無帰国25年。所持金160円たった一人で始まった旅の最終章。日本人ではまだ達成者のいない「太平洋手漕ぎ単独横断」で、故郷へ戻り物語を完結したい。
■ はじめに
29歳で日本を飛び出し、気付けば53歳。一度も帰国せず、地球を人力で回り続けてきました。
皆様、こんにちは。岩崎圭一と申します。
2002年、私はポケットに「160円」だけを入れて家を飛び出しました。
それから25年。私は一度も日本に帰ることなく、徒歩、自転車、そして手漕ぎボートといった「人力」だけで世界を旅してきました。なぜ「人力?」と思われる方もいると思いますが、人力はおおよそ世界の人が
平等に持っている力だからです。
*さらに詳しく「160円?」や「人力」の理由についてはページ下部のQ&Aで解説しています。
25年間一度も日本に戻らず、世界を巡る
エベレストを海抜0mから登り、ガンジス川を下り、大西洋を手漕ぎボートで渡り……。
想像以上に世界は広く、面白く、気付けば旅は人生そのものになっていました。
そして今、この長い旅の「最終章」として、最大の壁に挑みます。
アメリカ・サンフランシスコから、手漕ぎボートによる太平洋単独横断を経て、
日本へ帰還するプロジェクトです。
エンジンなし、帆もなし。あるのは自分の腕力と、皆様の応援だけ。
私の25年間の旅の集大成に、どうか力を貸してください。
太平洋を手漕ぎで横断したい
■ 人力世界一周とは?
飛行機なら十数時間。でも、自分の力で進むからこそ見える景色がある。
100年前とは違い、現代の世界一周は、航空券さえあれば誰でも可能です。しかし、私が挑んでいるのは
「人力世界一周」。エンジンやモーターといった動力を一切使わず、自分の体だけをエンジンにして地球を一周することです。

陸地は、愛車の「ママチャリ」で移動しています。
「え? ママチャリ?」と驚かれるかもしれません。でも、あえてママチャリを使うことで、
「どんな自転車でも、意志さえあればどこまでだって行ける」ということを証明したいのです。
しかし、海は自転車では渡れません。
そこで挑むのが、手漕ぎボート(オーシャンローイングボート)による海洋横断です。
大きな海も人力で渡り切ってこそ、真の「人力世界一周」となると考えています。
ママチャリで世界を走る
■ 岩崎圭一の軌跡
所持金160円で始めた、人力での世界一周。25年間無帰国で旅を続けています。
群馬県前橋市出身、1972年生まれ。
これまでの25年間で達成してきた主な記録をご紹介します。
エベレスト登頂: 海抜0mから山頂8848mまで、すべて人力のみで登り切りました。
ガンジス川下り: エベレスト山頂から人力で下山、
そのまま手漕ぎボートでガンジス川を下り、35日間かけて海へ到達。カスピ海横断: 世界最大の南岸を、手漕ぎボートで21日間かけて横断。
大西洋横断: ポルトガルから南米スリナムまで、手漕ぎボートで106日間かけて横断。
標高8848m世界最高峰エベレスト山頂
◆大道芸人としての実績
旅の資金を稼ぐために、これまで世界の国々で大道芸(マジック)を行ってきました。
世界各国の人気オーディション番組「ゴット・タレント」にも挑戦。これまでに8カ国の番組に出演し、
決勝・準決勝へ何度も進出しています。
2022年には本場イギリスの「Britain’s Got Talent」おいて、日本人として初めてのゴールデンブザーを獲得しました。この時の動画がきっかけで多くの方からご支援を得ることができ、手漕ぎのボートによる大西洋横断を実現することができたのです。
このゴールデンブザーは、まさに私の運命を変えるボタンでした。
この他にも、ルーマニア、韓国、ブラジル、ペルー、ボリビアのテレビ番組に出演。ノルウェー、カタール、パラグアイ、ブラジル、ベトナム、イギリスでのマジック公演等、世界各国でパフォーマンスの機会をいただいています。
◆海外メディア出演実績
「Italia’s got talent」(イタリア)
「Got talent Espana」(スペイン)
「Bulgaria’’s got talent」(ブルガリア)
「Germany got talent」(ドイツ)
