空き家問題を話せる社会へ。協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ

空き家問題を“話せること”から変えたい。まちと家族の未来をつなぐ協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ。

現在の支援総額

154,500

15%

目標金額は1,000,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

21

空き家問題を話せる社会へ。協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ

現在の支援総額

154,500

15%達成

あと 21

目標金額1,000,000

支援者数11

空き家問題を“話せること”から変えたい。まちと家族の未来をつなぐ協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ。

1. はじめに

「うちの実家、この先どうなるんだろう」

そう思ったことがあっても、家族でその話をするのは、意外と難しいものです。


空き家問題は、全国のどこか特別な地域だけの問題ではありません。

総務省の令和5年住宅・土地統計調査では、全国の空き家数は900万戸、空き家率は13.8%と過去最高になりました。


私たち、特定非営利活動法人イエカラは、こうした空き家問題に向き合う中で、

「制度の前に、まず話せないこと自体が大きな壁になっている」

ということに気づきました。


そこで生まれたのが、空き家問題を「怖い話」ではなく、家族や地域で対話を始めるきっかけに変える協力型ボードゲーム

HAUS KETTE(ハウスケッテ) です。


このクラウドファンディングは、ゲームをつくって終わるためのものではありません。

空き家問題を、もっと多くの人が自分ごととして考え、話し合い、行動につなげられる社会にしていくための挑戦です。



2. なぜ今、空き家問題なのか

空き家問題は、建物が古くなったから起きるだけではありません。

その前に、家のことを話す機会がない、相続や管理が難しそう、親に切り出しにくい、まだ先のことだと思ってしまう――そうした小さな先送りが積み重なって起こります。


いま日本では、空き家の増加が全国的な課題になっています。

放置された空き家は、景観、防災、防犯、近隣トラブルだけでなく、地域の活力そのものにも影響します。空き家対策は、もはや一部の専門家や行政だけの課題ではなく、私たち一人ひとりに関わるテーマになっています。


けれど、現実には

「大事だとは分かっているけど、何から始めればいいのか分からない」

という人がとても多いのではないでしょうか。



3. 私たちが見つけた「本当の壁」

私たちは、空き家問題に向き合う中で、ひとつの大きな壁を見つけました。

それは、制度や知識の不足だけではなく、「まだ考えたくない」、「縁起でもないから話しづらい」という心理的なハードルです。


イエカラの公開情報でも、空き家問題の最大の壁は制度ではなく、私たちの「心」にあると整理されています。

「まだ考えたくない」という心理的アレルギーが、家を負の遺産に変えてしまう――この問題意識が、HAUS KETTEの出発点でした。  


つまり、必要なのは単なる情報提供だけではありません。

自然に話せる場、楽しく考えられる入口、対話のきっかけが必要だったのです。



4. HAUS KETTEとは

HAUS KETTEは、空き家再生からつながる「まちづくりゲーム」です。

参加者が協力しながら、空き家問題の構造や関係者の役割を体験し、

「自分にもできることがあるかもしれない」

という気づきを得られるように設計しています。


このゲームには、いわゆる「正解」がありません。

だからこそ、家族、学生、地域住民、自治体関係者、教育現場など、さまざまな立場の人が一緒に考えることができます。


HAUS KETTEが目指しているのは、知識を一方的に教えることではなく、

空き家問題をきっかけに、人と人、人と地域、人と未来がつながっていくことです。


5. このゲームで起きた変化

HAUS KETTEは、アイデアだけのプロジェクトではありません。

実際の調査と実証を重ねながら、少しずつ形になってきました。


公開情報によると、2024年の高校での実証授業では、体験した生徒の40%以上が、その日のうちに家庭で「実家の未来」を語り始めたという変化が確認されています。


これはとても大きな意味を持っています。

なぜなら、空き家問題の本当の最初の一歩は、売ることでも、貸すことでも、制度を調べることでもなく、

まず話し始めることだからです。


このゲームには、誰かを責める力ではなく、

話しづらいことを話せるようにする力があります。

その小さな変化が、将来の大きな空き家化を防ぐ行動につながると、私たちは信じています。



6. 国土交通省空き家対策モデル事業を通して積み上げてきたこと

HAUS KETTEは、突然生まれたものではありません。

私たちは、国土交通省の空き家対策モデル事業の流れの中で、調査、実証、改善を積み上げてきました。


国土交通省の空き家対策モデル事業は、民間事業者やNPO、地方公共団体などによる、普及啓発、調査検討、体制整備、事業スキーム構築など、先進的な空き家対策の取組を支援するものです。


