヒー産業に関わるすべての人が誇りを持てる未来を築きたいと考えています。
スペシャルティコーヒーをより身近なものとして地域に根付かせ、日常に深く浸透させることで、サプライチェーンの末端から末端が“つながり”、コーヒー産業全体がより豊かな未来へと“繋がる”と信じて。
1)1階店舗スペースを改装し、60年紡いできた建物の面影を残しつつ、お客様により心地よく過ごしてもらう空間を作りたい。
2)生豆保管スペースを拡張し、小規模生産者のコーヒーを継続的に日本に届ける仕組みを強化。流通量を増やし、彼らの生活とコーヒー生産の未来を支えていきたい。
3)コーヒーを通じて、人と人、地域と世界がつながる場を成田に生み出す。
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私たちはこれまで小資本ながら最低限の設備でコーヒースタンドを運営してきました。小規模生産の背景をより多くのマーケットへ伝えていくべく、なるべく多く生豆を仕入れ、販売することに資金を優先的に充てていたためです。
その生豆を保管している成田店は、コーヒースタンドとしても運営していますが、入居時にはとてもコーヒーショップとして機能できるような環境ではありませんでした。
それでも限られた電源や水道設備の中で、お客様にできるだけ心地よく過ごしていただくために、スタッフにも大きな負担をかけながら、チームで工夫を重ねてきました。
その甲斐もあって今では国内外からたくさんの人に立ち寄ってくれる、わたしたちの思い描いていたコーヒーショップへと少しずつ成っていったのです。
そんな中、10月から古着屋さんは同じ新道通りにある別の物件へ移転・事業拡大をすることになり、建物の1階スペースをすべて私たちが使える予定となりました。
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これまで3席しか用意できなかった客席を広げ、ゆっくりとコーヒーを楽しめる場所を作り、さらに生豆の保管スペースも確保できれば、私たちが続けてきた大切な取り組み──市場で正当な評価を受けにくい小規模生産者の豆を毎年買い続け、彼らの生活と誇りを支える活動をさらに強化できます。しかし、現実は簡単ではありません。立ち上げたばかりの生豆輸入事業に資金を優先して充ててきたため、工事費のための資金はほとんど残っていません。
さらに、グラインダーの故障や設備トラブルが重なり、営業を一時ストップせざるを得ない状況にもなりました。銀行からの融資も断られ、もう頼れるのはこのクラウドファンディングしかありません。

それでもこの場所で、コーヒーショップとしてあり続けたい理由があります。
この建物は、もともと60年以上前から地域に愛されたお肉屋さんでした。お店を訪れたオーナーのご家族から、当時の賑やかな話を伺ったとき、「この場所に再び人が集う場をつくりたい」という思いが強くなりました。

また、この建物が建つ新道通りは、1933年に開通以降、当時は映画館、銭湯、ボーリング場や多くの飲食店が並んでおり、成田の文化が集まる通りとして賑やかだったそうです。
僕が小学生の頃もこの新道通りを通って学校に通っており、道の途中にあったカバン屋さんが飼っていたオウムと遊んだりしていました。その目の前にある、元お肉屋さんの建物で、今自分がコーヒー屋としてお店を開くなんて夢にも思っておりませんでした。
時代が移り変りながら、今もなおその面影を残すその姿。それはまるで代々土地を守り受け継いできたコーヒー農家のように、大切にしていくべき“縁”だと感じております。
まさにコーヒーをきっかけに広がり、繋がっていくわたしたちのコンセプトを表すように、この縁を未来につなぎ、この場所を世界と成田が交わる『憩いのコーヒーショップ』にしてみせます。
この思いを形にするために、どうか力を貸してください。
【開業前】
キャメル珈琲(カルディコーヒーファーム)に入社。カフェ店舗の運営や店長業務を経験し、コーヒー業界でのキャリアをスタートしました。退社後はカナダ(バンクーバー、ビクトリア島)、オーストラリア(メルボルン)でワーキングホリデーを経験。カナダでは「BOWS COFFEE ROASTERS」で焙煎やコーヒーの流通背景を学び、メルボルンでは「LUNE Croissanterie」や「Vacation」でバリスタとして抽出技術と英語での接客を習得しました。