「Britain’s got talent」(イギリス)
「America’s got talent all stars」(アメリカ)
「 Czech’s got talent」(チェコ共和国)
「Romania’s got talent」(ルーマニア)
「iUmor」(ルーマニア)
「Tu si que vales}(イタリア)
「The magic star」(韓国)
様々な国でパフォーマンスをさせてもらいました(写真はカタール)
◆国内メディア出演実績
日本国内のメディアでも度々ご紹介いただいております。
「海を超えた家族愛」テレビ東京系
「地球アゴラ」NHK
「The night 月曜」Abema TV
「世界ナゼそこに?日本人」テレビ東京系
「ワイドナショー」フジテレビ系
「ゆう5時」NHK
「マツコ会議」日本テレビ系
「奇跡体験!アンビリバボー」フジテレビ系
「超絶マンガ級ピーポー」日本テレビ系
その他、新聞や雑誌での掲載多数
国内外のテレビに出演
◆著書
また2023年には幻冬舎より前半20年の旅路をまとめた著書「無一文、人力世界一周の旅」が刊行されました。
■ 今回の挑戦:なぜ太平洋なのか
座右の銘は「意志あるところに道がある」。最後にして最大の難関、太平洋。
出発した時、私の全財産は160円でした。クレジットカードもなし。
それでも「強い意志があれば、道は必ず開ける」と信じて一歩を踏み出しました。
それから25年。
大西洋を渡った時、私は確信しました。「太平洋も、人力で渡れるはずだ」と。
しかし、今回のルートはただの横断ではありません。
風や海流が難しい「サンフランシスコから日本へ」のルートは、手漕ぎボートでの単独横断としては、
まさに達成者のいない、極めて困難な挑戦です。
距離にして約8,000km以上。期間は半年以上。
クジラやシャチの恐怖、嵐による転覆、尽きない孤独。
それでも、自分の力で太平洋を渡り切り、日本の土を踏んだ瞬間、
私の25年の旅は本当の意味で完結するのです。
太平洋手漕ぎ横断には約半年船を漕ぐ必要がある
そして日本で長い間待ってくれている両親に再会するのも太平洋横断の大きな理由です。
■ 実現可能性について
手漕ぎボートで大西洋横断を成功させた実績あり!決して無謀な挑戦ではありません。
2023年1月、私は単独での大西洋横断に手漕ぎボートで挑みました。それまでは海での練習は行ったことがあったのですが、何日も、それどころか何カ月も陸がない海での航海は初めてでした。
バッテリーの故障をはじめ、ソーラーパネル、最終的には浄水器が壊れるという多くの予想外のことが起こりましたが、ひとつずつ乗り越え、106日間漕いで無事に南米に到着。
この経験を活かして太平洋に挑みたいと考えています。
日本人初の太平洋人力横断へ
太平洋を手漕ぎで横断した例は世界でも数例しかありません
(最初の成功者はジョン・フィラファックス氏1975年達成)。
今回のチャレンジでは、日本人として初めての太平洋手漕ぎ横断達成を狙います。
計画としては、5月〜6月にサンフランシスコを出航。まずは太平洋の真ん中にあるハワイを目指します。
ハワイ到着後に食料を積みなおし、船体の点検を経て、日本を目指します。
ボートの速度は時速約6km。トータルで半年以上の時間がかかりますが、大西洋横断の経験を活かし、
準備をしっかりとして挑みます。
ハワイに停泊し、食料を積みなおします
入念な準備と計画、安全対策をしています。
生命を賭けた冒険だからこそ、入念に計画し、最大限の備えをしていきたいと考えています。
船体のメンテナンス、万一に備えた装備品の準備、救助体制の確立、プロの海洋ナビゲーターへの助言の依頼など、大西洋での経験を踏まえて準備と計画を進めています。
■ 資金の使い道
命を預ける船と、リアルタイムで冒険を届けるために。
太平洋横断には、入念な準備と強固な船体、そして安全確保のための資金が必要です。
自己資金と海外向けのクラウドファンディング、どうしても不足する部分をご支援いただきたく、詳細な見積もりを公開いたします。海外での活動になるため円安の影響を受けて大きく受けております。