また、イエカラでは、

    •    2023年:山梨全域の調査

    •    2024年:高校での実証授業

    •    2025年:制作委員会発足

    •    2年間で1,184名に及ぶ調査データをもとに製品版を完成

という形で歩んできました。


この積み上げがあるからこそ、私たちは今、

「まずは試してみたいゲーム」ではなく、

実際に社会の中で使われ、広がっていくべきツールとしてHAUS KETTEを届けたいと考えています。



7. なぜ今、クラウドファンディングなのか

ここまで、たくさんの方に支えられながら、調査や実証を重ね、製品版にたどり着くことができました。

そして今、次のステージとして必要なのが、このゲームを本当に社会へ届けることです。


私たちが目指しているのは、単にゲームを販売することではありません。

    •    家族で実家の未来を話し始めるきっかけを増やすこと

    •    学校や地域で、空き家問題を学び合う場をつくること

    •    自治体や支援団体が、啓発や対話のツールとして活用できるようにすること

    •    空き家問題を「難しい・重い」から「考えられる・話せる」へ変えていくこと


そのためには、製作だけでなく、体験会、広報、導入支援、普及活動まで含めた動きが必要です。

そこで今回、クラウドファンディングという形で、皆さまと一緒にこの挑戦を前に進めたいと考えました。



8. ご支援の使い道

ご支援いただいた資金は、主に以下の用途に活用させていただきます。

    •    HAUS KETTEの初期製作費

    •    梱包・発送費

    •    体験会、普及イベント等の開催費

    •    導入先向けの説明資料や運営補助資料の制作費

    •    広報、発信に関わる費用

    •    クラウドファンディング手数料


目標金額を超えた場合は、学校・自治体・地域団体などでの体験機会を増やすための活動費、導入支援資料の充実、さらなる普及活動に充当させていただきます。



9. リターンについて

このプロジェクトでは、

「応援したい」

「まず遊んでみたい」

「学校や地域で活用したい」

という、それぞれの関わり方に応じたリターンを用意したいと考えています。


たとえば、

    •    お礼メッセージや活動報告をお届けする応援コース

    •    HAUS KETTEをお届けする先行入手コース

    •    体験会参加やワークショップ実施などの参加型コース

    •    学校、自治体、団体向けの導入・協賛コース


など、支援の仕方によってこのプロジェクトへの関わり方が広がる設計にしたいと考えています。


このゲームは、手に取って終わりではなく、

誰かと一緒に体験することで価値が広がるツールです。

だからこそ、応援の形もひとつではなく、多様であっていいと考えています。


10. 今後の展望

私たちは、このゲームを単発の制作物で終わらせたくありません。

これから先、学校、自治体、地域団体、まちづくりの現場など、さまざまな場所で活用されることで、

空き家問題について話し始める人を全国に増やしていきたいと考えています。


HAUS KETTEを通じて生まれるのは、知識だけではありません。

家庭での会話、地域での対話、次の行動へのきっかけです。


その積み重ねが、

「気づいたときには手遅れだった」

を減らし、

「もっと早く話しておけばよかった」

を減らしていくことにつながると信じています。



11. 最後に

空き家問題は、誰か特別な人だけの課題ではありません。

いずれ多くの人に関わるかもしれない、とても身近なテーマです。


でも、その話はどうしても重たくなりがちで、後回しにされがちです。

だからこそ私たちは、

「楽しく、でも本質的に考えられる入り口」をつくりたいと思いました。


HAUS KETTEは、空き家問題の答えを押しつけるゲームではありません。

対話を生み、小さな気づきを生み、行動の最初の一歩を生み出すためのゲームです。


この挑戦を、ぜひ一緒に広げていただけたら嬉しいです。

ご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。



12. 団体概要について

HAUS KETTE制作委員会

企画:特定非営利活動法人イエカラ

ゲームデザイン:安藤哲也(コミニュティデザインラボmachi-ku)

アートワーク:有限会社ビジュアルエコー・ジャパン

テキスト監修:梅鉢不動産株式会社

印刷:ツルミ印刷株式会社、株式会社萬印堂


所在地:山梨県甲府市青葉町2番14号

代表者:新井 円(あらい まどか)