【2020年〜2022年】
2020年2月「ROUTEMAP COFFEE ROASTERS」創業。都内の焙煎機レンタルサービスで自家焙煎を開始し、オンラインストアでコーヒー豆の販売をスタート。グアテマラのアカテナンゴにあるFinca La Soledadを訪問。農園主Raulとカナダ以来の再会を果たし、以降、彼のコーヒーを毎年仕入れ、焙煎・販売を継続。同年9月に千葉市稲毛区にて、運送用コンテナを改装したコーヒースタンド「cube」をオープン。アルバイトをしながら店舗運営を続け、年末に専業化。
【2022年〜2023年】
カナダのコーヒーインポーター「Semilla Coffee」と生豆輸入の日本進出プロジェクトを始動。
日本での初の活動として、NOG COFFEE ROASTERS様、GOOD COFFEE FARM様と合同カッピング会を開催。SCAJ2022「Coffee Village」に蜃気楼珈琲ブースで初出展。以降、毎年ROUTEMAP COFFEEとして出展。
2023年3月のCOFFEE COLLECTION Washed部門で7位入賞。
同年9月に成田新道通りの元精肉店物件をOrange様より紹介。
12月に『Cheap Coffee』著者Karl氏と対面。日本語版の帯コメントを執筆。
【2024年】
- 4月:第1回「成田コーヒーフェスティバル」を企画、成田空港中央広場で初開催。
- 5月:「ROUTEMAP COFFEE ROASTERS 成田店」オープン。
- 7月:「Semilla Coffee Japan」を設立し、生豆輸入事業を開始。初輸入となる生豆700kgが入荷。成田店の月平均来客数が500名に。
- 11月:小規模版コーヒーフェス「成田コーヒーフェスティバル in LOCAL」を開催。
【2025年】

- 2月:コーヒースタンド「cube」を閉店。
- 4月:千葉市花見川区にて、無印良品様との共同運営店舗「ROUTEMAP COFFEE & BOOKS」をオープン。生豆を含むコーヒー卸売取引件数20件を達成。
- 5月:Semilla Coffee Japan、2回目の生豆輸入で1200kgを入荷。成田店の月平均来客数が1500名に。
- 7月:オーストラリア・メルボルンで初開催のコーヒーイベント「Coffee Weekend」に出店。Semilla CoffeeとFieldworkのコラボでカッピングイベントを開催。
- 10月:コロンビア初訪問。Semilla Coffeeのパートナー農園「Monkaaba」グループの生産者たちとの交流を図る。
- 11月:成田店の1階を拡張予定。改装を行い、世界各国から訪れる観光客や、成田市の地域の方々が気軽に集まり、くつろげる憩いの場を目指します。

【個人のお客様向けリターン】
《お気持ち支援》
リターン品は無しでOK、このプロジェクトをずっと応援したい!という方向けのお気持ち支援。感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りいたします。
《ROUTEMAP ロゴ入りダイナーマグ&ドリップパック10pc set》
ぷっくりした形がかわいい『ROUTEMAP ロゴ入りマグカップ』とお湯を注ぐだけで簡単にコーヒーが淹れられる『ドリップパック[BLEND/The Walkmen]』×10pcのセットです。
おうちで簡単に、素敵なコーヒータイムを。
《ROUTEMAP ロゴ入りダイナーマグ&コーヒー豆100g×2種set》
ご自宅で日頃コーヒーを入れる方におすすめ。ROUTEMAPの看板ブレンド[The Walkmen]100gともう一種、[ETHIOPIA “カフェインレス”/Sidamo G-2]or[COLOMBIA/Gildardo Ortega Light Roast]どちらかお好きな方をお選びいただけます。
《コーヒー&ドリンクチケット 3ヶ月分/6ヶ月分/1年分》
1日1回のみ、お好きなコーヒー、ドリンク1杯につき1枚ずつ、ドリンクメニュー内全種類への利用が可能です。ROUTEMAP COFFEE ROASTERS成田店、ROUTEMAP COFFEE & BOOKS花見川店でご利用いただけます。
【法人様・ロースター様・投資家様向けリターン】
《お気持ち支援》
あなたのサポートが、私たちの仲間である小規模生産者たちの未来を支え、より多くの方においしいコーヒーを届けることができます。
成田が世界と交わる『憩いのコーヒーショップ』にして生まれ変わるため、コーヒーを通じて人と人、地域と世界がつながる場を作るために、あなたのご支援が必要です。このプロジェクトをぜひ応援してください!
《【Semilla Coffee 焙煎豆サンプル年間定期便】》
Semillaのパートナー農園から届くコーヒー生豆サンプル(25g)を、ROUTEMAPで焙煎。年間を通して入荷するすべてのロットを、届き次第サンプルとしてお送りします。日本国内に流通する前の段階で、いち早く新しいコーヒーをお楽しみいただけます!
《カッピング会&ロースター向け特典付きプレミアムプラン》
Semilla Coffee Japanが日本全国、どこでもあなたの店舗に伺い、入荷前のサンプルを使ったカッピング会を開催します!
さらに、ご参加いただいたロースター様には、生豆の優先オファー権とプレオファー割引をご用意!また、年間を通じて入荷したサンプルを随時送付いたします。

