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虐待のトラウマに光を当て、希望を描く映画を作りたい!

「虐待から助かったなら大丈夫じゃないの?」そう思ったあなたにこそ、知ってほしい現実があります。あの頃、命をつないだ子どもたちは、今も見えない痛みと向き合っています。その声に耳を澄ませ、心の傷に光を当て、回復の希望を描く。ドキュメンタリーを通して「誰もが心地よく生きられる社会」をともに作る挑戦です。

現在の支援総額

5,024,500

125%

目標金額は4,000,000円

支援者数

344

24時間以内に9人からの支援がありました

募集終了まで残り

11

虐待のトラウマに光を当て、希望を描く映画を作りたい!

現在の支援総額

5,024,500

125%達成

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目標金額4,000,000

支援者数344

「虐待から助かったなら大丈夫じゃないの?」そう思ったあなたにこそ、知ってほしい現実があります。あの頃、命をつないだ子どもたちは、今も見えない痛みと向き合っています。その声に耳を澄ませ、心の傷に光を当て、回復の希望を描く。ドキュメンタリーを通して「誰もが心地よく生きられる社会」をともに作る挑戦です。

はじめまして、(一社)Onaraの丘咲つぐみです。私たちは、どんな環境で育った子どもたちでも、「生きてきて良かった」と心から思える社会の実現を目指して活動しています。
私自身、子どものころから家庭の中で深く傷つき、複雑なトラウマを抱えて生きてきました。

その影響で、複雑性PTSDや摂食障害、解離性障害などを患い、何度も自殺未遂を繰り返しました。
実際に飛び降りて命を落としかけたこともあります。

ある日、自殺未遂の後に運ばれた病院で、生活保護のケースワーカーさんは言い放ちました。

「あなたの命はどうでもいい」

その言葉は、20年経った今も私の中で消えていません。
生きる価値もないと突きつけられたようで、すべてが崩れていく感覚でした。

でもその瞬間、「こんな社会はおかしい」という静かな怒りが芽生えました。
その問いが、今の活動の原点です。

これまでの活動の中で、多くの声に耳を傾けてきました。
 トラウマの残酷さ、そして支援や理解が届かないことが重なって、傷が深まっていく現実――

それらは、決して私ひとりの痛みではありませんでした。

だからこそ、誰かの命が「どうでもいい」とされてしまうような社会を、皆さんとともに変えていきたいのです。 

この映画は、その一歩です。

この映画では、虐待を生き延びた子どもたちが、どんな日常を生きているのかー
見えにくい「こころの傷」と共にある生活を、静かに、丁寧に描いていきます。

同時に、その中に灯る希望の姿も映し出します。
傷付きながらも、少しずつ回復し、自らの足で人生を歩んでいこうとする人たちの姿です。

監督は、私自身―丘咲つぐみ

撮影・編集は、映像作家・絵本作家として知られる西坂來人氏

そして構成には、長年テレビ局で社会課題に向き合ってこられた現役のプロデューサーが加わってくださっています。

私は、虐待を受けてきた子どもたちが、

「あの時、生き延びてよかったんだ」と心から思える社会にしたい。

その願いを、映画に込めて届けたいと思っています。

そしてこの映画が、「私たちにできることは何か?」を考えるきっかけとなり、
 誰もが安心して生きられる社会を、あなたとともにつくっていけたらと願っています。

それはきっと、あなた自身や、あなたの大切な人をも守ってくれる社会へとつながっていくはずです。

Onaraでの活動を始めて、4年目になります。 これまでに1,523名の方の声に耳を傾けてきました。 そこから届いた言葉の数々は、どれも深く、静かに私たちの胸を打ち続けています。

この4年の間に、命を落とした方も少なくありません。

 もう、黙っていてはいけない。

この声を、まっすぐ社会に届けなければ――。たくさんの声を聞かせてもらったからこそ、覚悟を決めました。

虐待からなんとか生き延びた子どもたち。 
けれど、「助かったからもう大丈夫」なんて、とても言えない現実があります。
心の奥に刻まれた深い傷は、日常の中で何度も何度も痛み出します。