事業内容:空き家活用コンサルティング、コミュニティ開発、教育ツール制作等

URL:https://iekaras.org/

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 100人の本屋さんで、完成版を体験してもらいました5月2日、世田谷・松陰神社前近くの 「100人の本屋さん」にて、空き家問題を考えるボードゲーム 『HAUS KETTE』*の体験会を開催しました。今回参加してくださった方の中には、以前からテストプレイに関わってくださっていた方もいました。開発途中から見守ってくださった方に、完成版を遊んでもらえるのは、制作側としてもとても嬉しいことです。しっかり議論した結果、クリアまで約3時間『HAUS KETTE』は、チームで協力しながら、人材・スキル・お金・コミュニケーションを使って、増えていく空き家に対処していくゲームです。今回のチームは、じっくり議論したいタイプのメンバーが集まったこともあり、クリアまでなんと 3時間近くかかりました。長い。でも、それだけ真剣に考えてくれたということでもあります。途中でゲームオーバーになる可能性もある中で、最後までたどり着いてクリアできたときの充実感はかなり大きかったようです。参加者の方からは、こんな感想をいただきました。「空き家問題の難しさをリアルに体感しつつ、「こんな資源やアイデアがあるんだ!」という発見もあって、すごくいい時間を過ごせました。」「次はハードモードでのクリアを目指したいです。」ハードモード、ぜひ挑戦してほしいです。笑空き家の話を、身近な人とするきっかけに『HAUS KETTE』で扱う空き家問題は、単に「古い家を直す」だけではありません。人手、お金、専門家、地域との関係、そして作戦会議。いろいろな要素が絡み合います。だからこそ、ゲームを通じて「空き家問題って難しい」だけでなく、「でも、使える資源やアイデアもある」と感じてもらえたなら嬉しいです。現在、『HAUS KETTE』はクラウドファンディングを実施中です。家族や友人、職場の人、地域の仲間と一緒に、ぜひ空き家とまちの未来を疑似体験してみてください。ルール動画・デジタルルールブックも公開しています『HAUS KETTE』に興味を持ってくださった方向けに、ルール動画やデジタルルールブックも公開しています。「どんなゲームなのか、もう少し詳しく知りたい」「遊び方を事前に確認しておきたい」「支援前にルールや雰囲気を見てみたい」という方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。イエカラ HAUS KETTE プロジェクトページクラウドファンディングを通じてお届けするゲームを、ご自宅や職場、地域の仲間と一緒に遊んでいただき、空き家やまちの未来について話すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。 もっと見る
  • 1. まさかの「やっぱり取材したいです」から始まりました空き家再生からつながるまちづくりボードゲーム 『HAUS KETTE』 について、地元テレビ局 テレビ山梨(UTY) さんに取材していただきました。放送されたのは、夕方のニュース番組。取材のオファーをいただいたのは、なんと取材予定日の2日前。かなり急なお話だったので、最初は日程調整がうまくいかず、一度は見送りになりそうでした。ところがその後、「それでも取材したいです!」と再度ご連絡をいただき、急きょ実現することに。ありがたい。でも、ありがたいと同時に、こちらには大きな問題がありました。場所は、イエカラ事務所。そして普段の事務所には、出来立てほやほやの 『HAUS KETTE』 が入った段ボールが、どっさり置いてあります。「これじゃ記者さんが身動き取れないかも」「映えるとか映えないとか、そういうレベルじゃないね〜」ということで、夜な夜な段ボールを移動しました。取材が始まる前から、すでにちょっとしたイベントです。2. 記者さん、ルール動画で予習してきてくれました今回は、調整の結果、かなり短い時間での取材になりました。それでも、記者さんは事前にルール解説動画を見て、『HAUS KETTE』について予習してきてくださいました。短い時間の中でも、ゲームの内容や背景をちゃんと理解しようとしてくださっていて、とてもありがたかったです。取材に来てくださったのは、若い女性の記者さん。後から、同世代くらいのレポーターさんも合流。まずはレポート部分を先に収録したいとのことで、お二人で現場打ち合わせ。「空き家が先か」「まちづくりが先か」みたいなところを行ったり来たりしながら、どう伝えるかを一生懸命考えてくれていました。その感じがとてもフレッシュで、こちらはしばし応援モードに。