【目標金額:1,200万円(日本の皆様向け)】
船体輸送費(約200万円): 大西洋横断で使用した手漕ぎボートを、
現在停泊させている南米スリナムから出航地のサンフランシスコへ運びます。
船体の移動はかなりの高額となります。船体メンテナンス費(約300万円): 命綱となるバッテリー、海水淡水化装置、
ソーラーパネルなどを新品に交換・整備します。その他夜間の船体衝突を避けるためのAIS装置、
緊急時のSOS発信機、救命ボートなどをメンテナンス。通信・機材費(約200万円): 今回の大きな挑戦の一つが「太平洋のど真ん中からのライブ配信」です。
スターリンク(衛星通信)を導入し、孤独な海の上から皆様にリアルな映像を届けます。
およそ半年分の通信費を含みます。停泊・牽引費(計300万円): サンフランシスコでの準備期間、ハワイでの台風回避停泊、
そして安全な着岸のためのサポート費用です。
大西洋で使用した通信機器
ここまででおよそ1000万円という金額。このクラウドファンディングの手数料を入れておよそ1200万円が必要になります。
ここからさらに以下の費用が必要になりますが、こちらは英語のクラウドファンディングサイトで募ろうと考えています。太平洋手漕ぎ横断はサンフラシスコ出発に設定しているために円安の影響を大きく受け、英語のクラウドファンディングを行おうと思った要因です。
また今回の太平洋横断は日本だけでなく、海外のクラウドファンディングサイトでも募集します。なぜなら人間の可能性を信じる想いを、世界の方々にも見てもらい、ぜひ注目してもらいたいプロジェクトだからです。
以下は英語のクラウドファンディングサイトで募る予定のものです。
ナビゲーション費(約100万円): 陸地にいる海洋スペシャリストと契約することで進路や海流、天候
や風向きについて毎日交信しながらアドバイスをもらいます。また船体のアクシデントの際も相談できる。
第1パート(サンフランシスコからハワイ)+第2パート(ハワイから日本)とも合わせた金額です。食料費(約150万円): 大西洋同様に予定期間より長期間分の食料を積載予定です。高カロリー食が
一食当たり15ドル2300円ほどかかり、そしてこの食料を半年分積載する予定です。
およそ180日分×2の食料およびサプリメント を考えています。
70万円(第1パート)+80万円(第2パート)を合わせています。船体塗装、広告費(約200万円): 船体にロゴをプリントしたり掲載する費用です。
また SNSプロモーション、動画制作などを行い今回の企画の視聴者を増やしていきます。日本到着時の移動及び保管費(約70万円):日本に到着後、船体の水揚げ、及び移動保管費などです。
船体の水揚げから陸移動を考えています。70万円万が一の時の救出保険(約80万円):太平洋手漕ぎ横断は準備万端にしていても想定外のことが起こりえます。
万が一の際のSOS信号発信、救出のための保険に加入予定です。予備費10%(180万円):上記の見積額に対して、緊急の場合や為替の変動などに備えた予備費
として10%を追加し、ここまでトータル1800万円、
それに予備費を加えた2000万円を最終予算額としました。
食料を180日分を船に積み込みます
■スケジュール
2026年2月20日 クラウドファンディング開始
2026年3月31日 クラウドファンディング終了
2026年5月~6月 船体のメンテナンス、出航準備、
リターンの船体装飾
発送可能なリターンはこの時期に発送
2026年6月 ハワイに向けて出航
2026年7月 リターンの船上からのライブなど
2026年8月 ハワイ到着。
2026年8月~10月 台風回避のために待機
2026年11月 日本を目指して出航
2027年2月 日本南部に到着予定
2027年4月 帰国報告会、パフォーマンスなどのリターン開始
■ リターン(お返し)について
あなたも「岩崎圭一応援団」の一員に。冒険の証をお届けします。
ご支援いただいた皆様は、私の旅の仲間、「岩崎圭一応援団」のメンバーです。
太平洋の上から、あるいは帰国後のステージから、心からの感謝をお届けします。
【5,000円】太平洋横断中の絵葉書でお礼