眠れない夜。突然のフラッシュバック

 音に過敏、ふとした拍手や物音に体が強張る

「ごめんなさい」が口ぐせのように出てしまう

安心できるはずの家庭や職場に“居場所がない”

そんな日常の中で、自分を責め続けたり、何度も働けなくなったり、身を守るために社会とのつながりを断ってしまった人もいます。 

――これは、誰か一人の特別な話ではありません。 

私たちが行った全国調査では

91%の人が死にたい気持ちを抱え

56%の人が自殺未遂の経験がある


と回答しました。(*
想像を超えるほど多くの人が、今も苦しみの中にいるのです。

しかし、その痛みは社会の中でなかなか見えません。「もう大人でしょ」「自己責任じゃないの?」――そんな言葉が、さらに深い傷となって積み重なっていくことも、少なくないのです。

(*こちらは、当団体が2023年11月に公表した統計データです。

一般社団法人Onaraとして、私たちは、これまでに1,523人の話を聞いてきました。
そして、虐待を生き延びた人たちが帰って来られる場所として、「おならカフェ」という居場所を作り、これまでの利用者さんは300人を超えました。

このような場所は、まだ全国的にもとても少なく、また、彼らの声を「統計データ」という形にしたことを評価して頂き、FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品への出演を始め、NHK、日経新聞、朝日新聞、読売新聞など多数のメディアに掲載していただいています。

ーあなたの声が、この映画の未来を変えるー

この映画は、「皆さんと共につくるもの」にしたいと思っています。
完成した作品をただお届けするのではなく、制作の始まりから完成までを伴走しながら見守ってくれる存在になっていただきたいのです。

まずは決起集会で、「こんな社会だったらいいな」「こんな映像を見たい」という声を寄せてください。
そこは共通の思いを持つ人たちとつながれる特別な場でもあります。

どうか、このリターンを選んで、映画を一緒に見守る“その一人”になってください。

撮影・編集


※ 五十音順に並んでいます。

最後まで目を通してくださり、本当にありがとうございます。

「あの時、殺してほしかった」

そんな言葉の奥には、「生きたい」という強い願いが込められています。虐待を生き延び、何度も心を殺されながら、それでもここまで生きてきた人たちが、「生きていてよかった」と胸を張って言える社会を、私は絶対に実現させます。