笑しかも、細い腕で重たいカメラを頭の高さまで持ち上げて撮影していて、見ているこちらが思わず「大変そう……!」となりました。きっと疲れたと思います。本当にありがとうございました。3. 推しポイントは、やっぱり「リアルな空き家カード」取材の中では、「このゲームの推しポイントはどこですか?」という質問もありました。そこで話したのが、空き家カードのことです。『HAUS KETTE』には、いろいろな空き家が出てきます。それぞれのカードには、「どんな空き家なのか」というエピソードが書かれています。実はこれ、イエカラのメンバーがそれぞれの活動の中で出会ってきた空き家のエピソードがもとになっています。そうなんです。このゲーム、思っている以上にリアルが詰まっています。ただ、そのリアルさが制作中はなかなか大変でして。空き家のエピソードって、イラストにしやすいものばかりではないんですよね。「これは絵にしやすい!」というものもあれば、「いや、これをどうやってカードの絵にするんだ……?」というものもあります。そのたびに、アートワークを担当してくださった VISUAL AND ECHO JAPAN のデザイナーさんを、だいぶ困らせていたと思います。本当にすみません。そして、本当にありがとうございます。重くなりすぎず、でもちゃんとリアルさは残しつつ、ゲームとして手に取りたくなるデザインに仕上げていただきました。『HAUS KETTE』を遊ぶときは、ぜひカードの効果だけでなく、空き家カードのエピソードやイラストにも注目してみてください。アートワークを担当してくださった VISUAL AND ECHO JAPAN さんのHPはこちらです。VISUAL AND ECHO JAPAN4. カメラの前で話すのは、やっぱり難しい今回の取材対応は、副代表理事の新堀が担当しました。普段から人前で話すことに慣れていないタイプの新堀。なので、事前に聞かれそうなことをリストアップして、台本も用意して取材に臨みました。それでも、いざカメラの前で質問されると、なかなか思った通りには言葉が出てきません。たとえば、「このゲームを体験した人に、どんなふうになってほしいですか?」というような問いに対して、出てきた答えは、「誰でもいい」でした。いや、たぶん、言いたかったことはそういうことではない。笑本当はきっと、空き家を持っている人だけではなく、空き家を直接所有していない人にとっても、空き家問題は意外と身近なところにあります。家族、実家、近所、地域、まちの未来。どんな立場の人でも、ゲームを通して得た気づきを、自分の暮らしや地域の中で少しでも実践につなげてもらえたら嬉しい。そういうことを伝えたかったのだと思います。でも、いざ聞かれると「誰でもいい」になる。テレビ取材、難しいです。とはいえ、うまく言えなかったことも含めて、とても貴重な経験になりました。『HAUS KETTE』は、空き家問題を専門家だけのものにせず、家族や地域の人たちと一緒に話せるテーマにしていくためのゲームです。今回の放送を通じて、普段なかなか届かない方にも、このゲームの存在や、空き家問題について考えるきっかけが届いていたら嬉しいです。この放送は、Uワク♡UTYのHPから視聴することができます。Uワク♡UTY「ゲームが動いてもらうきっかけになれば」空き家問題を考えるボードゲーム“ハウスケッテ” NPO法人が開発 山梨ルール動画・デジタルルールブックも公開しています『HAUS KETTE』に興味を持ってくださった方向けに、ルール動画やデジタルルールブックも公開しています。「どんなゲームなのか、もう少し詳しく知りたい」「遊び方を事前に確認しておきたい」「支援前にルールや雰囲気を見てみたい」という方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。イエカラ HAUS KETTE プロジェクトページクラウドファンディングを通じてお届けするゲームを、ご自宅や職場、地域の仲間と一緒に遊んでいただき、空き家やまちの未来について話すきっかけにしてもらえたら嬉しいです もっと見る
  • 1. 甲府で『HAUS KETTE』体験会を開催しました4月23日、山梨県立図書館の交流ルームにて、空き家再生からつながるまちづくりボードゲーム 『HAUS KETTE』 の体験会を開催しました。当日は10名の方にご参加いただき、4人ずつの2卓に分かれてゲームをプレイしました。世田谷体験会では3人プレイの難易度が少し高そうだという手応えがあったため、今回は4人プレイを基本に進行。溢れてしまった運営の知人2名には、記録や取材対応を手伝っていただきました。ありがたい限りです。参加してくださったのは、甲府市役所の空き家対策課の方、建築士、防災士、ファシリテーター、大学の先生、ボランティアセンターの方、学生団体の方、大学生、実家が空き家になりそうな方、アナログゲームが好きな方など、本当に多様な皆さんでした。