太平洋横断中に撮影した写真を使用した絵葉書に、感謝のメッセージを添えてお送りします。(※発送は帰国後になります)
【5,000円】オリジナルステッカーで応援
「岩崎圭一応援団」のオリジナルステッカーをお届けします。身につけて、遠い空の下から私の航海を応援してください。デザイン2種類セット。
【5,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【10,000円】お名前が一緒に太平洋を横断
船室内にお名前を記載します。このお名前が一緒に太平洋を横断することになります。掲載したお名前を写真撮影しお送りします。
【10,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【15,000円】オリジナルデザインTシャツ
オリジナルのデザインTシャツでお礼いたします。自転車と通過してきた軌跡がデザインされています。
【15,000円】著書にサイン&お礼
【著書にサイン&お礼】 幻冬舎から発売されている著書にあなたへの宛名と直筆サイン、お礼の言葉を添えてお送りします。
【15,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【20,000円】太平洋上からあなたへ!お礼動画
太平洋のド真ん中から、あなたのお名前を呼んでお礼を伝える動画を撮影し、データでお送りします。背景は360度、見渡す限りの海です。
【20,000円】帰国報告会にご招待
無事に日本に帰国した際には帰国報告会を開催します。その際にご招待させていただきます。(※交通費は自己負担でお願いします)
【20,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【30,000円】船体にステッカー掲載(10cm×10cm)
私の命を預けるボートの船体に、あなたのイラストやロゴを貼って一緒に太平洋を渡ります。
【30,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【50,000円】特別編集!太平洋横断ドキュメンタリー動画(30分)
一般公開する動画とは別に、支援者様限定の「特別編集版(約30分)」をお送りします。過酷な航海の裏側や、未公開シーンをたっぷり収録予定です。
【50,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【100,000円】太平洋上からライブ通話でお礼
最新の衛星通信を使い、太平洋上のボートとあなたをリアルタイムで繋ぎます!孤独な航海の中、直接お顔を見て感謝を伝えさせてください。(※通信状況により音声のみになる場合や、日時の調整が必要な場合があります)
【100,000円】太平洋の真ん中から朝日か夕日を共有
太平洋上からインターネットを通じて朝日または夕日をライブ共有します。
【100,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【200,000円】船体の「隙間」にロゴ・アピール掲載
ボートの船体デザインの「空きスペース」パートに、ロゴやお名前、アピール文を掲載します。意外と目立つ場所になるかもしれません。
【200,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【300,000円】ゴールデンブザーのマジックショー開催権(30分)
日本人初、英国「Britain’s Got Talent」でゴールデンブザーを獲得した私が、あなたの元へ伺い、世界を沸かせたマジックショーを30分間披露します。(※交通費別途、会場の準備をお願いします)
30分のマジックショーをお届けします
【300,000円】冒険報告会の開催権(1時間)
太平洋横断の生々しい体験談を、写真と動画、そして本人の解説付きでたっぷり1時間語ります。イベントや学校での講演にも最適です。(※交通費別途、会場の準備をお願いします)
人力世界一周について語ります