成田店はオープンから1年。今では、成田市の地域の方々だけでなく、成田空港を利用する世界中の人たちにも立ち寄っていただけるお店になりました。
生豆の輸入量も少しずつ増えています。私たちのパートナー農園の仲間たちは、新しい市場への期待を胸に、コーヒー生産を誇りある仕事として次の世代に引き継ごうとしています。
そんな中で、私たちは大きな決断を迫られています。小さなお店にとっては簡単ではない挑戦です。
でも、この場所を、世界と成田をつなぐ拠点にしたい。ROUTEMAPに訪れた人たちにとって、そしてこの建物に思い出を持つ人たちにとって、大切な場所にしたい。
あなたの応援が、この挑戦を現実にします。
ぜひ、このプロジェクトへのご支援のほど、よろしくお願いいたします。
ROUTEMAP COFFEE ROASTERS
最新の活動報告
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プロジェクト終了!たくさんのご支援、ありがとうございました!
2025/10/22 15:17先月よりスタートした成田店のリノベーションプロジェクトのクラウドファンディングは、先週15日(水)をもって終了いたしました。目標の150万円には届きませんでしたが、目標の半分を超えた787,500円ものご支援をいただきました!!このプロジェクトをきっかけに、お店へ足を運んでくださった方々、ご支援と共に寄せられた温かいメッセージ。さらに、全国で活躍するコーヒー業界の仲間たち、いつも支えてくださる新道通りの飲食店の先輩方、そして成田の地域の皆様から、本当にたくさんの励ましと「これからの成田を楽しみにしてます!」という期待のお声をいただきました。改めて、地域とのつながりや皆様の支えを強く実感し、コーヒーを通して感謝を伝えていかなければと心に刻んでいます。応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。...いただいたご支援は、CAMPFIREの手数料を差し引いた後の金額をもとに予算を組み、まずは最も大きな課題である水道・電気工事から着手いたします。その後、残りの資金で店内の内装やカウンター、客席などを少しずつ整え、心地よく過ごしていただける空間をつくってまいります。また、リターンの発送・実施は12月から順次開始いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。...皆様からの応援を胸に、より良いお店を目指してこれからも一歩ずつ進んでまいります。引き続き見守っていただけましたら幸いです☺︎これからもROUTEMAP COFFEE ROASTERSをどうぞよろしくお願いいたします。...この原稿を書いている今、成田空港におります。これからコロンビアへ渡航し、パートナーグループのMonkaabaの生産者たちと会いに行きます!これからの生産のこと、今抱えている困難、課題。日本からどのようなサポートができるのか、そしてROUTEMAPでサーブしているMonkaabaのコーヒーが、どれほど美味しいのかを、直接会って、伝えて参ります。いつか、彼らが日本を訪れ、成田で彼らにコーヒーを振る舞えるような日が来ますように。帰国後に早速、リノベーションに取り掛かっていきたいと思います。引き続き、みなさまの応援のほど、何卒よろしくお願いいたします! もっと見る
【プロジェクト終了まで残り1週間!】改装案を構想中…
2025/10/08 00:00こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。9月にスタートした成田店改装プロジェクトのクラウドファンディング。皆さまからの温かいご支援と応援のおかげで、現在 目標金額の40%を達成 することができました!プロジェクト開始以降、ご来店くださったお客様から「応援しました!」というお声をいただいたり、先日のSCAJでも全国のコーヒー仲間から「改装楽しみにしてるよ!がんばってね!」と声をかけてもらったりと、たくさんの励ましをいただいております。改装前のがらんとした店内を眺めながら、「ここからどんなふうに生まれ変わるんだろう」と設計図を前にワクワクしています。しかし現時点の達成率では、見積もり上どうしても 水道・電気周りの工事と内装の一部整備にとどまってしまう状況 です。もっと快適に、より多くの方にコーヒーを楽しんでいただける空間にするためには、あともう少し皆さまのお力が必要です。残り1週間。最後のラストスパートに向けて、全力で挑戦を続けていきます。どうか最後まで応援のほど、よろしくお願いいたします!!! もっと見る
アジア最大のコーヒーカンファレンス【SCAJ2025】へ出展してきました!