さらに、森林保全をテーマにしたカードゲーム「モリトミライ」のファシリテーターの方も参加してくださり、ゲームを通じて地域課題を考える場として、とても濃い時間になりました。2. 2卓ともクリア! 最終ターンの奇跡に会場が沸きました今回の甲府体験会では、なんと 2卓ともクリア という結果になりました。特に印象的だったのは、男性3名・女性1名のテーブル。ラウンド5の最終ターン、もう無理かもしれないというギリギリの状況から、まさかまさかの奇跡の逆転クリア!テーブルを囲んで見守っていた人たちも、思わず拍手が湧き上がるような展開でした。協力ゲームならではの「みんなで考えて、最後に届いた」という達成感が、会場全体に広がった瞬間でした。参加した大学生からは、こんな感想もいただきました。「正直やばいな、成功できないかなと思ったが、なんとか4人で力を合わせて、成功まで持っていくことができました。このゲームを通じて、空き家やまちづくりに関する理解を深めることができた」また、今回は思いがけない出来事もありました。少し前にローカル新聞に掲載された、ゲーム完成と体験会開催のお知らせを見て、地元テレビ局の方がアポなしで取材に来てくださったのです。ゲームの物撮りやプレイ風景の撮影が行われ、こちらとしても普段なかなか見ることのない取材現場に興味津々。思わず、取材班をこちらが密着取材してしまうような時間にもなりました。笑その後、体験会の様子は 日テレNEWS NNN でも紹介していただきました。ゲームの雰囲気や、当日の会場の様子も伝わる内容になっていますので、ぜひこちらもご覧ください。日テレNEWS NNN 掲載記事はこちら両テーブルとも、日頃から人前で話すことに慣れている社交的な方がいたこともあり、比較的早い段階から初対面同士の会話が弾んでいました。若い世代を引っ張ろうとする年配の方。ルールに慣れない年配の方に、フランクに話しかけながらサポートする大学生。世代や立場を超えて、自然に助け合いながら進んでいく雰囲気がとても和やかでした。一方で、会話が盛り上がるほど長考の時間も増えました。18時30分に開始し、終了したのは閉館ギリギリの20時45分。じっくり考える時間はこのゲームの大切な魅力ですが、体験会としては、テーブルファシリテーターがうまく時間を調整できるような進行設計も必要だと感じました。ここは、今後さらに改善していきたいポイントです。3. 甲府だからこそ生まれた没入感『HAUS KETTE』の舞台は架空のまちKOFUですが、カードの中には、甲府や山梨で暮らす方にとって親近感のある要素も多く含まれています。詳細はネタバレになってしまうのでここでは書けませんが、甲府らしさを感じるカードが出てくるたびに、「そうそう、これね〜」といった声が上がり、参加者の皆さんがぐっとゲームの世界に入り込んでいく様子が印象的でした。やはり、地域課題を扱うゲームは、遊ぶ場所や参加者の暮らしと重なる瞬間に、一気に没入感が高まるのだと思います。一方で、「海に近い地域で遊ぶなら、海寄りのカードもほしい」というリクエストもいただきました。これは、いずれぜひ取り組みたい点です。初版の『HAUS KETTE』は、特に山のあるエリアや、地方都市・中山間地域に近い感覚を持つ方には、とてもおすすめできる内容になっていると感じています。山のある暮らしや、地方のまちで起こりうる空き家の課題を、ゲームを通じて疑似体験していただけるかもしれません。甲府体験会では、ゲームとしての面白さだけでなく、地域の文脈と重なったときに生まれる対話の可能性を強く感じました。ご参加くださった皆さま、山梨県立図書館での開催に関わってくださった皆さま、そして記録や取材対応を手伝ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。この体験を、さらに多くの地域へ届けていけるよう、引き続き取り組んでいきます。ルール動画・デジタルルールブックも公開しています『HAUS KETTE』に興味を持ってくださった方向けに、ルール動画やデジタルルールブックも公開しています。「どんなゲームなのか、もう少し詳しく知りたい」「遊び方を事前に確認しておきたい」「支援前にルールや雰囲気を見てみたい」という方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。イエカラ HAUS KETTE プロジェクトページクラウドファンディングを通じてお届けするゲームを、ご自宅や職場、地域の仲間と一緒に遊んでいただき、空き家やまちの未来について話すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。 もっと見る

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