【3000,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【500,000円】冒険報告会+マジックショー(計90分)
「冒険報告」と「マジックショー」をセットにした豪華プランです。感動のストーリーと驚きのエンターテインメントを一度にお届けします。(※交通費別途、会場の準備をお願いします)
【500,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【1,000,000円】航海中の「衣服」にロゴ掲載
私がボートを漕ぐ際に身につけるジャケットウェアに、大きくロゴやアピールを掲載します。動画や写真への映り込み率は非常に高く、最も露出の多いものの一つです。衣服のロゴも露出の多い箇所です
【1,000,000円】ただただ応援(メッセージでお礼)
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをメールまたはSNSを通じてお送りします。
【1,500,000円】船体メイン部分にロゴ掲載(特大)
ボートの船体側面(1m×60㎝を6箇所、全面)の一等地に、特大サイズでロゴやお名前を掲載します。出航前・到着時のメディア取材や、ドキュメンタリー映像で最も目立つ、メインスポンサー様向けのプランです。
船体のロゴはカメラ露出が非常に高い
■ 最後に
この長き旅路の最後を、共に歩んでいただけませんか。
25年前、たった一人で始めた旅は、いつしか多くの人に支えられる旅になりました。
太平洋の真ん中で、嵐に遭い、孤独に押しつぶされそうになった時。
私が一番力を貰えるのは、このプロジェクトを通じて「岩崎圭一応援団」に集まってくださった皆様からの「想い」です。
「バカなことをやってるな」と笑ってくれるだけで構いません。
どうか、私が日本へ帰り着くその日まで、背中を押してください。
人力で地球を一周して日本に戻ります。
応援よろしくお願いいたします!
岩崎 圭一
Q&A
以下はよく聞かれる質問とその返答です。
Q:なぜ人力なのですか?
A:主に二つの理由があります。
ひとつ目はエベレスト登山の時に明確になりました。通常エベレストを登る人は2850mの空港から登山道に入ります。しかしそうするとエベレスト8848mのうち2900mは飛行機?という風に思います。なので、エベレスト標高8848mを感じるのであればこれはもう海から行くしかない。しかし海まで行って、車でエベレストの裾野まで行ったら、それこそ飛行機で行くのと変わらない。なので海抜0mから人力のみを使いエベレストに登るのが一番エベレストを体感できる方法だと思ったのです。
人が持てる力が人力であり、国とか経済状況とか関係なしに人が持てる力が人力、こう考えるとすべての人に平等にある力。
飛行機はもちろん、経済力に差があると利用できないけれど、人力なら誰もが持っている力です。私は人力にこだわっているのはこれは人類平等な力でだれもが得られるものだからです。最初のころからのテーマ「意志あるところに道はある」がここでも生きています。
もう一つが、世界がよく見えるという理由です先ほどの同じで飛行機に乗ったら日本からヨーロッパにあっという間に行けます。ところが人力で日本からヨーロッパに行こうとするとかなり多くの時間を費やさなければなりません、そして飛行機ではこの移動の間に隣の席の人としか出会えませんが、人力であれば多くの国を通過しなければなりません、その分、色々なことを経験することになります。これも私が人力にこだわっている理由でもあります。
Q:なぜママチャリなのですか?
A:これまでにもよい自転車を買ってくれるという人や、くれるという人がいましたが、それをすべて断りあえてママチャリを使っています。それはなぜかというと、ママチャリというのはいわゆる普通の自転車、世界のどこでも手に入る自転車ということです。特別な自転車でなくても強い意志があればどこまでも行けるというのを証明したいと考えたからです。世界で会う人々に「この自転車で遥々来たのか、自分も行けるかもしれない」と思ってもらえたら本望です。
Q:なぜ無帰国で、こんなに長い旅になったのですか?