2025/10/02 22:26こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。先週9/24〜26の3日間、【SCAJ2025】へ出展してまいりました。今年で4回目となるROUTEMAP COFFEEとして出展。今回は昨年同様、生豆輸入販売部門のSEMILLA COFFEEと共同でブースに立ち、コーヒーを振る舞いました!年に一度のコーヒーの祭り。今年も千葉から日頃お店に足を運んでくださる常連さまをはじめ、全国から集まるロースターや企業の方々と再会することができました…!また、これまで私たちのことを知ってくださっていながら、なかなか千葉へ足を運ぶ機会がなかった方々とも、ようやくお会いできたことは何よりの喜びでした☺︎私たちのブースへ足を運んで来てくださった皆様、誠にありがとうございます!こうした場に立つたびに、いま世界や日本のコーヒーシーンがどのように息づき、進んでいるのかを感じ取ることができます。私たちにとって毎年SCAJに出展することは、学びと気づき、そして千葉のコーヒーシーンをさらに盛り上げ、各地のコミュニティとつながりを紡いでいくための、大切な節目となっています。...このSCAJに併せて、カナダからSemilla創業者のBrendan Adamsそして彼の奥様でデザイン担当のAishaが初来日!日本のマーケットの空気に触れ、彼が感じ取ったことを聞き、Semilla Japan としてのこれからを語り合えた時間は、何にも代えがたいものとなりました。彼らとは25日(木)の BREW BAR で、次回入港予定のグアテマラ・ルワンダ・ホンジュラス・メキシコ、4つのオリジンをひと足先にお披露目した『サンプルカッピング&トークセッション』を開催。たくさんの方にカッピングを楽しんでいただき、皆様からお受けしたリクエストをもとに次回の入稿ロットをオファー中です。(今回ご紹介したコーヒーや Semilla の今後の活動については、ぜひInstagramのアカウントまたはホームページをご覧ください)今回オファーした生豆は、プロジェクト中の成田の店舗にて保管予定。そこでSCAJ終わりに、実際に彼らに成田の店舗に立ち寄ってもらいました。...彼らと話したのは今後の輸入量について。SCAJのマーケットを観察し、やはり私たちの豆は今後どんどん日本に流通させるべきだというビジョンを共有しました。しかし、それまでにはコツコツと輸入量を増やし、Semillaの活動について発信を続け、認知してもらうこと。それはとにかく時間をかけてマーケットに浸透させていくべきだと、今後の日本における活動方針について、お互いの認識をすり合わせる非常に良い機会となったのです。また、この元精肉店の建物がいかに保存環境に適しているかについても共有することができました。通常生豆は生鮮品なので、やはり夏場の高温多湿、冬場の低温少湿の環境で保存をすると、水分値に大きな影響を及ぼし焙煎時に不快な香りを生み出したり、枯れたり(フレーバーがなくなる)してしまいます。しかし、この元精肉店その時の建物の構造上が故なのか、または当時から精肉店としての環境を整えようとしていたのか、夏場は適度に涼しく(営業中に扉を開け放っていると流石に温度管理は必要ですが)、冬場は温度を保ち、湿度も安定しているのです。彼らもこの保存環境に納得をしてくれましたが、やはり搬入時の手間や、今後の輸入量の拡大を見据えて、できればもう少し幅広くスペースをとれる環境があれば良いねと話してくれました。...今回の輸入量をすべて日本市場に流通させることができれば、Semillaも、そしてROUTEMAPとしてもさらなるステージへ歩みを進めることができます。実際に、彼らのコーヒーをROUTEMAPで提供し、お客様からたくさんのお褒めの言葉を預かったことから、Semillaは確かな感触を感じてくれていました。スペシャルティの文化が浸透した今でも、生産者の受け取る利益は少ないままです。なぜなら、国際的な市場へのアクセスが厳しい彼らのような小規模のコーヒー生産者は、たとえ多くの手数料を取られようとも、どんなに高い品質の豆を安く買い叩かれようとも、売り続けなければ生活していくことが困難だからです。このような市場の傾向を変えるためにも、まずはあらゆる人々が訪れるここ成田でひとつ、コーヒーの交流場所を作り上げていく必要があります。プロジェクトは残りあと2週間を切りました。引き続き、皆様のご支援、またプロジェクトの拡散等ご協力、ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。ROUTEMAP COFFEE ROASTERS松村P.S.Semillaの二人には成田の良いところをたっぷりと堪能していただきました☺地元の良い場所、良い景色をお届けできる場所としても、成田店をより良いお店として作り上げていきたいです。 もっと見る







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