あの飛び降り自殺未遂から生き残った意味を、私は知っています。

その命の理由を、今、社会の形として返していきたいのです。

その第一歩となる今回のプロジェクトに、どうか力をお貸しください。

一般社団法人Onara 代表・監督 丘咲 つぐみ

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

  • 映画制作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • こんばんは!Onaraの丘咲つぐみです。私たちのクラウドファンディングを応援下さり、ありがとうございます。 ACE*サバイバーのあかりさんより、とても大切で、勇気のある言葉をお預かりしました。ぜひ、ご一読ください。**************************** 私がACEサバイバーに育てられたACEサバイバーだと 自覚したのはつい最近です。 祖母の虐待によって現在も精神疾患に苦しんでいる母から解放され、 一晩中人格を否定する言葉を浴びることも、 父と母が私のせいで怒鳴りあうことも、 母が祖母を殴ることもない。 もう過去の出来事だと思っていました。しかし心の傷は「今」も治っていません。抑えられない感情、 突然溢れる涙、 何も信用できないほど頭を支配する不安。時に他者を傷つけてしまう私の苦しさはいつだって見えません。私は就職活動をしています。加害性のある自分は社会にいない方がいい存在だと思いました。恐れず夢を持てた幼少期、 司書になりたいと言った私に母は「私もなれるならなりたかった」 とこぼしました。 母が働かなかった理由が今になって分かったのです。**************************** 私は、このあかりさんからのメッセージに、何度も何度も涙を流しました。声を出して泣きました。トラウマの残酷さがとても表れているように感じています。きっと、あかりさんのような想いを抱えているACEサバイバーは多くいらっしゃるように思います。このような気持ちを持ちながらも就活活動へ挑む姿勢に、心より敬意を表します。*ACEとはACE(Adverse Childhood Experiences/逆境的子ども時代の体験)とは、虐待のほか、DV、育児放棄、精神疾患、依存症、貧困など、子ども時代の心身に深く影響する逆境体験を指します。ACEは成人後も長期的な影響を残しますが、日本では支援の枠組みがほぼ存在していません。私たちOnaraは、こうしたACEサバイバーが「大人になってからも助けを得られない現状」を変えるため活動しています。 もっと見る
  • こんにちは!Onaraの丘咲つぐみです。私たちのクラウドファンディングを応援下さり、ありがとうございます。今日は、これまでしっかりとお伝えできていなかったことを言葉にしていきたいと思います。映画を“研修テキスト”として届けるということ私たちが制作する映画は、医療・教育・福祉など、さまざまな現場で研修テキストとして活用できるよう、コンテンツとしてパッケージ化していきます。映画は、「トラウマ」「トラウマインフォームドケア」「二次被害」「二次受傷」「ACE」といった概念を広く社会に届けることも目的として、制作しようとしています。これらへの理解が社会全体に広がることで、トラウマサバイバーだけでなく、誰にとっても今より少し生きやすい社会へ近づいていく——そう心より信じているからです。授業・研修でも使える複数バージョンを制作本編は約90分。さらに、30分・20分のショートバージョンも制作し、45分・60分・90分の限られた授業や研修時間に合わせて上映できるようにします。また上映に加え、ワークショップや課題に取り組めるよう、専門家の方々の協力を得ながら、研修資料・ワーク素材をまとめた「教材パッケージ」も整えます。“研修をしたい時に、すぐ使える”形を目指して医療・教育・福祉の現場で「トラウマ」「トラウマインフォームドケア」「ACE」を学ぶ機会をつくりたい——そう思ったその瞬間に、いつでも気軽に実施できるような教材にしていきます。私たちが目指すのは、支援者になり得るすべての人が、自然とトラウマインフォームドな姿勢を身につけている社会です。そのために、この映画を“研修資料”として届けていきます。映画づくりとクラウドファンディングは、社会を少しずつ変えるために一般上映の場では、トラウマの“リアル”を丁寧に伝え、観た人が今よりもほんの少しだけ視点を広く持ち、ともに歩いていける未来を描ける社会へ近づくこと。そして、様々な現場での上映・研修によって、優しく安全な関りを社会に広げること。そのための挑戦です!どうか、この取り組みに力を貸していただけたら嬉しいです。応援を、よろしくお願いいたします。ラスト12日!最後まで走り抜けていきます。 もっと見る
  • こんにちは!Onaraの丘咲つぐみです。私たちのクラウドファンディングを応援下さり、ありがとうございます。11/9、おならカフェを開催しました。※「Onara(おなら)」の名前の由来https://onara.tokyo/この場所は、2024年より開いていて、開催数は30回以上、延べ参加者数は550名を超えました。ここには、幼少期から虐待を受け、どうにか命を保ちながら、今日までの時間を精一杯生きてきてくれている人たちが集まってくれています。「精一杯」という言葉の重みが、私の言葉からどれ程に皆さんに伝わるのか...分かりません。それぞれの方が、多くの助けがない中で(全く助けがない中で)、一人でここまで生き延び(生き延びたくない...という気持ちを持つことさえもありながら)、大きなトラウマを抱えた状態で、生きてくれているのです。おならカフェの利用対象者さんは、児童養護施設などの社会的養護に繋がっていたかどうかに関わらず、また、年齢制限も設けずに開いています。そのような居場所は、全国的にも、とても珍しい存在です。だからこそ、私たちは、この場所を大切に守り続けていきたい、と思っています。そして、この場所は、「私たちが用意する場所」ではなく、「利用者さんとともに作る場所」であることも大切にしています。クラウドファンディングや映画上映を通して、トラウマへの理解が広まり、どんな人にとっても、安心して過ごすことのできる場所や安全なつながりが社会全体に増えていくことを、心より願っています。そのためにも私は、このクラファンを目標達成、成功させ、社会にとってとても意味のある映画を届けていきます! もっと見る

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