A:途中で一旦中断して日本に戻るというのは、私の中では大きな区切りになってしまうと思ったのです。これは完全に個人的なこだわりなのですが、「世界一周」とういう円を描くのであればそれは途切れていない方が美しいからです。こだわりの根源は行きつくところ自己満足ですが、自己満足でそういうことを行うから自分が満足できるのです。
ちなみに25年という月日を費やしていますが、全く後悔をしておりません。この25年の過程は、どの瞬間も素晴らしいと思っています。
「帰りたくならないのですか?」とも聞かれますが、現代では地球上のどこでも帰ろうと思ったら、簡単に帰れるのです、それをあえて行わないのは先のこだわりがあるからです。地球という小さい星の上から出ていないので、そんなに遠くに感じていません。
Q:なぜお金を持たずに出たのですか?
A:出発当初から全く変わっていないこの世界一周に対する思い「意志あるところに道はある」です。これを証明するためにあえてお金は持ちませんでした。お金があれば今の社会、可能になることが多いので、私はお金の代わりに「意志」を持っていくことにしました。
これが出発時の所持金が160円でカードの類は一切なしという理由です。やはりカードの類を持っているといざという時の助けになります。そのために一切そういったものは持たずに出発しました。正真正銘の160円のみ。
Q:なぜ太平洋を人力横断なのですか?
A:「意志あるところに道はある」この証明を日本人だけを対象に行っているわけでなく、人類にわかりやすく証明したいと思っています、ですからなるべくシンプルにわかりやすく行動しています。
この世界一周という行為はわかりやすいと思っています。ですから単に日本人初だから太平洋横断を人力で行いたいわけではありません。今までしてきたことの延長であり、これにより一周の物語が完結するのです、ですのでこのチャレンジを行いたいわけです。ちなみにヨットは風の力なので人力ではないので手漕ぎボートがよいと思いました。
Q:どこでマジックを学んだのですか?きっかけは?
A:中学校の時に先生が授業中に時々していて面白そうだと思ったから始めたのです。1980年代にはインターネットはなく、マジックとういうとテレビで時々放送される番組だけでした、そういった番組を当時はVHSビデオに録画して、繰り返し見て、どうやっているのかを学びました。
Q:食料はどういうものを食べるのですか?
A:大西洋では日本のアルファ米と中心とした炭水化物を主に水でもどして食料としていました。しかし海上に106日間いたのですが、炭水化物だけだと手漕ぎの場合はカロリー不足になり、到着時はかなり体力を落としていました。この経験を生かして今回は冒険用のかなりカロリーの高い食べ物を準備する予定です。
例えばアメリカで販売されている、冒険用高カロリー食であれば一食1000カロリーでおよそ13~15ドル、内容により価格が上下しますし、円安が影響しますので日本円でおよそ2300円前後。これを1日3回摂ると1日およそ6500円の食費となります。これをひと月分が20万円、3カ月の航海となると60万円を超える金額となります。今回は余分に準備することを考えて食費150万円とさせていただきました。
支援の5000円協力していただけると、およそ2食分の食事になります。
Q:釣りはしますか?
A:大西洋では釣りをしている暇はないかと思ったのですが、船を漕いでいると船の底に貝や藻が付き、それを魚が食べに来ることがあります。最初はそれほどでもなかったのですが、小さい魚を食べに大きな魚も来て、糸と、釣り針しかもっていなかったのですが、釣り針に適当なパンなどをつけて海に投げ込むとあっという間に魚がつれました。今回はキチンとした釣竿を持っていきたいと思います。
Q:日焼け対策しますか?
A:海上には日を遮るものが何もなく、空気が綺麗なのでので日差しが強い、日焼け止めは毎日塗ります。
Q:水はどうしているのですか?
A:飲料水は海水からフィルターを通し塩分を抜くことにより飲める水に変換します。ただ、フィルターを通過させる際に圧力をかけるのでモーターポンプが必要になります。このモーターは太陽光で発電された電気を使い駆動させます。曇りの日が続くと大変ですが、太陽が出ているばバッテリーが充電されるので飲み水に困ることはありません。また万が一の時のために手動式の海水ろ過装置も用意しておきます。
Q:サプリメントはありますか?
A:海水をフィルターを通して塩分を抜いた水には、陸上の水と違ってミネラルが含まれていません。そこで海上では接種できない、ミネラル、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素などを接種するようにします。
また果物から接種できるビタミンなども意識してサプリメントから摂るようにします。
Q:足は使うことがないのですか?
船を漕ぐのに両腕はもちろんですが、足と上半身も使います。スライド式の座席で足から、上半身、そして最後に腕を引くという漕ぎ方をしますので足も使います。ただ、歩く筋肉と違う部位を使いますので、陸に上がった時にはかなり歩くのが大変でした。
Q:ストレス発散は?
A:海と空と、太陽と自分だけの世界なのでストレスはあまり感じません、ただ思い通りの方向に進まない時などはストレスを感じることがあります。常に船を漕いでいることが多いのでそれがストレス発散になっているかもしれません。
Q:日本食は恋しくなりませんか?
A:今日、陸上であれば多くの国で日本の食事を食べることができますが、船の上ではインスタントラーメンくらいです。しかし生死をかけている行程なので、食事に対して好みよりもカロリー摂取が大事と考えています。
Q:おやつはありますか?
A:自転車で移動中もあまり、スナック類、菓子を食べない方なので、船を漕いでいる時もそれほどそういったものを食べたいと思いません。時々、ナッツ類の混ざったもの、干しブドウなどを食べます。
Q:安全は確保されていますか?
A:予想できうる危険に対して、十分な準備をして出航します。大西洋の時と同様に毎4時間にGPS情報を発信する予定です。またGPSの予備を2つ持っています。また万が一の時のSOS信号を発することができる機器も3つ所持しています。横断中は完全にひとりですが、万が一の時はSOS信号を発信した時、最も近郊を航海している船が救助してくれる可能性があります。
Q:ゴッドタレントへの出演のきっかけは?
A:イタリアで路上パフォーマンスをしている時にゴット・タレントのスタッフが通りかかり「テレビに出てみないか?」といわれました。冗談かと思っていたら本当にスタッフから後日メールが来て、本当に出演することになりました。
Q:海上で、嵐のときはどう過ごしますか?
A:海が荒れた時は船底で横たわり、3点式シートベルトで床に体を固定して嵐が収まるのを待ちます。夜だと真っ暗闇中、四方八方から波が打ち付けてくるので怖いです。これで海が荒れるのが収まるまでひたすら待ちます。数日間続くこともあります。
Q:世界一周に25年もかかってない人もいますので、なぜ岩崎さんは25年かかったのか?
A:一言で言えば寄り道が多かったからです。海抜ゼロメートルからのエベレスト登山や、ガンジス河を下ったりと寄り道が多い。また大道芸をすることも大好きで、芸がウケる町には滞在が長くなったりしましたので、大西洋横断も構想から実行まで10年以上の月日が必要でした。
Q:今まで登頂した山は?
A:群馬県の赤城山とエベレストとモンブラン、それから2025年にボリビアのワイナポトシにも登頂しました。
最新の活動報告
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クラウドファンディングが開始しました!
2026/02/21 00:462026年2月20日20時より【太平洋手漕ぎ横断】が開始しました。早速多くの方から支援をしていただき感謝しております。2月20日現在、本人は自転車でメキシコを北に向かい走行しています。アメリカ国境まで2400㎞ほどです。少しずつですが、進んで行きます! もっと見る




25年前から岩崎さんの旅を応援してます。 太平洋を手漕ぎボートで渡るために、万全の、いや億全の対策をとってください。 日本への無事の帰還を見届けたいと思います!
「Where there's a will, there's a way」Keep believing in your self, Keiichi san...The Universe is always on your side...